ノーベル化学賞 吉野彰さんから学ぶ「教室業の剛と柔のバランス感覚」

経営マインド

こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

「ノーベル化学賞 吉野彰さんから学ぶ「教室業の剛と柔のバランス感覚」」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

 

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ノーベル化学賞 吉野彰さんから学ぶ「教室業の剛と柔のバランス感覚」

本日のテーマは、

「ノーベル化学賞 吉野彰さんから学ぶ「教室業の剛と柔のバランス感覚」」

ということで、お話をしてみたいと思います。

先日、ノーベル化学賞という事で、現代テクノロジー社会の神とも呼ばれている、吉野彰さんの記者会見を拝見していました。

みなさんもご存じかとは思いますが、吉野さんは、リチウムイオン電池を開発された方ですが、

これまでに、とてもたくさんのご苦労されてこられた方だということです。

 

20年ほど前から、毎年エントリーをしてきたのに受賞されない、という事が続き、

精神的にくじけそうになりながらも、開発を進めてこられたというお話でしたが、

リチウムイオン電池が開発された事で、現代テクノロジーは、本当に大きく進んだと感じます。

 

吉野さんのお話の中に、開発事業費に関して「真綿で首を絞められるような感覚だった」といったお話もありましたが、

そんな事を感じさせない、常にニコニコとされた、柔らかな印象を受ける方で、とても素晴らしいお人柄だと感じました。

 

そんな吉野さんがおっしゃっていたコメントの中に「柔と剛のバランス」というお話がありましたが、

このお話の内容が、私としてはとても印象的でした。

 

私自身も、中庸というバランス感覚を大事にしていたので、共感できるところが多かったのです。

たとえば、右脳や左脳といったバランス感覚ですね。

デザイン脳と経営脳、男性脳と女性脳など、普段から中庸を大切に考えています。

柔と剛のバランスも、まさにその事になるかと思います。

 

しつこく続けなければ、成功は手にできない

吉野さんは、71歳というご年齢でありながら、すごくユーモアもあって、

私としては少し意外な印象を受けました。

 

なぜなら、教授といった堅い職業の方は、

しかめっ面で、いかにも「研究者です」といった方ばかりというイメージがあったからです。

ですが吉野さんの場合は、お弟子さんからも慕われており、社内にはファンクラブもあるそうで、愛されているんだなと感じました。

一緒にみんなで食事もしてといったエピソードを、ニコニコしながらお話をされていて、素晴らしいなと思って聞いていたのですね。

 

そんな吉野さんのお話の中に、

研究者というのは、頭が柔らかくなくてはいけない。

でも柔らかいだけではダメで、それとは反対の「しつこく続ける」という事も、やらなくてはいけない。

といった旨の内容がありました。

 

つまり、堅いだけだと、くじけてしまうのですね。

ですので、何とかなるよねという、柔らかさが必要だという事です。

これが、とても良いなと感じました。

 

教室業についても、従来型の考えや、業界特有の考え方があったりします。

 

しかし私は、そもそも他のビジネスから教室業に入ってきている、というのもありますし、

ネットビジネスでの成功者もたくさん知っていましたので、

そこからヒントを得られないかと、教室業のことを考えて実践してきました。

 

つまり、常識にとらわれない変わったことを、常に、柔らかい頭で取り入れようとしているという事です。

そういった面では、私も吉野さんがおっしゃる研究者の姿に近いのかもしれません。

 

硬さも大切ですが、その一方で、頭が柔らかくなくてはいけないという事ですね。

それは、「何となかるよね」という柔らかさです。

そういった感覚も持ちつつ、いつもデータを見ながら、かたい部分も考えていかなくてはいけないのです。

ただ頭が硬いだけの研究者気質だけでは、壁にぶつかった時に、心が折れてしまう事もあるからです。

柔らかいだけだと、そのまま崩れてしまう

教室業やビジネスにも、「なんとなるよね」という柔らかさが必要ですが、

それと同時に、しつこく最後まであきらめない事も大切です。

 

これは私自身も意識してやっていることなのですが、

まずはある程度、短期間で判断をしたい際には、集中してデータを見て決めたりもします。

そんな中で、”これは長く考えなくてはいけない”、という内容のものは、1年や3年といった期間で考えます。

 

たとえばブログは、10年くらいずっと書いていますし、動画もずっとやっています。

SNSは、時代の流れに合わせて、ちょっとずつ取り入れながら続けているイメージです。

ここまでこうしようと決めたことは、ずっと諦めないでやり続けていますし、

「しつこく続ける」という、吉野さんのおしゃる「剛」の感覚は、凄く分かるのですね。

 

