WEBサイトで集客できる写真を撮るときに押さえておきたいポイントとは

写真

こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

WEBサイトで集客できる写真を撮るときに押さえておきたいポイントとは

ということについて、お話をしていきたいと思います。

 

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写真の撮り方で集客力が違ってくる、という事実

本日のテーマは、

WEBサイトで集客できる写真を撮るときに押さえておきたいポイントとは

について、お話をさせていただきたいと思います。

 

ウェブサイトを新しく構築するといった場合や、

レッスンメニューをリニューアルしたり、商品構成を変える、といった場合に考えなくてはいけないのが、

新たな写真が別途、必要になる、という部分です。

 

ウェブサイトをゼロから作り始める方は、ヘッダーと呼ばれるメインビジュアルなど、

使用できる写真を持っていないケースも多いかと思いますので、

まず、とにもかくにも写真を撮らないといけない、という事になりますね。

 

写真撮影は、プロに頼んでも良いのですが、

プロに頼む場合は、「なぜその写真をそこに使うのか?」という意味を理解し、

それをカメラマンに分かるように伝えられるだけのスキルが必要になったりします。

 

「集客できる写真」といのは、キレイな写真(人のココロに響くという意味で)でなくてはいけませんし、

キレイさの中に、伝えるべき意図がないといけないのです。

 

ただ、写真が圧倒的に顧客の心を引きつける場合は、

文章が少なくても集客できることもあります。

 

たとえば以前に、ラムネの色をしたキレイな餡子があって、

夏の色にぴったりだから、夏のパンのイベントに使おう」と思って写真を撮ったのですが、

撮った写真をアップしたところ、それを見た人は、見たこともないし、作ってみたい、食べてみたいという事で、

それをSNSにアップしただけで、レッスンの席が埋まってしまった事もありました。

 

それくらいインパクトのある写真が撮れれば、勝手に集客できて決まっていくのは、重々わかっているのですが、

通常ホームページは、写真だけで決まるものではありません。

 

ただ、写真はウェブサイトの全体、事業全体に影響を及ぼす、極めて重要な要素であることは、間違いないのです。

そこで今回は、どんなポイントに気を付けて、撮っていったら良いのかといった、

集客できる写真の撮り方」について、解説をしていきたいと思います。

 

 

まずはコンセプトと客層を決めて、それに合わせた写真を撮ること

ホームページ上の写真を撮ると考えた時、

まず一つ目として大切なのは、「意図、コンセプトに沿っているか」です。

これが、第一優先となります。

 

ウェブサイト全体が持っている雰囲気というのがあると思いますが、

それは、呼びたいお客様の属性に合わせる必要があるのですね。

 

たとえば、20代を呼びたいのか、50代を呼びたいのかによって、

サイト全体の雰囲気やコンセプトというのは、違ってきます。

 

20代なら、ポップでカラフルで、弾けるイメージの写真を配置していった方が、好まれる傾向があります。

50代なら、少し落ち着いた感じで、上品なイメージの写真を配置する方が良いでしょう。

使えるお金が、20代と50代で違う、というのもありますが、50代の場合には上質さを表現した方が良さそうです。

こういったコンセプト、雰囲気というのが、呼びたい属性によって変わる、ということですね。

 

同じパンの写真を撮るにしても、

ポップに撮るのか、クラシカルに撮るのかで、演出を変えられるということですね。

 

これを、ご自身が持っているブランディングとも合わせて、撮っていくことになります。

気さくで明るく、ワイワイやっている感じの教室なら、そういった感じが伝わるように撮る方が良いでしょう。

 

私のパン教室の場合は、楽しい事や、変わったことが大好き、

といった方たちに好まれるようなデザインで、写真を撮っていました。

 

お値段も相場に比べると高めの教室だったので、WEBサイトも

高級感のある、グレーや金、グリーンを基調にして、ブラウンを差し色に使うといった形でカラーを整え、

書体も、ゴシックではなく明朝体といったように、大人女性が喜ぶような雰囲気にしていました。

 

そうやって各パーツを、ちゃんとコンセプトに沿って組み上げていくと、

作るホームページ全体が醸し出す雰囲気が変わってくるので、それに合わせて写真も撮り方を変える必要がある

という事ですね。

 

写真の質感で言えば、20代の元気なイメージの場合、パキッとした、コントラストがはっきりした撮り方をしたり、

50代の上質で落ち着いた感じは、トーンを抑えたり、

あるいは、配置する小物も、それに合わせたお皿やカトラリーを配置するといったように、

写真を撮る背景がそもそも変わってきたりします。

 

お料理とかだと、季節感を考えて、セッティングを変えないといけないので、

これは夏、これは冬、といったように、一気に撮りためをするときは、

夏の光と、冬の光を表現するために、カメラの使い方が全く違ってくるのです。

 

ですので、まずは思想と思考によって考えなくてはいけない部分というのがあるという事を、

覚えていただけると良いのかなと思います。

 

 

集客できる写真を撮るための、具体的なテクニック

それでは次に、技術的な所をご紹介していきたいと思うのですが、

先ほど、「季節的な光を感じさせる」というお話もしました。

 

