本日は、
「「コンサルタントは魔法使い?」という幻想を持っている人にお伝えしたい大事なお話」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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「コンサルタントは魔法使い?」という幻想を持っている人にお伝えしたい大事なお話
本日のテーマは、
「「コンサルタントは魔法使い?」という幻想を持っている人にお伝えしたい大事なお話」
ということについて、お話をしてみたいと思います。
コンサルタントが魔法使いだと、本気で思っている人はいないと思うのですが、(苦笑)
「相談をしている時、自分はこう考えるが、
都合のよい方法を何でもアドバイスしてくれるのではないか、」
と思ってコンサルタントにご相談されている方がいらっしゃるのですね。
それについて、
実際には自分が何をしなければいけないのか。
そして、コンサルは何をしてくれるのかの線引きをした方が、
良い関係を作れると思いますし、あなたの夢の実現も加速すると思いますので、
今回はそちらのテーマについて、お伝えをしたいと思います。
売上を上げる原則を、まずは確認しましょう
もちろんコンサルタントが魔法使いではない事は、みなさん分かっています。(笑)
ですが、相談をする時というのは、
ご自身が集客が上手くいかなかったり、
生徒さんが離れるなど、
悩みがあるからコンサルタントに相談をする訳ですね。
そうすると、その悩みに対する解決方法を提案するのが、コンサルタントとなります。
その際、全てが自分の思い通りにいく方法があれば、それが良いと思いますし、
わたし自身も、そういう道があればそれがベストだと考えています。
ですが大抵の場合、ご自身が切羽詰まっている時というのは、
もうすでに、どうにか回復するために
手を入れるにしては厳しい状態だったりもするのですね。
そうすると、重要になるのは、
「改革していきたいと思うご自身の意識と、チャレンジ精神」という事になるのです。
ですので、これらの意識や精神が無い場合、
いくらコンサルタントが改善に向けてサポートしますと言っても、
本人に意思がないので、やりようがないのですね。
これは最近あった事例なのですが、そちらをお話したいと思います。
「売上を上げたい」となった時、
どんな基本原則があるのかというと、
基本は三つの数字の掛け算となります。
(※掛け算の事例です)
まず単価です。
それに人数を掛けます。
100円を10人に売ると1000円になりますね。
そこにもう一つ、リピート率と言って、
もう1回買うのか、2回買うのかというように、
決めた期間内で何回買ってくれるのか、という数字を掛けます。
これが売上の金額という事になるのですね。
たとえば一軒家なら、2つも3つも買いません。
人数も、何百人に売るようなものではありませんので、
単価で勝負ということになってきます。
1000万、3000万、5000万、1億など、単価での勝負になるということです。
お墓も同じですね。通常は一生に一回となりますので、単価勝負のビジネスです。
売上の基本は、この3つの組み合わせになるのですね。
その際、これもイヤです、これもやりたくありません、となると、
打つ手が無くなっていってしまう事になります。
ですので、自分はどこまでやれるのかを、最初に考えてみて欲しいのですね。
もし考えられないなら、コンサルタントが言う事を全てやってみよう、
と覚悟を決めてやるなど、覚悟を決める必要があるという事になります。
過去の決断が、今の自分を作っている
これは実際の事例となりますが、
長年のキャリアがある先生のケースです。
長年のキャリアがあるという事で、ご本人の年齢も上がり、
それと一緒に、生徒さんの年齢も上がっていく事になります。
自分も歳を取り、体力もキツイという状況があるので、
たくさんの人を受付けるのが大変になってきます。
生徒さんの方も、ご自身の体力や親の介護などで来なくなる、
といった事もあったりします。
そういったベテランの先生が、
新しい事へのチャレンジについてタイミングを失ってしまって、
パソコンやオンラインが苦手になると、
対面レッスンでしか選択肢がないので、足が必要な方は、自然に去っていくことになりますね。
そうすると、オンラインという世の中になった時点で、
自分もオンラインを取り入れている方が、本来なら良かったのです。
ですが、自分はパソコンが苦手、若い人には追い付けない、
といった理由でチャレンジをせずに、
世の中がオンラインの方に進んでしまったので、
今からそこに追いつこうとすると、よりハードルが上がってしまいます。
つまり、過去に選んだ決断が今を作っているのです。
なので、そこから挽回したいなら、
自分がどこまで頑張るかを決意して動かないといけません。
その時に、
わたしがオンラインを提案すると、苦手でできないとなると、
その道は潰れます。
では、今の人達にリピートをしてもらう事はできますか、と言うと、
長年通っている人は、そのペースが好きなので、これ以上は来ないとなると、
その道も潰れます。
では、単価を上げましょうかと話すと、
今の人達ができる単価でやっているから、これ以上は値上げができない、
ということで、これも潰れますね。
でも現状は、欲しい収益になっていない状況です。
では、人数を増やそうかと話すと、
今の人達は、今のグループで来ている人が心地よい人達なので、
新しい人を入れるとテリトリーが壊れる、ということで、
時給単価を上げることもできません。
本来は、減った人数のクラス同士を合わせた方が、
ご本人の時給単価が上がるので、良いのですね。
ですが、以前にそれをやったら離れてしまったということで、
時間効率を上げることもできません。
では、新しい人を増やそうとすると、
それを新しい人向けにリニューアルするのが億劫で手間ということで、
