教室運営をしていて、”自分はダメだ”と自信を無くした時にあなたに届けたい「3つのチカラ」

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本日は、

「教室運営をしていて、”自分はダメだ”と自信を無くした時にあなたに届けたい「3つのチカラ」」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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教室運営をしていて、”自分はダメだ”と自信を無くした時にあなたに届けたい「3つのチカラ」

本日のテーマは、

「教室運営をしていて、”自分はダメだ”と自信を無くした時にあなたに届けたい「3つのチカラ」」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

こちらのお話をしようと思ったきっかけは、

とあるメルマガが届いた時に、その内容が私の心に響いたことがきっかけでした。

 

そして、教室の先生もこのような観点で考えてみて頂くことで、

落ち込んでいた気持ちが解消することになる、とも思ったのですね。

ですので今回のお話は、もし自信を失ったとしても、その今の状態をどう捉えるか、

といった、少しマインドに近いお話になるかと思います。

 

どんな人にも、それぞれに生きる価値がある

ヴィクトール・E・フランクルという方がいらっしゃいます。

ナチスに捕らえられ、強制収容所で過ごした経験を、「夜と霧」という本に書いた方ですね。

その方が、ナチスに捕らえられた時にどういう気持ちでいたかということが書かれていました。

 

ほぼ死と隣り合わせの状況の中で、

生きている事には意味があり、無駄な人生はない、

人生それぞれに意味があると確信しておられたのだそうです。

 

そして、ナチスに解放された後に、

実存分析という手法を生み出されたのですね。

 

このようなお話は、自分には関係がないと思うかもしれませんが、

フランクル氏は、人には3つの価値を生み出す力があるというお話をされています。

 

1.何かが作れる、行動する力

2.何かを体験する、感動する力

3.自分の態度を変えることで、自分や周りを素晴らしいものに変化できる力

この3つです。

 

そして、どんな日常も素晴らしく、価値があるという信念を持っており、

それが、フランクル氏が伝え続けている信念でもあるのですね。

 

そうすると、今の自分はそうではない、という状況の人が、

彼に質問をするのです。

 

たとえば、

「先生は立派な精神科医だから、生きる意味がある。

でもわたしは、しがない洋服屋で、生きる意味がない。」

といった事を質問されているのですね。

 

そうすると、彼はこう答えます。

 

1つ目となる「何かが作れる、行動する力」として、

「あなたは、洋服を作ることを通して喜びを伝えている。

新しい洋服に袖を通す喜びを伝えている。」

といったお話をされたそうです。

他にも、

「わたしは元デザイナーだけれど、

今は病気で手足が動ないない、何かを創造することができない。」

という質問を受けた際には、

 

「人には体験する力がある。何かを作ることはできないかもしれないが、

良いものや美しいものを見極める力を持っている。

良さを感じ、味わう力を持っている。」

といった返答をされたそうです。

 

もう一つ、入院生活を送っているおばあさんがいて、

ずっと病室で寝たきりだったのですね。

そんなある日、窓の外を歩く勤め人に姿に気付いたそうです。

 

そこで、身だしなみを整えていないなかった自分の髪などを、しっかり整え、

少しお化粧もして、笑顔で、勤め人に声をかけ始めたのです。

 

最初はだれも目に留めなかったのですが、

だんだんとあいさつをしてくれる人が増え、幸せに生きることができたのですね。

3つ目となる、「自分の態度を変えることで、自分や周りを素晴らしいものに変化できる力」と使ったのです。

 

このように、どんな人にも、それぞれに生きる価値があって、

人生には浮き沈みがありますが、自分はどの価値で生きているのかを考え続ければ、

逃げ出したり、自暴自棄になる事もなく、

生きていくことができる、という事をフランクル氏は伝えています。

 

苦労して身に付ければ、苦労した人の気持ちが分かる。

これらについて、教室の先生に置き換えていく場合には、

どういう事を考えて欲しいのかについて、お話をしていきたいと思います。

 

自分がダメだと自信を無くすケースで多いのは、

たとえば、自分が新しい技術や技能を習得する上で、

他の人はあんなに速くマスターできるのに、自分は同じような速さでは習得できない。

 

