こんにちは。
飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。
本日は、
「”くれない星人”は教室事業もうまくいかない。自分主体で生きる人生のススメ」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
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”くれない星人”は教室事業もうまくいかない。自分主体で生きる人生のススメ
本日のテーマは、
「”くれない星人”は教室事業もうまくいかない。自分主体で生きる人生のススメ」
ということで、お話をしてみたいと思います。
くれない星人というのは、日が暮れる、暮れないという意味ではなくて、
「なにかモノをちょうだいちょうだい」という意味での、「くれない」という意味ですね。(笑)
ですので、これは人間の属性を言い表した俗称といった言葉になります。
「くれない星人」というのは、私が会社員として働いている頃から、よく耳にする言葉でした。
会社に入った新人さんを表現するのに、使った事があったかなぁと思います。
ちょっと最近、そんな「くれない星人」について感じることがあったのです。
教室の先生の経歴というのは、
会社員を経て先生になったという方も、主婦からの転身で先生になった方もおられますので、
一概にどうとは言えないのですが、
社会人経験がなかったり、学生のまま大人になってしまったような方は、
割とくれない星人になりやすいのかなと感じています。
そこで今回は、どういう風に考えると、自分の人生を生きることができるのか?
ということを、お伝えしてみたいと思います。
特にこの内容は、教室事業の運営にも関係してくるお話となります。
くれない星人の特徴とは?
まず、くれない星人にはどんな特徴があるかをお話しますね。
たとえば学生時代というのは、義務教育もあったりして、
親が学費を払ってくれるなど、与えられて育つ環境になるケースが多いかと思います。
つまり、自分から主体的に取りに行ったり、学びに行っているのではないので、受け身になる訳ですね。
口を開けて待っている状態です。
そうすると、欲しいものがあって、それが手に入らなかった時に、
「●●してくれなかったから」とか、「先生がそうしてくれなかったら」といった事を言い出すのです。
こういった、全て自分の外に要因を求める方というのは、
学生時代の延長で生きている人や、外と関りが少ないタイプの人に多いと感じます。
新入社員として入ってきた方の中にも、学生気分が抜けておらず、くれない星人になっているケースがあります。
たとえば、「A君、これこれをやってきて」と指示をして、それができなかった時に、
「●●先輩が教えてくれなかったから」「そうしてくれなかったら」という言い訳をするのですね。
社会人であれば、そうなった場合に、近い代案を考えるなど、どう対処すればよいかという方法を考えなくてはいけません。
それが社会人の在り方ですので、できなかった時や、トラブル時の変化対応力というのは、
それができる人に、仕事を任せるようにもなります。
代案を考えなくてはいけないような時というのは、
たとえば文房具でもなんでも、「これを買ってきて」と言われて、
売り場に行きました。ありませんでした。帰ってきました。
・・・というのは、行った意味がないですよね。(苦笑)
代案もなく、ただ行ってきただけです。
ーーーこういう状態を「子供の買い物」状態と表現したりもしますが。。。(苦笑)
要は、有るか無いかを確認してきてという指示をしたのではなく、「買ってきて」と指示したわけですので、
ただ見に行って帰ってきただけだと、「仕事ができない人だなぁ」と思われるのは、当然です。
今だと、スマホで調べて、近くで似たようなものを探すなど、いくらでもできますよね。
こういった、何か事象が起こった時に、変化にどれだけ柔軟に対応できるかは、とても重要です。
指示待ち人間とくれない星人は、仕事ができない人だなと感じます。これは男女問わずです。
会社員時代、部下を見てそう感じた事もありました。
もし言って直れば良いのですが、長年の資質として染みついている場合は、なかなか直りません。
これは、親が何でもかんでもやってあげていた場合、子どもが成長しないのですね。
ですので大人になった時、自分で主体的に動かないから、空気を読まない人(KY)と言われたりもします。
本人が主体的に生きて、自分の力で生きるということは、どういう事かと言うと、
