「働く」の本当の意味と人気教室のコンセプト作りの共通点

経営マインド

本日は、

「「働く」の本当の意味と人気教室のコンセプト作りの共通点」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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「働く」の本当の意味と人気教室のコンセプト作りの共通点

本日のテーマは、

「「働く」の本当の意味と人気教室のコンセプト作りの共通点」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

漢字の「働く」というのは、皆さんご存じだと思いますが、

「にんべんに動く」と書きますね。

この感じについて、色々な解説や解釈がありますが、

人のために動くのが働くという事、とおっしゃる方もいますし、

傍が楽にするという意味で働くと書く、という解説をされている方もおられます。

 

どちらにしても、誰かのために動くことが働くこと、

といった言葉として解釈をされるのですが、

この部分が、人気教室とそうでない教室のコンセプトの違いだったりもするのですね。

 

コンセプトというのは、その教室全体の概念といったものですが、

人気教室のコンセプトを作るとき、

働くという事を分かっている人と、そうでない人とでは、

その後、人気教室になるかどうかまでも左右する事もありますので、

今回はその共通点をお伝えしてみたいと思います。

 

どれだけ好きでも、買いたい人がいなければ成立しない

人気教室と、そうでない教室は、いったい何が違うのかというと、

人気教室は、基本的には誰かに喜んでもらえる講座を作っているケースが多い、

という点です。

中には、自分のしたい事が、たまたま世の中のニーズにも応える形となり、

人気教室となったケースもありますが、全員がこれで上手くいくというわけでもありません。

 

実際に人気教室とそうでない教室に分かれている、という現実があるからです。

 

根底は、やりたい事をやるという事で良いのですが、

それは、誰かに喜んでもらえるという部分をきちんと探した上で、

やりたい事をやっているかどうかによって、左右されるケースが多いのです。

 

最近は、新規開業の方のご相談に乗ることも多いのですが、

自分が昔からの夢だった教室をやりたいということで、ご相談を受けたりもします。

 

特に今は、パートや会社員など、仕事をされている女性が、(主に40代から50代)

残された人生を考えたら、

自分のやりたことをやりたい、というご相談も多いですね。

 

つまり、「好きな事をやりたい訳」です。

 

それのどこが悪いのかと思うかもしれませんが、

その点は、ご自身がお金を払う立場になって考えたら分かると思うのですね。

 

つまり、「自分が満足するサービスを提供してくれるところにお金を払いたい」

というのがお客様の立場です。

 

買いたい人と、売りたい人が合致すれば成り立つのですが、

売りたい人がどれだけ熱く語っても、買いたい人が全くいなければ、

ビジネスとして成り立ちません。

 

では、この時に何が必要になるのかというと、

傍が楽になる、その人のために動く、という事です。

 

自分が自分がと、自分を前に出していくというよりは、

誰かのために役立つ講座にする方が、売れるという事ですね。

 

まずは売ってから好きな事をやれば、失敗も怖くない

誰かのために役立つ講座をするのが良い、とお話をすると、

「私の経験は、人の役に立ちますので、嬉しいに違いないです!」

とおっしゃる方もおられます。

 

ですが、そのご自身の経験があまりに特殊するぎる場合など、

ビジネスとして成立するニーズが本当にあるのか、という部分もあります。

 

助けてあげたいと言っても、それがものすごく絞られ過ぎてしまうこともある、

という事ですね。

 

そうすると、欲しい人が少ないので、探すのも大変になります。

日本全国を歩き回って、自分で一人一人を見つけていくわけにはいかないので、

たくさんの情報発信をして、見つけてもらって、向こうから来てもらうしかありません。

 

自分がただ「好きです」と語っているだけで、人が集まれば楽なのですが、

大抵は集まらずに、残念な状態になってしまいます。

 

 

これから夢をもって開業したい人には残酷な話になるかもしれませんし、

コンサルタントによっては、好きな事をガンガンとやっていたら儲かるよ、

という方もいらっしゃいます。

 