これもダメ。
口コミなどで上手くいっていた先生によくあるのですが、
その当時の感覚が残っていて、
集客の労力をかけることに対するネガティブ意識があるのですね。
ですが今は、教室の数も増え、
SNSも使い方が難しくなっている状況ですので、
そういった新しいことを覚えるのは、
なかなかに頑張らないといけません。
苦手なパソコンに取り組んだり、
正しい方法でSNSにチャレンジする必要があるという事です。
特に、今のSNS集客は、自己流では集まらないので、正しい方法でやる必要があります。
つまり、リサーチをしなければいけないという事ですね。
結局、どの道を選ぶにしても、
チャレンジをしなければいけない事には、変わりが無いのです。
コンフォートゾーンを出る覚悟をする
ご自身のやる気や覚悟がない事には、前に進まないというのが、
現実です。
特に、上手くいっていない時は、お金も少ない状態ですので、
お願いできるコンサルタントも限られます。
コンサルは、超有名な大企業をコンサルするようなコンサルタントは
1時間で200万円や300万円がかかるような人もいます。
それでもその企業がお願いするなら、
それは、アドバイスのリターンが数億になるのが分かっているからですね。
そういうアイデアをくれる人だと分かっているから、出せるのです。
そうすると当然、無料の情報よりも、
お金を払った人の方が、良い情報を手にできるという事になります。
なので、お金がない状態で相談することになると、
そのレベルに合った回答をする人と付き合う事になる訳ですね。
残念なのは、ギリギリの状態になってからだと
打つ手が限られてしまうのです。
つまり、事業が伸びている時にコンサルを付けた方がいいという点です。
落ちた時に付けようとすると、ギリギリの状態ですので、
もう起死回生のつもりでチャレンジ精神を持って取り組まないと、
難しい状況になってしまっているのです。
つまり、上手くいっていない状態で、コンサルタントにお金を払って上手くいくかどうかは、
本人の頑張り次第なので、コンサルタントは魔法使いではないという事なのです。
コンサルタントは、アイデアは出せるのですが、
実際にやるのは本人です。
それができないとなると、お手上げになります。
今回の事例の方は、
「今からそんなに頑張るつもりはありません。
ちょっとだけ売上が上がれば良い」、という事でした。(苦笑)
こういう中途半端な依頼の方がアドバイスは難しいです。
いっそのこと「稼げるだけ稼ぎたいです!」と
ガッツを見せていただいた方がよほどアドバイスのしがいがあります。(笑)
では、ちょっとだけというのは具体的にいくらなのですか、
という話になってくるのですが、
要は、ちょっとだけと手を抜いて、楽に集客をされたいという事ですね。
ですが実は、ガツガツに頑張る人も、ある程度で良いという人も、
やるべき作業に対する労力は、ほぼ一緒です。
集客の労力とエネルギーは、
ガツガツに頑張るのも、ちょっとだけ頑張る方も、ほぼ変わりません。
つまり、大改革が無理となると、何かを打破しないといけないのです。
基本は、単価か人数かリピートかになります。
労働収入で得ていこうとすると、この3つの掛け合わせか、1つの特化になるので、
そこには覚悟が必要になります。
今、身を置いているコンフォートゾーンを出ないと決めている以上、
コンサルタントとしては、アドバイスができない領域になってしまうのですね。
未来の自分の姿を変えたいなら、今の思考を変える他ない
自覚して欲しいのは、今の自分の自供は、
過去の自分が決断して行動した結果だということです。
自分の過去の思考と決断が、今の状態を作っているという事は、
過去の自分がどこかのタイミングで、今の状況になるような決断をしている訳です。
その決断のままでこれから先も進むのだとしたら、
先細りは必至ということになりますね。
ですので、何かにチャレンジしないと、世界は変わらないのです。
コンサルタントに相談すればすべてが解決するかと言うと、そうではなく、
道は提案できるのですが、そこを実際に進むのかどうかは、ご本人次第なのですね。
さらには、その状況からの浮上となると、相当に頑張らないといけないでしょう。
なぜなら、集客は相対評価だからです。
自分なりに頑張っても、周囲がもっと頑張っていたら、評価はされません。
ですので、世の中の人のレベルを知って、それ以上に頑張るから上手くいくのです。
それを今までやっておらず、
これからもコンフォートゾーンでいることを決断するなら、
待っているのはゆるやかな衰退です。
つまり、未来を創る今の自分も、過去と同じ選択していることになります。
全ては自分が決めてきているという事を、自覚する必要があり、
それを変えたいなら、自分の考えを変える必要があることに、
まずは気付かなくてはいけません。
コンサルタントは、道を示すことはできますが、
それを選択して実際に足を動かしていくのは、ご本人です。
自分が主体的にチャレンジすると決めたなら、
打破する道はあります。
「コンサルタントは魔法使い?」という幻想を持っている人にお伝えしたい大事なお話 まとめ
今回の内容をまとめますと、
「「コンサルタントは魔法使い?」という幻想を持っている人にお伝えしたい大事なお話」
というのは、
教室の改革をするのは自分自身。コンフォートゾーンを出る覚悟をしなければいけない
という事になります。
低迷していてどうにかしたい方は、
まず、今の現状は過去の自分の決断によるものであることを自覚すると同時に、
未来の自分の姿を変えたいなら、今を変えるしかない、という事に気付く事です。
ぜひご参考にしてみてください。
今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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