脳科学から見る女性のための成約しやすいキャッチコピーの作り方のコツ

コピーライティング

こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

「脳科学から見る女性のための成約しやすいキャッチコピーの作り方のコツ

ということについて、お話をしていきたいと思います。

 

友だち追加

飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子

LINE公式アカウント

ご質問もお気軽に 1:1トークで高橋貴子と直接対話

 

 

知らない間に買っている…?顧客の心理とは

本日のテーマは、

「脳科学から見る女性のための成約しやすいキャッチコピーの作り方のコツ」

について、お話をしてみたいと思います。

 

私が、クライアントさんにお伝えをしているコンサルティングの内容として、

ウェブサイトのチェックや、それに関わる導線の設計、成約のプロセスなどなどがあるのですが、

クライアントさんの中には、キャッチコピーを作るのが苦手、という方もいらっしゃいます。

 

そこで今回は、「人は、どういう言葉にどう反応していくのか?

というお話を、させていただきたいと思います。

 

参考になる本として、「脳科学マーケティング100の心理技術」という本をご紹介します。

「お客様の気持ちを、先に読んで提案する」ということを考えていった時、

決して、相手をコントロールしたり、駆け引きをしたり、といった事ではなく、

一般的に、人はそう見てしまうよね」という傾向があるのですね。

 

結果をしっかりと出していく事を考えると、

こういった心理的な部分にも話が及んでくるわけですが、

この本にも、「知らない間に買っている、欲しいが生まれるメカニズム」と書いてある通り、

大手企業のCMなどにも、こういった技術が入っていたりするのです。

 

この本の中から、今回は5つほどピックアップして、

キャッチコピーを作る際の顧客の心理を、お伝えしたいと思います。

 

 

1.お客様の意表を突く

まず一つ目は、「お客様の意表を突く言葉を使う」ということです。

 

人間の脳には、海馬と呼ばれる部分があって、

その領域は一つの事象から、次を予測するという動きがあります。

 

つまり、こういう言葉がくると、次はこういう言葉が来る、

というのを予測しながら、聞いているという事ですね。

 

そんな、一連の予測がつく言葉を頭に浮かべた状態の中で、

予測を裏切る言葉が来た時、思わず「え?!」となって目に留まるようになる、

ということですね。

 

予測がつかない言葉というのは、

たとえば、「意外性のある組み合わせ」などがあります。

 

昔、自分のパン教室で、スカイプでのレッスンをやっていたのですが、

これは結局、お互いのスカイプの環境の違いなどがあって、本コースにはしなかった講座なのですが、

モニターで試している中で、生徒さんとの通信が切れてしまって、(相手の通信環境による)

そのままその方は延々と発酵が続く(過発酵になってしまう)

・・・といった事もあって、モニターまでで終わらせたのですね。(苦笑)

今思うと懐かしいチャレンジの歴史です。(笑)

 

それを、「電脳パン教室」というタイトルで、ブログを書いたことがあったのです。

こういった、意外性のある言葉の組み合わせでお伝えすると、「ええ?何それ?」という事になりますね。

 

パン教室というアナログな言葉の前に、電脳というデジタルな言葉が付くことで、

予測がつかずに、脳が「え?」となるの訳ですが、

結果として、印象に残ったりするのです。

 

他にも、私が以前に習ったことがある、茨木くみ子先生という、

ノンバター、ノンオイルのお菓子作りを教える素晴らしい先生がおられて、

太らないお菓子」といったタイトルの本を出されているのですが、

「お菓子は太るもの」という常識の中で、そういった形のタイトルの本は当時なかったので、意外性があったのです。

 

意外性のある言葉を使うのも、キャッチコピーを作る際のコツですね。

 

 

2.イメージしやすい言葉を使う

二つ目は、イメージしやすい言葉を使うことです。

特にネーミングは、イメージしやすいものが良いですね。

 

シャワージェルという商品があるのですが、

これは以前、液体石鹸と呼ばれていました。

それをシャワージェルという言葉に変えたことで、

ブランドイメージが一気にアップしたのですね。

 

こういったネーミングはすごく大事で、

商品が全く同じでも、見る印象を変えるために名前を変える、というのはとても重要なのです。

 

パン教室のコースでも、ネーミングが平凡であるより、

内容が伝わるネーミングにするだけで、価値が高くなる場合もあります。

 

私は、そもそもの商品パッケージの名前を変えたり、

ご本人のブランディングや肩書のサブタイトルをご提案する時もあるのでその例をお話しますね。

 

私のクライアントさんで、ル・コルドン・ブルーを出ておられる大下香織さんという、お菓子教室の先生がおられます。

 

ル・コルドン・ブルーと言えば、フランスの本場のお菓子を教えるので、工程が多くて難しいのですが、

大下さんの教室「ひすなずた」では、本物と変わらない味のまま、レシピを簡単にして、

使用する型も、100均のものなのどを使うといった工夫をされており、

そういった内容を、「引き算レシピのお菓子教室」というネーミングにしたのですね。

そうすると、「なにそれ?」となるので、

その後の説明を聞いてくれるようになる、という流れを作れます。

 

