教室ビジネスの苦しい環境を作っているのは、実は自分の思考だったというお話

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こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

「教室ビジネスの苦しい環境を作っているのは、実は自分の思考だったというお話」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

 

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教室ビジネスの苦しい環境を作っているのは、実は自分の思考だったというお話

本日のテーマは、

「教室ビジネスの苦しい環境を作っているのは、実は自分の思考だったというお話」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

今回は特に、実務の面からと、ご自身の考え方の面の二つから、お話をしていきたいと思います。

 

このお話をしようと考えたきっかけは、

最近、新規開業ということでわたしの所にご相談に来られる方や、

あるいはリニューアルということでご相談をお受けするケースが多いのですが、

その時に、わたしとしては、何を人生の中で優先するのか?という、

優先順位をうかがうことが多いのです。

 

そうしないと、その方にとっての本当の意味での成功をつかむことが出来なくなりますので、

まず、人生の中で何を優先するのか?を聞いて、そこからビジネスを設計していきます。

 

その際に、ご本人が無意識のまま、最初からビジネスが破綻する形で組んでいる…

ということが露呈するケースが多いのです。

 

もちろんわたしの方で、それを修正していくのですが、

自分自身が、最初から破綻している考え方を持ってしまっている、

という意識がない人も多いのですね。

そこを理解しないと、先に進みようがありませんので、

今回は、そういった考え方と、ビジネスのもともとの組み方も含めて、

お話をしてみたいと思います

 

現状が、どうやって作られているのか?という理由を説明できますか?

今、新規開業をお考えの人は、思考の部分として聞いて欲しいのですが、

それにたいして、現状の教室をリニューアルしたいといった方は、

あまり上手くいっていない現状を良くしたいということで、

コンサルタントを付ける訳ですよね?

 

あるいは、自分で独学で勉強をしながら解決しようとするにしても、

今一つの状況を良くしたい、という気持ちがあるのだと思います。

その際に理解をしておきたいのは、

今の残念な状態を作ったのは、

【過去の自分の思考が原因】

ということです。

 

もちろん、コロナの事などの社会的な環境によって上手くいかない事もあるのですが、

そういった不測の事態に備えるということは、

ビジネスではそもそも準備していて当たり前ですし、

準備していなくても、事後対策として最善を作るのは当然のこととも言えます。

 

先を読んで準備をしておけば、全てが上手くいくとは言いませんが、

最低限、ダメージを少なくすることができますね。

 

私の場合、コロナ禍の今季、

これまで事業を10年間やってきた中で、実は、一番数字が伸ばせた一年となりました。

 

それは、ピンチをチャンスに変えたからです。

 

何かが起こった時、時代に合ったビジネスに転換する準備を、

数年前からやってきているのです。

 

これは、私の自慢をしたいのではありません。

 

これはつまり、

 

過去の私の行動が今を作り、

今のわたしの行動が未来の財産を作っている、

 

という事をお伝えしたくてお話しています。

 

 

過去の行動で今を作ってきた大きな要因というのは、

 

具体的には、みなさんもだいぶ慣れてきたZOOMというものがあります。

 

わたしは以前から、将来はもっとオンライン化が進むと思っていました。

 

わたし自身はリアルで人と会うのが好きですし、環境が整えばまた全国に動き始めるのですが、

世の中のインターネットの状況、そして高速回線化といった状況を見ると、

オンライン上で何かを習っていく人がますます増える、という事情が起こってくるわけですね。

 

実際にわたしの検索キーワードの上位は、

「高橋貴子」という名前そのものの、指名検索となっています。

 

つまり、何かの媒体でわたしを知って、

さらに、この人はどういう人柄なんだろうということで、

メインサイトを見に来ていると思うのですが、

私はそれだけ多く媒体を使って、オンライン上で露出している訳です。

 

こういった、全国の方を相手にするというのは、開業当初から決めていたことでもありますし、

環境が整っていく段において、オンライン化が必要になるのは分かっているので、

準備を進め、すでにZOOMに使い慣れている状態で、コロナ禍になったわけですね。

 

