見える目を持てるか持てないかが、宝の山を見つけるビジネスセンスになる

起業・開業

こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

見える目を持てるか持てないかが、宝の山を見つけるビジネスセンスになる

ということについて、お話をしていきたいと思います。

 

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宝の山を見つける、3段階の思考

本日のテーマは、

見える目を持てるか持てないかが、宝の山を見つけるビジネスセンスになる

について、お話をさせていただきたいと思います。

 

このお話をしようとしたキッカケというのは、

とある経験値をクライアントさんと一緒に体験したことです。

 

もちろんそれは、ビジネス関係の経験値ということになるのですが、

その時、彼女が持った感想と、私が持った感想が、そもそも違っていたのですね。

 

「あ、ということは、どういう目線からその事象を捉えていくのかが違うと、

将来のビジネスの伸びが、全く変わってくるよね

という事がありましたので、その事をお伝えしたいと思います。

このお話は、そのクライアントさんが悪い、ということではなく

こうするとビジネスは広がるよね」

という、考え方の訓練ということになります。

 

「私、頑張った!」で、終わっていませんか?

まず、見える目を持てるか持てないか?という部分についてですが、

見える目とは、例えば何かというと・・・

 

仮に今、ビジネス上で新しい体験をしたとします。

新たなサービスを展開するなど、「何かできるようになった」という体験ですね。

そういった新しいことを体験し、チャレンジして、それができるようになった、という経験値は、

次に役立つ素晴らしいことです。

 

ただ、その経験値に対して、「できるようになった!」という事実だけで考え方が終わると、

その先の展開として、何も起こらないという事になってしまいます。

 

確かに、自己成長の中で、過去の自分から1ミリでも多く、前進している、あるいは上にあがっているので、

その事を褒めてください、ということを、私は普段から言っています。

ゼロから1を作るのはとても大変なので、それにチャレンジしたことは素晴らしいのです。

ただ、ビジネス的な視点から見た時、

過去の自分に比べてできた」というのは、自己満足と言うか、あくまで確認事項な訳です。

同じような案件が来た時に、もっと早く処理できるようになるかとは思いますが、

そこで思考が終わると、そこ止まりになるのです。

 

今回8割できたら、次は9割できるようになろう!といった向上心も大切なことに違いはありませんし、

決して悪いことではありませんが、そこで思考を止めてしまうと、そこから先へ進まない、

という形になるのですね。

 

2段階目へと、思考をステップアップさせる

では、さらにビジネスを発展させていくとき、

どういう目を持てるか?が、宝の山を見つけるためのビジネスセンスといった話になるのですが、

仮に、何か新しい事ができるようになったとします。

 

・モニターで体験をやっていただいた

・新しいメニューを作ったら上手くいった

などなどですね。

 

では、それをやった時に、クライアントやお客さんが喜んだとします。

そしたら次にすぐ、喜びポイントがどこだったかを考えるのです。

どういうところに喜びを感じてくれて、サービスを良いと思ってくれたか?」に目線を注ぐのですね。

 

「自分は、きっとこういう事が喜ばれるだろうなと思ったが、この人は、ちょっと別のここを喜んでいる。」

などなど、色んな喜び角度とポイントが出てくるハズです。

そうすると、「他にも同じように、そこを喜ぶ人が出てくるかもしれない。

ということが考えられますね。

今回、たまたまAさんという属性の人が、そういった自分の想定とは違う、別ポイントで喜んでくれたとします。

 

そうすると、

「Aさんと同じようなタイプを見つければ、その誰かは喜ぶか?」

「Aさんはどういう属性、切り口の人なのか。年齢、趣味、仕事などなど、どんな人物なのか?」

といった事をよく考え、もし似たような人たちを見つけることができるのであれば、

サービスを水平展開できるようになりますよね。

 

自分を褒めた後は、すぐ「水平展開」させる

つまり、何かを新しい経験した時、

「自分はここまでできるようになった!良かった!」というのは、あくまで一段階目です。

そして、

「同じような似たサービスを求める人はいないか?」が二段階目ですね。

水平展開をさせていくということです。

 

たとえば今回のサービスを喜んでくれたAさんは50代、看護婦さん、など、共通するところがあって、

「だから今回の私のサービスが刺さったんだな」と分析できたとします。

そしたらすぐ、Aさんと似た人を探すのです。

できれば、そんな方が、束になってたくさんいる場所を見つけたいですね。

コツコツとしたSNS発信も大切ですが、SNS集客は「プル型」といって、見ようとする人がいて初めて引くことができるツールです。

 

