こんにちは。
飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。
本日は、
「苦手を仕事にする方がうまく行く?!ビジネスモデルの作り方の不思議」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
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苦手を仕事にする方がうまく行く?!ビジネスモデルの作り方の不思議
本日のテーマは、
「苦手を仕事にする方がうまく行く?!ビジネスモデルの作り方の不思議」
ということについて、お話をしてみたいと思います。
「好きを仕事にする」という言葉は、あちこちでよく言われていますし、
わたし自身も、基本的にはその考え方に賛成をしています。
わたしも、好きな事をしたくて独立自営をした人ですし、
雇われの身ではできない事が実現できるのは、大きな喜びの1つですね。
特に、独立自営をする際には、モチベーションが必要となります。
好きな事であれば、好きな事をやり抜くというモチベーションも生まれますので、
上手くいく可能性が高いですよね。
わたし自身が、色々なブログでも書いているように、
好きな事、楽しい事しかしない、という信念をもって、ビジネスに向き合っています。
これは、いろいろなところでお伝えしている通りです。
そんな私が、なぜ、今回のようなブログのテーマにしたのかというと、
実は、現在の状況ではなかった時、苦手を仕事にしてきたからです。
その結果として、苦手を克服するとこういう風に上手くいく、という理由が分かってきているのですね。
私のクライアントさんにも、苦手を転換して仕事にした方がおられますが、
案外、苦手というものを得意に変えると、グンと上手くいくのではないかと感じているのです。
私がパン教室を開いた理由は、「好きだったから」ではなく…
まず、私の苦手は何だったのかという部分から、お話を始めたいと思います。
今のようなコンサルタントになる前は、
教室事業をやっていたのですが、具体的にはどんな教室をやっていたかというと
パン教室をやっていました。
では、なぜパン教室をやったのかというと、
前職が、パンニーダーというパンをこねる機械を売る会社の、営業部長だったというのが理由の一つです。
その仕事の中で、パン教室をたくさん見て回るなど、特殊な経験を積んできました。
それがキッカケで、教室の先生が集客に悩んでいることを知り、
コンサルタントになりたいと思ったのですね。
つまり、コンサルタントになるというゴールがあっての、パン教室だったのです。
なぜなら、会社員をいきなり辞めた人が、コンサルタントになりましたと言っても、
だれも相談しませんよね。
実際に、そんな残念なコンサルタント(教室業を何もしらないコンサル)に
依頼してしまったという経験をされた先生は、
話しが合わないといったお話をされていました。
つまり、教室事業は、ビジネスとして捉えにくい職種の1つだからです。
そうすると、完全にいわゆる一般的なビジネス寄りのコンサルタントとは、話しがかみ合いにくいのですね。
自宅教室は、プライベートと教室との境があまりない状態になります。
スタジオで行っている教室の場合、あまり生活感はありませんが、
多くの教室の場合は、子どもの書いたものや掲示物が壁に貼ってあったり、
旦那さんの趣味のものが置いてあったり、奥さんの趣味のものが、無造作に置いてあったりします。
これは本来、ビジネスとして分けなくてはいけない部分です。
仕事として考えると、お客様はその空間も含めて買っているという事がありますので、それらは排除した方が良い訳です。
そういった領域からすると、通常の男性コンサルタントが相談に乗ると、
意識の差が出て当然と言えば当然なのですね。
そういった事もあり、わたしは、自分が経験したことベースで話すべきと考えていましたので、
自分が経験をするためにも、パン教室を開いたのです。
管理職までやっているようなところから、個人事業主になるのは、ギャップが大きかったですし、
パンが好きか嫌いかで言うと、
実は、そこまで大好きということではなく、(苦笑)
パンの好みとしては普通だったのですね。
パン教室の先生よりもパンを焼いていた、営業部長時代
