こんにちは。
飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。
本日は、
「良い人生を創るためのカギは「質問力」にある~立ち止まらない時間を過ごすためのコツ~」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
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良い人生を創るためのカギは「質問力」にある~立ち止まらない時間を過ごすためのコツ~
本日のテーマは、
「良い人生を創るためのカギは「質問力」にある~立ち止まらない時間を過ごすためのコツ~」
ということで、お話をしてみたいと思います。
質問力というテーマは、これまでも何度かお話したことがあるのですが、
今回は、それとはまた少し違う観点で、質問力に関する内容を、お伝えしたいと思います。
これまでにお話した質問力とは、それを成約率アップに使う、という内容でしした。
それに対して今回は、自分自身のお仕事をより充実させていったり、人生そのものを、より充実させて過ごすための方法の一つとして、
質問力を磨いたらいいのではないか、というご提案をしてみたいと思います。
質問は、自立と思考力アップを促す
まず、質問力という部分についてですが、
質問力というのは成約率のシーンで使う、というお話を、これまではしてきました。
たとえば、教室の先生で言うと、入会しようか迷っている人がいたとして、その方はお客様になる可能性が高い訳ですね。
そんな方たちに対して、「あなたが本当にやりたい事は何なのか」といった、
脳の中を整理してもらうための質問をしていく、というのが、成約における質問力の使い方という例をお伝えしてきました。
このように頭の中を整理してもらうことで、成約につながるケースが多いのです。
よく、営業は口達者な方じゃないとダメだといったことも言われますが、実際には違います。
実際には、傾聴のスキルや、相手の頭を整理する能力の方が大切だったりするのです。
そして、これは自分の人生を豊かにする上でも、重要なものだったりするのですね。
私の仕事はコンサルティングですが、いわゆる通常のコンサルティングと違うやり方を取り入れています。
それは、よく質問をするという部分です。
たとえばAさんが、「これこれこうしようと思っている」という方向性を確認する時に、
必ず私が聞くのが、「なぜそう思ったのか?」という点と、
「自分は本当はどうしたいのか?」という点です、
このような質問をよく聞くことが多いです。
なぜなら、こういった質問をすると、クライアントさんの頭が回転し始めるのですね。
質問に対する答えを求めて、思考が始まるのです。
その「思考」を育てないと、色んなシーンで対処する能力が磨かれないことになります。
つまり、私が簡単に答を出してしまうと、ご本人が成長できないという事です。
私が答を出せば、経験値がある分、正しい答えが出せる可能性は高いです。
ですが、そういった正しさと楽さを求めてしまうと、
クライアントさんの依存関係を生むことにもつながります。
これは、長い目で見た時に、成功とは呼べません。
ここは、コンサルタントとしての悩ましい所でもあるのですね。
思考のプロセスの中に、本当の答が眠っている?
クライアントさんを依存関係にしてしまう方が、実はコンサルタントとしては楽だとも言えます。
何故ならその方は、コンサル契約を辞めずにずっと続けるとその間収益は上がり続けます。
ビジネス的にはその方が売り上げの観点から考えると楽です。
しかし、ご本人に成長してもらい、自立していただくためには、ご本人に考えてもらう方がいいのです。
但し、これは実は、逆説的な関係になってしまいます。
つまり、クライアントさんが自立して、自分で考えられるようになれば、コンサルタントの元を離れていきますよね?
