こんにちは。
飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。
本日は、
「集客できないイベントチラシを作ってしまう人が陥りがちな アルアルな3つの失敗点」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
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集客できないイベントチラシを作ってしまう人が陥りがちな アルアルな3つの失敗点
本日のテーマは、
「集客できないイベントチラシを作ってしまう人が陥りがちな アルアルな3つの失敗点」
ということで、お話をしてみたいと思います。
季節によって、販促をかけたい時であったり、
あるいは新規募集で人を集めたい時、ウェブ上での展開とをすることが多いと思いますが、
地域や属性によっては、チラシの方が効果が出るケースもあります。
私の方としては、主にウェブ集客を中心に教えているのですが、
アナログ媒体である、チラシやニュースレターなど、実物の紙媒体についても、
アドバイスを行ったり、自分自身でも活用をしたりしています。
他にも、私の場合は、本も出版しています。
これも一応は、紙媒体の一つですね。
こういったアナログ戦略も、できるのであれば、同時にやった方が良いなと思います。
イベントチラシなども、作った方が良いと思うのですが、
それをお店の置いたり、配ったりする際には、
それが、ちゃんと効果が出るチラシになっていないと、意味がないですし、
ポスティングする時にも、役に立たないチラシの状態では、労力が無駄になってしまいます。
今回は、そんなアナログチラシの戦略について、
効果が出るチラシを、どう作ったら良いのかをお伝えしたいと思います。
限られたスペースを、最大限に有効活用するには?
チラシはウェブとを比べた時、まず一番の違いは、なんだと思いますか?
それは、紙面が限られていることです。
ウェブは、限りなく下へスクロールできますが、チラシはそういう訳にいきませんね。
通常、A4くらいがチラシの基本的なサイズですが、そうすると、A4の表と裏の2面でしか、訴えることができません。
そんな限られたスペースの中で、何を伝えるのかが、ポイントになってくるのです。
私が普段からご紹介している、チラシ作りのヒントにしてねとみなさんにお伝えしている本が、
「チラシの教科書」、
「繁盛店が必ずやっているチラシ最強のルール」
といった本になるのですが、
実際に作ってもらうと、チラシって、案外、難しいです。
限られたスペースに、凝縮された状態で書いていかないといけませんので、
作ったチラシを添削する際にも、やはり難しいと感じるのが、
そもそもチラシとして、どんな目的のために作られているのか分からない、という点です。
具体的に言うと、どんな行動を起こして欲しいかが分からないケースですね。
何かのイベントだったら、申し込みして欲しいのか?
それとも、電話なのか、ラインで申し込むのか。
ラインであれば、QRコードを載せた方が良いでしょうし、
電話が欲しいなら、電話番号を大きく載せた方が良いでしょう。
あるいは、チラシを見ておきながら、ウェブ上で申し込ませたいのか、
といった目的ですね。
もし年上の方、年長者の型であれば、電話番号をドンとわかりやすく目立つように載せる方が良いでしょうし、
スマホに慣れている世代なら、それに合わせた行動を促す方が良いですね。
要するに、お客様が、すぐに申し込みができるようになっているゴールの設定です。
資料請求なのか、申し込みなのか、問い合わせなのか。
それが分からないチラシは、効果が出ないと予想できます。
チラシに情報を詰め込み過ぎると、反応が下がってしまう理由
2番目のポイントが、情報を絞るという点です。
何か販促をかけたいイベントが、仮にあったとしますよね。
たとえば12月、4月など、イベントがあるとします。
そういった3つ、4つのイベントがあった時、それをギュウギュウにチラシ盛り込むことで、
どれかに引っかかったら良いな、と思ってしまいがちですが、
読む方としては、情報が散漫になって、よく分からなくなり、結局は申し込まれなくなるのです。
一文一意というのがあるのですが、チラシも一緒で、
引っ張りたいイベントが多いと、どれも申し込まれないという結果になる場合が、ほとんどです。
ですので、欲張らないことですね。
チラシで集客をしたいと考えるなら、イベント一個で作るのが、正しい作り方になります。
こちらは私の知人の会社で制作しているチラシですが、
表面は1種類の化粧品だけの掲載になっています。
その1点勝負で魅せているところがわかりやすいです。
お、これは…と思ってもらえないチラシは、ゴミ箱へ直行
開催するイベントに対して、響いて欲しい相手がいるかと思いますが、
そんな、「顧客の心にグッと刺さる一文」が、
ドンと書かれていないと、チラシは見られることなく、ゴミ箱へ直行です。
よくありがちなのは、イベントレッスンなどの告知のケースです
仮に今、四月の桜の、お花見のイベントに合わせて、
「桜パンを作ろう」というイベントタイトルがあったとします。
そうすると、そのイベントを開催する日時、場所といった情報が、
ただ書いてあるだけというチラシもあります。
こちらを集客できるかどうかという観点から言うと、
イベントが開催される情報が、ただ書かれている状態になっているので、集客は難しいと予想できます。
確かに、桜パンが作りたい人なら動くかもしれませんが、
その時の困りごとや、ワクワク感などなど、
人の心を動かすためのキャッチコピーをキチンと書かないと、手に取って読まれないのです。
まず、「お?」と思ってもらわないといけないのですね。
そのためには、キャッチーなコピーがないと、読まれません。
