こんにちは。
飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。
本日は、
「他人の喜びの中に自分の幸せを求めない~ストレスの無い教室運営のためのマインドの持ち方~」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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お客様が喜ぶものを提供するのが、ビジネスなのですが…
本日のテーマは、
「他人の喜びの中に自分の幸せを求めない~ストレスの無い教室運営のためのマインドの持ち方~」
ということで、お話をしてみたいと思います。
これは、マーケティングの話でもあり、マインドの話でもあります。
両方が入って来る話となるのですが、具体的にはどういうことかをお伝えします。
教室ですので、運営していたら生徒さんが入ってくるようになりますね。
そんな中で、もし生徒さんが離れていってしまったり、あるいは上手く集客、成約ができなかった時に、
「私はこれだけやってあげたのに…」といった反応をしてしまう方は要注意、というお話となります。
相手が反応してくれない時に、落ち込むといった方ですね。
生徒さんの反応がイマイチだったりして、もし落ち込んでしまうと、
マインドが下がってしまいますよね。
そうすると、やらなきゃいけない仕事ができなくなります。
ですので、仕事のマインドは、上がり下がりしない方が良いのですね。
もし今、ご自身がそういったストレスを抱えながら教室運営をしている、ということであれば、
その原因は、生徒さんなど他人がそういう態度を取るから自分がストレスを抱えてこんでいるのではなく、
本当は、自分自身が、「そのことで落ち込む自分」になっていることが原因だと思うのです。
今回は、そんなマーケティングでもあり、マインドでもあるお話となります。
ダメだった時は、淡々と次へ行ってください
まず、先ほどの事例もその一つなのですが、
「他者依存で、自分の喜びを見出す」というのは、一見すると良い事のように見えます。
しかし、これは逆の意味も含んでいることになります。
つまり、「この人が喜ばないと、自分が喜べなくなる状態になっている」ということです。
これを聞いた方の中には、「マーケティング部分で相反するのでは?」といったように聞こえる、
という方もおられるかもしれません。
確かに私は、「相手が喜ぶような商品を作りなさい」と言います。
ですので、「喜び」ということで言うと、
生徒さんが喜ぶという事を考えて商品を作っていきますので、
他人の喜びを見つけるという事になるのですが、
ポイントは、「その人が喜ばなかったら、自分も喜べない」というのは違う、という事なのです。
喜んでもらえるサービスを探して、リリースはするのですが、
評価されない、お客様が来ない、ということだってあるのです。
その時に、「自己否定をされた」と感じる方がいらっしゃるのですね。
本来は、そこから原因を考えて、商品を考え直したりするべきなのです。
これは、ほぼほぼ作業に近い感覚です。
淡々とやるのですね。
サービスを提供する側として、喜ばれるのはとても嬉しい事だというのは分かるのですが、
ダメだったからと言って、気持ちが落ち込んだり、ストレスを抱え込む方というのは、事業の停滞に繋がります。
カンタンに言えば、成功が遠のくということです。
実際、お客さんの顔を見すぎる人は、事業が停滞するケースが多い、
と感じています。
ダメだった時のパターンは大体、決まっている!?
こういった、「相手の事をこれだけ考えて商品を作ったのに、ダメだった」という場合、
本来、話はカンタンなのです。
なぜなら、売れなかった要因にはいくつかのパターンが決まっているからです。
まず、商品がイマイチだったというのがほとんどです。
リリースしたが反応が良くなかった場合は、大体はこのケースです。
ここで精神的に引きこもってしまうと、どうしようもないのですが、
他に原因が何だったかという事を考えると、
そもそもターゲットを勘違いしていた。
商品構成がズレていた。
広告や宣伝の手法を間違えていた。
認知に時間がかかる商品だった。
などなど、いくつかの要因と要素があるのですね。
商品が良いのにイマイチ売れなかった、という場合もあるのです。
たとえば、「あまり認知されていない商品」ですね。
これは、認知されたとたんにドンと売れる場合があるのですが、たいていの人は、そこまで待てません。
逆に、自分は「どうかなぁ」と思う商品でも、人が求めればそれは売れるのですね。
ですので、売れる商品を先に持っておいて、
後で花が開くような時間がかかる商品を持つ、という方は良いのですが、
最初から時間がかかる商品を売ろうとすると、ストレスになってしまったりするのです。
こういうのは、感情が入らない方が良いのです。
売れた時は喜んだら良いのですが、売れなかった時は冷静に分析すればいいのですね。
それを、逆恨みするような感じで「こんなに頑張ったのに…」というのは、筋違いということになります。
ダメだった時、ゼロなのかイチなのかは自分で決める
事業の成功には、コンサルタントの方との相性もあります。
もし失敗した時に、全てそのコンサルタントが悪いというも、本来は筋違いなのですね。
こういった部分を自己責任ということで完結できる人は、
ストレスをため込んだりすることがありません。
一つ、私自身の経験についてご紹介したいと思います。
たとえば、営業をする上で、相手の企業さんに向けて
プレゼンテーションというのがあります。
企業さん、会社さんに向けて、自社を売り込むためのプレゼンですね。
この結果がダメだった時、どうなるのかというと・・・
これはプレゼンをされたことがある営業職の方は分かると思いますが、
決まらなければ、会社上は売上ゼロということで、「何もしなかったのと同じ」なのです。
どれだけ準備しても、どれだけ想いを込めても、「せっかくこんなに資料を作ったのに…」と嘆いても、
残るのは、「決まらなかった」「売上ゼロ」という事実だけなのです。
もちろん反省はします。なぜ選ばれなかったのか?なぜ他者が選ばれたのか?ですね。
でないと、次に勝てないからです。
あるいは、もし着眼点など大きく間違っていなければ、少しアレンジして他社向けに活きるかもしれません。
でも、実際は全てがムダというわけではないのです。
全部ムダだったと落ち込み、ゼロとしてあきらめるのか?
