あなたが集客に苦戦するのは「好きなコトを仕事にする」をカン違いしているから

経営マインド

本日は、

「あなたが集客に苦戦するのは「好きなコトを仕事にする」をカン違いしているから」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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あなたが集客に苦戦するのは「好きなコトを仕事にする」をカン違いしているから

本日のテーマは、

「あなたが集客に苦戦するのは「好きなコトを仕事にする」をカン違いしているから」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

好きな事を仕事にする、と言われて久しいですが、

最近ではそれがより加速していると感じます。

 

その原因は、コロナ禍やリモートワークといった環境変化の中で、

会社にずっと勤め続ける自分に、疑問を感じる人が増えているからだと思います。

ここ数年、それがより加速しているイメージですね。

 

ですが、実際に好きな事を仕事にしようということで、

ビーズ教室、パン教室、料理教室を開業したとします。

それによって、集客に苦戦する人も凄く増えているのです。

 

これは、ある意味では当然ではあるのですが、

「そもそも論」の部分が分かっていないまま開業をして、

陥ってしまっているワナがあるのですね。

 

その部分を、わたしは大いなる勘違いと読んでいるのですが、

今回のお話は、実際にそういう感覚の方にとっては、

少し耳が痛い、しんどい話になると思います。

 

ですので、辛い方は途中で読み進めるのを

ストップしていただいても良いかなと思っています。(苦笑)

 

好きな事を仕事にするのと、好きなようにやるのとは、全く違う

まず、好きな事を仕事にするということ自体は、問題ないと思うのですね。

ただ、それを仕事にするにあたっては、

しなければいけないことが、大体はセットになってきます。

 

つまり、自分でやりたいようにやっていいんだ、と勘違いをする人がいる訳ですね。

嫌な上司などに不満を持ったり、会社が評価をしてくれない、

といった理由などなどで会社を辞めて

好きな料理で教室を開き、好きなようにやる、というイメージですね。

 

そうすると、会社を辞めて、教室を作って、

なんだかインスタなどで宣伝して、誰も来ないということで、

集客できませんと、ご相談に来られる訳です。

 

好きな事を仕事にしている部分はそれで良いと思うのですが、

だからといって、自分のやりたいように、言いたいようにやっていたら、

人が来るかというと、それは大いなる勘違いなのです。

 

それで人が来ると思っている事自体が、間違い、というかカン違い。

 

好きな事を仕事にするにあたって、

ネットでの顔出しも嫌、投稿頻度が多いのも嫌、

売り込みしているように見えるのも嫌、とおっしゃる方もおられますが、

それじゃ、どう見つけてもらうのですか?という話になります。

 

 

好きな事をするのと、好きなようにやるというのは、全く違うのですね。

 

たとえば私の場合、好きな事を仕事にしていますが、

そのために、ブログの投稿本数が1000本必要だと言われれてば、

それを粛々と進めていくでしょう。

 

実際、動画投稿については、信頼するコンサルタントの先生が、

1年で1000本をアップしましょうということで、実際にやりました。

信じて師事している人が、そうする方が良いと言うなら、

好きな事を仕事にするためにも、実行するのですね。

 

それは、好きな事を仕事にするため上で、

自分を知ってもらうのにそれが必要だからと、

スッと理解できるからです。

 

あるいは、何かの本で良いノウハウなどを見て、

実際にやりもしないで文句を言うという事は、一切しません。

まずやってみてからです。

 

そうすると、やると大抵上手くいくのですね。

なぜなら、実際にやる人は1%だと言われているからです。

 

つまり、みなさんがやっていない事をやるだけで、優位性があるのですね。

 

お伝えをしたいのは、

「やりたくない事は一切やりません、やりたいようになります」

というのが、

「好きな事を仕事にするというのとは、全く違う」という事です。

 

少しキツイ言い方をすると

「それは仕事を舐めていますよね」という話になってしまいます。

 

自分が教室を選ぶ立場だったら、どうしますか?

もし趣味で教室をやっているだけなら、

好きなようになっていても良いと思います。

 

たまたま少し発信して、教えて欲しいという人が現れて、

1000円の材料費で、1000円のレッスン料でも、趣味ならそれで全く構いません。

 

ですが、会社を辞めて、同等の月給25万円(手取りベース)を稼ぐとなると、

やりたい事をやりたいようになっていても収益を得るのは難しいだろうなと、

気が付くと思うのですね。

 

自由だから好きなようにやって良いんだ、という事とは全く違うのです。

 

そういう方は、基本的に自分軸で動く傾向がありますので、

料理教室を開業したとしても、全てが自分軸となるのです。

 

もし自分が消費者だったらわかると思うのですが、

今はネットで簡単に、いくつも教室が比較できますね。

 

その際、好きだからという理由で、好きなようにやっている人が開業した、

料理教室の先生がいたとして、1レッスン3000円だったとします。

 