たとえば、自分の夢については、思ったものはほぼ叶っているのですが、

母をフランスに連れていくという夢が、25年越しで叶ったりもしています。

もちろん途中、お互い忙しいという事で忘れていた時期はありましたが、連れていきたいなとは思っていました。

そんな折、母とのお互いのタイミングがあって、とんとん拍子で話が進んで夢が叶ったのですが、

私自身も、親孝行ができて良かったなと感じています。

 

これがもし会社員だった場合、フランス旅行となると、有給で8日間といった感じになると思うのですが、

有給と言っても、ちょっとした後ろめたさがあったりしますよね。

 

私の場合は、すでに自営ではありましたが、その時はパン教室ではありませんでしたので、

ネットの環境さえあれば、現地でも仕事はできました。

 

それと同時に、行く前に仕事を固めてやっていたので、

稼ぎが落ちることなくフランスに行けたのも、良い事だったなと思っています。

 

私は、夢は諦めなければ必ず叶うと思っていて、

その時間が長いか短いかは、その人がどれくらい動けるのかにもよりますが、

まず夢を叶えるためには、吉野さんがおっしゃっていた、柔と剛が大事だと思うのです。

 

やるべき事をやり切ってから、「何となるよね」

ただ硬いだけだと、ダメだった時に心がくじけてしまう方もおられます。

 

私は常に、「どうにかできる、どうにかなる」と思って動いているので、大体どうにかなっている、というのがありますが、

それは、何も起こらなかったという事ではなく、時にクレームのようなものを受けることだって、あるかと思います。

 

こういったクレームについては、クライアントさんからもご相談をいただくことがありますが、

自分ではクレームと思っていても、相手はさっぱりそんな風に思っていないことも多いです。

相手は自分とは違います。

 

ですが、そういったちょっと自分とは合わない人から、色々なことを言われて、

それで1週間くらい動きが止まってしまう方もおられるのです。

 

これはそもそもナンセンスなのですね。

なぜなら、その人は自分ではないからです。

同じ人間ではないから、感性と感覚が違うのですね。

ですので、「違う」ということを出発点にすれば、「その人はそういう人なのよね」ということで、

付き合わないようにするのか、縁を切るかなど、いくつか対応策がありますが、

逆に、とことん付き合うと決めたのなら、その人の懐に飛び込むのもあります。(苦笑)

 

私は、どちらかという流すタイプの人なのですね。

人は人、自分の思うように動いてもらうことはできない別人格と理解できれば

言葉をサラッと受け止めて流すことも出来る用になります。

私は本当に付き合いたい人とだけ付き合うタイプなので、そうしています。

こういった部分について、傷ついてしまう人は

自分が硬い状態で当たってしまうから、人から何か言われたりした時に、くじけたりしてしまうのですね。

 

あなたが何か動いたとしたときに、気に入らない人はあなたのやることなすこと気に入らないモノなのです。

ですので、それをあなたが聞いた時に心がダメになってしまうなら、受け流したりする方が良いのですね。

私のクライアントさんを見ていても、硬い人はくじけちゃう傾向にあります。

 

でも、だからと言って、「なんとかなる」と柔らかいだけ方は、何とかなるということで本当に動かない人もいたりします。

これは当然のことですが、ボーっとしているだけでは、どうにもならないですよ(苦笑)

 

「何とかなると思ってるんで~」ということで何もしない人もいるのですが、(苦笑)

何とかならないです。

 

やる事をやり切った上で、後は何とかなる、というバランス感覚が大切なのです。

 

ちなみにですが、デザイン脳と経営脳の両方を持っている方が良いですよ、

というお話も、この感覚と同じです。

デザイン脳は、ビジュアルや写真、見た時の印象といった感覚です。

それらの感覚を持っていると同時に、

もう一方で、数字やデータを追いながらビジネスを進める、PDCAサイクルといった経営脳の感覚ですね。

 

行った対策の内容を精査しながら確認して、先に進むというのは、

これができていないとビジネスが進まない、というくらい大切な感覚です。

こういった経営脳ができていない人方が多かったりもします。

 

逆に、経営脳がガチガチの人はデザインができません。

これはこれで、成功するビジネスを作っていく事ができないのです。

ノーベル化学賞 吉野彰さんから学ぶ「教室業の剛と柔のバランス感覚」 まとめ

吉野さんの記者会見を拝見して感じたのは、今回、お話をさせていただいた、

柔と剛のバランスが、とても整っているところが素晴らしいという点です。

また、ニコニコとされていて、部下の方からも慕われているお人柄にも、とても感銘を受けました。

研究者としての厳しさも持ちつつ、議題の与え方なども、素晴らしいなと感じていました。

 

教室業でも、今回の吉野さんのお話にあった「柔と剛のバランス」は、あった方がいいのです。

その際には、まず自分がどっちよりなのかを考えつつ、足りないところを補い、

日々、前に向かって進んでいくのが良いかなと思います。

 

ぜひご参考にしてみてください。

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