パッと目を惹く一文を考えて、ビジュアルも、写真を大き目にするなど、
読んでもらうようにする工夫が必要だという事です。
使用する紙も、たとえば永久保存版みたいにして、レギュラーのメニューのもので、
三つ折りや、四面タイプで配る場合なら、
厚い型紙を使って、ラミネートしても良いですよね。
ピザのチラシなど、コーティングされていますが、そういったニュアンスです。
そういった、季節限定や期間が限られたイベントではなく、
長期戦の定番、レギュラーものでは、紙もそういう保存できる紙にしますし、メニューも多く並べて良いのですが、
季節のイベントもので、その時に見てもらえるものの場合は、違ってきます。
先ほどの桜パンで言うなら、
ファミリーなのか、カップルなのかといった、
作るパンが、誰向きのパンなのかによって、変わってきます。
「彼氏の胃袋を掴む、ラブラブになれる桜パン」といった角度にすると、(苦笑)
そういうターゲットに響くでしょうし、
ちょっと女子向きに作るのか、ファミリー向けに作るものにするのかによって、
キャッチコピーは変わってきます。
今までリリースしたことのない、桜という言葉が入っていたとしても、
「他にはない」という、全く新しい新シリーズなのであれば、
それを強調することで、「お?」と思われるかもしれません。
チラシは、まず興味を持って、読んでもらわないといけません。
掲示板のような情報だけのチラシは、ワクワクしないですし、
申し込みもされないという事になるのです。
チラシ作りは、考えることも行動量も、想像以上に難しい
チラシ作りの基本は、「それを見て、お客様はどうするんだろう?」
という視点です。
自分視点だけではいけないのですね。
保管しなくちゃいけなくて、もっと詳しく読んでもらいたいようなチラシなら、
細かい内容が書いてあるものを、一枚でもいいので、ウェブページを用意しておいて、
そちらに対して、チラシで「詳しい事はウェブで」と誘導し、読ませるという方法もあります。
これは顧客属性に寄ります。
電話がいいのか、ウェブが良いのかという事ですね。
このように、けっこう練り込まないといけないのがチラシになります。
単に情報だけを知らせるのであれば、それがすでに知っている人や生徒さんなら構いません。
顔を知っている、周知のある方なら、そういったチラシでも良いのですが、
通常、たとえばダイレクトメール的に、近所にポスティングするチラシなど、
自分を知らない人に、掲示板的な情報だけを入れても、まず読まれません。
たとえば自分の立場で、全く知らない人のチラシで、どうも近所っぽいけど、
そのチラシだけで、いきなり教室に行くかと言うと、ちょっとハードルが高いですよね。
その前に、ウェブで下調べしたりしたいと、自分なら思うはずです。
内容が書いてあるものだけでは、集客できないという事ですね。
お店にチラシを置かせてくださいと言っても、
そのお店と、自分のお客さんの属性が合っていないと、反応がなくて普通です。
それに、「チラシを配ったけど、反応がないんです」という方もおられますが、
そもそもチラシを、相当に作り込まないといけないですし、
1000枚配って、2~3人くらい反応したら、良い方だと言われます。
そういう数字の感覚なのですね。
1万枚を配っても、一人しか反応しなかった、というケースも普通です。
ですので、2~300枚を配ったくらいでは、反応ゼロでも、普通です。
これは、チラシは難しいからやめなさい、という事ではなく、
確率を少しでも上げるために、作り込んだ方が良いという事を、お伝えしたいのです。
(↑こちらのチラシなどはターゲットも商品もわかりやすく表記されていますね。)
また、一回配っただけでは定着しないので、何度も配る方が良いのですね。
つまり、チラシ戦略は案外、お金がかかるという事です。
おそらくウェブで展開する方が、基本は楽です。
ですが、チラシを地味にやっておいて、ウェブと連動すると、
信頼度や認知度も、上がります。
せっかく時間とお金をかけるなら、しっかりと作り込む方が良いという事ですね。
それに、教室は通常、地元密着というのが基本ですので、
チラシなどのアナログ戦略は、来るきっかけにはしやすいというのもあります。
集客できないイベントチラシを作ってしまう人が陥りがちな アルアルな3つの失敗点 まとめ
チラシを作って配るという労力や、かかる費用などなどの事を考えると、
やっぱり、できるだけ多くの人に来て欲しいと思いますよね。
それなら、しっかりと練って作った方が良いです。
チラシ作りというのは、ウェブ作りに匹敵するか、それ以上に難しい場合もありますので、
正しい作り方を知った上でやらないと、
無駄打ちが多くなってしまう、という事を伝えたいと思います。
たとえば「チラシをまいたけどダメだった」と言う方に、
どれくらいの数を撒いたのかと聞いたら、100枚くらいとお答えになったりするのです。
チラシは、1000枚配って一件の反応、ということも珍しくありませんので、
100枚程度では、反応がないというのが普通なのですね。
それに、チラシの中身も、少しでもお客さんの悩み解決タイプの内容にしておいた方が良いです。
どうせ作るなら、効果が出るチラシを作って欲しいと思いますし、
集客ができないイベントチラシを作ってしまう失敗店は、
掲示板的に、情報をいっぱい書いてしまっているケースが多い。
どういう行動をしてほしいか、導線をしっかりと作り、
手に取って読みたくなる、行動したくなるように、作り込んだ上で、
トライしてみていただければと思います。
ぜひご参考にしてみてください。
今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ
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