「与えられた環境の中で、応用をどれだけ利かせられるか?」という事なのです。
ただ待っているだけでは、教室業も上手くいきません。
本業の教室事業が上手くいかないというのも、全く同じ理屈です。
くれない星人になってしまって、環境が整うのをずっと待っていても、整わないのです。
ある意味では見切り発車をするくらいの気持ちじゃないといけないのですね。
「このスキルが身に付いたらやる」「お客さんがこの状態になったらやる」
というように、多くの条件を付けても、進まないのです。
その状況では、上手くいかないのが当然なのですが、
上手くいかない言い訳についても、「時期が悪かった」「誰々さんがそうしてくれなかったから」
といったように、自分の中に要因を見つけながら修正するのではなく、外に理由を求めてばかりいては、
成長しませんし、お客様の信頼も掴めません。
講師や教師は、与える側なので、
お客様より先回りしなければいけません。待ちの姿勢ではいけないのです。
生徒さんを成長させるために、どうすれば良いかを、常に頭をフル回転させて考えることが必要になります。
私などはセミナー講師などもやっていますが、
しっかり下調べもしますし、準備もします。
それでも当日、何が起こるかは分からないのですね。
モニター接続ケーブルなども持っていくのですが、映らなかったりする場合もありますし、
会場側のトラブルが起こる場合もあります。
マイクが使えず、そのままセミナーが始まってしまう事もあります。
中でも、下見では映ったのに当日「プロジェクターが映らない」という状況になった場合は、かなり致命的なのですが、
(※幸い今までなんとかいろいろな方法で対処できてますが、、)
スライドの内容を覚えているので、身振りや手ぶり、ホワイトボードを使って進めることも、一応は想定しています。
その際、「会場の人がやってくれなかったら」といった言い訳をしても、全く意味がないのですね。
目の前のお客様のために、最善を尽くしてやらなければいけないのです。
会場の人がどうこうというのは、お客様には関係がないからです。
くれない星人というのは、そういったトラブルが起こった時、外に要因や原因を求めます。
そうではなく、自分で環境を作らなければと考えれば、自分が主体的に動けるようになるのです。
ビジネスの世界は、どんどん変化していきます
今まで口コミだけでやってきたという教室の先生もおられますが、
それはそれで素晴らしい事に違いはありません。
ただ、時代は変わるのです。
今までは自然に集まっていた生徒さんが、だんだんと集まらなくなるというのは、
時代の変化なのですね。
ですので、その変化に合わせて、自分から動かないといけないのです。
ビジネスは変化対応が必須なので、動かないといけない訳です。
主体的に動いてコントロールする形にもっていかないと、上手くいかない、という事ですね。
ですので、ビジネスの世界に身を置いているにも関わらず、
「してくれない」「しれもらえない」と言っている人を見たり聞いたりすると、それだけで、かなり幼稚だなと感じます。
なぜなら、そういった先生側の事情は、生徒さんには一切関係がない事だからです。
先生が自主的に動くことが、そのまま生徒さん達にとってのパフォーマンスとして映るのです。
ですので、「人がこうだったから」「~~がこうだったから」
といった言い訳を言いそうになった、私のこの言葉を思い出してみてください。
結局のところ、その段において文句を言ったって、遅いんですね。
間に合わないんですよ。
お客様はもうそこにいるのです。
しかも、すでにお金を払ってもらっていますので、
例えば、私のセミナーで「プロジェクターが壊れちゃって」といっても、意味がないのですね。
支払っていただいた金額の分、満足して帰って頂かなくてはいけないので、ベストを尽くすしかないのです。
”くれない星人”は教室事業もうまくいかない。自分主体で生きる人生のススメ まとめ
今回のお話をまとめますと、「くれない星人は、教室事業も上手くいかない」という事です。
先ほどもお話しました通り、講師や先生というのは、与える側の職業です。
ですので、「自分が与える側なんだ」という意識を持つと、生徒さんよりも一歩先を行くことになりますので、
お客様や仕事に関係する人たちからの信頼も増えますし、集客も上手くいくようになります。
そうすると、人生の様々な面での循環が、良くなっていくのですね。
ぜひご参考にしてみてください。
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