他社との差別化できるコンセプト作りのアイデアの探し方

マーケティング

こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

他社との差別化できるコンセプト作りのアイデアの探し方

ということについて、お話をしていきたいと思います。

 

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人に探してもらえるコンセプト作りが重要

本日のテーマは、

他社との差別化できるコンセプト作りのアイデアの探し方

について、お話をしてみたいと思います。

 

最近、ちょうど期が変わる時期ということで、

そういう時には、「お客様の層を変えたい」とか、「こういう形で事業展開してきたい」などなど、

新しくコンセプトを作りたいとなるケースが多いですね。

 

その時、多くの方が、アイデア出しに苦しまれます。

コンセプトというのは、事業の核となる重要な部分です。

 

コンセプトが良ければ、自動的に探されて、集客できるようになっていきますので、

私も、とても重要視しているポイントなのです。

 

もしコンセプトの軸がブレていると、どうなってしまうのかというと、

たとえば事業内容について、SNSやブログで発信をするとなった際、

コンセプトの一貫性が感じられず、バラバラに見えてしまうので、魅力を感じてもらえなくなり、

集客や成約ができなくなるのですね。

 

そのため、コンセプト作りは、とても重要な「ビジネスの核」になるのです。

 

集客は「集める」ではなく「集まる」

それと同時に、コンセプトがホームページに反映されていないと、

人を惹きつける魅力を伝えることができません。

逆に、コンセプトがしっかりしていて、それをホームページで表現できていれば、

勝手に探されて、勝手に売れるようになるのです。

 

この事は、普段から私のクライアントさんにもお話しているのですが、

集客というのは、「集めるお客様」ではなく、

「集まるお客様」を目指すということで伝えています。

人を惹きつける、磁力があるような内容を作ることができれば、

勝手に探してもらえて、その結果、たどり着きさえすれば、申し込みが入る状態となるからです。

 

拡散する努力や、引っ張ることだけを努力するのではなく、

そもそも探される、注目されるものを作るのが大切、という事ですね。

 

もし自分にやりたい事があるなら、それがレアなものの方がいいですね。

やはり希少価値が高い方が、探され、成約されるようになります。

ですので、それをリサーチする方法と、考え方というのが必要になってきます。

 

このように、コンセプトを考えるというのは非常に大切な事ですが、

今の自分が、どうやって他社との差別化をすればいいのか?

どういう状態で選ばれる状態を創ったら良いのか?

といった事を考える時、アイデアの出し方で悩む人が多いので、

今回は、そのお話をしていきたいと思います。

 

 

他社と差別化できるアイデアの出し方

コンセプト作りのためのアイデア出しですが、

これには何通りかがあります。

それらについて、代表的な5つの方法について、ご紹介をしていきます。

 

1.自分の全スキル、全経験値を棚卸する

まずは棚卸です。

自分が持っている全てのスキルを棚卸する、ということですね。

教室を6年、7年と、長期間にわたって続けている方でも、

その前の、たとえば会社員時代に身に付けたスキルも含め、棚卸をしてみてください。

 

私自身について言えば、教室開業をする前は、

旅行業界、ブライダル、建築、パンこね機といった業界で仕事をしてきた経験を持っています。

そして、今の自分自身の事業に、それらの経験が全て生きているのですね。

 

たとえば、建築でインテリアコーディネーターをしていた経験は、デザイン面で役に立ったり、

ブライダル業界で法人営業をしていた経験は、今でも法人営業をする際に、そのまま生きています。

こういった、自分がやってきたことは全て、ムダにならないのですね。

 

それを自覚して商品作りができるかどうか?は、とても重要になります。

なので、まずは自分のスキルの棚卸が大切なのですね。

自身のキャリアを棚卸する際には、直接的なスキルもそうなのですが、

仕事に対する考え方、仕事のこだわりポイントも含めて、全て棚卸をされてみてください。

 

 

2.市場調査をしっかりとやっておきましょう

二つ目は、市場調査です。

 

何をリサーチすれば良いのかというと、

これから作ろうとしている新規事業は、世の中の人が求めているかどうか?

ということを調べます。

 

たとえば、普遍的な人の悩みに直結した者は、売れやすい傾向があります。

ただ、教室は、楽しい理由で行くケースも多いので、

なかなか悩みに直結する教室のコンセプトを作るのは、難しい部分もあるかもしれませんが、

私が持っていたクラスでは、たとえば「低糖質のパン」は、悩み系にクラスとなっていました。

 

糖尿系の病気といった部分もありますが、

切迫した理由がある方は、積極的にそういう教室を探しておられます。

 

ですので、そういった人のメリットになるようなホームページがあれば、決まっていきます。

私のケースでは、コミュニティができていたので、次々と人が入ってくる状況でした。

それをリサーチで調べることができれば、探されて申し込まれる要因となりますね。

 

