本日は、
「上手くいかない人の思考癖〝損得勘定”をなくそう!」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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上手くいかない人の思考癖〝損得勘定”をなくそう!
本日のテーマは、
「上手くいかない人の思考癖〝損得勘定”をなくそう!」
ということについて、お話をしてみたいと思います。
集客ができない、というご相談について、
いろんな形や状況でわたしのところにご相談に来られるのですが、
その方々の中には、損得勘定によって上手くいかない人もいたりします。
つまり、自分が損か得かという部分にあまりにフォーカスしすぎてしまっていて、
それが原因で集客できなくなってしまっている、という事です。
では、その損得勘定は一体、どこから現れるのかと言うと、
自分が無意識のうちに、
自分が楽になるように動く状態になってしまっていることに、
原因があります。
その結果、お客さんが来ない状況になってしまっているのですね。
そこで今回は、こちらをテーマにお話をしてみたいと思います。
自分が与えるのが先、いただくのは後
上手くいかない人の、損得勘定についての思考癖というのは一体なにかということについてお伝えしたいと思います。
まず、「自分が与えるのが先、その後恩返しをいただくのが後」、
という基本原則の話があります。
これは、抽象的な言い方だと分かりにくいと思いますので、
具体例を出して考えてみましょう。
たとえば生徒さんの募集をかけたとします。
仮に10月10日のレッスンに4人を集めたかったとします。
採算ベースで言うと、最低2人は集まらないと厳しい状況です。
材料費などもろもろの計算から2人以上は集めたいと思っている、
という状況を設定します。
ではそこに集まったのが1人だけで、
たった一人だけレッスンに来られた時に、どう考えますか?という事です。
これは人によっていろいろ考え方は違うかとは思います。
一人しか来ないから残念と思うのか、
その人を、きっかけになる一人と考え、プライベートレッスンだと思ってもらい、
また来てもらうために全力でやろうと考えるのか。
これが、その後の集客を左右する考え方の分かれ道となります。
損得勘定を優先すると、一人だけの生徒さんだと損をするということになります。
そうすると、残念だと思っている念や波動が、相手に伝わってしまうのですね。
これは、はっきりと相手に伝わり、感じることになりますので、
この方は、2回目以後は、来なくなります。
こういったネガティブな思いも、きちんと伝わるべき事が伝わってしまうのですね。
これがさらに悪い方に発展するとどうなるかと言うと、どうなると思いますか?
2人欲しいレッスンに、一人しか来ないと分かった時点で、
「忙しいのでキャンセルになったら良いのになぁ」と思っていたら、
本当にキャンセルされて0人になってしまったという例もあるのです。
思った通りに世界は動く、という部分があると思いますが、
ここでひとつ考えなくてはいけないのは、
スタートは自分がまず勝手に10月10日という日にレッスンを設定した、
という部分です。
そもそも自分の都合で日程を決めているのです。
本来は、こういった内容のレッスンをやりたい思いますが、どうですかと提案し、
日付は後で調整します、というのが普通です。
それを、自分の都合で決めておいて、
そこにわざわざ合わせて来てくれた人が一人いた、というのが重要なのです。
一人で残念かどうかというのは、主催者側の考えであって、
その来てくれた一人は、こちらに合わせてくれた訳ですね。
それ以上に生徒さんを集めきれなかったのは、自分の責任です。
それに対して、面倒といったように考えると、
来てくれた生徒さんに、誠実に向き合う事ができません。
集客できなかったのは自分が悪いと分かっていないから、
満足して帰ってもらうことにフォーカスすることもできないのです。
本来は、わざわざ予定を合わせて来てくれたその一人の生徒さんに、
集中しなくてはいけないはずです。
それを理解せず、一人だけで残念だと思ったりすると、
その念も相手に伝わってしまって、
結局、リピート0のまま、新規も募集できず、集客に苦しむことになるのですね。
損得勘定を外して、お客様を感動させるから、成功する
ポイントは、損得勘定を重視し過ぎる人は、
逆に集客がしにくくなる傾向があるということ。
そもそも2人の募集枠に一人しか集められなかったのは、
あなたの責任だという事を理解しましょう。
小さなチャンスを全力で活かせない人は、大きなチャンスも手にできません。
満席の状態が続く教室の先生は、小さなチャンスをしっかりと活かすのですね。
セコい思考の先生のところには、人もお金も集まらないのです。(苦笑)
いつでも朗らかで明るく振る舞っている先生のところに、集まってきます。
ですので、まず損得勘定を外して、
生徒さんのために動くことを考えてみて頂ければと思います。
ただしここで、注意したいのは、御用聞きになるという事ではない、
ということです。
何でも生徒さんの言われた通りにやるのではなく、
ポリシーや軸は持っておく必要があります。
その上で、生徒さんの満足のために動くという事ですね。
その上で、集客できていないのは、自分の責任だと自覚して欲しいなと思います。
上手く行っている人は、
損得勘定を外して、お客様を感動させるから、人が集まるのですね。
わたしもパン教室を運営していた当時は、コースレッスンなどやっていました。
全ての曜日で、3席を埋めたいと考えて動いていたりしていたのです。
ですが、たまに3席全てが集まらない曜日もあるのです。
でも、集客ができなかった責任は自分にあります。
来てくださった方々に、それは関係がありません。
ですので精一杯、「プライベートレッスンになりましたが逆に楽しんでくださいね」
という感覚でやるしかないのです。
生徒さん側も、本当は仲間とワイワイやりたいと思って申し込んでくださったかもしれません。
そうすると、一人なので意味がない訳です。
ですがそれでも、わたしは全力で生徒さんのためを思い、動きました。
6回のコースレッスンで、ずっと1人というのはそれなりに大変ですが、
人間関係をしっかりと構築して、最終的には、
上のクラスにも入ってくださるような形にもなったのですね。
たとえ一人でも、全力でやる
ビジネスは、リピートが増えることで安定するという基本原則がありますので、
お客様がたった一人でも、全力で向き合っている人のところには、人が集まり、
成功していきます。
自分にとって残念だから適当にやって、満足だからちゃんとやる、
というのはあまり良くなくて、まず自分から与える必要があるのですね。
お客様が一人でも全力投球。これが基本姿勢です。
来た人が「一人で残念だなぁ」、と思いながら、
「集客できないんです」と相談されても、
「自分の胸に手を当てて聞いてみてね」、という話になるのです。
そういったネガティブな雰囲気は伝わってしまいますし、
笑顔で取り繕っていても、バレてしまいますよ。
上手くいっていない人の9割は思考に原因があります。
上手くいかない思考で、行動を決定するからうまくいきません。
とくに自分の都合でお客様をコントロールしようとするタイプの方は、
お客様に選ばれにくいのです。
この点は今一度再点検してみてください。
上手くいかない人の思考癖〝損得勘定”をなくそう! まとめ
今回の内容をまとめますと、
「上手くいかない人の思考癖〝損得勘定”をなくそう!」
というのは、
まず、自分が与える人になる、という事ですね。
Give & Takeという言葉がありますが、
ギブが先で、テイクが後になっていますよね。
まずは与えるのが先なのです。
それをせずに、自分の都合を優先する人は、
集客がうまくいきにくい傾向がありますので、
ぜひご参考にしてみてください。
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