飛常識思考は自分も他人も尊重する~自分の嫌なコトと他人の嫌なコトは違うことを知ろう~

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こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

「飛常識思考は自分も他人も尊重する~自分の嫌なコトと他人の嫌なコトは違うことを知ろう~」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

 

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飛常識思考は自分も他人も尊重する~自分の嫌なコトと他人の嫌なコトは違うことを知ろう~

本日のテーマは、

「飛常識思考は自分も他人も尊重する~自分の嫌なコトと他人の嫌なコトは違うことを知ろう~」

ということで、お話をしてみたいと思います。

 

飛常識思考の「飛」は、飛ぶという漢字を書くのですが、

この言葉には、自分だけではなく、他人も尊重するという意味が含まれています。

 

よく、「自分がされて嫌なことは人にするな」という言葉もありますが、

これは確かに、一般的なマナーというか、根源的な部分では、私たちの社会的な共通認識だと思うのですね。

 

たとえば、社会的に不快に思うこととして、電車の中でいきなり奇声をあげ始めたりとか、

人をののしり始めるというのは、「自分がされて嫌なこと」という、

一般的な共通認識ということで、正しいと思うのですが、

実は、この考え方で、何もかもを全てを考えようとしてしまうと、

時として、間違った方向に考えてしまう事があるのです。

 

特にこの部分に関して、教室事業の中では、具体的にどんな間違いとなって起こるのかについて、

今回のブログでは、お伝えをしていきたいと思います。

 

自分がされて嫌なことと他人がされて嫌なことは…違う

まず、先ほどの例でいうと、

「自分の嫌なことは、人にするな」というのは、ある意味で正解とも言えますし、またある意味では違うとも言えるのです。

もっと根本的な話をすると、そもそも、自分がされてイヤなことと他人がされてイヤなことは、違うことがあるのですね。

つまり、自分がされて嬉しい事と、他人がされて嬉しい事も、違うことがあるのです。

この感覚は、お分かりになるでしょうか?

 

たとえば男女の場合、よく「すれ違い」ということが起こります。

彼女が良かれと思って、なにか彼氏のためにやったことがあったとします。

これは、彼女の価値観という事になりますね。

「これをしたら喜んでくれるだろう」というのは、彼女なりの価値観なのです。

 

ではもし、彼女がしてくれたことに対し、彼がそれを喜ぶという価値観を持っていない場合、

下手をすると、ありがた迷惑になる可能性だってある訳ですよね。

これがすれ違いとなっていく訳です。

私はよく、男性と女性の心理や、男性脳と女性脳の違いといったお話もさせて頂いていますが

こと男性は、仕事において、自分の中に「こう組み立てたい」という流れがあったりするのですね。

その時に彼女としてやって欲しいことは何かというと、「賛同をして欲しい」ということだったりするのです。

 

もちろん、全てがそうだという訳ではありませんが、女性は賛同を求める傾向が多いという事ですね。

その際、たとえば姉さん女房であったり、年上の彼女だったりすると、「それはちょっとどうかな?」などなど、

たとえそれが親切心でのアドバイスだったとしても、男性の場合はカチンときたりもすることがあるのです。

 

つまり、男性が単純に話を聞いて欲しい時は、そういう女性の言葉は必要ないということですね。

逆に男性が自ら「どう思う?」といった、意見を求めて来た場合は、批判的な内容でも感謝されることもあります。

 

当然ではありますが、相手の性格によっては、アドバイスを喜ぶ男性もいます。

大切なことは、自分の考えと、他人の考えは違うということです。

自分が言われて嫌なこと、言われて嬉しい事。

これは、他人と違うのですね。

そのサービスは、本当に人に求められているの?

自分にとって嬉しい事でも、他人にとっては嬉しくない事がある。

そんなお話をさせていただきましたが、

逆に、自分にとって嫌なことが、他人にとって嫌なこととも限らないのですね。

 

つまり、ご自身はフラットでいる方が、人間関係は上手くいきやすいということです。

自分が良かれと思ってやっても、嫌がられることだってあるし、おせっかいになる場合もあるという事です。

 

これは決して、親切だと思うことを他人に対してやるなと言うのではなく、

他人との距離感や関係において、自分の個性はそれで良いのですが、

どういう距離感で付き合うのが良いのかを考えた方がいい、という事なのです。

 

なぜこの話をするかと言うと、(ここからが実は本題なのですが)

私のクライアントは女性が多いのですが、

その人自身の思い込みが、ビジネスにおいても強く出てしまうケースが多いからなのです。

 

たとえば教室事業で、新しい展開をする場合であったり、

あるいはクレームがあったり、気分が落ち込んでいるという時といった、対人関係に絡むときもありますが、

こういった時、思い込みや想定が強すぎると、上手くいかなくなるケースがあるんですね。

私と話している時は、私が客観的な引いた目で質問を繰り返しますので、

事象を上手く調整されていくのですが、

自分だけでやっている場合は、なかなか心の調整ができず、

結果として上手くいかなくなり、中には教室業をやめようかな、とまで考えてしまう人もいたりするのです。

 

その気持ちの根源、発端というのが、大抵「自分がこうだと嬉しいから」というケースが多いのですね。

もちろん、それ自体はよい視点なのです。行動の発端としては良いのですね。

問題は、その裏付けのリサーチをしていない人が多い、という点です。

 

 

人が欲しいと思う商品に仕上げていくのが、ビジネスのセオリー

重要なのは、あなたが良いと思った商品や事業内容について、それを欲しがる人がいますか?

