こんにちは。
飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。
本日は、
「オフライン講座とオンライン講座どちらに力を入れたらいいのかを迷っている教室の先生へ」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
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オフライン講座とオンライン講座どちらに力を入れたらいいのかを迷っている教室の先生へ
本日のテーマは、
「オフライン講座とオンライン講座どちらに力を入れたらいいのかを迷っている教室の先生へ」
ということについて、お話をしてみたいと思います。
最近、よく質問をされることなので、それを整理してお答えしようと思っているのですが、
コロナ禍の影響で、オフラインの対面のレッスンができなくなり、
オンラインをやり始めていた先生も、多いのではないかと思います。
そして非常事態宣言が緩んだことで、また対面ができるようになった雰囲気になりましたが、
また感染者が増えてきて、緊急事態宣言が出されるかも…という雰囲気もあります。
その中で、オンラインとオフラインをどうしたら良いのかを、
迷っていらっしゃる先生もおられますので、
今まで、個々にお伝えしてきたことを、こちらでもお伝えしようと思っています。
今回は、大きく二つの方向性の考えでお伝えしたいと思いますので、
自分はどういう立ち位置でやるのかについて、考えてみていただければと思います。
オンラインとオフライン、どちらに力を入れるべき?
まず、今回のお話に「二つの方向性」があるというのは、どういうことなのかをお伝えします。
今の状態で考えられる、現場的で、即それが実践として使える答、というのが一つ目。
そして、二つ目は、そもそも論という部分の話になるのですが、
オンラインやオフラインという目に見えている部分ではなく、
根幹的な部分をどう考えるのかというお話ですね。
では一つ目の、オンラインとオフラインですが、
わたしは基本的には、2020年下半期はオンラインに力を入れた方が良いと思います。
その理由は、世の中の全体がオフラインからオンラインに切り替わった際に、
「オンラインって結構、いいかも」と気付いた方が、たくさんおられるからですね。
もう一つは、外出をすると世間の目が気になったり、
自分自身の接触頻度が上がるのも気になるなど、リスク面での意識です。
地域によっては、それまで感染者が出ていなかったのに、
外出してコロナに罹ってしまった結果、村八分のような状態になってしまい、
引っ越すことになった方もおられると聞きます。
そうすると、対面レッスンに行くのは、ちょっと…という方も多くおられるはずです。
それらを考えると、今後は、
オンラインでいろいろやっていく方向に、世界が変わっていくだろうという予測があります。
対面がやりやすいのは分かりますし、
わたし自身が多くセミナーもやっているので、熱量が高いのも分かります。
ですので、一部の人は、オフラインを望むかもしれません、
ですが、時代の流れに沿っていく方が、ビジネスというのは上手くいくのですね。
逆に、流れに逆らうような動きをすると、歪みが出るので、
やはり上手くいきにくくなります。
となると、世の中の全体の流れがオンラインとなっていますので、
今の時点でどちらが良いかという話になると、
オンラインをやる方が良いのではないかという答えになります。
わたし自身も、下半期はオンラインに力を入れていく動きになっています。
2:8くらい、あるいは1:9くらいをオンラインでやる動きになる予定ですね。
その上で、動画コンテンツをどう撮るかということや、
それを発信するサイトなど、全体設計を考えている状況です。
ですので、オンラインかオフラインかで言うと、
オフラインが楽しいのは分かるのですが、
時代の流れが現状のようになっている時は、
時代の流れに沿う方が良いというのが、一つ目の答えです。
オンラインと一言に言っても、いろんな形態があるのをご存じですか?
オンラインと言っても、その形態にはいろいろなものがあります。
たとえば、動画コンテンツを販売する通信講座ですと、自分の分身を作る形になりますので、
寝ていても、24時間ずっと売上を上げられる状況になります。
ZOOMのオンラインレッスンを扱えるスキルもあった方が良いですね。
他にも、色んな方から成果報告もいただいているのが、ライブ配信です。
ZOOMと動画販売の中間のような形ですね。
双方向でやり取りできる形はありますが、対面ではなく、
コメントでやり取りする形になります。
わたしも先日、Youtubeライブをやってみましたが、
そういった文化が浸透しつつありますので、色んな方向、いろんな可能性があります。
世の中は、オンラインに動いているということですので、
それに合わせる方が良いという事ですね。
いくつかある形の中から、自分のお客さんが喜んでくれる形でやっていくのが良いかなと思います。
事業の基幹部分を、自分のコントロール下に置く
2つ目について、そもそも論という部分の話をしていきたいと思いますが、
まず結論からお伝えしますと、
自分の事業の基幹部分を、外的要因に預けてはいけない、という内容になります。
たとえば、先ほどのオンラインとオフラインの考え方で言うと、
教室の先生にとって、レッスンを行っていくのが事業の基幹部分だという事になります。
そうすると、オフラインを選ぶと、外的要因が入ってくる可能性が高くなるのですね。
今で言えば、コロナ禍による社会情勢です。
緊急事態宣言が発令されると動けなくなりますし、
感染に対する人間の心理的な動きもあります。
自分自身の体調や世間の目ですね。
そういった外的な要因によってレッスンが開催できない可能性が高くなる、というのが、
オフラインのレッスンということになります。
そうすると、キャンセルになったら返金する必要が出てきたりと、
今まで上手くいっていたことが、色んな要因によりキャンセルになる可能性が高い訳です。
先生によっては、返金しない方もおられるそうですが、
そうすると、もうその先生のところには行かない、という事になるでしょうし、
そもそも返金やキャンセルの手間も、すごくかかります。
オフラインのレッスンは、こういった外的要因に影響を受けることになるので、
その影響を受けない選択肢を模索しておく方が良い、ということです。
オンラインとオフラインだと、オンラインが良いと言いましたが、
それは、外的要因に影響をあまり受けずに、自分で進めていけるのはどちらか?
