″もっとうまくなったら発表します!”は正しい?正しくない?

経営マインド

本日は、

「″もっとうまくなったら発表します!”は正しい?正しくない?」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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″もっとうまくなったら発表します!”は正しい?正しくない?

本日のテーマは、

「″もっとうまくなったら発表します!”は正しい?正しくない?」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

いろいろな新しい事にチャレンジをした際、ステージや段階というのがあると思うのですが、

その中でよく聞くのが、「もっと上手くなったら発表します」といったお話や、

「もっとできが良くなったら発信します」といったお話ですね。

私のクライアントさんの中にもいらっしゃるのですが、

これが正しいのか、正しくないのか、というお話を、

今日はお伝えをしたいかなと思っています。

 

正しい、正しくないというのは、個人の価値観なので、

自分の思う結論付けをしていただければよいのですが、

今回は、成長の速度という観点から、問題提起をしてみたいと思っています。

 

もっとうまくなったら…というのは、一体いつ?

それでは本題へと入っていきます。

 

まず、もっと上手くなったら発表しますというのは、

どのレベルをもってして「上手くなったら」と表現するのか、

ということ自体が、微妙だったりしますね。

たとえばダンスでも良いですし、何か新しい事を始めたとします。

そうすると、その発表するということを、

どのシーンで「発表」とするのかという事ですね。

 

たとえばSNSで、「ちょっと踊っています」、というのを発表と呼ぶのか。

それとも、ちゃんと舞台を用意して、そこでダンスを披露するのを、

発表というのかという部分もありますね。

 

 

もっと上手くなってから、というのは、

それはそれで正しいは正しいと思いますし、

恥をかきたくない、こんなの見せなくないよね、

という状態があるという事自体は、

確かにそうだと思います。

 

その意味で、もっと上手くなって発表するというのは、ある意味正しいと思うのですね。

 

ただ、往々にして、途中経過や初期の頃に発表してしまう、

という方が、成長が早かったりするのです。

つまり、場合によっては笑われるような状態でも発表してしまうと、

その後の成長スピードがもの凄く早くなる、という事があるのですね。

 

全くの0の状態から公開すると決めていた、サックスチャレンジ

そして、これは、わたしの実例なのですが、

このブログを書いている時点で、サックスを始めて3年と3ヶ月になります。

サックスを始めたきっかけは、出版記念パーティーでの余興です。

セミナーをやるだけだと面白くないので、余興的にやろうと考えたのが、

音楽だったのですね。

 

そこで自分が演奏するとなると、おもてなしをしている感もあります。(^^)

それでチャレンジしたのがきっかけとなります。

 

とは言え、私は音楽経験が本当に0で、

楽譜も当然、読めないですし、リズムなどもあまり分からない状態でした。

 

歌謡曲をカラオケで歌ったりもしますが、

それは覚えているメロディを歌っているだけですよね。

それに加えて、お金も時間も掛かります。

 

それもあって、音楽は高尚なものという印象もあったのですね。

 

では、なぜその時にやりたかったのかというと、

余興としてチャレンジを見せるのも良いと思ったのと、

以前からやりたいと思っていた楽器として、サックスという楽器があったのです。

 

武田真治さんだったと思いますが、昔にテレビでサックスを演奏されていました。

芸能人は多彩な方が多く、

本業があって違う事ができるのはカッコ良いと思っていたのです。

 

わたしは、写真やデザインもやりますが、

音楽だけは、お金も時間もかかるということで、それまでやってこなかったのです。

 

そこを、ゼロからやってみましょうという事で、やってみたのが始まりでした。

 

そうすると、最初はなかなかに大変でした。

音が出る、出ないという問題の前に、楽器の組み立てもけっこう大変でした。

当時の動画を見ると、とても初々しかったりするのですが、

その記録を、そのまま外に発信しようと決めていたのですね。

ちなみにこちらが始めたころのサックス演奏の動画です。(笑)

 

要は、みなさんにチャレンジを見てもらおうと思ったのです。

それを0からやって、そのまま残念な状態から見てもらおうと。(笑)