もう100回以上もZOOMでセミナーをやっていたこともあって、

基本、何の問題もなくそのままオンラインに変更してビジネスができましたし、

この時に困っている先生が多かったので、ZOOM自体を教えるセミナーも開催しました。

そういった、教室の先生が困るであろう時のために役立つ技能や知識を、

前々から身につけていたのです。

 

それが、コロナをきっかけに表に大きく出てきたという事になります。

 

わたしは、基本的にリスクを分散してビジネスを行う方針でやっています。

通常、3つから5つほどのビジネスを同時進行で進めたりしています。

 

特に、コロナ禍になってからは、

次の時代に備えて7つくらいを同時に進めています。

 

一つ一つのビジネスを安定させているから、新しい取り組みができる、

という仕組みを、自分で作ろうとして作っているのですね。

 

つまり、「なんかうまく行っちゃってるよね」という事ではないのです。

 

うまく行っている状態を自分で説明できない方は、もっとうまくいく再現ができません。

なぜうまくいっているのかという要因をつかむのも、必要なのですね。

 

教室の先生の話を聞いていると、

上手くいっていない理由だけではなく、逆に自分がなぜ上手くいっているのか?

という理由を分かっていない人もいます。

 

そうすると、再現性がないので、自力で集客できないのです。

つまり、時代の後押しを自分のチカラと勘違いして努力を怠っていると、落ちていくという事です。

 

しっかりと自分が主体となってビジネスを回している、

という事を考えないといけません。

 

自分がこう動いたらこうなるだろうと予測して、現実にどうだったかを見て、

修正をしていく必要があるのです。

 

これは感情レベルの話ではありません。

 

データとしてどうだったかを見ると、今の課題やほころびが見えるので、

次はそこを修正して上がるだけです。

 

ビジネスは、その繰り返しなのですね。

 

一発だけを当てるのは疲弊するので、

トライ&エラーを繰り返していく、

という事になります。

 

ですので、まずは現状で上手くいっていないとすると、

それは過去、自分がそれを選択したために作られている環境である、

ということを認識しないといけません。

最初から破綻してしまっているビジネスモデルを、選んでいませんか?

教室の先生が、”コンサルタントに相談しよう”、

と考える大きな理由としては、

 

①集客できていないか、②お金がないか、のどちらかになると思うのですが、

 

お金がないというのは、集客ができていないので、入金がないということで、

この2つは、一緒になっているケースも多いです。

 

そういた状況が辛いという事で、コンサルタントを付けるという事ですね。

 

ご自身の教室について、それが趣味化している人や、

家に対してお金を入れなきゃいけないという、背負うものがない人は、好きにできますが、

ある程度、家計も支えないといけないとなると、話が変わってきます。

 

特に養育費ですね

 

これは、わたしの生徒さんからもお話を聞いていますが、かなりの金額がかかります

当然、そんなことは言われなくても分かっているという話ではあると思いますが、

 

たとえば二人、お子さんがおられるとしたら、

養育費は食べ物だけという訳にはいかないですよね。

 

特に今は、教育などの習い事にお金がかなりますし、

英才教育になると、月に10万円になる場合もあります。

 

そういった子育てという概念で考えると、それらの費用をちゃんと補填していかなくてはなりません。

 

そうすると、お父さんのお給料は、

今の世の中の状況では上がっていかないという現実もあります。

 

そこをお母さんが教室業でお子さんの学費を稼ぐということで、自宅教室を始めても、

それがちゃんと稼げていないと、子どもはどんどん成長していきます。

 

大学まで育てると、家が一軒建つくらいの費用がかかるともいわれますが、

それくらいお金がかかるという事を考えた場合、

お金を稼ぐこと=集客が上手くいくこと、というのは、だいたい、連動してきます。

 

 

そんな集客について、まず集客ができていないという段において、

一番、残念なお話をすると、

 

