サービスを専門特化することの一番大きなメリットとは?

経営マインド

 

こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

サービスを専門特化することの一番大きなメリットとは?

ということについて、お話をしていきたいと思います。

 

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改めて感じた、専門特化のメリットとは

本日のテーマは、

サービスを専門特化することの一番大きなメリットとは?

という事について、お話をさせていただきたいと思います。

 

実は最近、私は、株式会社リブラクリエイションの封筒などの印刷物について、

統一したブランドのものを作ろうということで、いろいろサンプルを取り寄せりしています。

 

私、けっこう、紙フェチだったりするんです(笑)

紙の色合いはもちろん、紙の質感にも結構こだわる人なんですね。

なので、いろいろなサンプルや資料を取り寄せて、じっくりいろいろ選んでいます。

よほど時間がない、という時ではない限り、

印刷物をかける時は、サンプルを取り寄せてやっていますので、

手元には、たくさん紙のサンプルを持っている状況です。

最近は本当に、いろんなものがありますよね、

 

さて、では今日のテーマでもある専門特化のお話ですが、

それは、こういった印刷物を、高橋貴子のブランド、

株式会社リブラクリエイションのブランドとして統一していこうかなと感じた時に、

改めて、「やっぱり専門特化は強いよね」と思ったことが中心となります。

 

箔押し専門店「あさだ屋」さんの事例について

さて、さっきの話を続きとなりますが、

これはビジュアルマーケティングの話にも関わってくる内容で、

私は、「高橋貴子」というブランドや、株式会社リブラクリエイションのブランドが、

一体、どういうブランドなのか?」を自分で位置付けて、販促物を作ったりしています。

 

たとえば、こちらは、以前作った名刺ですが、金の箔押しで作っているのです。

マットで、厚めの紙を指定し、角のRをどれくらい落とすのかも指定して、

クライアントさんに「カッコいい!」と言ってもらうために作りました(笑)

 

もう一つのこだわりは、肩書に「CEO」と書きたかったのです。

社長じゃなくて、CEOですね(笑)

案外ミーハーなんですよ。

この名刺にも共通していることですが、

私の事業体は、基本的に金がイメージカラーとなっています。

ロゴはこちらです。

※余談ですが、このロゴをデザイナーさんに依頼した時に

気を利かせてくれて、社屋の看板イメージも作ってくださって(笑)

大理石に金のイメージか。。いいな~って思ったものです。

 

そうなると、普通の封筒だと面白くないので、「金の箔押しの封筒が良い」ということで、

箔押し 封筒」・「箔押し 封筒 おしゃれ」とかで調べていったのですね。

 

そうすると、「あさだ屋」さんというお店を見つけて、

そこから資料を取り寄せ、実際の現物も、取り寄せてみました。

一緒にお手紙もいただきもお送りいただきました。

 

サンプルの中には、銀の箔押しで、パールが入っている紙などもあります。

カッコいい感じの紙もたくさんあって、

パールは入ってないけど、渋いお洒落な感じや、

銀バージョンや金バージョンのものも、いろいろサンプルを送っていただきました。

 

実際に、一言コメントも書いてあったのですが、手書きで書いてくださっています。

これも何気にポイントが高いですよね。

これから実際に封筒などを作るとなったら、こちらに問い合わせる予定にしていますが、

クリアファイルのサンプルも入っていて、クリアファイルも箔押しができるんだ!

という発見がありました。

 

私が「もうココだよね」となった理由は?

私はここで、あさだ屋さんを宣伝したいのではなく、マーケティング的に

どういった経緯で、あさだ屋さんを見つけ、ここに決めようかなという気持ちになったのか」を、ご説明したいと思います。

 

あさだ屋さんは、とにかく検索で出てくる画像が多かったのですね。

箔押しの封筒を調べていて、「オシャレだな」と思う画像は、全てあさだ屋さんの画像でした。

なので、もう「ここかな」という事でサンプルを取り寄せたのです。

まだ検討段階ですが、おそらくここにすると思います。

というのも、他がもう比較対象に上がってこないからです。

それは、私が「良いな」と思って選ぶが画像、全てが、あさだ屋さんのものだった訳ですからね。

 

つまり、専門特化することの一番のメリットは、

それを探している人が、一番、成約に近い購入意欲の高いキーワードで検索した時、

同じお店のもので、「いいな」と思う検索結果が何個も何個も出てくると、

それに決まる可能性がとても高いのです。

 

教室開業の先生も、何かの分野に特化していると、

それを検索した時に、たどり着いてもらえる可能性が高くなります。

 

専門特化していると、やはり自分がそれを探している場合、選びますよね。

知識が濃いといった安心感なども感じます。

 

これを、たとえばパン教室に置き換えてみると、初心者から上級者まで幅広く…というよりも、

バケット専門、フランスパン、バケット専門とすると(ここまで狭めなくても良いのですが、あくまで思考訓練として)、

習いたい人は、ほぼそこにたどり着くでしょう。

もしその人たちが、他がなくて探していたら、それだけで決まる可能性だって高くなります。

つまり今の時代は、デパート型より専門店型の方が顧客に支持されるという事ですね。

パン教室というのは、すごく多いですので、何か特徴がないと選ばれないのです。

 

 