それなのに、あえて私が自立を促すのは、ご本人に自立をしていただくことで、その方はさらに次のステージに上がって行けるというのがあります。
そうすると、その間に私も成長するわけですね。
結果的には、切磋琢磨のような、共存共栄の関係でさらにお互いに上に上がってけることになります。
ですので、質問をよく投げかけるのです。
すると、みなさんの中で何が起こっていくかと言うと、
「なぜそう考えたんですか?なぜそうしたいのですか?」と問いかけることで、答を探し始めるのですね。
何故そう考えたんだろう?と、すでに出した答について思考すると、
自分で出したはずの答について、プロセスが抜けてしまっていることもあるのです。
そのプロセスに、その答で本当に良いのかどうか?という問いの中に、重要なカギが隠さされていることも多かったりします。
ですので、あまり重要ではない簡単な判断の時は、私がパッと「そうしたらいいんじゃない?」と、答を言う事もありますが、
その方の人生に深く関わる大きな決断の時は、質問を投げかけることもあります。
そして、こういった「質問に対して答を出す」ということに慣れてくると、
今度はクライアントさんがご自身で、自分にこの質問をすることができるようになるのですね。
これは、自分自身の感情の処理についても、使ったりします。
たとえば「なぜ私はこんなに怒っているのだろう?」といった質問ですね。
このような、自分に内観ができるようになると、立ち止まってしまいそうな場面でも、大抵どうにかなるケースが多かったりします。
感情を俯瞰することができると感情に流されず、客観的に自分を見ることが出来るようになります。
ですので、もう一度立ち止まってみて、改めて選択して欲しいなという時は、
質問を投げかけるのですね。
もう一点は、実務についての判断です。
これは、ご本人が選んだ決断に対して、私がサポートと支援をしていくという側面があります。
つなり、AとBという選択肢があって、どちらが正解かというよりも、
ご本人がどちらを選択したいのか?
という方が重要だということです。
なぜなら、実務についての手段は、AとBの選択それぞれによって内容が違いますし、
自分で決めることで、「高橋さんに言われたから」という、逃げ道を作らないことが重要だからなのですね。
要は自分で自分にコミットメントをする、ということが実務上重要になってくるということです。
質問によって、考える方向を180度変えてしまう
人というのは、1日の間に2万回くらいの選択をしているそうです。
交通機関の選択や、お昼ご飯をどうするかなど、簡単なものや、一瞬のものも、全て選択です。
そういったたくさんの選択の中で、細かい選択や深い選択になると、頭が混乱するので、自分自身に質問をする方が良いという事ですね。
質問は、そういった「考えを促す」という利点もありますが、
新しい視点を発見できる、という利点もあります。
つまり、「そういう視点から考えることもできるんだ」という発見がある、という事ですね。
これが、人生を豊かにするポイントになったり、仕事を上手にこなすためのポイントにもなったりします。
たとえば、壁にぶつかった時など、「なぜ自分にはできないのだろう?」と考えてしまいますが、これはネガティブな方向になりますね。
こういった「なぜ自分にはできないのだろう」といったように、
欠点を探す方に思考が行くと、前に進めなくなってしまうのです。
この時の問いかけにはポイントがあるのですが、
本来は、その問題を解決したいから悩むのですよね。
では、「何をすれば上手くいくのだろう?」「これができたら、私にどんなご褒美をあげよう?」など、楽しい方へいくと、
「なぜ自分にはできないのだろう?」という質問が、「どうしたら自分にもできるだろう?」という質問に変わります。
そうすると、こんな風にやればみんなは喜ばれるかもしれない、といった、楽しく豊かな方向へ行くのですね。
自分を責める方向で思考すると、立ち止まってしまう人が多いのですが、
楽しい方へ行くと、前に進んでいけるようになるのです。
良い人生を創るためのカギは「質問力」にある まとめ
質問力というのは、人生を豊かにする一つの大切なキーになると同時に、
人生においても、仕事においても、選択肢が増えますので、たくさん答も出てきます。
それらの答は、どれも正解とも言えますし、どれも正解とは言えない…というのもあります。
なぜなら、私の選択と、あなたの選択は異なるからですね。
その中から、あなた自身があなた自身の責任で選ぶ、というのが大切です。
良い人生を作るカギは質問力にある、というのは、
つまり、自分の人生をクリアにするには、質問が必要になるという事。
良い質問を自分にしていくクセを付けよう、ということが、今回のポイントになります。
ぜひご参考にしてみてください。
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