女性の起業家1年生が最初に持つべき経営的視点と経営マインド

経営マインド

こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

女性の起業家1年生が最初に持つべき経営的視点と経営マインド

ということについて、お話をしていきたいと思います。

 

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起業家に必要な、経営的「視点」と「マインド」

さて本日のテーマは、「女性の起業家1年生が最初に持つべき経営的視点と経営マインド」ということで、お伝えをしていきたいと思います。

 

女性で起業される方というのが、自宅教室の開業といったケースの場合、

「銀行からものすごい資金を借りて店舗を作る!」といった、大掛かりな準備は、必要ありません。

 

すでにある自宅のスペースや、すでに持っている備品なども使えたりしますので、

「お気軽」な感じから始めることができたりします(苦笑)

これが、「起業家1年生」にとって、経営的な視点やマインドを持つ上での、

良い点であり、悪い点でもあります。

 

自宅教室を開業される女性の中には、確定申告をしなかったり、開業届を出さないという方も、結構おられます。

これは、それだけの利益が出ていなかったりするから、という事なのだと思いますが、

しっかりビジネスとしてやろうと思うのであればけじめとして開業届は出すことをお勧めしたいと思います。

ビジネスマインドやモチベーション的にも、です。

 

ただし、だからといって、私は趣味の延長としての「ママ起業」を否定している訳ではありません。

パートさんとして時給制で働くよりも、好きな時間に、育児をしながら家でちょっと稼ぎたい、

というママ起業も、私はありなんじゃないかと思っています。

 

ただ今回のブログについては、私が、

起業家1年生として、しっかりとビジネスとして自宅教室をやっていきたいという方へ向けてのお話となります。

 

 

視点とマインドの両方が整わないと、上手くいかない

利益を出し続けることができるか、どうか?

そのために、どういう経営的な視点が必要で、どういう経営的なマインドが必要か?

これが、ビジネスの視点です。

 

私は、「自宅教室の開業・集客バイブル」という本を出版していますが、もう出版して1年くらいが経っています。

それでもいまだに、いろんな先生からコメントいただいたり、メッセージをいただくのですが、

この本の後半の方では、ノウハウではなく、マインドについて書かせていただいています。

 

実はこの、マインドについて書かせていただいている部分が、読者の方には好評となっており、

これは結局、「いくらノウハウを知っていても、マインドが整っていないと、上手くいかない。

という事を感じておられる方や、共感していただける方が多い、という事だと思います。

 

今回のブログでは、そんな経営的な視点と、経営マインドについて、お伝えをしていきたいと思います。

 

 

経営的視点とは、つまり「稼ぐ覚悟」

それではまず、経営的視点の方からお伝えをしていきます。

 

自宅教室を開業されている方で、趣味化しているようなカタチとなっていて収益が出ていない。

こういったケースは、決して珍しくありません、

 

つまり自宅教室は、経営的な視点からみると、、、

ただ満席が続いているからすごい教室ではない、という事になります。

 

実は、「満席だけど赤字の教室」も、たくさんあるのです。

なぜ満席なのに赤字になるのかと言うと、

レッスン料と原価がほぼ同じか、

あるいは、原価割れをしているからです。

 

原価とほぼ同じ料金でレッスンが受けられるという事になれば、人は集まりやすくなりますよね。

そのため、「満席だけど赤字」の教室も多いのです。

 

こういった形の自宅教室も、決して否定はしませんが、

満席でワイワイやって、利益が上がらないというのは、

趣味の範疇ということで、ビジネスとは少し違います。

 

求められる形で運営するのが、ビジネス

あなたの自宅教室に、どういう人に来てもらいたくて、

どうしたらちゃんと利益が出るのか?というのを、

キチンと考えて、組み立てていくのがビジネスの世界です。

 

お菓子が好きだから、パンが好きだから、ということで自宅教室を始めて、

成功する人もいるのですが、これは稀なケースです。

 

好きだからというだけで人がたくさん集まるほど、

今の時代の教室開業は、甘くありません。

 

なぜなら、昔より圧倒的に教室が増えているからです。

みなさんが普通に、「起業というのは、ハードルがさほど高くない」と、

知ってきていることもあります。

 

そのため、ちゃんとビジネス的な視点から、

「どういう教室なら人が集まり、利益が出るのか?」を、

考えていかなくてはいけません。

 

ビジネス的な視点で始めると、収入はどうなる?