悩みをピンポイントで狙うのが、絞り込むコツ

私の場合は、おしゃれな天然酵母パンといったコンセプトで、

顧客ターゲット層を絞り込んでいました。

 

余談ですが、「おしゃれ」がコンセプトということで、パンの成形が一つのポイントになるのですが、

立体のパンのデザインはとても難しいのです。

以前に、木の立体みたいなのを作ったのですが、焼くと膨らむので、

怪獣が倒れたみたいな不細工な形になってしまった事があります(苦笑)

 

余談はさておき、こういった専門店にした方が、信頼されやすいですし、

他がそれをやっていなければ、一人勝ちになるという訳ですね。

 

ポイントとしては、「その領域の関して、数が多い業界内」でやっていくと有効です。

あまりにマニアック過ぎて、誰もいないところでお客さんを絞っても誰も来ませんので、

そこそこ人数が多い所で専門特化させる方が良いですね。

 

もう一点は、製法だけで専門特化させなくても良いのです。

歌を歌うのが好きな人で、パンを習いたい人、という形で進めるのも、一つの切り口ですね。

 

たとえば私はサックスを始めたのですが、

音楽が好きな人が集まるパン教室を作ったとすると、

「オフの時間にバンドでもやろうか」という話になるかもしれません。(笑)

 

こういった、「何か別の特徴」を掛け合わせて、特化させても良いのです。

 

実際、歴女を集める和菓子教室を考えた方もおられました。

歴史の武将が好んだと思われる和菓子を旅する教室です。

 

そう考えると、サービスの展開も広がりますし、

それを好きな人を集めやすくなる、という事にもなります。

集客ができないんじゃないかと、

絞ることを怖がる人もいますが、規模が大きい業界では、絞らないと集まらないのですね。

 

専門特化には、高単価&リピートしやすい、というメリットも

今回の私の印刷物については、まず「箔押し」を決めているので、

箔押しの専門と書いてあると、安心します。

そうすると、「少し高くても、そのお店にお願いする」という事になっていきます。

 

費用を安く抑えられるプリントパックといったサービスがダメと言うのではなく、

たとえば大企業は大ロットで、安く出やすい方が良いと思います。

 

ただ私の場合は、あまり激しく郵送物を出さないので、

高橋貴子のブランド、株式会社リブラクリエイションのブランドを感じてもらえる封筒が作れたら良い、

という目的がありますし、箔押しはこだわりがあるので、高くてもリピートする事になるでしょう。

特に箔押しについては、版を持っていないといけないので、

それを作ったところでリピートする可能性が高いですよね。

 

結果的に、高単価でリピートすることに繋がっていくでしょう。

ニッチな領域ですが、必要な人には必要だとなる訳です。

 

私の場合は、イメージが見たかったので文字と画像で調べたのですが、

検索といったSEO関係から見ると、やはりある程度絞っていないと、上位に出ないのですね。

もし「印刷」というキーワードで仕掛けると、ターゲットが広がり過ぎてしまい、

検索結果は思うように上位に来なくなるでしょう。

※SEOとは、”Search Engine Optimization” の略であり、検索エンジン最適化を意味する言葉です。検索結果でWebサイトがより多く露出されるために行う一連の取り組みのことを”SEO対策”と呼びます。

 

この事は、前からずっと知っていることではありますが、

提供する側が顧客が検索するキーワードを予測して絞ることで、やっぱり高確率で決まる人を集められるよね

というのを、改めて感じました。

 

見つけてもらいやすく、成約しやすい。

これが、専門特化のメリットですね。

 

 

自分の事業を、見直してみませんか?

専門特化するにあたって、キーワード選定をしなければいけませんが、

広告を出す時も、低予算で済むというメリットもあります。

 

どの領域で自分が探されるのかを考えて、進めていくという事ですね。

 

そして、たどり着かせる場所をホームページにするのを基本として、

それを軸にして集客を行い、それを補完する形でSNSなども使うと、より効果的です。

特に「SEOで強い」というのは、何年にもわたって集客を続けてくれる財産にもなります。

 

SNSには流行り廃りもありますので、時代に合わせて対応することが必要になりますね。

以前にはMixiというのが流行りましたが、今はFacebookが落ちつつあり、インスタグラムが上がってきているような流れです。

こういった、時代が変わればツールの流行りも変わるという部分はありますが、

専門特化させた分野、エリアで、トップを取ってしまった方が、

どんな対策を行っていたとしても、「これは、あの教室が良いよね」というポジションを作っていけます。

 

 

私の場合は、おしゃれな天然酵母パンという形で事業をしていたので、

生徒さんが友人と話をされる際など、友人が「あ、おしゃれなパンのところ先生だよね」

という事で認識されていたりもしました。

 

現状で、専門特化されていない教室、事業をお持ちの方は、

特徴がなければ選ばれない、という時代の流れがあります。

 

大きな会社で、広告費をかけて広く浅く取る場合は、絞るとパイが減ってしまいますが、

小さい事業の場合は、専門特化させることで、有利になっていくので、

ご自身の教室であったり、進めている事業で専門特化できていない部分があれば、

見直してみていただくことで、良い結果につながっていくでしょう。

 

ぜひ、ご参考いただければと思います。

今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ

 

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