それとも、自分が全力で取り組んだ中に、何か次につながるものを探し、拾うのか?
ゼロかイチかを決めるのは、自分です。
私は、クライアントさんのために最大限のアドバイスをします。
お客様を騙すというのではなく、するっと成約に向かうような方法をお伝えします。
そして本番。
セオリー通り臨んで、もしダメだった時、「せっかく準備したのに」という事を言っても、仕方がないのですね。
決まらないからと言って、そこで残念になったり、ストレスを感じたりすると、
本当に全てが台無しになってしまいます。
ビジネスでの成約というのは、自分がカンペキにやれば決まる、というものではなく、
相手の感情が入ってきます。
全てこちらの思惑の通りに決まっていくのであれば、そんな簡単な事はありませんね。
自分の喜びは、自分軸で決めていけばいい
長く営業をしていると、
時に「商品の事を全く話していないのに、決まっていく」というケースもあったりします。
これは、自分と商品がセットになっていることが前提条件なのっですが、
たとえばほぼ同じ値段で他社と相見積もりになった場合、
「誰が担当になるか」という要素があります。
そんな時、雑談で商談が決まってしまう時があるのですね。
相手が何を欲していて、どうして欲しいのかというのは、もちろんくみ取っていくのですが、
そんな雑談を一通り終えて、実際に仕事の話になった時に、
「ああもういいよ。お願いすることにしたから、契約書を回しといて。」
となることもありました。
相手とのやり取りの中で、自分の誠意を伝える必要はありますが、
それにいつも相手が応えるとも限りません。
逆に、上記の例のように思いがけず上手くいく事もあります。
その時、「この人が喜ぶことが、私の喜びです」というマインドだと、
「この人が喜ばなければ、私も喜べない」という、逆の状態にもなってしまいますよね。
もちろん、お客様が喜ぶように、提供するサービスは探求し続けるのですが、
これは矛盾をしているのではなく、
自分軸で対応してさえいれば、相手に振り回されずに対応できるという事です。
教室の先生は、優しい人が多く、
生徒さんが、「先生は本当にすごい。こんなレッスンがあったらと嬉しい」と、
リップサービスで言ったりも言葉をそのまま受け止めて、
実際に準備して、いざ告知をすると、「都合が悪いので」と断られたりすることも、よくあります。
これは、最初の段階で、「本当に来るかどうか?」というう確約を取らないといけません。
「家に帰って、予定見て連絡します」という方は、まず来ないです(苦笑)
自分で決める人は、スケジュール帳を持っていて、その場で実際に決めてしまう場合がほとんどです。
他人の喜びの中に自分の幸せを求めない、まとめ
人の喜びの中に、自分の喜びを求めようとする方の、最大の問題点は何なのかというと、
するべき作業や、ルーティンが、停滞してしまう事なのです。
つまり、生徒さんたちがみんながみんな、喜んでくれていて、自分自身が幸せな時は、
どんどん仕事が進み、調子よくビジネスが回っていくのですが、
それが悪くなってしまった時に止まってしまう、というのが問題なのですね。
ですので、もし。毎日の作業やすべき仕事というのが、
「マインド的にキツくてできない」という方は、要注意です。
特に、売上がなかなか安定しないという方は、そういう傾向があります。
自分の喜びを、他人の喜びとリンクさせず、上手くいかない時も淡々と仕事をこなす方が、
スムーズに上手くいくことが多くなりますので、
ぜひご参考にしてみてください。
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