という部分です。

ここを調べた後に、教室の企画などを作れば、失敗が少なくなります。

 

自分の想いだけを外向きに発信すると、先ほどの男女の関係と同じで、押しつけになる場合もあります。

それを本当に好きになる人がいればいいのですが、

ある程度は、人が欲しいと思う商品に仕上げた後に発信する方が、基本、集客もラクになるのですね。

 

私は、クライアントさんからご質問を受けた時に、まずはざっくりと企画の内容を聞くのですが、

「それって、欲しがる人がいるのかな?」という疑問が湧くこともあるのですね。

 

頭の中にデータがあるもので、上手くいくと判断できるものなら、「それは良いね」と言うのですが、

データがなく、本人が「これは行ける」と熱量が高いだけの状況の場合は、少し違ってきます。

 

私は、その企画を初めて聞く一般人としても聴いているので、内容自体は理解できるのですが、

「それって、どういう人たちなら喜ぶと思う?」と質問をして、

「こういう人たちなら喜ぶと思います」といった返答があった時、

ズレているなと感じる事もあるのです。

 

そこを、改めて「それって本当?」と聞くと、

クライアントさんは、

「本当って、どういうこと?」

「これを本当と言うためにはどうすればいいのか?」

といった思考になるのですね。

 

そこにさらに私が、

「あなたが提供しようとしているものと、世の中の人が欲しがっているものに、

ギャップがあるように感じるけど、そこはどう考えているの?」

と聞くと、想定しているお客さんたちが本当に喜ぶという根拠があるかどうか、

クライアントさんはより深い次元で考えられるようになります。

特に、私自身の中にデータがある上で、こういった質問をすると、大抵のクライアントさんは答に詰まります。

そうすると、考え直しという事になるのですね。

 

コンサルタントとして、そのために対話、応酬話法というのがある訳ですが、

OKなものは、すぐにOKが出せます。

ですが、売れない懸念事項があれば、当然それを詰めていくことになります。

 

相手が悪いのではなく、見抜けなかった自分自身について、考える

ビジネスでは、自分の考えで全てを決めない、ということが大切なのですね。

発信は自分の思考で良いのですが、実際にどうなのかという裏付け、リサーチをするのが重要だということです。

エビデンス、証拠を自分で探して、よしと納得すると、

ランディングページと呼ばれる(略称 LP)

内容紹介のページや申し込みページも、深く作り込んでいく事ができるのです。

 

こういった、自分の価値観と、他人の価値観が違うんだという事を分かっていれば、

ビジネス上でも、ズレることが少なくなりますし。

人間関係も、過度に期待しすぎず、フラットに勧めていく事ができるのです。

 

私は、私のクライアントさんの潜在能力や、ここまで伸びるだろうというのを信じているのですが、

たぶん、本人以上に私が信じていると思います。

だから上手くいくのですね。上手くいくと道筋が見えたものは、いつも全面的に信じています。

ですので、私が売れると感じたものは、ほとんど外したことがありません。

 

方向性が間違っていないものは、ほぼ売れますね。

ここ4年くらいやってきて、そういった当たる感覚が分かるので、逆に当たらない感覚も分かるのです。

 

こういった考え方によって、人間関係も上手くいくメカニズムも解明できます。

他人が、そもそも自分と考え方が違うんだと思っている方が、冷静に物事を判断できるようになるからです。

 

何で相手に対してカチンと来るのかというと、

自分の中にある「この人は、こういう人だよね」と思っているのが、そもそも違っているからカチンと来るのです。

自分が思っていたような人ではなかった、というのは、裏切られたのではなく、

信じていた自分が間違っていたという事なので、そこからどう付き合うかを考えればいいんですね。

たとえば私は、この人は常識を持っている人だと思っていたけど、違うんだなという時は、

相手に対して怒るのではなく、残念だったなという事で、スッと離れるようにしています。

なぜなら、自分は変われるのですが、他人は変えられないからです。

 

自分が考えいたような人ではないと見抜けなかった、自分の未熟さや、甘さについて考えるだけですね。

 

ビジネス上、話し合いが必要だったとしたら、話し合いはするのですが、

中には話し合いもしようとしない人もいます。

人と生身でぶつかるのが怖い人もいます。

 

私はそういう時、体当たりで行く人なのですが、男性は、それも避けようとする人が多かったりもします。

ですので、いきなりスッといなくなったりする人もいますが、(苦笑)

逆に中には、そういう話合いによってよりパートナーシップが深まる方もいます。

 

ですので、怒ったり恨んだりする事もないですね。

自分が見誤っただけなのです。

その人が悪いという問題ではなく、付き合わなければ良いだけ、という事ですね。

そうすると、怒りはほとんど起こりません。

 

ただ、その相手が旦那さんだった場合は、離婚といった話になる場合も有り得ます。(苦笑)

 

大切なのは、過度に期待しすぎないということです。

「旦那さんは、あれやこれをやってくれなかった」というのは、過度の期待です。

私の場合、「こういう伝え方をすれば、気持ちよく動いてくれるのかも?」などなど、色々考えますが、

そもそも自分と他人は違う、という考えがベースにありますので、ほとんど怒った事はないですね。

 

そういう付き合い方もあったりするんじゃないかと思います。

飛常識思考は自分も他人も尊重する~自分の嫌なコトと他人の嫌なコトは違うことを知ろう~ まとめ

今回のお話についてまとめますと、まず、自分の考えは他人と違う、ということですね。

そして、他人は変えられないけど、自分は変えられる、ということです。

 

このような思考からスタートすることで、自分も他人も尊重することになりますので、

結果として、仕事でもプライベートでも上手くいくことが多くなるのです。

飛常識というのは、自分も他人も尊重するという事なのですね。

 

自分がされて嬉しいことが、他人と必ずしも同じ価値観ではない、ということを理解し、

そこから思考をスタートさせることで、より良いサービスや商品を作っていくことにもつながるかと思いますので、

ぜひご参考にしてみてください。

今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ

 

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