ですが、わたしが提案したいのは、

まずはその時の世の中に求められるもので、

自分が嫌過ぎるものでなければ、そこをやって収益化する。

 

それが事業として回ってきた後に、好きな事をやれば、

失敗しても痛くありませんね。

 

そうすると、そこまで熱は高くないけど売れそう、

という商品があれば、人のために動くということを考えても、

そちらの方が、人が集まってきやすいのです。

わたしが今も集客をし続けられている理由の一つも、

人に喜ばれるもので、トレンドを取り入れているからです。

 

たとえばパン教室の頃は、低糖質パンなどの講座を持っていました。

ですが、自分が低糖パンが好きかというと、特に普通といった領域なのです。

 

もともとは糖質制限の方のためのパンですが、

ダイエットなど、少し美容に寄せた形にしていました。

 

そうすると、特に宣伝告知をあまりしなくても、

ウェブサイトに書いておけば、人が集まってくるのですね。

 

もう何年も前に作ったウェブサイトで、放ったらかしの状態ですが、

今も、問い合わせが入ったりします。

 

これは、困っている人の度合いが強い領域を講座にしたからです。

つまり、自分が好きかどうかではなく、

人のために動くという事をやっていたからなのですね。

 

お客様は、あなたの夢の実現のためにお金を支払うのではない

そもそも論の話になりますが、

わたしは、コンサルタントになって、教室の先生を救いたかったから、

そのためにパン教室をやったのです。

 

つまり、パン教室自体については、

好きということではなく、特に普通といった感じなのですね。

もちろん、とはいえ、パン教室をやっている時はパン教室の先生として

全力投球しています。

 

自分で教室を満席にして、

成功させた上でコンサルタントになるべきだと考えていたので、

パン教室をやった、という事です。

 

そうすると、自分の教室ですので、

集客に失敗しても、その責任を自分で背負えますね。

つまり、ある意味、失敗し放題ということです。(苦笑)

 

どういう広告ならお金は無駄になってしまうのか、

といった事などなど、色んな事にチャレンジし、

コンサルタントになるという目標のために、

5年や6年ほど、パン教室で働いていたのです。

 

それが、今でも上手くいき続けている秘訣なのかなと思っているのですね。

 

わたしは、仕事はもちろん趣味化しているし、

仕事が趣味で、趣味が仕事というお話も、よくしていますが、

仕事という字は、事に仕えるとも書くのですね。

 

つまり、自分自身が喜ばれる存在になる、

という事でもあるのです。

 

教室の先生は、ちゃんと収入もあって稼いだ方が良いと思っていて、

その前提として、商売として喜んで買ってもらえる状態の方が良い、

と思っているのです。

 

人を騙す形でお金を稼いでも、結局は長続きをしない。

 

そういった意味から考えても、

わたしはこれをやりたいんです、といった夢をひたすら語る方は、要注意です。

なぜなら、

お客様は、あなたの夢を叶えるためにお金を払うわけではないからです。

 

当然の事ですね。

お客様は、パトロン的にお金を出してくれる存在ではないのです。

 

ですので、開業初期はビジネスとして教室をちゃんと軌道に乗せて、

お金が稼げる様になったら、損をしても好きな事をやる方が良いと思っています。

 

それに加えて、本当に喜ばれるもの、売れそうなものを講座にした人は、

お客様にめちゃくちゃ喜ばれるということで、

自分もそれを好きになってしまう、というケースも多いですね。

 

その後から好きな事をやって、それが上手くいけばもちろん良いですし、

失敗しても特に損はしませんので、心おきなくチャレンジできます。

 

「働く」の本当の意味と人気教室のコンセプト作りの共通点 まとめ

今回の内容をまとめますと、

「「働く」の本当の意味と人気教室のコンセプト作りの共通点」

というのは、

傍を楽にする、人のために動く、という気持ちがあって運営しているかどうかです。

 

ぜひご参考にしてみてください。

 

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