ご自身が選んでいるビジネスモデルが、

最初から集客できないというビジネスモデルだったりする場合もあるのです。

 

あるいは、最初から儲からない組み立て方をしていたり、

自分がやりたいようにやっている場合も、破綻をしていきますね。

 

それに、みなさん、ほとんど事前にリサーチをしていません。

 

リサーチには大きく2つあって、

 

まずはご自身のスキルの棚卸です。

その次に、同業他社研究ですね。

 

私の場合はパン教室だったのですが、大手と個人の違いもあります。

さらに、同じ個人教室の中での違いを比較しても、高額と低額といった違いや、

どこまでレッスンをしているのかというセグメントが、細かく分かれていたりします。

 

それらを分析した上で、自分はどの立ち位置でやっていこうか?ということがリサーチですね。

 

理想は、人がやっていないけど、生徒さんが求めているもの、

というポジションを取ることです。

これが一番楽なパターンですね。

 

もちろん今は教室の数が増えているので、それを探すのは難しいのですが、

これがとても重要で、その後、事業が上手くいくかの分かれ目になるのです。

 

私はもともと、数字をみる営業部で、しかも営業部長だったこともありますので、

分析してテコ入れをする側の人間でした。。

 

そうすると、結局は、分析した上で勝てるところを探していくという事になってくるのですが、

できるだけ、あまり力をいれないでも勝てることろを探して、

そこを目指して努力をするのが、一番良いのです。

 

これは、何人ものケースを見てきて、そう思います。

 

すぐに集客して、すぐに動きたいという方は、思い付きで動く方も多いです。

 

そうすると、今これが流行っているからと集客して、流行に乗って人が集まって、

でもすぐに飽きられるので、また流行りものに飛びついて、

といった集客を繰り返していくことになります。

 

これは、財産になる集客のやり方をしていないので、

ずっと頑張り続けないといけなくなる訳です。

 

地味に頑張る部分はあるのですが、

目先の部分で手軽に集客しても、それは他の人もできるということですので、

 

内容を見つめなおして、よく準備をしてからリリースする方が、

高い金額が売れる可能性も高いですし、ロングランになる可能性も高いです。

 

 

私のコンサルを受けた方で、こういったリサーチをして、

全体設計のどこに手を入れて、コンセプトをつくり

再構築していくのかということを一緒にやっていくのには

通常6ヶ月ほどがかかります。

 

事例:WEB-CMS-会員管理サービス支援 | BeeLine

 

一瞬だけ売り上げを作ると言うことであれば、

そんなことをしなくても、売り上げをあげるのは、さほど難しくはありません。

 

ですが、それでも私が皆さんに伝えたいのは、

毎年、楽になっていくやり方で、

出だしをしっかり組むということをやった方が良い、ということなのですね。

 

新しい事、ニガテな事にこそ、挑戦をしてみましょう。

残念な状態になっている方は、長期戦略を立てていく方が良いです。

 

その際には、今までやった事がない事にチャレンジしなくてはいけない場合も多いです。

 

大切なのは、その時のご自身のマインドですね。

 

頑張らないという選択肢もありますのが、

それを選択すれば、今のままの自分で変わらない、

という結果になるだけですね。

 

今の状態は、過去に原因があるのです。

 

自分がやりたい事だけをやると、生徒さんに支持されなくなりますし、

時代の流れを読んでいない場合も、落ちていってしまいます

 

わたしの仕事の一つは、動画やZOOMもそうなのですが、

その時のトレンドを、自分でもテストした上で、

クライアントさんにお伝えをすることです。

 

そうすると、「あ、そうですね!」と素直に動いた方と、

動かなかった方では、差が出ます。

 

特にこのコロナ禍では、大きな差が出ましたね。

2~3年前くらいから言われたことを素直にやってきた方は、

このコロナ禍で売上をアップさせています。

 

 

新しい事をやる時には、辛い事もあります。

倍の努力をしなければいけない時もあります。

ですが、将来の自分を信じて努力できるかという事が大切です。

 

