地震・台風・自然災害に強い教室ビジネスの作り方

起業・開業

こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

「地震・台風・自然災害に強い教室ビジネスの作り方」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

 

友だち追加

飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子

LINE公式アカウント

ご質問もお気軽に 1:1トークで高橋貴子と直接対話

 

 

地震・台風・自然災害に強い教室ビジネスの作り方

本日のテーマは、

「地震・台風・自然災害に強い教室ビジネスの作り方」

ということで、お話をしてみたいと思います。

 

実は、今回のこの動画を撮っているのは、2019年10月13日となっています。

つまり、昨日の、戦後最大級と言われた台風19号ハギビスの通過が終わった後に、この動画を撮っているという事になります。

確かに、戦後最大と言われるだけあって、とてもすごい台風でした。

私は横浜の鶴見川の近くに住んでいるのですが、もうかれこれ、マンションを買って20年ほどになります。

その20年で、初めて本気で、鶴見川の堤防が決壊、あるいは氾濫するかもしれない、というのを心配しました。

 

前回の台風もすごかったですが、風タイプの台風でしたので、私の家でも庭のラチスフェンス崩壊という被害はでましたが、

浸水や避難を考えるほどではありませんでした。

 

しかし今回は、床上浸水を本気で覚悟したのです。

 

他のエリアの河では、氾濫が起こったりするというニュースもがありましたが、

もしそういう事態になった場合は、避難しなくてはいけないかもしれない、という事も考えたのですね。

 

3.11の東日本大震災は、過去に類を見ない未曽有の災害でした。

実はその時から、災害に強い教室業について、考えていました。

その当時は、まだ会社員だったのですが、

災害に強い教室業を作りにはこうした方がいいという考えがあったのです。

 

今、教室業をされている方が、それを今すぐに形にすることはできないとは思いますが、

何年かをかけて、そういう形を作っていただければ、それが理想的ではないかなと思っています。

 

教室業が抱える、ビジネス上の弱点とは?

まず、教室業の一番の弱点というか、ビジネス上の特徴と言うか、

考えなくてはいけない点があります。

 

それは、教室業が、基本的に技術を対面で教えていくという形になっていることです。

つまり、実際に生徒さんが、スタジオや教室に来る、というのがベースになっているという事ですね。

私もパン教室をやっていたのですが、教室をするにはオーブンから離れられない、というのが弱点となっていました。

何かしら場所に縛られるのです。

 

実際、オーブンのメーカーや種類が変わってしまうと、本当に、組み立てから何から、変わってしまうのですね。

特に電気オーブンは、まったく出来上がりが違ってきますので、

出張レッスンでは、ガスオーブンを持っているところでしかやらないようにしていました。

 

ですので、出張など外でレッスンをやるにしても、開催する場所については、開催条件をつけていたのです。

私がやっていたパン教室では、基本的にほとんどが自宅でやっていましたが、

オーブンから離れられないという弱点が常につきまとっていた訳です。

 

一方、ハンドメイド系やカリグラフィなど、火も水も使わない雑貨系の教室の場合は、場所が違ってもあまり問題はありませんね。

ですが、お料理関係の教室は、場所が動けないというのが、一つのネックになる訳です。

 

私の場合ですと、3.11の5ヶ月後くらいから教室開業の準備を始めて、2012年から開業しているのですが、

その際も、こういった「その場所から離れられない」という弱点については、意識をしていました。

ですので、パン教室を開業した後、スカイプレッスンなど、モニターで試してみたりもしていました。

 

今でしたら、かなり環境も整ってきていますので、オンライン講座で教えられるなら、教えていく形を考えるのが良いと思います。

特にここ3~4年くらい前から、オンライン講座が流行っていますが、

なにかオンラインで教えられないか?というのは、将来にわたって検討した方が良い内容の一つです。

オンライン講座を作ることで得られる、メリットとは?

