あなたの教室が稼げる金額は、あなたがどのカテゴリーで働くかを決めた時に決まっている

起業・開業

こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

「あなたの教室が稼げる金額は、あなたがどのカテゴリーで働くかを決めた時に決まっている」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

 

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あなたの教室が稼げる金額はあなたがどのカテゴリーで働くかを決めた時に決まっている

本日のテーマは、

「あなたの教室が稼げる金額はあなたがどのカテゴリーで働くかを決めた時に決まっている」

ということで、お話をしてみたいと思います。

 

教室をされたい先生方にも、月商いくら稼ぎたいといった目標、目的があるかと思います。

たとえば、パートを辞めたいから、パートの時と同じくらいの月収を目指したい、という方や、

自営したいから、会社に勤めていた時と同じくらいの手取りが欲しい、といった形ですね。

 

みなさんそれぞれに、教室業をする上で、色々な動機があるかと思います。

中には、年に1回は、家族で沖縄や海外に行きたいから、それを自分の貯蓄から出したい、

といった方もおられるかもしれません。

 

その上で、そもそも教室業というカテゴリーについて、

一言に教室業といっても、その中には、パンやお菓子、料理といった内容や、雑貨関係、

あるいはリトミックや体を動かす、整体院などに近い業種に寄っていくようなもの、

他にもヨガスタジオなどなど、ものすごく種類がある訳ですが、

 

「どのカテゴリーで勝負するかで、月商がほぼ決まる」

というポイントがありますので、今回はそちらについて解説してみたいと思います。

自分が開こうとする教室の、ポジショニングについて考えてみましょう

まず、どのカテゴリーで勝負するのかというお話ですが、

わたしが最初に、クライアントのみなさんとコンサルする時は、ポジショニングマップということをお伝えしています。

 

例えば下記の図は「牛乳のポジショニングマップ」です。

こちらを教室業に置き換えると、

たとえば、値段が高い、安い、といった要素と、多人数、少人数といった要素などで、縦軸と横軸があって、

自分の業界の軸が、高い教室なのか、安い教室なのか?

仮にアイシングクッキーの教室だとして、多人数でやるのか、少人数でやるのか?

 

これらを、自分の強みから考えて2軸を取るのですが、

自分のポジションがどこにあるかを理解した上で

他の教室がどこにあるのかという事が、考えるべき点なのですね。

 

高くて少人数という領域で、自分だけがポーンと目立っていたら良いのですが、

ライバルが乱立していたら目立たないですよね。

 

もしもライバルがたくさんいるとなると、

そもそも、この軸の取り方が間違っているという事になるのですが、

 

だからと言って、対極の安くて多人数という領域は強者の戦略となりますので、

個人がやるには難しいということになります。

このポジショニングを考えないと、上手くいかない事が多いのですね。

 

自分ができる事だけをベースに組むと、失敗する?

こんな学校で学んで、こんなディプロマを持っていて…という方がおられたとして、

その方が教室を開くとすると、

「自分は、これとこれとこれができるので、こういう教室をやろう」

という方向性で教室を開く方が多いのです。

 

しかしこのケースは、自分ができる事だけをスタートにして考えてしまっているので、

誰が習うのかを、そもそも想定していないのですね。

 

自分ができる事で教室をしたらダメなんですか?ということですが、

これは、自分ができることだけをアピールしている事になるので、

お客さんは誰でも良いという事になりますね。

 

誰でも良いということは、誰もがダメという事でもあります。

これでやっていけるのは、割と大手で、宣伝力があり、老若男女が受け入れられる場合だけなのですね。

 

個人の場合、全国から人がたくさん来る訳ではありません。

わたしの場合は、コースレッスンを組んでいて、一クラス4~5人でしたので、

月に集客する人数はさほど多くなくても成立していました。

 

ですが、月に50人から80人を、単発レッスンでやる形となると、とても難しいです。

 

それが分かっていたので、仕組化してコースレッスンにしていたのですが、

何でもかんでもいっぱいやっている人は、単発レッスンが乱立するので、

集客の苦労が、5倍や10倍、場合によっては20倍となります。

 

結果として、集客できない状態になっていくのですね。

 

ですので、効率よくピンポイントに響く、習える喜びを調査し、

それを想定して、お客さんを呼び込むようにしないと、難しいのです。

 

その時に注意しなければいけないのが、ポジショニングだという事ですね。

自分がやろうとする時に、似たような教室が他にどれくらいあるのかという部分です。

 

たくさんライバルがいる中で勝ち残っていくのは、大変なのですね。

 

自分の位置をどう作るのかが、コンセプト設計で重要となります。

 

ホームページを作るにしても、業者さんにお願いすれば、それなりのモノができますが、

上記ポジショニングをしっかり作らないと、全く人が来ないという事になってしまうでしょう。

なぜなら、自分のポジションを知らない状態で、ホームページを作ってしまっているからです。

コンセプト設計に時間をかけ、頭に脂汗をかいて考えた結果は…?