 

川で練習している姿なども公開したりして、

ほぼ毎日、まじめに練習をしたりもしていました。

緊急事態宣言でカラオケに練習しに行けないという時は、

毎日の練習ができなくなる時期もありましたが、

緊急事態宣言が出ていた3ヶ月以外は、3日と空けたことが無いですね。

 

そうやって鍛錬を積んでいくと、

ライブなどで「上手くなっている」と言っていただけるようになり、

皆さんに喜んでもらえるようにもなりました。

今は、バックバンドや音響さん、動画撮影の方も引き連れて、

全国でライブをするに至っています。

 

恥というリスクを取り、速く成長するという現実を得る

基本、わたしのスタンスは、もっと上手くなったら見せるのではなく、

最初からありのままを見せる、と決めています。

 

そうすると、恥もさらすことになりますが、

ライブのたびに、もっと上手くなろうとなりますし、

演奏についても、こうやって表現したいとなった時、

見られる、聴かれるという事を前提に、考えるようになります。

 

ですので、具体的にどういう風に練習したら良いのかを、

毎回先生に細かく質問をしたりもしていました。

 

まだまだ、こうしたいというイメージに対して技術が付いて行かない部分もありますが、

もっと上手くなったら発表する、というよりも、

そのまま発表して成長する方が、圧倒的に速いのですね。

 

 

これは、SNSや集客も同じことが言えます。

もっと理解して分かるようになったら発表します、の人は、

成長にものすごく時間がかかるのです。

今の自分のまま、下手でもそのまま出してしまう人の方が、

圧倒的に成長が早いです。

 

上手くなってから発表する、という人の成長が遅くなるのは、

恥というリスクを取らない決断をしているからです。

 

デビューしたての芸能人の方は、少しあどけなさが残っていたりもしますが、

どんどんテレビに出たりしている間に磨かれていきますよね。

それは、人の目に晒されているからです。

 

自分の内にあるのものは、外に出さないと磨かれていかないのですね。

 

中には、あなたの挑戦を批判する人もいるかもしれませんが、

一般人に対して、そういった批判をする人は、まだ少ないです。

芸能人はそれらの批判も全て引き受けるので、すごい仕事だと思いますね。

 

わたし自身は、否定したり、批判するなら、それ以上のことをやってみてから、

という感覚があるのですが、

そういった意見を拾うがために、やろうと思う事をやらないのは、勿体ないと感じます。

 

成長は、人に伝わる

つい先日、飲み会で出会ったビジネスのオーナーさんから、

わたしの最初のサックスライブについて、お話を聞く機会がありました。

 

その方は、今までのわたし自身の成長を見てくださっている方なのですが、

「最初は正直言って、このレベルでライブやるのかと思った。

一生懸命やっているのは分かるけど。

でも、こないだのライブはものすごく上手くなっていた。

伸び幅がすごくて、本当に驚いた。」

このようなお話をお聞きしたのですね。

確かに最初は、ちょっと聴くのが大変な部分もあったのかもしれません。

 

ですが、そこから今の状態になったのは、恥というリスクを取っているからです。

 

もっと上手くなったら発表しますという人は、

私の持論でいうと、さっさと出してから磨いた方が良いですね。(苦笑)

これは、ビジネスでも趣味でも、なんでも全部同じです。

 

″もっとうまくなったら発表します!”は正しい?正しくない? まとめ

今回の内容をまとめますと、

「″もっとうまくなったら発表します!”は正しい?正しくない?」

というのは、

成長速度を速めたいなら、上手くなってから発表するというのは、正しくないです。

 

成長の度合いで言うなら、さっさと発表してしまう方が正しいと思います。

 

もし今、自分自身の中にくすぶっているものがあるとしたら、

誰が何と言っても発表してみてください。

 

その際、世界中の人が何と言おうと、

わたしはそのチャレンジを盛大に応援したいと思っています。

それはわたしが、チャレンジを心から応援する人だからです。

 

ぜひご参考にしてみてください。

 

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