自宅料理教室開業の許可の有無と開業届の提出について

起業・開業

本日は、

「自宅料理教室開業の許可の有無と開業届の提出について」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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自宅料理教室開業の許可の有無と開業届の提出について

本日のテーマは、

「自宅料理教室開業の許可の有無と開業届の提出について」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

色々なあなた自身の人生の選択肢において、

最近は、脱サラして教室開業したいという方も増えてきているのですが、

その際、開業するにはどういう資格や許可がいるのか?

そして、開業届はどうしたらいいのか?

 

これらについて、最近、ご質問を頂くことも増えてきていますので、

こちらでまとめてお話をしてみたいと思います。

 

わたし自身の経験も含め、より良い選択肢を選ぶという側面からも、

お話をしていきます。

 

自宅教室開業のための、義務となっている資格はありません。

自宅教室業という括りにおいて、

開業する時に、何か資格や届け出が必要になるのかと言うと、

結論は、「必要ではない」という事になります。

わたしもパン教室をやっていましたので、調べたりしたのですが、

基本的に資格はなにも必要ではありません。

 

ですが、販売をされたい場合は、保健所への届け出や許可が必要になりますね。

通常の料理教室やお菓子教室、手芸などの教室であれば、

なにか届け出をしないと開業してはいけない、というのはありません。

 

ですので、「明日から教室やります」と言ったら教室ができてしまう、

というのが自宅教室業という事になります。

 

ただ私の場合、パン教室をやっていましたので、

食品衛生管理者については、講習を受け、試験を受けて、資格を取っていました。

これは、食品を扱うという事で、自発的に申し込みをした形です。

 

そうではない業種の方は、それすらも要りませんので、

教えられる場所があって、宣伝告知して、お客様が来られて、お金もいただいて、

というので成り立ってしまうのが、自宅教室業ということになります。

 

逆に言えば、誰でもいつでもできてしまう、というのがあるのですね。

特に最近は、ビジネスとしてちゃんとやりたい、という人も多くなってきています。

 

以前は、外にパートに行けないといった事情がある主婦の方が、

自宅で何とか仕事ができないか、というのでスタートしているケースもありましたので、

主婦の方の教室も多かったのですね。

 

今は、そこから更に、

生きがい、やりがいとして、教室を始める人も増えてきています。

 

わたしも、パン教室を自分で開業してコンサルになった訳ですが、

趣味の延長でやる教室といった事ではなく、

事業として、ビジネスとしてしっかりやりたい、という方が増えてきています。

 

50代や60代といった方の場合、

第二の人生としてやりたい事をやりたい、というケースも増えていますので、

教室業は、業界全体として考えてみても、とても増えてきています。

特に、基本的には許可がなにも必要ありませんので、増える一方という状況ですね。

ですので、気軽に始められるのですが、

収益を出して続けていくのは、少し難しくなっています。

 

改行届は、出しておく事をおススメします。

開業届についても、出さなくても自宅教室をできない訳ではありません。

極端な話、税金を納めるほどの収益も上がっていないという事で、

開業届なしでやってしまっている人が多いのも、自宅教室業だったりします。

 

ただ私は、納税などの実務的な面もありますが、

気持ちの面も含め、開業届を出す方が良いと思っています。

事業としてやっているけじめ、という意味からの開業届ですね。

わたしの場合は、2011年1月1日が、開業日となっています。

これは、その日に出したのではなく、過去にさかのぼっても出せるという事で、

お正月明けに2011年1月1日を、個人事業主としての開業日にしたのですね。

 

私も初年度は、そこまで税金が多くはなかったですが、

開業届を出すと、確定申告をやっていく必要が出てきます。

 

これは、1年間どうやって自分が事業をやってきたのかを見直すという意味でも、

良い事だと思いますので、開業届を出すのは、おススメします。

 