コンセプト設計は、最初に一番の時間をかけるところで、

クライアントのみなさんには、頭に脂汗をかいてもらい、

作り込んでいく作業に、ものすごく時間をかけます。

 

そうすると、

ポンとリリースすることで売れる、という結果になります。

 

マーケティング用語で言うと、レッドオーシャンというのですが、

ライバルだらけの熾烈な争いをしている中でやるより、

ブルーオーシャンと呼ばれる人がいない青い海でやる方が、有利だということです。

 

もちろん、ご本人が何をしていきたいのかという軸はお聞きしますが、

アイデアとツールについては、欲しがる人とマッチングする部分を一生懸命、考える必要があります。

 

特に教室の先生は、スキルがあり、できる内容が多過ぎるという方も多いのですので、

逆に内容を絞り込むこともよくあります。

 

一度、入ってくれた生徒さんに、自分ができる事をいろいろと見せていくのは良いのですが、

外向きに、全部のメニューを見せると、何の教室なのか分からないのいで、申し込まない、

という動きになってしまうのです、

 

検討の土俵に上がらないという事ですね。

 

また、たくさんライバルがいると価格競争になるので、

どうしても価格が下がってしまいます。

 

つまり、自分がどのポジションにいるのかという時に、

それが稼げない領域だったとしたら、最初から稼ぐのは難しいというのが、分かるのです。

稼げる金額は、どこで勝負をするかを決めた時に、決まってしまうという事ですね。

 

稼ぎたい方は、まず稼げるポジションから始めるのがおススメ

自分に小さい子どもがいた時、子連れがOKの教室がなかったので、

そういう「子連れOKの教室をやりたい」という人がいるのですが、

 

その時の自分の経済状況がどうだったかという事を、思い出してみて欲しいのです。

 

おおよそ聞いているのは、お金がいろんなものにかかるので、

自分のものに使うお金がないというお話です。

 

つまり、小さい子どもの子育て世代は、そもそも使えるお金が少ない可能性が高いのですね。

その層に向けて、一生懸命に発信することになる訳です。

 

 

親や祖父母がお金を出してくれるかもしれない英語教室など、

教育系ならお金を出す可能性がありますが、

親自身が習う習い事となると、お金を出せない場合も多いのです。

 

そうすると、そこで勝負するとした時点で、月商がある程度、決まってしまう事になります。

 

これは決して、そういう教室をやってはいけないと言っているのではなく、

バランスが崩れることを納得した上で、講座を組まないといけないという事です。

 

自分がまず豊かになる事が先なら、

ターゲットを変えて、そのターゲットの人達が必要とする形に変えて、まずは稼ぐ方が良いでしょう。

 

そして、その後に、

もしボランティアでもやりたい、という事であれば、

自分のやりたい事をやるのが良いかなと思います。

 

やりがいとしてやりたい人は、ぜひやっていただきたいと思います。

 

ですが、ご自身がシングルマザーになっている方や、旦那さんの収入が当てにできない場合で、

自分がしっかり稼がなくてはいけない方は、

ターゲットを変えたり、全て変える必要性も出てくるかもしれません。

 

教室業は、このポジショニングやコンセプト設計が肝になってくるケースが多いのです。

 

そもそも稼げないであろう領域で、自分はこれをやりたいんですと言うと、

その時点でもうアンバランスになっているという事ですね。

 

それをせずに、稼げない稼げないと言っている人もいたりします。

 

比較されてしまうのが多いところで勝負すると、難しくなるのが分かっているかどうか、

というのが一つのポイントです。

あなたの教室が稼げる金額はあなたがどのカテゴリーで働くかを決めた時に決まっている まとめ

最後にもう一点、ブルーオーシャンということについて、勘違いしてしまう時がありますので、

そちらについて、お伝えしておきたいと思うのですが、

「この領域は誰もいない、自分の一人勝ち」と思っていても、それは、「欲しがる人が誰もいないから」

というケースもある、という事です。

 

ライバルが全く誰もいない場合は、それを望むお客さん、欲しがる人がいないから、

というケースである可能性が高いということですね。

 

ですので、求めている人がまぁまぁいるけど、誰もやっている人がいないよね、というポジションを、

狙っていくのが良いかなと思います。

 

こういった、コンセプト設計と自分の立ち位置を決めていくのは、

教室の開業時はもちろんとして、リニューアル時もそうなのですが、

相当にシビアに考えないと、上手くいかないという事になりますので、

その時のタイミング合わせて考えてみてください。

 

ぜひご参考にしてみてください。

 

 

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