まず、オンライン講座を作るにあたって身に付けるべきスキルは、動画です。

動画を撮るスキルと、その動画を編集するスキルですね。

さらに、それらの動画をインターネット上で扱うための場所を、自分で作るスキルです。

これらは、できたら全て自分でこなせた方が良いです。

なぜなら、自分でできるならお金がかからないからです。

業者さんに頼むと、初期費用が大きくかかってしまうから。

すると費用を考えてしまった二の足を踏むと前に進めなくなってしまいます。

 

私自身も、全てを自分でやろうと思えば、やること自体は可能です。

 

ただ、現在の仕事のメインはコンサルタントとなっていますので、

コンテンツ部分を私が考え、その周りの環境作りは、プロの方にお任せするという形にしています。

 

ただ、起業した初期の頃は、お金を多く投資できないと思いますので、

自分でできるスキルを身に付けるほうほうが、将来的にも良いかなと思います。

 

オンライン講座をやるスキルを身に付けることの、大きなメリットの一つは、

リアルで教えられなくても、オンラインで教えられるようになることです。

災害などが起こり、復旧が遅れたとしても、事業をそのまま継続できますね。

そういった、災害に強い手段を身に付けられることになります。

 

 

2つ目は、ビジネス上のリスクヘッジです。

教室業の人は、教室業だけをやっている人が多いのですが、

もちろん、教室業は集客自体が大変なのも、知っています。

だから他の事をさらに頑張るというのが大変という状況も理解しています。

 

ですので、他に何かをやるというのは、難しいかもしれませんが、

できれば手早く一つの事業の形を作ってしまって、さらにもう一個、二個とできると理想だなと思います。

 

私自身も、違う事業を複数、動かすということをやっているのですが、

事業が変わると、集客の組み立ても変わってくるのですね。

たとえば同じ料理関連の教室でも、

パン教室とマクロビオティックの料理講座の場合は、ちょっと集客の仕方が違うのです。

他に、電子書籍を教える講座を持っていたり、

ルノルマンカードを使った、メンタルとビジネスのリーディングセッションという事業も持っています。

さらには、メインの事業となっているコンサル業と、

5本ほどの事業をやってきて、今も複数の事業を同時に回していますが、全て集客の方法が少しずつ違うのです。

 

もちろん共通しているところもあります。

それを知りつつやっていくことで、リスクヘッジになる訳ですね。

ビジネスや拠点を複数、持てるようにしていく

私は、パン教室以外でも、電子書籍の講座など他の収入があったので、

災害によって今、教えることができないという状況に対して、ある程度の対応ができる状況になっていました。

 

現在は、パソコンさえあれば、どこでも教えられるコンサル業に加えて、

電子書籍の講座や、ルノルマンカードのセッションといった事業もありますが、

そういう【どこででも稼げる】体制を6年かけて作っているのですね。

 

結果として、まだ完璧とは言えませんが、今の私のビジネスは、災害に強くなってきています。

 

今回の台風で感じたのは、活動拠点も5か所くらいあった方が良いな、ということでした。

進路から言うと、九州に台風が来ない事は分かっていたので、九州を拠点にして動ける環境があれば、

もっと災害に強い形になります。

 

もしセミナーが入っていたとしても、Zoomというオンライン会議がベースになっていたら、場所はどこでも良い訳ですよね。

海外であっても、自分が時差に合わせられるのであれば、ビジネスができる状況になります。

できれば家族も、それについて来れる方が良いのかなとも感じました。

ですので、自分の仕事に関しては、拠点が5か所くらいある方が良いよねと思ったのですね。

こういった拠点の分散も、できるなら考えた方が良いかなと思います。

実際、東京と大阪の2拠点をもっている先生も、多くおられます。

 

時代は変わっていく。それに合わせて自分も変えていく。

時代はどんどん変わっていきます。

それに合わせて、教室も変わっていきます。

部屋の中で、リアルだけで教えるのだけが教室業ではない、ということも考えた方が良いかなと思いますね。

 

ただ私は、対面で接客する温度感が好きなので、

災害に弱い点が多くあるのはわかっていますが、完全に止めてしまう事はありません。(苦笑)

きっと今後も続けます。

 

他にも災害に強くするために考える部分としては、投資ですね。

元手となるお金が作れるのであれば、株式投資や不動産投資などの収入が入って来るように進めていくのが理想なのですが、

資本がゼロの主婦からの転身だったり、

会社員など、定額的にお金をもらうことに慣れているところから、それをやるのは難しいかなと思います。

私もそこを目指しているのですが、元手が必要になるというのがネックですね。

会社についても、人を雇って機能させたいのか?