プッシュ型で(たとえばメルマガなど)、自分から連絡を取ることで属性に近い方を探す方が、展開は早くなるでしょう。

 

「映画が喜ぶ人がサービスを買うらしい」ということが分かれが、

「なら、映画館に行く人はどこにいるのか、どこに多くいるのだろう。」と考えるのですね。

 

SNS上でもリアルでも良いのですが、それが特定できてくると、

一人だけのサービスを作ったのだったとしても、

1つのサービスが、10倍、20倍の資産を作るビジネスになるかもしれません。

 

その経験値を深堀りして、誰に提供したら喜ばれるのか?を考えると、

「自分頑張った!」だけではなく、次の展開へ行けるということですね。

 

「見える目」を持つには、さらに上の段階がある

3段階目は、

「自分が持っているスキルを組み合わせると、もっと単価アップできないか?」

という、垂直展開をすることです。

 

もし「A」というサービスを持っているとして、

他に自分がB、C、Dといった単発メニューで持っていたとします。

 

そしたら、これらを組み合わせて、「ABCD」というセットにしたサービスの「ハイグレードA」を作れます。

セットにしたことで、当然、単価は高くなりますね。

もちろん、「高くなったとしても、欲しい人はいないだろうか?」ということは、

同時並行で考えていきます。

そうすると、Aというサービス、商品を作ったことをきっかけに、

セット物を作っていくことができますので、

単価アップや値上げだけではなく、他の人が作れない価値を作れるということで、

一人勝ちできる市場を見つける可能性も出てきます。

 

要は、「誰もそれを提供していなくて、しかも市場の仲で、ニーズがある」となると、

多少は値段が高くても、普通に売れていくのです。

 

 

宝の山を見つけるビジネスセンスを持つステップ、まとめ

今、「A」という一つのサービスを作ったら、

すぐに、「水平展開して、喜んで買ってくれる人はいないか?」を探し、

さらに、「何か付けたしたり、ボリュームをアップして、世の中に求められているけど売ってないものに垂直展開する」

ということを考えて、高単価な商品を作り、

それを売っていくということですね。

 

これは、

「一つ何かを体験したら、それをもっと展開できないか?」

という考え方のクセを付けていくことが、ポイントになります。

 

私の場合は水平展開も、垂直展開も、30秒、1分程度で作れるのですが、(苦笑)

これは普段から、思考の訓練をしているかどうかがポイントになります。

 

今回、共通で体験したクライアントさんのケースでは、

「これができたら、こう展開できるのではないか?

もともと2万円だったけど、水平展開、垂直展開させると、20~30万円の商品が作れるよね」

となったのです。

 

本人は、自覚がなかったのですが(苦笑)

価値が上乗せされる思考ができると、将来のビジネスの展開や、売上の規模が変わってきます。

そのためには、こういった見える目を持てるか持てないかが大事になってきます。

 

私はコンサルタントですが、本人が気づいていない価値を、掘り起こして、価値に変えて、伝えるのも、

コンサルタントの仕事の一つです。

しかし、これらが自分でできてしまうようになれば、極端な話、コンサルタントがいなくたって、

自分でいくらでも事業を拡げ、安定させていくことが可能になるでしょう。

 

もちろん、コンサルタントを、軌道修正のために使ったり、メンター的になっている場合は、

ずっと付き合うことにはなってくるのですが、

こういった「水平展開、垂直展開」が、自分でできれば、自分でどんどん売上を大きくできる、

ということですね。

 

新しくサービスが作れたら、2個、3個とアイデアを考え、

長期案件で準備を進めて、花を咲かせよう」と考えたりもできます。

そんな考え方も取り入れて、

ぜひ、一つの事象を体験したり、サービスを作った後に、

「ここまでできて良かった」で終わるのではなく、

水平と垂直ができないかを常に考えていると、

仕事の効率が、3倍、5倍、10倍になり、売上が簡単に上がっていくようになるでしょう。

 

「それを求めているお客様のため」を基本にして、

このサービスは、誰に喜ばれるだろうか?」を考えると、

その人の出没ポイントを考える事になるので、それによってビジネスが広がっていくかと思います。

 

せひご参考いただければ幸いです。

 

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