 

3.ストーリー仕立てのキャッチコピーを作る

3つ目は、ストーリー仕立てのキャッチコピーを作る事です。

 

人の脳は、ストーリーにとても関心を持つようにできており、

たとえば、これから何か内容を伝えようとする、出だしの部分に、

「私がピアノの前に座ると、みんなが笑った」 こんなコピーで有名な広告文章があります。

——————————————————————————-

 

こんなくだりから始まる「米国の通信講座の音楽学校」の広告文章です。↑

 

「25年前のうららかな晩秋の午後、二人の青年がある大学を卒業した。

互いによく似た二人だった。二人とも、成績は中の上…….」

こちらの広告は、二人の男が比較されています。

一人は、会社の管理職になったけど、もう一人はその会社の社長で、

その違いは、毎日ウォールストリートジャーナルを読んでいたかどうかの違いだという新聞の広告です。

——————————————————-

こういった、ストーリーを感じさせる言葉が並ぶことで、

人の興味を惹きつけられる、ということですね。

 

上の二つは、マーケターなどキャッチコピーを学んでいる方なら、知らない人はいない、

というくらい有名なキャッチコピーなのですが、

こういったストーリーを使った紹介は、当時、非常に反響があったのですね。

 

人間の脳は、人の話を聞くのが好きで、

これは、初期人類が他の動物よりも圧倒的に優れた点だったということが分かっています。

つまり、自分が体験したことを人に話した時、

それを聞いた人は、それを自分が体験したように想像ができる、ということですね。

 

たとえばクライアントさんのプロフィールを見ていても、

どこどこを卒業して、どんな仕事をしてきて・・・

といった、履歴書のようなプロフィールではなく、

人生のアップダウンも含めて、自分の生い立ちなどなど、

「なぜその教室を持って、なぜその講座を作ろうとしたのか」といった部分を、

ストーリーとして語っていく方が、お客様の脳が喜ぶということですね。

 

それによって、お客様の信頼が増して、この教室に通いたいなとなる訳です。

 

 

4.お客様の声を、たくさん掲載する

4つ目は、お客様の声をたくさん掲載する、ということです。

こちらは↑私の友人の整体院「バランス工房」さんに寄せられたお客様の顔と声です。

 

これは普段から良く言われていることではありますが、

いろんな人に語られているから、信頼性が増すということがあるのですね。

 

売り手が自己都合で伝えるよりも、効果効能がありますので、

お客様の声は、どんどん掲載した方がいいです。

 

もちろん、ウソややらせは良くありません。

見る側の目は、とても鋭いですので、うっすらウソが透けて見えます。(苦笑)

お客様の声は、編集や修正をしないで、そのまま載せた方がいいのですね。

 

さらにもっとできるのであれば、お写真があったら、それも掲載すると良いですし、

動画を撮っていただけるなら、それもすごく効果的です。

こういった第三者の声を全文で載せる、というのが大きなポイントになります。

 

 

5.言いたい事を簡潔に伝える

5つ目は、言いたい事は簡潔に伝える、ということです。

短くて分かりやすいコピーがまず最初にある、というのは、

それ以後の内容を見てもらえるかどうかに、大きく影響するのです。

 

それに、自分が言いたい事や、キャッチ―な内容は、

短い方がよりしっかりと伝わりますよね。

 

私のコンサルティングの特徴として「飛常識」という3文字があるのですが、

既成概念を飛び越えた提案をするということで、この言葉を自身のキャッチコピーにしています。

こういった、言いたい事を分かりやすく伝えるのは、

インパクトがあって、効果的です。

 

映画のCMで、シンプルな文字だけの内容が、

莫大な費用をかけた内容よりも効果が大きかった、という事があったそうですが、

分かりやすい簡潔な言葉は、より伝わりやすいということですね。

 

これも、一つ覚えていてほしいなぁと思う内容になります。

 

女性のための成約しやすいキャッチコピーの作り方のまとめ

今回はポイントを解説しながらお伝えしているので、長くなっていますが、

説明的な文章が先に入ってしまうと、結論がどこにあるのか分からなかったりするのですね。

 

長い説明が先に来る、というのは、女性の書く文章に多い傾向なのですが、

成約しやすいことを考えるなら、まず簡潔に、言いたい事をコピーにして、

意外性を突き、そこからストーリー仕立てで話を進めていく、

といった形にできたら良い、というイメージですね。

 

今回は、内容をピックアップして5つをお伝えしましたが、

キャッチコピーというのは、すごくインパクトがあって、

しかも成約率に大きく寄与する部分でもあるので、

すごくすごく考えて、時間がかかっても、しっかり作ってみた方が良いかなと思います。

 

ぜひ、ご参考になさってみてください。

今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ

 

友だち追加

飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子

LINE公式アカウント

ご質問もお気軽に 1:1トークで高橋貴子と直接対話