自分が好きなお客様と仕事ができるとどんなメリットがあるのか

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こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

自分が好きなお客様と仕事ができるとどんなメリットがあるのか

ということについて、お話をしていきたいと思います。

 

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好きな人とだけ仕事する…とは?!

本日のテーマは、

自分が好きなお客様と仕事ができるとどんなメリットがあるのか

という事について、お話をさせていただきたいと思います。

 

実はこの話をしようと思った背景には、

私のクライアントさんで、とても成約率の高い方がいて、

その方の、とある状況を見て思うところがあったからです。

 

その方が、どうして非常に成約率が高いのかというと、

ある程度、お客様の要望を汲み取りながら、もともとは「こういう商品を作ろう」と考えていても、

お客様の要望に合わせて、かなりカスタマイズを加えていくという手法を取っているからです。

 

要望に答えて柔軟に対応している、という事自体は、とても良いことですね。

ただ問題は、それをすることで、成約率は高く、ほぼ100%に近い状態になっている事です。

これも、パッと聞いただけだと、「それの何が問題なの?」と思われるはずです。

 

お客さんの要望に応えてカスタマイズし、成約率が100%近いということは、

売り上げも0よりは上がります。

基本的には、万々歳なのです。

 

こういった形でビジネスをすることで、

「自分が好きなお客さん」であったり、

「こういう方に来て欲しい」という、本来のお客さんの像を、

若干、捻じ曲げた状態で、全部を受け入れたとしても、本人がストレスではなければ、問題ありません。

 

しかしそれが、ストレスとなってしまう状態の運営を続けていると、

デメリットもあるのです。

そこで今回は、自分の好きなお客さんとだけ付き合うようにすると、

どんなメリット、デメリットがあるのか?といった部分や、

どんな形で勇気を持って決断する必要があるのかについて、お伝えをしていきたいと思います。

 

 

好きな人とだけ仕事をする、という「好きな人」とは?

まずは、好きな人とだけ仕事をすると決意した結果、

どんなメリットがあるのかについて、ご説明をいたします。

 

私が言う「好きな人」というのは、感情がどうこうではなく、

「自分と属性の合う人」や「感謝してくれる人」を、好きな人としています。

感情どうこうではないのですが、そもそも感情が嫌いだと、まずサービス提供しないと思いますが(苦笑)

 

つまり「私はこの人のために、この人の人生を輝かせるために、お手伝いしたい」

と思う方が、自分のとって「好きな人」ということですね。

 

私の場合はコンルタントなので、「この人をお手伝いして、集客ができるように、売り上げをあげたい」

「ご本人が望むものを叶えたい」と思えるのが、好きな人、好きなお客様ということになります。

もちろん、クライアントさんご自身も、それを実現するために努力をしてくれる予定の方じゃないと、

心からの握手はできないので、(苦笑)そのために面談をするようにしています。

 

 

営業目線になってしまうと、「成約」に対する意識が違ってくる

この部分を、自分がもともと営業職だった時の目線から言うと、

会社というのは、売り上げがあがれば、ある程度は何でもいいという部分がある、ということです。

 

そこに感情が入る余地はない、という事ですね。

つまり、会社は、相手の相手が好きか嫌いかではなく、

営業として数字としての売上、あるいや契約件数をあげた人が評価されます。

契約させることが第一になるのです。

 

その中では「本当はこのお客さんと付き合いたくないけど、会社の一員として働いているから、契約する」

ということがよくあります。

私自身も、感情論ではなく、「ここはクレームが多そうだな」という会社の性質が分かった場合には、

そことは組みたくないなと考えていました。

 

もしその時、自分に決裁権限があって、その売り上げは別でどうにかリカバリーできそうなら、

ムリにはやらないでしょう。

しかし会社は、ブランディングや取引高のために、そこを取りに行くです。

会社のためになるなら、自分の中で思うところがあっても、仕事を取りに行くことだってある訳ですね。

 

こういったように、本来「こことはチョット…」と思っていても、

会社の意向に沿って取りに行くことをしないといけないのが、営業です。

その時は、私は辛いと感じることもありました。

 

 

独立したあなたには、特権がある

私が独立した時から、長年お世話になっている経営コサンルタントの方というのがおられますが、

その方とはまた別に、短期間、動画を教えていただいたコンサルタントの先生も、おられます。

 

その方は、頭が良く切れる自由人なのですが、(笑)

その方とお話をさせていただいた時に、

「自分はストレスのかかる仕事をしないと決めている。

なぜなら、好きなことで、好きな人と仕事をすると決めているから。

それが、独立した人の特権であり、喜び。

といったお話をしてくださったのです。

その言葉は、今でも私の行動指針になっているのですね。

 

当時、この言葉には衝撃を受けました。

 

独立したのだから、やはり「数字を追わないといけない」という部分もあるはずですよね。

 