写真を撮る時に、その写真の良し悪しを決める重要なポイントは、

「ピントを合わせること」と「構図」となります。

 

まず、ピントがボケていたら、そもそも使い物になりません

フォトショップという画像加工ソフトで加工しようとしても、どうにもならないのですね。

 

ピントは、注目してもらいたい被写体に合わせるのが基本です。

アプリでも加工できるのですが、一眼レフなら、ぼかす範囲を決めらるので、

ぼかさないと決めて撮る写真や、ぼかすと決めて撮る写真を、ちゃんとコントロールできます。

 

大前提として、「ピントを合わせる」というのは、イコール自分の目線、視線ということであり、

「これを見てね!」というメッセージでもあるので、

どこを見せたいのかを自分がちゃんと理解して撮影しないと、伝わりません。

 

「このパン、すごく素敵」「このビーズ、すごく素敵」というのは、

教えている先生が一番よく分かっておられるハズなので、

それにピントを合わせて撮るようにする、ということですね。

 

 

プロより上手に撮れることも、ある?!

私自身が、自分でパンの写真を撮っているのは、

パンに対しての愛情もありますし、一番、自分の作ったパンの見せ方を理解しているからですね。

 

私は写真も教えていますが、プロのカメラマンではありません。

あくまで、始めたばかりの方や、起業されたい女性で写真を学びたい方を中心に、

20年以上続けている写真やカメラの、知識とスキルをお伝えしているに過ぎませんが、

プロカメラマンがパンを撮るとなった時に、その方が普段は食品や雑貨を撮っていない場合、

私が撮るような写真が撮れなかったりする場合もあるのです。

 

私自身は「顔」と呼んでいるのですが、「ここが可愛いよね」というパンのポイントは、

たとえ相手がプロのカメラマンであっても、言わないと分からないこともあるのですね。

 

ですので、自分で撮る方が、プロよりも生徒さんに伝わる写真が撮れる場合もあるのです。

作品に対する愛情を持っているのは、先生ご自身ですので、

先生が撮る方が、良い写真になることが多い、という事ですね。

 

これは、ライターさんについても同じことが言えます。

プロのライターさんが書くと、ちょっと借りてきたような綺麗すぎる言葉表現になってしまう事もあるので、

私は、文章も本人に書いてもらう事をオススメしています。

通常は、自分で撮る、自分で書く、という方が良いと思いますね。

 

話を戻しますが、まず、ピントがボケていると使い物にならないので、

そういった基本的な部分は、まず最低限、理解して撮った方がいいでしょう。

 

 

スタイリングや構図は、どうやったらいいの?

スタイリング、構図は、後で変更ができない部分です。

これをフォトショップで修正、加工するのは、ものすごく大変なんです。

 

また、写真は「縦位置」と「横位置」では、見せ方が全く違ってきます。

横位置は、説明的な写真が多かったりするのですが、

こちら側の意図によって伝える、内容が変わってくるのですね。

それを伝えるために構図がある、という事になります。

この「写真を縦位置で撮るのか、横位置で撮るのか」と、「スタイリング、構図はどうするのか」

という2点だけは、最初に考えなくてはいけないのですね。

 

それにプラスして、光についても考えておく方が良いでしょう。

光を感じて、この光で撮るというのは、最初は難しいかもしれませんが、

太陽光が一番キレイに撮れるので、

日中に電気を消して、レースのカーテンをして(ディフューズと呼びます)、撮るのがのがセオリーです。

 

ただ、この光については、後から加工でどうにかできなくもない領域です。

あまり加工することは勧めませんが、致し方ない時は、加工するのもありですね。

しかしやはり、最初はあまりアプリを使った加工は、しない方がいいです。

なぜなら、加工に時間をかけてしまいがちになるからです(苦笑)。

慣れていない人は、こだわり出して、延々とやってしまうのですね。

 

ですので、まず最初から「良いな」という状態で撮っていって、

お化粧という感じで軽く加工する程度が望ましいでしょう。

 

 

ウェブサイトでは、横位置の方が使いやすい

次、ウェブサイトに写真を入れていくなら、この辺は気を付けてねというお話をしていきます。

 

ウェブサイトに入れていく場合に、写真の位置が縦なのか、横なのかというと、

横の方が使えるケースが多くなります。

なぜなら、縦だとスクロールが増えてしまうからですね。

縦長の写真が続くと、スクロールが多くなってしまうのです。

今は、レスポンシブ対応と呼ばれるウェブサイトが多く、

やはり、横写真の方が使う機会が増える傾向があります。

 

レスポンシブ対応とは、「パソコンで見た時と、スマホで見た時と、自動的にレイアウトが変わる」

というウェブサイトのことです。

これに対応していないウェブサイトは、スマートフォンで見た時に、

「パソコンのサイトが、そのまんま小さく表示されて、ものすごく字がちっちゃくて、見えにくい」

とういう事になるのです。

 

話を戻しますと、ビジネス向けの写真撮影のセミナーでも、

縦写真が良い」ということを言う人が多いのですので、(決して間違えではありません。写真そものは奥行きがでるのでいいのです)