そういうことがあった時に、

こんな自分は何かを創り出すことができない、と自信を失う先生がおられたりします。

 

では、この先生は、どういう価値をお客様に伝えられるかと言うと、

【できない人の気持ちがわかる】ことを伝えられるのです。

 

なぜなら簡単に習得できてしまう人には、できない人の気持ちは分からないからです。

 

だから、苦労してでもマスターして、

その技術を身に付けたとしてたら、

残念な人の気持ちが分かった上で、教えることができるようになりますね。

 

痛みが分からないと、なぜ分からないかが分からないので、

説明が難しくなってしまうケースもあるのです。

 

ですが、できない人ができるようになると、

それも含めて教室業に取り入れることができますね。

 

たとえば、その苦労を生徒さんに語れる自分になれるという事です。

苦労しながらでも前に進んでいく事ができると、

むしろ良いのではないかなと思います。

 

教室業が思うようにできない時は、インプットの時

先ほどの例で、デザイナーの方のお話がありましたが、

女性のライフスタイルで言うと、たとえば子育てをしている時は、

独身で働いているときと同じように仕事ができない、というケースがあったりします。

思うように自分の仕事ができない、という状況ですね。

 

それと同様に、旦那さんの転勤などで、地元に生徒さんができたのに、

また新しい土地でやり直さないといけない、という状況もあり得るかもしれません。

今ならオンラインで教えることもできますが、以前までならできませんでした。

 

あるいは、介護をしなければいけなくなって、

今まで自分の自由に使えていた時間が使えなくなり、

教室業が思うとおりにできないケースもあるでしょう。

その時に、体験する価値があるというのは、

できないという時間の中で、

何かを感じることができるかを考える、という事になります。

 

つまり、教室業そのものはできなくても、

それを体験する側に立つという事で、

お客様と同じ気持ちになる、謙虚な気持ちに戻る、といった機会になるかもしれません。

 

そもそもそんな時間すらも取れないなら、

今の時代は、Youtubeなどで良い情報を発信をしている人もいますので、

自分の経験値を増やすための時間に使うことも考えられます。

 

教室を開く時間がなかったとしても、

その状況をどう考えるか、ということですね。

体感する価値、体験する価値という時間を過ごしているんだ、と考えたら、

今だからできる事をしよう、という考えに切り替わるはずです。

 

お金がなくて、人と同じようにできなかった学生時代

人にはいろんなステージがあって、色んな人生のサイクルがあります。

時間の使い方も、上手くできる時とできない時もありますね。

 

わたしの場合で言うと、昔はとても貧しく、

普通の学生ができるような当たり前のことができなかったりしました。

 

親に言われて塾に行くのは嫌だった、という人もいるかもしれませんが、

そもそも私は、塾に行くお金もない状況だったのですね。

 

そんな家庭環境でしたので、

2000円のお小遣いの中から、

自分で選んで1700円の参考書を買ったりして、

自分で効率の良い勉強を考えていたりもしました。

 

本も買えませんので、図書館に行って、借りて読んだりしていたのですが、

一日で借りて、読んで、すぐに返していたので、

マイ図書カードが、すごい行数になったりしていた時期もありましたね。(苦笑)

お金がないから、今できる事をがんばったのです。

 

結果、それがどういう事に繋がったか、というお話です。

 

よく、マニュアル本がありますよね?

マニュアル本は、女性は読むのが苦手な人が多いのですが、

わたしはそれを読みながら、パソコンを操作したりできるようになったりもしました。

自分なりに読みこなすという力が付いたからだと思います。

本を読む速度も速くなるので、大人になった時には、

まずインプットしてアウトプットする情報発信のサイクルが、異常に速くなったのです。

 

それは、子どもの頃にお金がなかったので、

自分なりに工夫したきたことが、やがて知識となっていたからだと思います。

 

結果として、人より吸収能力を上げた状態で物事を吸収し、

それらを消化してアウトプットする、というのが異常に速くなり、

それが今のコンサル業にも活きているのですね。

 