パンのこね機を販売している時も、実は同じでした。
苦手を克服してきたのですね。
パンこね機の販売会社には、ブライダルの業界からの転職ということで入社したのですが、
その一番の動機は、現場ベースで働きたかったからです。
役職が上になってくると、管理職という事になってくるのですが、そうするとだんだん窮屈になってくるのです。
会社の歯車の中に組み込まれるのが好きではなかったので、
営業がやりたいと言って、転職エージェント会社に登録した結果が、パンこね機の会社だったのです。
ですので、わたしは当時、パンを作った事などありませんでした。
というか、生まれて一度もパンなんて作ったことも無かったのです。(笑)
世の中にないものを作っていて、
「パンニーダーを、炊飯器並みに広げていく新規事業を一緒にやるメンバーを募集」
という部分に魅力を感じたので、面接を受けに行ったのですね。
世の中にないものを必要な人の届ける、というのは面白いと感じましたし、
面接の際、社長にも、
「私は一度もパンを作った経験がありません。
でも、健康のことを考えたりして、パンを自分で作りたい方に商品を届けるという考えに、とても共感をしました。」
という事を伝え、その上で、
「パンは作ったことが無いので、これから覚えます。私が得意なのは営業です。」
と伝えたのですね。
そこから、営業の仕事をしながらパン作りをする生活が始まりました。
夜の10時に家に帰り、そこから2時くらいまでパンを焼いて寝る、という生活です。
ですので、普通のパンの先生が作っている頻度より、多かったのではないかと思います。
教室をたくさん回って見ていましたが、主婦からの転身で、
週に1回、2回教室をやっているタイプの先生だったら、
当時知識は私の方がある状態だったと思います。
それくらい、いろんなところでパンを学んだり、知識も経験も積んでいっていましたので、
普通のパン教室の先生よりも、全然、詳しかったという状態で、営業をやっていました。
おそらく教室の先生だったとしても、他の先生の教室を100軒以上も回る経験は
かんたんにはできないと思うのです。
その知識をもってして、パン教室を始めたのですが、
他にも、教室の先生が困っている内容も知っていましたし、
それをネットビジネスとして軌道に乗せる場合
どうすべきかも学んでいました。
その結果、スタート時に満席になる教室を作れていたのです。
苦手を克服していくと、唯一無二の存在へと成長していく
パン教室を開業したときには、もうパン作りは苦手ではなくなっていました。
営業の人がパンをやるのと、教室の先生としてパンを教えるのはちょっと違いますが、
ポイントとして、パン作りは得意領域ではなかったという事ですね。
実は、苦手を仕事にしてきたという背景があるのです。
パン教室をやっていたころも、途中で、美容食学、マクロビオティック、現代栄養学の教室をやる、
といったお話を頂いたことがありました。
その際には、学校に自腹で行って習ったり、その中で魚をさばく工程もあったので、
それも1年くらい習いに行ったりしていたのですね。
他にも様々な知識や経験を積み上げ、6年ほどパン教室やって、
ようやくコンサルタントの方へ向かっていったのです。
すでに4年くらいで、以前の会社の年収という目標も達成し、
全国から生徒さんが来る、ネットで集客もできるパン教室になっていました。
そういう経験をもってコンサルタントになるという目標を達成していますので、
途中、様々な苦手を仕事にしたりして、克服をしてきています。
そうすると、教室を運営した上でコンサルタントになっている方が、まずかなり数が少ないですし、
仮に教室の先生から転身してコンサルになった方と比べてみても、
自分でウェブサイトを持って、写真もやって、デザインも分かるとなると、
そんなタイプのコンサルタントは、ほとんど他にいない状態になります。
私は、インテリアコーディネーターの仕事をしていた時に、
テーブルコーディネートの資格を取ったり、必要な時に、必要な知識を全部を覚えていっているので、
その知識をもって、ウェブデザインをしたり、
教室の室内レイアウトも含めてアドバイスができたり、
ウェブサイトの面も見れたりしますので、
いいか悪いかは賛否両論あるかもしれませんが、
そこまで一人一人の先生のブランドデザインを
