教室の講座をリニューアルするときの「講座の作り方のコツ」について

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本日は、

「教室の講座をリニューアルするときの「講座の作り方のコツ」について」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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教室の講座をリニューアルするときの「講座の作り方のコツ」について

本日のテーマは、

「教室の講座をリニューアルするときの「講座の作り方のコツ」について」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

講座をリニューアルするタイミングは、人によっていろいろ違うと思いますが、

長い方だと、10年くらい全く講座の内容を変えてない、という方もおられます。

ですが通常、10年も同じ講座は持たないのですね。

なぜなら、生徒さんが飽きてきてしまうからです。

 

特に今の時代、生徒さんの飽きが来るのも早いのですので、

細かくプチリニューアルを繰り返していかないと、

生徒さんが減っていきがちになってしまうのですね。

 

中には、徐々に生徒さんが減っていっている状況で、

そのダメージに気が付いていないケースもあります。

 

それがようやく、ある程度はっきりと減ってきたと感じた時には、

相当ダメージが大きくなっていることも多く、

もし生徒さんが、時間をかけて徐々に減ってきた状況だとすると、

それを元に戻すのは、減っていた時間と同じくらい、かかるのですね。

 

ですので、少し生徒さんが減ってきたと感じる時には、

何か魅力がある講座や、市場が反応するものを取り入れながら、

リニューアルをする事が必要になってきます。

 

そして残念なことに、昔と比べると、このリニューアルが必要なスパンが短くなっているのですね。

以前なら、5年くらい同じ講座のままでも大丈夫だったのですが、

今、わたし自身の肌感覚だと、長くて3年、短いと1年くらいという印象です。

つまり、それくらいのスパンでプチリニューアルをした方が良い、という事です。

ですので、これまで手を入れてこなかった方は、

検討事項の中に入れてみて頂くのが良いのではないかなと思います。

 

講座リニューアルは、まず調査からスタート

リニューアルをしていく手順なのですが、

いきなりはリニューアルしません。

 

必ずやらないといけないのが、調査です。

調査というのは、自分よがりの調査ではなく、少し引いた目で見る調査になります。

すでにいる生徒さんと似た属性のお客さんを集める場合は、

既存の生徒さんにお話を聞いたり、意見を伺いながら、

全て言いなりになるという事ではなく、自分の軸もしっかりと持ちつつ、

こういう風にしていこう、というのを決めていきます。

 

さらに、もう少し引いたところだと、

市場調査という形で、今のトレンドも調査していきます。

たとえば今なら、「米粉がトレンドでブーム」となっていますね。

 

わたしが米粉を取り入れたのは7年前なのですが、これは少し早過ぎました。

ブームに乗るのは、速すぎても遅すぎてもダメなんです。

5年くらい前からトレンドとなってきたのですが、

今でもまだ集客ができるツールではあると思います。

ただし、これから参入しようとする場合は、

すでに同じような教室が増えている状況ですので、

習いたい人と教室の数のバランスが崩れており、集客がしにくいかなと思います。

 

ですが、全く不可能という訳ではありませんので、

これから参入する場合は、工夫が必要ですね。

ピークがもう過ぎているという部分を念頭に、工夫をしていくという事です。

 

このように、いきなりのリニューアルをするのではなく、

まずは生徒さんの声を聞くのが一番なのですが、

それに加えて、市場では何が求められているのかも調査する必要があります。

 

調査ができたら、業界内の分析と比較。

調査がある程度までできたら、次に、分析と比較ですね。

 

データをもってして、こういう方向へ行こうかという講座を考えた時、

業界内で他の先生が、どうやっているかも調べなくてはいけないからです。

 

たとえば、レッスン料は安いのか、高いのか、などなど、

いくつかの項目について、最低50教室くらいは調べたいところですね。

そうする事で、その業界の中で、自分がきらりと光る部分が見えてきますので、

そこを前面に打ち出して、講座をリニューアルしていけばよい、という方向性が見えてきます。

 

つまり、ライバルと比較された時にも選ばれるように、

特徴を際立たせるための分析と比較が必要、という事ですね。

 

その際、当然ですが、市場調査などの世間の流れも調べつつ、

業界内がどうなっているのかを判断しないといけません。

 