マンションについては、管理規約をチェックしておきましょう

リアルで教室を開業するとなると、自宅なのか、マンションなのかによっても違ってきます。

戸建ての場合、家族が許してくれるなら、

自宅の前に看板を出したりもできますね。

防犯上の理由など、外向きに知らせるのが嫌だという場合は、

ネットだけで集めることもできます。

 

ですがマンションの場合、商業的に使えるかどうかの管理規約を調べておく必要があります。

というのは、規約グレーのラインもあるからです。

何となくでできている、という状況があったりするのですね。

 

たとえば、生徒さんの人数が少ないレベルで教室ができていて、

友人が来ているくらいの雰囲気で済んでいるため、問題なくできているのだろうな、

というところもあるのです。

 

わたしのパン教室の場合、分譲マンションの1階だったのですが、

お庭と駐車場があり、そこから生徒さんに入っていただける間取りとなっていましたので、

オートロックに関係なく、教室をやりやすい物件だったというのがあるのですね。

このマンションは、会社員時代に購入したものではありますが、

結果として、パン教室をすることになった時、

庭から出入りができたのは良かったなと感じています。

 

マンションの場合は、管理規約があるはずですので、

オートロックの場合、不特定多数の出入りがある場合は、問題になる可能性も考えられます。

つまり、人気教室になって人の出入りが多くなると、

場合によって強制退去の可能性が出てくるという事ですね。

 

その辺りはよく注意し、場合によってはスタジオを借りる必要についても、

考えておくのが良いでしょう。

 

ウェブに強いか弱いかで、明暗が分かれる時代へ

今はオンラインの教室もありますが、オンライン教室は、

この辺りのリアルの問題をすべて解消してくれますね。

 

オンラインは基本的に、実際に人を呼ぶというハードルと比べると、

とても低くて、やりやすいという特徴があります。

 

コロナ禍の後、オンライン教室が良く知られて人気になれば、

ウェブのスキルがあれば開業ができるという事にもなってくる訳です。

 

そうすると、逆に昔からリアルの対面でやっていて知識や経験はあるけれど、

ウェブが苦手だという場合、不利になってくるかと思います。

 

これは、ウェブに強い先生にとってはチャンスが多くなります。

つまり、2020年以降はウェブに強いか弱いかで、格差が出てくると思います。

自宅教室業は、気軽に開業できる分、開業した後の方が大事になってきます。

昔は、地元のスーパーの貼り紙や、郵便局の貼り紙でも集客できていたのですが、

オンラインになると、主戦場がウェブになります。

 

そうすると、自分を外向きにどうアピールできるのかがポイントになってくるので、

これが強いか苦手かで、明暗が分かれるでしょう。

 

わたしは、教室業を15年ほど見てきていますが、

2020年のコロナ禍以後、第二世代になってきていると感じます。

 

そんな中で一つだけ確実に言えるのは、教室の数が、右肩上がりで増え続けているという事です。

リアル、オンライン、あるいはその両方ができる先生など、

全国的に比較検討される状態となってきていますので、

強者と弱者は、ウェブのスキルが分かれ目となってくるでしょう。

 

開業は簡単だけれど、生き残り、魅力がある講座で生徒さんを引き続ける方が難しい、

という事ですね。

 

ウェブについては、以前までのスキルとは、また一段レベルが上がっていますので、

淘汰される教室、生き残る教室と分かれるのではないかなと感じています。

 

自宅料理教室開業の許可の有無と開業届の提出について まとめ

今回の内容をまとめますと、

「自宅料理教室開業の許可の有無と開業届の提出について」

というのは、

まず、許可はいりません。普通に教室を始めることができます。

 

開業届も、義務ではありませんが、

自分のけじめといった意味や、公的な融資や補助金を受けるとなった際、

開業していないと受けられませんので、

きちんと事業としてやっていくなら、出しておく方が良いでしょう。

 

これから教室開業されたい方は、

ぜひご参考にしてみてください。

 

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