全てを見ることができるコンサルタントは、日本では私一人だと思っています。(笑)
それらの領域は、私が苦手を克服し、教室を運営しているから身に付いたものです。
これが、単なるビジネスの領域だけで、コンサルタントをやろうとすると、
たくさんの中の一人になってしまっていたでしょう。
今のようなコンサルタントになったのは、
苦手を全て克服してきたからです。
そういった経験からも、苦手を克服して知識や技能を身に付けると、
ものすごく良いものができると感じています。
得意な仕事をするために、苦手を克服する必要があるなら、それをした方が良い、という事ですね。
それに、苦手を乗り越えた人というのは、
ただ好きでやっているだけの人より、スキルやバネがあるので、上手くいく可能性も高くなると感じます。
苦手を克服してその領域で活躍している人は、強い
私のコンサル生さんの中に、OLから転身された方で、デザインが苦手な方がおられました。
ウェブもできる方で、文章も上手に書けるのですが、デザインができなかったのです。
それによって、文章がどれだけ素敵でも、全体的なバランスがガクンと落ちてしまっていたのですね。
デザインでいつも引っかかる、というのは、ご本人も認識していましたので、
あるとき彼女は、その苦手を克服しようと動いたのです。
専門的に勉強を始めた彼女は、
苦手だと思っていたデザインが、実は自分の得意とするロジカルなものだと分かってきて、
楽しくなってきたのです。
その結果、デザインがとても上手になり、
そこに、もともと得意だった文章やウェブの知識が合わさることで、すごくよくなってきたのです。
わたし自身、コンサルタントとしてデザインを見ていく知識は持っていますし、
自分でもやってみたい気持ちがあって、勉強は続けているのですが、
今では、彼女にどんどんデザインの仕事を振っていったりしています。
つまり、彼女は「苦手を得意にした事で、それが仕事になっていった」わけですね。
私が最近、思うのは、
それを得意とする人たちがたくさんいる中で、
苦手を克服した上でそこに乗り込んでいくと、
とても強いということです。
私はもともと営業職で、ビジネスセンスやスキルが20年あるので、
ここは絶対に教室の先生が追い付けない状態ではありますが、
パン教室という苦手な分野に乗り込んでいるので、
ビジネス的にどうなんだろう、お客さんが喜ぶにはどうしたらいいか、
というマーケティングから教室を作ってきました。
ですので、想い入れが強すぎない分、引いた目で見ることができていたのですね。
知識ベースで作って、どうするか?という入り方をしているので、
想い入れが強すぎない分、ビジネスライクで作れた結果、やりやすかったのかなとも思います。
苦手を仕事にする方がうまく行く?!ビジネスモデルの作り方の不思議 まとめ
今回のお話をまとめますと、苦手を仕事にする方がうまく行く?ビジネスモデルの作り方の不思議、
というお話は、
自分が苦手だと思っていることが、もし他の人にとっても苦手だったとしたら、
それを得意に変えることで、色々な事がうまく行くようになる、という事です。
ですので、今、もし自分が持っている領域について、
苦手を克服しないといけないと感じている場合は、その苦手の克服に、果敢にチャレンジして欲しいと思います。
そうしないと、結局その同じ課題が、何度も目の前に現れることになるのです。
特に教室の先生は、パソコンやコンピューターが苦手ということで、苦しんでいる方も多く、
今までずっと逃げてきた方は、もう、やらなくちゃどうしようもない、という状況になっている先生もおられます。
そして、その苦手というは、もっと前の段階でクリアしておけば、
今、もっと集客が上手くできる教室になっていた可能性も高いのですね。
自分の苦手な部分について、逃げずにトライするという風にしていくと、
人生も仕事もうまく行くんじゃないかなと思いますので、今回はそんなお話をさせて頂きました。
ぜひご参考にしてみてください。
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飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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