縦位置ばかり撮っている人もいますが、これは、ウェブ上で使いにくかったりするのです。

 

アングルや配置、寄りも、ウェブサイト上で使うなら工夫が必要

アングルで言うと、俯瞰で見る上からや、45度や、90度、水平など、

アングル替えの写真もあった方がいいですね。

 

後は配置ですね。

画面いっぱいに撮りたがる人が多いのですが、

ウェブサイトで使うのであれば、余白を取っておきたいところです。

というのは、ウェブサイトで使う写真は、文字を入れて使うことも多いからです。

余白がもともと取れていると、文字も入れやすいですね。

もしこれが、いっぱいに撮っていてギチギチだと、

後から余白を作るのは難しいのです。

 

もう一点、「寄り」(アップ写真)は、トリミングしちゃえばどうにかなるのですが、

「引き」は、後から加工するのが難しいのです。

そのため、あまり寄りばかりの写真を撮っていると、ウェブサイトで使うとなった時、

困ってしまうこともあるのですね。

 

配置は、今の話にもからむのですが、

たとえば、「ど真ん中に被写体がドーン」という写真は、訴えるチカラも強いのですが、

文字配置が難しく、退屈な感じがしてしまいます。

 

一つの被写体に対して、様々なバリエーションを100枚くらい撮る

つまり写真は、1枚で済ませようというのではほぼダメで、アングル替えや配置換えなど、

一つの被写体に対して、何十枚と撮っておいた方がいいのですね。

 

私の場合、一つの作品で100枚くらい撮っていたりしました。

なので、ウェブサイトで使う写真で困ったことはありません。大量に持っているからです。

ピンボケとか使えない写真は除きますが、

写真のクオリティが良いものはすべて保存しているので、

外付けハードディスク、4テラ(1テラ=1000ギガ)を、4つ持っています(苦笑)

 

 

写真を撮っていくにあたっての、細かいテクニックをご紹介

その他のテクニックとして、人間の「目」というのは、非常に優秀なので、距離もきちんと補正できてしまいます。

所がカメラの場合は登場人物が2人の場合、思った以上に近くによって撮らないと、ちょっと離れて見えてしまうので、

対談しているように見えない、という事があったりします。

 

こういったように、レイアウトが正しくない場合は、

見た目がそう見えるように」という基準で、配置を調整する必要があったりもします。

 

テーブルにお料理を乗せて撮影するとなった時、

実際に食事をするときのような通常のレイアウトだと、スカスカに見えることがあるので、

あえて寄せるのですね。

写真の見え方を優先して、レイアウトを変える必要がある、という事になります。

また、目線を右や左といったように、正面以外の方向に向ける場合、

その目線の先に「見せたいものを配置する」というのが、基本になります。

人間に限らず、ぬいぐるみといったものであっても、「目」がある被写体だと、

その目が向いている方に注意が向いてしまう、ということですね。

 

他にも、水平・垂直は、案外、女性は見落としている場合が多く、

私は建築をやっていたこともあり、水平、垂直ではないと、気持ち悪いと感じてしまうのですね。

なのでレンズも、中望遠タイプのレンズなどを使ったりします。

格子状のものや、板目などを撮る時も、歪んで倒れて見えたりすると、

すごく気持ち悪く感じてしまうのです。

これは心理操作になりますが、歪んでいたり、他終えれていると、不安感を引き起こしてしまうのですね。

 

意図があって、あえて斜めにしているのは全然、問題ないのですが、

意図がなく斜めになっちゃった、というのは良くないので、

グリッドラインを使って、水平、垂直が整った状態で撮る方がいいでしょう。

ちょっと余談ですが、ペット、子ども、女性は、

ウェブサイトで注目される要素の鉄板と言われるもので、

無意識的に好感度を抱く、という仕組みがあるのだと思いますが、

もし自分の事業と関係あれば、使ってみてもいいかもしれません。

 

ただ、自分の事業に全く関係なかったら、あまり無理に入れる必要はないです。

 

私はパン教室だったので、必然的にパンの写真が多いサイトになっていました。

みんなでワイワイしながら楽しくレッスンしている写真も撮っていましたが、

そういった人の気配や、ワイワイやっている空気感があると、人は安心して集まってくるようになります。

スタイリッシュに作り込んでいった場合は、人の気配がなくても良いケースもありますが、

基本的には、人の気配はあった方が集客しやすい、ということになります。

 

集客できる写真を撮るときに押さえておきたいポイント、まとめ

2つの大きなポイントは、

「コンセプト」と「顧客対象」です。

これを決めて、それに合わせた写真を撮っていくことが、最も重要です。

 

そして、ウェブサイトを配置する上で、写真の枚数は多い方が良いです。

アングルや配置、ピントなどなど、バリエーションを多く撮っている方が良いでしょう。

 

もちろん、写真家になる訳ではありませんし、本業があるので、

どこかで「これでOK」という線引きをする必要はありますが、

プロにお願いすると、お金も時間もかかってきます。

 

結局は、自分で撮れた方が動きやすいのですね。

ですのでこの機会に、ぜひ自分で撮れるようになってみて欲しいなと思いますので、

ご参考いただければと思います。

 

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