本日は、
「教室業の売上高を2倍にする３つのコツ」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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教室業の売上高を2倍にする３つのコツ
本日のテーマは、
「教室業の売上高を2倍にする３つのコツ」
ということについて、お話をしてみたいと思います。
まず、教室業という業種業態において、
売上高を2倍アップさせていくというのは、皆さんが注目するところだと思うのですが、
この2倍というのは、微妙なニュアンスを含みます。
なぜなら、10万円を20万円にするのと、100万円を200万円にするのと、
1000万円を2000万円にするのとでは、それぞれ対策が全く違うからですね。
ですので今回は、教室業の皆さんが目指したい月商、
20万円から30万円といったあたりを、一つの基準として考えたいと思います。
売上を2倍にするのは大変だと感じる方もおられるかと思いますが、
どこに力を入れるのかによって、意外に難しくないという面がありますので、
そちらについて、お伝えをしていきたいと思います。
売上をアップさせる方法は、3つの原理原則しかない
まず、売上高を2倍にするということで、
月商が20万円だったとすると、ベースになる売り上げを40万円に上げるには、
3つの原理原則しかないのですね。
これは、ビジネスの世界でずっと昔から言われている事ではありますが、
こちらをお伝えしたいと思います。
1つ目は、新規顧客を増やすことです。
大体、皆さんはここを頑張ろうとしますね。
2つ目は、単価をアップすることです。
ここも、割と上げやすいところだったりします。
先生の業種によっては、単価を上げにくいという方もおられるかと思いますが、
ここも分かりやすい部分ではあります。
3つ目は、リピート率を上げることです。
売上をアップさせる方法は、この３つだけなのです。
新規、単価アップ、リピート、ですね。
業種業態によって、バランスよく全てを進めていく方が良い場合と、
どれか一つを頑張る方が良い場合とがあります。
たとえば、結婚式でリピート率を上げると言っても、
これはこちらでコントロールはできませんよね。
「次に結婚する時には、値引きサービス」というのは、あり得ません。（苦笑）
ですが、通販事業でサプリメントのような商品を売っているのであれば、
むしろリピートで買ってもらわないと成果が出にくいので、
リピートを強化する方が良いという事になります。
教室業で考えると、2倍は意外に手が届く数字です
では、教室業の先生においては、どうすべきかということをお伝えします。
これは、先生がどういう経緯をたどってきていて、
生徒さんとの関係がどういう状態で進んでいるのかによっても変わってくるのですが、
この3つ（新規、単価アップ、リピート）を同時に上げていこうとすると、
どう2倍になるのかを具体的に見てみましょう。
たとえば、前年比1.3倍ということで、新規を頑張ろうとすると、ここでまず1.3倍です。
単価も頑張って1.3倍にできるように考えてみます。
さらに、リピートも、仮に1.3倍で頑張ろうとすると、
これらは掛け算になるので、1.3×1.3×1.3にすると、2.197倍となります。
ですので、これで2倍になるのですね。
なので、新規の生徒さんが10人だったとすると、13人を目標にして、
3人だけ増やせるように頑張れば良い、という事になります。
次に単価ですが、現状が5000円だとすると、その1.3倍で、6500円にできるように考えます。
これは、主婦層から見ると少し上がり幅が大きいイメージですが、
専門特化した講座など、それでも売れる物が作れるかどうかを考えていきます。
リピート率を1.3倍というのは、1.3回だけ来る、というのは現実にはあり得ませんので、
来る人と来ない人が混じっていても良い事になります。
ですので、3人に1人が2回来てくれたらいい、というのが1.3倍のイメージになります。
そうすると、売上2倍という努力目標値に、
手が届きそうになるイメージになりませんか?
年間の流れを整理して、1年間で2倍を目指しましょう
もし自分が新規を増やすのが得意だという場合、新規だけを2倍にしても良いですし、
価格をアップさせるのが得意な方は、高額講座などで2倍の価格にしても良いでしょう。
横展開でリピートで来たい人を増やすのが得意であれば、そこで2倍もしても構いません。
2倍という努力目標値は、全てを上げていくなら、
それぞれは1.3倍くらいでいい、という事なのですね。
では新規を1.3倍に増やすにはどうすれば良いのかというと、
どこかのSNSやメディアでの集客が得意なら、
底だけに集中して、露出を2倍や3倍にすれば、増える可能性はあります。
そうすると、自分にとってお客さんが入りやすいメディアに対して頑張って、
投稿を2倍やってみるというのは、検証する項目になり得ます。
単価については、たとえば5000円の講座はそのまま残しておいて、
8000円のレッスンを作って、違う層を集めることで、単価が1.3倍になる可能性もでてきます。
10000円といった高額のレッスンで、違う層を集めるとしたら、
労力は半分になるかもしれませんね。
ですので、高単価商品が作れないかを考えていきます。
リピート率も、同じ人が頻度高くは来てくれない、とおっしゃる方もいらしゃるかもしれませんが、
日本には、季節ごとのイベントがけっこうあったりします。
それに合わせた特別なイベントには、財布が緩みやすいのですね。
では、季節感のイベントをどこで感じ取れば良いのかというと、
楽天やヤフーなどの通販サイトが、いち早く季節感に沿った派手なバナーを作っているのですから（笑）
その流れに沿ってイベントを作ると、リピート顧客が来る確率がすごく高くなりますよね。
そういう年間スケジュールを組んで、計画的にリリースして集客をかけていくと、
そこで売上が上がります。
過去に当たった企画があれば、それをアレンジするだけで売上が上がったりもしますので、
全くゼロの状態で呼ぶために企画を一生懸命、考えなくても、
当たったものを定例化させることで、来てくれることも多いです。
わたしも、10月31日のハロウィンイベントなど、定例イベントがあると、
そろそろお知らせ来るよね、という事で注意して見ていたりします。
そういった、定例で来るようにイベントを組むのも大事かなと思いますね。
このように、1年のイベント全体での流れを考える時に、
どこで新規を増やすのかを考えると、1月や4月が良さそうだな、と考えることもできます。
闇雲に2倍と言うと大変なのですが、20万円を40万円にすると考える時、
毎月ずっと40万円でなくても良いのですね。
毎月に多少の上下があっても、年間で2倍になっていたら良い訳です。
このように長丁場で考えていただくと、精神的に楽になるのではないでしょうか。
教室業の売上高を2倍にする３つのコツ まとめ
今回の内容をまとめますと、
「教室業の売上高を2倍にする３つのコツ」
というのは、
1つ目は、新規顧客を増やすこと。
2つ目が、単価アップですね。
3つ目が、リピート率をアップするという事になります。
これらの3つの中から、ご自身の教室の形態において、
一番やりやすいところから取り組んでみていただければと思いますので、
ぜひご参考にしてみてください。
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