本当に、全ての事が売り上げに連動していきます。

 

そもそも最初に選んでいる領域が悪いと、努力をしても難しくなりますし、

激戦区の中でビジネスをしていると、売り方を駆使するなど、大変な状況にもなってきますね。

 

その際に、たとえば立地が遠いということが、理由として出てくる事もあります。

立地の悪い飲食店でも繁盛させることはできる!? | 立地・物件探しについて | 飲食店の居抜き物件専門!店舗探しは【ぶけなび】

ですが、その立地を選んでいるのは自分ですし、

自宅教室であっても、オンラインレッスンという形だってあります。

 

どうしても対面レッスンで、立地が問題だというなら、

家賃を払って駅前の立地のスタジオを借りるという覚悟もできる訳ですよね。

 

そうすると、薄利多売でいくのか、高単価少人数でいくのかを選んでいくことで、

その手前の作業も変わってきます。

 

薄利多売で行くなら、リストを3000人くらい持っていないと難しいということになります。

 

私の場合は、高単価から低単価まで3つくらいの価格帯のバリエーションがありますし、

自宅でできる環境を整え、オンラインでも対応をしています。

 

そうすると、家族との調整もありますね。

 

パン教室の時は、土日も4回までということになっていました。

ですが、実際に4回にすると主人が嫌な顔をするということで、実際には2回までだったりしました。

今は、ZOOMでのコンサルが増えたのですが、

家族との調整もしないといけない場合がある、という事ですね。

 

その調整が嫌なら、外で借りて店舗を持てばいいのですが、

わたしは、経費的にもったいないと思ったので、オンラインを使いながらビジネスをしています。

 

そういった過去の選択で今があるという事を、忘れてはいけないです。

 

立地が悪いというのであれば、遠くても来てもらうように工夫をするなど、

上手くいっていない要因が、本当に遠いからなのか?ということも検証しないといけないですし、

そもそも講座のデキが良くないケースもあります。(苦笑)

 

 

そういった客観視する事も必要になってくるのですね。

 

その上でビジネスを進めるとなると、痛みを伴う事もあります。

そして、大抵、今の状況を作っているのは、過去の選択の結果です。

 

上手くいっていないなら、ご自身の思考を変えたり、

ニガテなこと、やった事のないことをやる、

などのチャレンジが必要になるのです。

 

ただ、たとえばわたしは単純作業があまり好きではなく、

クリエイティブな作業が好きです。

 

そうすると、わたしはお金を稼いで、

そのお金で、自分のニガテな部分を、得意という人にお願いする、

という選択肢もできるようになってきます。

 

自分がやらない分は、人にお願いをするという考え方もできます。

ただし最初は一通り、基本をすべて自分でやった方が良いです。

 

その上で、どうしても時間がかかるなら、デザイナーを雇うなど、

せめぎあいも必要になってきたりします。

 

その結果として、自分は重要な部分に時間とお金を使って、

回していくことができるようになってきます。

 

最初は自分でやった方が良いのですが、

次は、自分がやるべきことは何なのかを考えていく、という事ですね。

 

そのためにはまず、自分の置かれている状況をきちんと判断する必要がある、

ということになります。

 

苦しい環境を作ったのは自分だという事を認識し、

ビジネスの状況やトレンドを見ながら、全体設計を組むと、上手くいきやすいでしょう。

教室ビジネスの苦しい環境を作っているのは、実は自分の思考だったというお話 まとめ

それでは、今回の内容をまとめますと、

教室ビジネスの苦しい環境を作っているのは、実は自分の思考だったというお話、というのは、

 

まず現実的な問題としては、事前調査、分析をどれくらいしているか?

 

2点目は、今の状態は、昔の自分の考え方が作っていることを自覚し、

目をつぶっていた事、新しい考え方をと入り入れて、変革をするという事ですね。

 

ぜひご参考にしてみてください。

 

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