だから、「ちょっとこの人どうかな…」という人を、

営業的な能力、スキルで、成約を決めに行くことも、

やろうと思えばできる訳です。

嘘をつくのではなく、その人が契約しやすいように、誘導していくという意味です。

 

その人の望んでいる方向性を見て、喜ぶ提案ができるなら、

成約するでしょうし、それでお金が入ってくることになります。

結果として、売上が立ったという事実ができます。

 

でも、本当は嫌だな…と感じていた人というのは、

教える時にストレスがかかってしまうのです。

結果としてどうなるかというと、

ストレスがかかった相手を接客した後、すぐに切り替えできるなら良いのですが、

それができないなら、その気持ちを引きずったまま他の方を見ることになるので、

常に100%の良い状態での接客はできなくなります。

 

だから、最初からその要素を除いていくことが、ポイントとなってくるのです。

 

好きな人とだけ仕事をするようになると…?

まず、「好きな人とだけ仕事をする」と決めます。

 

もちろん、高額とか低額など、金額の基準はあると思いますが、

「自分が一緒にやりたい人とだけ仕事する」と決めていると、

心が動いてやる」と決めていたら、安くてもやる場合だってあるでしょうし、

もし高額案件でも、相手が嫌ならやらない、という場合も出てきます。

 

これができるようになると、仕事する相手は「やってあげたい好きな人ばかり」になりますね。

相手も自分を信頼してくれて、頑張ってくれる人だけになるので、ノーストレスになります。

 

逆に、ストレスばかりの仕事になると、

案外このストレスが、事業を伸ばしていくのに大変な要素となったりするのです。

たとえば、時間の使い方や、行動能力や実践力、継続力など、

全部にブレーキをかけてくる要因となる訳です。

それに、「嫌だな」という人の仕事は、後回しになっていきますよね。

結果、仕事のパフォーマンスも落ちていきます。

これが1人や2人ならまだ耐えられるかもしれませんが、そんな人ばかりになると、非常に疲れてしまいます。

 

私も一時期、売り上げのために受けれようと思ってやっていた時があったのですが、

そうすると、その人を接客するのが嫌になってしまって、

そういった「嫌だな」というストレスがかかった状態になると、

どうしても「事業を伸ばしていこう」という明るい方向に思考が向かなくなるのです。

 

 

法人相手の1000万円のお仕事を断ったお話

私は、そのコンサルタントの先生の「好きなことで、好きな人と仕事をする」というお話を聞いて、

「こういった自分の状況は、良くないんだな」という事に、開業して1年くらいして気付くことができました。

 

それ以降は、目先のお金には振り回されないで、

私のサービスを本当に喜んでくれる人としか組まない、と決めたのですが、そうすると、流れが変わったのです。

 

たとえば、「今月、お金の面で辛くても、この人と契約すると、この先6ヶ月くらい、ストレスでしんどい」となると、

それを断るようになりました。

 

収入が全くのゼロの状態だと、生活のためにそれを取りに行く必要もあるのかもしれませんが、

不思議なことに、そうやって気持ちを決めると、

嫌な仕事を断っても、それより大きなものが後から入ってくるようになっていったのです。

空けた領域に、もっといいものが入ってくるイメージです。

 

無理にお金を取るのではなく、流れで入ってくるようになりました。

こんな話をすると「あなたの運が良かったから」と言われるかもしれませんが、

「嫌な仕事は受けない」と覚悟を決めると、理想の人にアンテナが働くようになるのです。

 

告知や広報が、そこに整っていくので、ぎゅっと凝縮した力、圧力がかかり、

そこに向かってポンと飛ぶようなイメージです。

 

その流れの中で、私は法人で、1000万円の仕事を断ったこともあります。

当時の私には大きな金額でしたが、ワクワクしなかったのですね。

だから、その後1年は続くであろうストレスを考え「お受けですべきでない」と判断しました。

相手の社内の内部組織にも共感ができず、断っていただく方向に話を持って行ったのです。

 

そこも私にとって、大きな転換点だったと感じています。

それを断るということは、ますます、好きな人にしか自分の能力は使わないという事になるからですね。

その後どうなったのかと言うと、より良い人、理想のが集まってくるようになっていきました。

思考は現実化する

たとえば、今月は20万円が足りない。

で、この人と組むと20万円が入ってくる…としても、自分の気持ちが向かなければ、やらない。

それなら翌月40万円がんばる。

気持ちを決めてからは、そんな感覚やイメージになっていったのです。

そうすると、本当にそうなっていくのです。

 

もしどんなお客さんにも柔軟に対応できて、ストレスがないなら良いのですが、

要望に応えることだけに注力して、バラバラに商品やサービスを売って、

その結果、購入するお客さんの属性もバラバラになって、それがストレスになるなら、

それをしない」という覚悟をするのが、まず大切です。

 