という問いの結果、ということなのですね。
外的要因に影響を受けやすい事業は、振れ幅が大きいと動けなくなってしまったりもします。
他にも選択肢があれば、もちろん選んでいただいても良いのですが、
基幹の仕事は、自分でコントロールできる方を選ぶのが良い、という事です。
目標も、自分でコントロールできる「定数・定量」を基本とする
ビジネスには、定数・定量という考え方がありますが、
たとえばビジネスの目標として、「月に何人の生徒を集める」というのがありますね。
その、「何人を集める」というのには、現状でいったい何人のファンがいるのか?
月にメルマガをどれくらい出すのか、というデータを見て、
「その数字はおかしい」と判断できる部分もありますが、
その人たちが来てくれないと、目標が達成できないという事ですので、
結果を、他人に任せる形となります。
営業で、数字が必達とすると、それでも目標を達成させるのですが、
一般的には、成果が見えない目標の立て方よりも、
定数、定量の目標値を立てる方が良いのです。
わたしも、そういった定数・定量を目標にするように、
クライアントさんにはお伝えをしていますが、
たとえば「ブログを毎日書く」といった目標です。
そうすると、30日の月だと、ブログ30個が目標値ということになります。
これは、自分が書けば達成できるので、明確ですね。
自分だけでできる目標だという事です。
それとはちょっと違うのが、Instagramのフォロワーを1500人にする、
といった目標です。
これは、外的要因が入ってくる目標になりますね。
相手がフォローしれないと、目標が達成できなからです。
外的要因が絡まないと達成できないので、そうすると管理しにくくなってしまいます。
定数・定量といった、自分次第で結果が見える目標は、分かりやすいのがポイントです。
やったか、やらなかったか?だけで結果が出るからです。
これは、誰か外部の要因が絡みません。
これをキチンとこなすという事をやっていると、
そこから派生して予約や申し込みが入るようになっていきます。
こういった目標の基礎数字は、他人の影響や意志が入ってこない方が良いんぼです。
オンラインとオフラインを、その考え方で言うと、
外的要因の小さいオンラインの方が良い、という事になります。
この考え方をしていると、そもそもオンラインかオフラインかを悩むこと自体がナンセンス、
という事にもなるのですね。
オフライン講座とオンライン講座どちらに力を入れたらいいのかを迷っている教室の先生へ まとめ
今回の内容をまとめますと、
オンラインとオフラインなら、オンライン講座に力を入れた方が良いという事になります。
そして、その一番の理由は、自分の事業の基幹部分を、コントロール下に置くということが、とても大切だからです。
稼ぎ続けるといった視点から考えると、
事業として、自分のコントロール下に置けるものを選んだ方が良い、ということですね。
たとえば、取引相手について、個人と法人のどちらが良いかという質問もありますが、
わたしはクライアントさんに、法人の売上は全体の3割にするように話しています。
というのは、今回のコロナなど、なにか環境が変わると、
法人というのは、頼んでいたものをバサッと切っていったりするからです。
個人だと、一人だけやめたとしても、影響は小さくて済みます。
月1000円を支払う個人が、1000人や1500人いるのか、
月100万円の法人が1社だけしかないのとでは、
外的要因で取引がなくなった時の影響が、大きく変わってきます。
当然、個人の方が安定しますね。
そうすると、不況になったり、環境が一気に変わるようなときでも売上は落ちにくくなります。
知識を知恵を与えることで、その人が売上が伸び続けるなら、
支払う価値があるという事にもなります。
そういった、コントロールがしやすい方を優先しているから、
法人は全体の3割以下という事を、お話しているのですね。
もちろん、売上高を上げていくことだけを優先するなら、対法人の方が良いとなりますが、
「自分の事業の基幹部分を、外的要因に預けない」という考え方を中心にすると、
上手に教室を運営できるようになると思います。
今の状況で、事業の基幹部分を自分のコントロール下に置くことを考えると、
オンラインに力を入れるべき、という事ですね。
そんな観点からも、ご自身の現状を見直してみていただけると良いかなと思いますので、
ぜひご参考にしてみてください。
今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ
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