自宅教室の開業は、私のように、会社員からなる人も珍しくありません。

 

そういった方は、会社員と同じ年収を希望される方も多いのですが、

これは初年度は、かなり難しいというのが正直なところです。

 

というのは、会社員は、会社の信用、信頼によって、動けていました。

全体の中の一部分を任され、それによってお給料が発生していた訳です。

 

しかし、会社員を辞めて、自宅教室を開業するとなると、

会社の信用や信頼は使えませんし、

運営に必要なすべて、自分で、丸裸の状態でやらなくちゃいけない事になるからです。

 

私の場合は、会社員を続けながらブログを書き始めて、

まず信用を作っていきました。

 

最初の約6か月ほどは、会社員をしながら、

ブログを続けていた状況です。

 

信用を作っていって、ファンが300~400人くらい付いたら、

20~30人くらいは埋まるかな、というのが一般的な数字ですが、

私の教室は料金が高かったので、ハードルは高かかったですね。

 

そんなこんなで、結局は準備に半年くらいかかりました。

また、会社に勤めている段階では、顔を隠して覆面でブログをやっていました。

ただ、会社を辞めてからは顔を出したのですが、

その方が、ビジネス的には有利です。

 

具体的な年収で言うと、

会社員からの転職で、年収が600万ほどだったのが、初年度は395万円ほどに下がりました。

半分ほどに減ったので、かなり生活は切り詰めましたね(苦笑)

 

しかし、毎年右肩上がりで成長し、

実質的には、会社員の頃よりも年収1000万円を超えるのは早いと感じています。

自由な時間も取れますし、楽しくてやっているだけなので、女性には向いている働き方だと思います。

 

この話は会社員の方を否定するというのではなく、

何が自分で取って楽しいか、というだけの話で、

独立自営は、自分にとって天職だなと感じているということをお伝えしています。

 

経営的な視点の基本は、リサーチ

しっかりとお金をいただくという事は、それに見合う価値を提供しないと、

人は集まりません。

 

利益を出すには、高くても来てくれるようにしなくてはいけないので、

魅力的な講座・レッスンでないとダメ、という事ですね。

 

つまり、無計画に、ただ自分のやりたい事を、やりたいようにやるだけでは、

ほぼ集客できないと考えていいでしょう。

 

「生徒さんが集まらない」とお悩みの方にお話を聞くと、

リサーチをせず、想いだけで動いている人も多いのですが、

ビジネスとしてするなら、求められるものや、時流を読まないと、集客できません。

結局、いくら資格を取ってみたり、ライセンスを取ってみても、

人が集まらなければ、廃業に追い込まれます。

 

せっかくなら、長く続く教室をやって欲しいと思いますので、

私も、こうしてコンサル活動することで、

サポートをさせていただいています。

 

1年目に持つべき視点は「稼ぐと決める」こと

1年目に持ってもらいたい経営的な視点は、まず「自分で稼ぐ、と決めること」です。

 

趣味の教室にしちゃう方が安くできるので、集客は楽です。

しかしそれでは、稼ぐことはできません。

 

安い方が集客しやすいからと、

みなさん、キツいのに値引きに走るケースが多いのですが、

ビジネスは、稼ぐということを考えなくてはいけないのです。

 

それに、机上の空論通りにもいきません。

私の場合、初年度は年収で450~600万円を想定して、

395万円でした。

 

このように、一番に考えなくてはいけないのは、

「稼ぐ、と決める事」です。

 

 

経営的なマインドとは?