3.別業界を参考にしてみる

他社を調べる時、同業他社ではなく、別業界を参考にするのもオススメです。

 

私はパン教室という事で、パン業界でしたが、

たとえばブライダル業界や住宅業界での成功事例を、自分の業界に取り入れて、

ビジネスモデルを変化して作れないか?という事ををやったりしていました。

中には、大手の事例を自分の教室に持って来たりしていましたが、

真似されたことも分からないくらい分解して、

自分の業界に取り入れたりしていました。

 

私は、「飛常識」という言葉を自身のコンセプトの一つに据えていますが、

人が注目する新しいものは、同業界の、いわゆる「常識」とされるところから持ってこない方が良い場合も多いのです。

 

別業界の内容を変化させて取り入れると、常識を飛び越えた、

目立つコンセプトとして注目されることもありますね。

 

 

4.集め直して、一つにする

4つ目は、自分自身がすでにやっていることを集め直し、

寄せ集めて一つのものを作れないか、ということを考える方法です。

 

再構築(Rebirth)できないか?

組み合わせて、新しい価値を生み出せないか?

と考えると、コストは安く、売り上げ単価を上げられる可能性が出てきます。

無いものから探すのではなく、すでに持っているモノから作っていく、

という考え方ですね。

すでに持っているものを再生をしていく、

ということで、コンセプトを作っていく方法です。

 

 

5.既存の顧客層を、ズラしてみる

5つ目は、既存の顧客層をズラすという方法です。

 

たとえば私のパンの場合は、40代~50代の女性をターゲットにしていて、

「パン作りは好きだけと、手ごねはもういいよね(卒業)、機械ごねにこねはおまかせ

、成形が楽しいパン作りよね」

というコンセプトを中心にしていましたが、

その年齢層をズラすと、コンセプトが全く変わってきます。

 

もし仮に、新たに20代をターゲットにすると、

20代の行動を調べて、新たなコンセプトを探っていく…といった形で進める事になるでしょう。

 

この時に注意すべきは、教室全体のコンセプトが決まっていて、

そこからあまりにズレ過ぎたものを提案すると、今までの人が離れてしまう可能性があることです。

ですので、今までのお客様も喜んでくれて、ちょっとズラす、

といった形で考えていくのが良いですね。

 

私のパン教室では、20代を集めるといった事はしませんでしたが、

「成形にこだわる」といったコンセプトの軸があったので、

年齢層に分けて、成形にこだわる内容は作れたかもしれません。

 

 

コンセプト作りは、時流も見極める必要があります

コンセプトというのは、どうにでも作ることができるのですが、

自分がやりたい事だけで作ると、成功は難しくなります。

 

よく、自分のしたい事を中心に作ってくる人もいるのですが、

自分がやりたい事に加えて、それを習いたい人がいるかどうかも、

考えないといけません。

 

つまり、「リサーチが足りていない」という女性も多かったりするのです。

 

そうすると、コンセプトとしては面白かったとしても、

売れない状態になってしまう訳ですね。

 

ここはちょっと注意しないといけないので、

たとえば他業種から面白いアイデアを持ってきたとしても、

それが必要とされているのかは、しっかり調べる必要があります。

 

もう一つ、さらに気を付けたい部分として、「これはヒットするぞ」と思っても、

世の中の時流によっては、売れないケースもあるのです。

時代の流れに対して、早過ぎても遅過ぎてもダメなのですね。

 

たとえば私は、米粉パンやグルテンフリーなどのクラスも作りましたが、

時代が早過ぎて、売れなかったのですね。

当時は、すでに別の講座が売れていたので、すぐに撤退しましたが、

世の中に出した時の結果をしっかり見て、売れない事を真摯に受け止めることも必要です。

 

その後、グルテンフリーなどがもてはやされるようになり、

「貴子先生は、そういうクラスはしないんですか?」と言われたことがあるのですが、

「前にやったけど売れなかったから、やらないよー」ということになりました。

 

 

売れないなら、さっさと撤退する

売れないものを売ることに、一生懸命になっているケースもあります。

 

売れないものは売れないので、

いくら一生懸命、ブログやインスタで宣伝しても、結果を出すのは難しいでしょう。

そういった場合は、早く撤退して、売れるものを売っていた方がいいですね。

 

ここで、もし自分自身に執着があると、見切れなくなります。

なぜなら、自分がそこに時間をかけたのを、自分が良く知っているからです。

 

売れるか売れないか、早く判断して、撤退する勇気がある人の方が、上手くいきます。

市場に出して、初めて評価されますので、それから商品化するのが大事ですね。

売れるかどうかというのは、世に出すまで分かりませんので、

6割くらいの完成度で良いので、まず世の中に出して、見てみることが大切です。

そういう形でコンセプトを作っていくのがおススメですね。

 

ぜひ、ご参考になさってみてください。

 

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