一方で、教室業歴20年、何かの賞で金賞も取っていたりして、

お客様目線で、ちゃんとあなたが習いたい事を教えてくれる、予約が取れない先生の教室が、

1レッスン10000円だったとしたら、

その教室の方が、ものすごく魅力的に見えると思います。

 

さらに、その先生が、もし同じ金額のレッスン料(3000円)なら、

あなたは、そちらの教室へ行くでしょう。

 

自分が消費者だったら、習いたい事に合致した教室を、

徹底的にリサーチした上で、行くはずです。

 

そう考えた時に、好きな事を仕事にすると意気込んでいる人は、

大抵、本当に自分が発信したい事ばかりを発信してしまうのです。

 

たとえば、「家庭料理を教えます」と言って教室を作ったとして、

ものすごく範囲が広い家庭料理について、

果たしてそれを習いたいと魅力的に感じる人はいるのですか、という視点です。

 

そうすると、料理を作った事がない20代の人に教えます、

といったような、ちぐはぐ感も出てきたりすることもあります。

 

つまり、お客様が、お金を払ってでも行きたいと思わない限り、

申し込まれることはないのです。

これは、開業当初、教室を開けば誰かが来るはずと思ってしまってる方は

特に陥りやすい罠なので、気をつけてくださいね。

 

たぶんあなた自身も、誰かの教室に行くとなると、

シビアに情報を見るハズなのですね。

それなのに、自分が教室をやりたいとなると、

自分が好きなように教室をやってしまうのです。

 

ただ、中には、このパターンでも上手くいってしまう人もいます。

ですが、確率は極めて低いと言わざるを得ません。

 

わたしはこれが好きで教えているので、習ったらいいと思いますよ、

というスタンスでは、基本的には集客は難しいのです。

 

好きな事を仕事にするなら、仕事としてすべき事もセットになる

「わたしはこの教室が好きでやっているので、

月に1人しか来なくても構わないんです」

というところから、少しずつ広げていくというなた、全く良いと思います。

 

ですが、自分の好きな事を他人に押し付けるような形で進めて、

集客できないと言うのは、違うのですね。

 

会社員だった頃の、月給25万円くらいまで達成できないから困る、

という人もいますが、

会社は会社で広告を出し、やるべきことをやっているのです。

自分でそれに匹敵する活動を個人でやっているか、という観点が必要です。

 

本当に好きな事だけを発信するというなら、

アーティストや画家の方もそうですが、

それが好きな人だけが集まるので、最初は採算度外視になるのが当然です。

 

そういった、仕事としてすべき部分、受け入れるべき部分があるにも関わらず、

私はお金も使いたくない、顔も出したくない、情報発信も大変だからしたくない、

などなどの条件が重なっていくと、上手くいく確率は、もの凄く低くなります。

 

「好きな事を仕事にするのと、好きにやるのとは、全く違う」ということを、

わたしは声を大にして伝えたいと思います。

 

好きだと言い続けたら人が来ると期待してやる場合は、

時間がかかるケースが多いです。

 

昔は、教室も少なく、好きな事を好きなようにやっているだけで、

人が集まる事もありました。

ですが最近では、教室の数がものすごく増えているという時代の流れもありますし、

そもそもその先生が好きかどうかも選ばれるポイントになります。

 

そうすると、ライブ配信などで多く情報発信をやっている先生が選ばれたりもするのですね。

 

わたしも動画を多くアップしていますが、

好きな事を本当に仕事にしたいなら、他の人に圧倒的に選ばれる点を、

多く情報発信していく必要があります。

 

好きなようにやっているだけだと、人が来なくて当たり前なのに、

それで集客できないと相談している時点で、

まず違うということに気付いてほしいと思います。

 

基本は、習いたい人の要望に寄せていったり、

お客様の目線で考えていく部分も必要です。

ですが、集客がうまく行っていない方は、その部分がないのですね。

このような方は、考え方を変えないとほぼ上手くいかないでしょう。

 

買いたい人の視点に立って考えられるかどうかが、

開業当初には重要となってきます。

その中から、少しずつやりたい事ができるように幅を広げていく、

というのが正しい順番ですね。

 

だから、特に開業初期の方は、

仕事というのはそういう感じだと理解していただき、

集客できないと言う前に、自分が今どういう思考で動いているのかをチ

ェックしていただければと思います。

あなたが集客に苦戦するのは「好きなコトを仕事にする」をカン違いしているから まとめ

今回の内容をまとめますと、

「あなたが集客に苦戦するのは「好きなコトを仕事にする」をカン違いしているから」

というのは、

何でも自分の好きなようにして良い、と勘違いしていること。

 

仕事を仕事として考えた時、やらなければならない事もセットになりますよ、

という事ですね。

 

ぜひご参考にしてみてください。

 

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