そんなことしたら、売上にならないじゃないか」という方もおられるかもしれませんが、

これは、実際に自分でやらないと、理解できない感覚かもしれません。

 

 

言葉に勇気が出てくると、研ぎ澄まされた仕事しか来なくなる

言葉に勇気が出て、断るべきを断れるようになると、

断った後に、だいたい、その断った仕事より大きな仕事が入ってくるようになります。

とは言え、「この動画を見て、試してみたのに、大きい仕事なんて入ってこなかった」

と言われても責任は取れませんが、(笑)

「やらない事」を決めると、自分がやるべき本当に仕事に、全てを集約できるようになります。

 

マイナス要因を省くと、プラス要因しか残らなくなるのです。

お客様も、満足して喜んでくれるようになるので、総売上高(LTV = 生涯顧客単価)は、伸びていくことになるでしょう。

 

新規を毎月、何人も何人も増やす努力をするよりも、長く付き合える方がいて、自分も楽しい、

という環境を作れる方が理想ですね。

 

そういう環境が作れると、紹介も入りやすくなります。

結果として、好循環になっていく可能性が高いのです。

また、「ちょっとイマイチだな」という人と契約してしまうと、

その気分は相手にも伝わってしまうので、満足感を持たせる状態にするのは、難しくなります。

 

それに影響を受けてしまって、できなくなる仕事もあるかもしれませんし、

その人が不満足な結果で終わると、不満足だったということを周りに言う場合もあります。

 

だから、「それを最初から断っておく」という事を、

起業当初の売り上げがない時から、決断できるかどうか?

 

売り上げないときに、決断できるか?

これが、その後、好きな人と楽しく仕事できるかどうかに繋がっていきます。

 

「お金の為に、何でもする」という考えもあるのですが、

起業家として生きてく覚悟をするなら、

ここは勇気を持って決断し、売り上げない時から断れるようにすると、事業整理もできます。

むやみにバラバラの属性の人達を受けなくて良くなる、という事ですね。

 

無理やり受けることもなくなるので、結果的に好循環に回るようになっていくでしょう。

 

 

お互いが不幸になる契約は、最初からしない

成約率や、契約が取れることに縛られるタイプの人は、もともと営業職だった人に多いです。

 

私も、営業をしている頃の成約率はとても高かったのですが、

会社に言われて仕方なく成約したものもありました。

でも、「気が進まない相手とは成約しないで、別で成約を取って売り上げを上げる」

という事をやっていたので、

恐らくその時から、私は「好きな人と仕事をしたい」と思っていたのだと思います。

 

ですので、「好きな人を相手にして、どうやって日々の売り上げを達成するか」を考えていましたね。

 

それに、気が進まない相手と無理に契約しても、お互いが不幸になるだけなのです。

 

成約させるためのテクニックは、いろいろあります。

言葉で誘導したり、囲い込んでYesだけを言わせたり、心理操作で契約させていくことも、

できなくはありません。

いろいろなテクニックがあることを、私も、よく知っています。

 

しかし、それを使って契約しても、それは心底、契約している訳ではないですよね。

こういった、相性が合わない契約は、クレームになる事が多いのです。

結果としては、むしろ契約失敗、といったことになる訳ですね。

 

だから、お互いにとって、最初の段階で契約をしない事が、本当に良いことだってあるのです。

 

売上をあげることや、成約率を上げることに意識を高め過ぎて、

自分と合わない人ともムリヤリ成約をすると、後々、辛くなります。

 

これは特に、もともと営業職だった人は要注意ですね。

 

 

まずは決める。そうするとステージが上がる。

お金はあった方が良いと言われるかもしれませんが、

ここが超えられるようになって、好きな人としか仕事しないとなると、

お金も回るようになり、ステージが一つ上がります。

 

私が1年目でそれを知って、それを実践した結果、

収益も上がっていくし、周りには好きな人しかいない、という状況になっていきました。

少しスピリチュアルな話に聞こえるかもしれませんが、

何でもかんでも要望に応えていると、モヤモヤした人ばかりが集まってしまうのですね。

 

成約率はいいかもしれませんが、

ストレスを抱えながら仕事をすることの方が、マイナスだと思うのです。

 

私にとって、気持ちが向かない仕事をするというのは、

100万円をドブに捨てるくらいのイメージがあります。

 

断るなら、それに見合う穴埋めはしなければいけませんが、

ムリヤリ、自分がストレスを抱えてまで全ての成約を取りに行くというのはどうか、

と思う案件があったので、今回のお話をさせていただきました。

 

もちろん、すぐに気持ちを切り替えるのが難しかったり、

家などのローンもあったりとなると、それを優先するのも理解できます。

 

あくまで一案をして聞いていただき、

これができれば、非常に好循環で楽しく仕事ができるようになるので、

一つの選択肢として、お伝えできればと思っている次第です。

 

ぜひ、ご参考いただければと思います。

今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ

 

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