それとも一人で気楽にやるのか?という選択があります。

つまり、プレイヤーをやめて監督になれば、自分が場所や時間に縛られて動かなくても、お金が入る状況が作れるということです。

 

私は、企業人として20年ほど勤めていて、部長やマネージャークラスから新人の人材教育まで分かっているので、

組織作りについても知っていますが、完全な経営者になって、プレイヤーができなくなるというのについて、

私自身はちょっと躊躇いがあるのです。(笑)

 

ですので、今のところはまだ一人で良いかなと感じています。

こういった、会社を大きくするなら、どこまでするの?という事も考える必要がありますね。

 

今に対する感謝と、モノに対する執着心

地震や災害は、唐突にやってきます。

特に地震はいきなりです。

 

ですので、地震の場合は考える間もありませんが、

台風の場合は、ある程度の準備ができる時間があります。

 

今回は台風による被害で、本気で浸水を覚悟したのですが、

その時、何を濡らしたくないかを考えたのですね。

もし1階がまるまる全部浸水するとなると、もう諦めるつもりだったのですが、

押し入れの天袋など、180センチ以上のところに上げたのが、パソコンとカメラとサックスだったのです。

 

データはバックアップを取っていたので、業務上に支障はないのですが、

洋服とか宝飾品もあります。

 

ですが、それらは水没しても良いと思ったのです。

他にも、床は全面張替えになるかな・・・などなど、色んなことを覚悟しました。

なぜなら、命の方が優先だからです。

 

その時に思ったのが、「モノに執着しない方が良いよね」ということでした。

もちろんモノは大事にするのですが、残念でもあきらめる事も大切なんだなと感じました。

なぜかと言うと、生きていたらどうにかなるからです。

自分の体と頭があれば、また事業を興すことだってできます。

 

それに、身に付けたスキルはなくなりません。

 

たとえば、こういった災害時は、お店からパンがなくなります。

ですが、小麦粉は残っているのです。

 

そうすると、私はパンが作れますので、小麦粉を買ってきてピザでも作るかな・・・など、

パン作りはサバイバルだなとも感じたのですが、

身に付けたスキルは、いつ何時、役に立つか分からないものです。

 

要は、自分さえどうにかなっていれば、事業はまた興すことができるという感覚ですね。

モノは無くなっても仕方がないという感覚です。

欲しいものは買うのですが、あっさりした感覚も同意に必要だと感じます。

 

もう一つは、感謝の気持ちです。

人生や世の中の流れの中において、

自分が好きな事をやれているという今の環境に、ちゃんと感謝しなくてはいけないと感じました。

教室業をされている先生方も、自分のやりたい事をやっている方が多いと思いますが、

それに感謝するという事ですね。

そんな、自分にやりたい事がやれている状況に改めて感謝したとき、

集客ができる、できない、という悩みは、凄く小さな悩みだと思いませんか?

 

集客は、ただ単に努力が足りていないだけ、というケースが多いのです。

自分のやりたい事ができている、という事に対して感謝できるのであれば、

もっと自分自身に向き合って、真摯に集客にも取り組めるのではないかと感じます。

 

今、こうやって動画が撮れる状況にあることも、私は感謝していますし、

助け合える仲間がいることにも、感謝をしています。

大事な人を失いたくないというのも感じました。

 

 

結局、自分自身の思考のシンプル化を進めておかないと、色んな意味で執着が多いくなり、動作も鈍ると感じます。

ここのためだけに頑張る、というように思考をシンプル化すると、集中もできますよね。

そうすると、人の批判なども、耳に入って来なくなるのです。

 

地震・台風・自然災害に強い教室ビジネスの作り方 まとめ

2019年10月に被害をもたらした、台風19号ハギビスについて、

私自身も、初めて床上浸水を覚悟し、避難するかしないか?まで本気で考えました。

 

その時に、モノに対する執着や、今の自分の環境への感謝を感じたのに加え、

災害に強いビジネスということについても、改めて考えてみたのですが、

あなたご自身のビジネスについても、今後どのように構築していくのかを、考えてみていただければと思います。

 

今回はそんな、災害に強いビジネスということについて、一石を投じるつもりで動画を撮らせていただきました。

ぜひご参考にしてみてください。

今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ

 

友だち追加

飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子

LINE公式アカウント

ご質問もお気軽に 1:1トークで高橋貴子と直接対話