市場では求められているのに、ライバルがまだそれに追いついていなければ、

そこを狙って講座をリニューアルすれば良い、といった事も分かるからです。

ですので、調査が終わったら、比較、分析ですね。

 

その際、ポジショニングマップなどを作ったりもするのですが、

自分の立ち位置をしっかりと把握する、ということが大切です。

速やかにリリースする。スピード感が最重要ポイント

把握をしたら、リニューアルの企画を考えていく事になります。

誰に何を教えるのか、という部分ですね。

この時に重要なのが、速やかに構築して、リリースして発表するという、スピード感です。

 

このスピードがとても大事です。

教室の先生は、この部分が遅い人がとても多いのですね。(苦笑)

 

わたしがお話を聞いて「いいね、それ」と思った企画であっても、

リリースまでに1年も時間をかけてしまうと、市場の様相もずいぶん変わってしまっている訳です。

すでに同じことをやっている人も出てくるかもしれませんし、

そうすると自分が二番煎じのように見られてしまいます。

 

ですので、リリースまでの時間は短い方が良いのです。

 

このスピード感ですね。

調査、分析、比較からリリースまでの時間をどれだけ短くできるか。

これがとても重要になります。

 

たとえば私は、「これは今が旬のタイミングだ」と思えば、

2週間くらいでリリースして30万円くらいの商品を売る時もあります。

教室の先生の場合は、大抵、みなさん、早くて3ヶ月、

一般的には6ヶ月だと思っているので、

これが速いだけでも、チャンスを逃さない事に繋がります。

 

ぜひ、この「スピード感」という部分は、チェックしておいていただきたいと思います。

 

100%を目指さず6割スタート。修正と再リリースを繰り返す。

なぜ、教室の先生は、リリースするのが遅くなってしまうのかと言うと、

キレイなものを100%完璧な状態にしてから、リリースしようとするからです。

 

ですが実際には、市場にリリースして、

モニターの意見を聞かないと、良くならないのです。

完璧ではない状態で市場に出して、ブラッシュアップして、本リリース。

これが本来の正しい進め方です。

 

そして、この期間を短くするかが勝負なのですね。

つまり、必ず修正が前提でリリースするので、6割スタートで良いのです。

 

ですが、この「修正」という部分も、遅い方が多いのですね。

修正から再リリースが遅れると、旬が劣化してしまいますので、

直すなら、そのスピードも速くしなければいけません。

 

その上で市場に投下していきます。

修正と再リリース、このプロセスを繰り返すことで、

段々ブラッシュアップされて、100%の商品ができていくのです。

 

市場調査から、比較・分析、リリース、

そして修正、再リリースの繰り返しですね。

ここを、スピード感をもって進めます。

最も重要なポイントは、スピードです。

 

ここをちゃんと気を付けないと、一生懸命、作り上げた企画なのに、

旬が過ぎてしまったり、ライバルが先にリリースしてしまって、

自分が二番煎じみたいになってしまう場合もあります。

 

特に今は、講座の寿命が短くなっています。

ヒット商品が出ても、それに甘んじず、ブラッシュアップしながら売っていく事が必要ですね。

時代のニーズに合わせて、商品の見せ方や、打ち出し方を変えていかなくてはいけません。

 

プロダクトライフサイクルは、黎明期、成長期、成熟期、衰退期と進んでいきますが、

中には、現状が衰退期であることに気付かずにいる人もいます。

 

ですが、衰退期は必ず来ますので、常に手入れをして、

敏感に状態を察知しながらやることが必要になります。

その辺りも、考えて頂ければと思います。

 

教室の講座をリニューアルするときの「講座の作り方のコツ」について まとめ

今回の内容をまとめますと、

「教室の講座をリニューアルするときの「講座の作り方のコツ」について」

というのは、

 

1.調査

2.比較分析

3.企画リリース

4.修正、調整

5.再リリース

 

という事になります。

その中でも特に、修正と調整、再リリースというサイクルを繰り返すことで、

より良い講座ができていくのではないかと思います。

 

特に今のように、世の中の情勢が何かのきっかけでガラリと変わるような時代は、

変化に対応する商品を次々に作る方が良いです。

 

そうすることで、売上も下がらず、お客さんも減らない、

という状況を作っていけるかと思いますので、

ぜひご参考にしてみてください。

 

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