マインドの話も、少し経営的な視点と被る部分もあるのですが、

やはり「自分がどのようにありたいのか?を第一優先にする」という事になります。

 

つまり、外野の声に左右されない、ということです。

 

外野の声は、半分親切、もう半分は「そんなことは言わないでいいのに」

ということだったりします。

 

たとえば「そんなことやっても上手くいないよ」という人は、

少なからずいるものです。

そういったネガティブな事を、ちょいちょい言ってくる人がいるのですね。

 

その時に、「この人がそういうんだし」という言葉に、

自分が左右されない事が大切です。

自分を信じて入れば、周りがどう言おうとも、ブレない軸が作れます。

そうすると、たとえばママ友などから、

「あの人、先生になっているけど…」などなど言われたとしても、

折れない強い心を作ることができてきます。

 

人の声に左右されない、フラットな精神を持つ

会社員の頃は、いろいろと変な人と出会ったり、(苦笑)損益の瀬戸際の交渉などもあったりしました。

ここで失敗したら、会社に500万円の損失を出してしまう、といった、

緊張する場面もありました。

 

しかし教室は、さほど変な人はいないですし、

そもそも、そういったネガティブな内容に、いちいち耳を傾けている時間もないのです。

 

色々な事を言ってこられても、

「アドバイスありがとう。でも私は、こうやると決めているから。」

と言えるようになると、誰も何も言わなくなってきます。

 

とにかく、起業して1年目は、ブレやすい時期なのですね。

 

お客様にも、左右されない

起業して1年目の方は、お客様に言われたことを、

10倍くらいに捉えてしまう人もいます。

 

ネガティブな事や、ちょっとした指摘をされた時に、

自分の中で、重く受け止め過ぎてしまうのです。

そうすると、自分の中で「その人が全て」ということになってしまいます。

 

生徒さんが30人いて、その中の1人が何かネガティブなことを言っただけで、

すごくクローズアップされちゃうのですね。

 

これは本当にナンセンスです。

喜んでくれている生徒さん、笑顔の生徒さんに、目を向けてください。

 

経営者、ないし独立事業ということで、先生になるという事は、

自分の心をいかにフラットにできるか、という、

自分自身との闘いでもあるのです。

 

何よりも重要なのは、「切り替え力」なのですね。

 

女性の脳には、特徴がある?

女性の脳は、「過去を一気に振り返れる特性」があります。

 

つまり、何か言われると、その一言をキッカケにして、

一気に過去を振り返って、記憶がよみがえり、

その結果、落ち込むことがあるのです。

 

 

たとえば私のクライアントさんに、

「こういう対策をしてみたらどうか?」とアドバイスしても、

昔、それをやったけどダメだったので…」という発言を言う方もいらっしゃいます。

 

しかし私が、「その時、なぜダメだったのか」という部分をよく聞くと、

私がアドバイスしたことと、全く違う対策や内容だったりするのですね。

 

これは、女性の脳が持つ特徴の一つでもあります。

過去の記憶があるがために、未来への自分の力を信じ切れない。

 

ですので、ご自身が信頼できる先生やコンサルタントの方のアドバイスだったとするなら、

「やってみます」という一言で良いのです。

これができるか、できないかは、とても重要なのですね。

 

「昔、そうだったので」という言葉や、

「前はダメだった」という言葉ではなく、

その時の自分と、今の自分は違う」という事に、注目して欲しいと思います。

 

以前、こんな事を言われた、こんな結果だった、というのは、

今のあなたとは全く関係がないからです。

 

挑戦は、ただただ楽しい。何も恐れなくていい。

トライすること、挑戦することは、楽しいだけです。

失敗というのは、「できない事がわかる」というだけだからです。

私はあまり失敗という表現はしませんが、

「この方法ではだめだった」という経験値が多いほど、成功しやすくなります。

 

他の人がやらないくらいの数の失敗をしているのというのは、

それだけ成功に近づくスピードが速くなる事でもありますし、

大きな失敗を避けられる、という事にもつながります。

 

ブレない自分の軸を持つ

経営的視点は「稼ぐという覚悟を持つ」

マインドは、「自分を信じる。ブレない軸を持つ」

 

この二つが、起業家1年生にとって、考えていただきたいテーマです。

 

稼ぐという意志。

自分を信じるという意志。

この二つのブレない軸こそ、成功のための条件です。

ぜひ、ご参考にしてみてください。

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