体験も、時代が変われば、意味が変わってきます。

今は大変でも、時間が経てば、別の形で強みとなって出てくることもあるのです。

その時に上手くいかなくても、その先の未来で、違う状態になることもあります。

自分の態度を変えることで、未来は変わっていく

自分の態度を変えることで、自分や周りを素晴らしいものに変化できる力、

という事について良くある相談は、ご主人とのもめごとかもしれません。

 

うまくいっていない自宅教室業の先生のご相談をよく聞いていると、

ご主人との、家の使い方とのもめごとが多いと感じます。

大抵の場合、旦那さんも平日は仕事をしていて、週末は家でゆっくりしたいケースが多いと思います。

 

ですが奥さんは、週末じゃないと対応できない生徒さんがいたりすると、

「家を使わせてもらっている」という感謝を忘れて、

旦那さんに向かって「なんで家にいるの?」と、

冷たく突き放すように言ってしまったりするのですのですね。

 

そんな事を言われた旦那さんは、余計に意地になって、

「なんで俺が家を出ないといけないんだ」、となります。

俺の方が稼いでいるのに、なんで俺が家を出ないといけない、

といった揉め事になってしまうのも、当然かもしれません。

 

その時は、たとえば、まずは原点に立ち返ることです。

 

普段、自宅教室で家を使わせてもらっている事に感謝をしていることを伝え、

週末はなるべく受けないようにしていたのだけれど、使わざる得なくなった、

という事実も、説明をします。

 

その上で、

申し訳ないのだけれど、生徒さんに喜びを与えるという仕事をしているので、

数時間、明けて欲しい、といったようにお願いをするとか、

感謝の想いを伝えるとか、自分が変えることで未来が変わることも、あるのです。

 

週末までは、旦那さんが機嫌よく過ごせるようにしてみるなど、

変えるための方法はいくらでも思いつきますね。

 

そして、これは仮に、奥さんの方が旦那さんよりも稼いでいたとしても、同じです。

こういった逆転現象もあるのですね。

奥さんの自宅教室の方が稼ぎがある、というケースです。

 

ですが、自分の方が稼いでいたとしても、それはそれ、これはこれで、

家を使わせてもらっている感謝を伝えた方が良い、という事実は変わりません。

 

イソップ物語の、北風と太陽に近いイメージです。

 

この3つを知っておくと、今の状況がどんな状況になっても、

先生業をやっていく上で、生徒さんにどんな価値でも伝えることができる存在でありうる、

ということなのですね。

時に一瞬、自信を無くしても、それは全く構いません。

人間ですので、そういう時もあるでしょう。

 

ですが、価値のない人はいない、ということを忘れてはいけません。

自分はダメだという事を、もし思ってしまったとしても、

自分がダメだと分かる自分、というのは、

同じように自分をダメだと思っている人を救えるかもしれません。

 

わたしの場合は、お金に苦労しましたので、

お金に振り回されない人生を選択してきました。

ですので、お金はツールとして、お金を稼ぐという考えですね。

 

そうすると、もともとお金のない世界を知っているので、

必要以上に持とうという事にならないのです。

 

それなら、皆さんが喜ぶイベントに使うといった、使い方もできますし、

単純に、人を喜ばせたいとなるので、見返りを求めることなく、お金を使う事ができるのです。

自分がそうしたいからそうするだけ、というシンプルなお金の使い方ですね。

 

ご自身が、これらの3つ価値を生み出せる力を持っているとわかるだけで、

人生の見方も変わっていくのではないかなと思います。

 

教室運営をしていて、”自分はダメだ”と自信を無くした時にあなたに届けたい「3つのチカラ」 まとめ

今回の内容をまとめますと、

「教室運営をしていて、”自分はダメだ”と自信を無くした時にあなたに届けたい「3つのチカラ」」

というのは、

1.何かが作れる、行動することができる力

2.何かを体験する、感動することができる力

3.自分の態度を変えることで、自分や周りを素晴らしいものに変化できる力

ということになります。

 

あなたはそこに存在しているだけで、価値がある自分なんだと思って、

また新しく、明日に向かって一歩を踏み出して見て頂ければと思います。

 

ぜひご参考にしてみてください。

 

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