本日は、
「これからの教室業の経営予測と長く教室を続けたいなら身に着けたい3大スキル」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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これからの教室業の経営予測と長く教室を続けたいなら身に着けたい3大スキル
本日のテーマは、
「これからの教室業の経営予測と長く教室を続けたいなら身に着けたい3大スキル」
ということについて、お話をしてみたいと思います。
わたしは教室業について、
10年以上その業界の変遷を見てきているのですが、
そんな、わたしが感じる、教室業の変化というのは何かというと、
まず最初は、趣味の教室だったという点です。
以前でしたら、自宅教室は趣味で、経営というのは考えない、
という感じだったのですね。
少しお金が残れば良いかな、というのが初期の頃の自宅教室業でした。
その当時は、収入よりやりがいが優先で、
メニューも組まれていたと思います。
これがだんだん、時代と共に色んな状況の変化がありました。
たとえば、東日本大震災や、コロナ禍など天変地異ですね。
そういった大きな出来事があった時は、
世界が変わると同時に、業界も変わっていったのです。
それには主に2つのトピックがあって、
特に分かりやすいのは、コロナ禍でのオンライン化の加速です。
それらの変遷を見てきた上で、
今後、教室業はこうなっていくよね、というわたしの予測値がありますので、
それをお伝えしていきたいと思います。
教室業は、よりビジネス寄りの世界になっていく
これからの教室業は、趣味の領域の世界というよりも、
もっとビジネス寄りの世界にシフトしていくだろう、
と考えています。
どういう事なのかというと、
商売として成り立つ、収益が成り立つという世界になっていく、
という事ですね。
レッスン料も、2000円といった金額ではなく、
5000円や10000円といった金額がスタンダードになっていくでしょうし、
それによって淘汰される教室というのも、出てくると思います。
やはり、どっちつかずの中途半端な教室は、淘汰されていくでしょう。
経営を一切考えず、赤字でも良いので趣味で教室業をやる、
という方に大きく振るのであれば、それはそれでOKなのですね。
生徒さんと話せたら楽しいから、それで良い。
生きがいとやりがいだから、それで良い。
ということであれば、それはそれで全く問題ないのです。
同年代の人とわいわい集まってできたらいいよね、
という趣味としての自宅教室で進めるという道もある、という事です。
ですがそこに、お金も本当は稼げたらいいな、となってしまうと、
家計が歪んだり、ご家族との関係も悪くなる場合が多くなります。
ですので、今の自分は、どういうライフプランにあって、
自宅教室業はどこに入るのか、といった点も考えなくてはいけません。
そうすると、教室業で開業するのは40歳くらいが良いかなと思っています。
わたし自身も42歳で開業しましたが、
まだ体力もあるという時期にやると、良いかなと思います。
まずは、真剣にビジネスとしてやるのか、趣味としてやるのか、
このどちらかに振り切る方が良いでしょう。
中途半端だと沈んでいく事になるかなと思います。
自宅教室の開業のための、初期投資額が増えている
わたしは、自宅教室業で稼ぐということでも皆様にお伝えをしているので、
その面からも、お伝えをしていきたいと思います。
今は、色んな方が教室業に参入するようになっています。
そして、最初から仕事、ビジネスにするという前提で動く人が、
特に増えているのですね。
そのため、開業のために学ぶ初期投資額も上がっています。
以前なら、3万円や5万円で資格を取って開業、という方も多かったと思いますが、
今は20万円、30万円、50万円を払って学ぶ方も多いです。
ただし、高額を払ったから上手くいくとは限らない、
というポイントがあります。
初期投資に100万円を払ったから上手くいくのかというと、そうとは限りません。
場合によっては、50万円でも上手くいく人もおられます。
これは、その人自身の取り組みもありますし、
お金を払って得たものが、良質な情報だったのかどうかも関係してきます。
つまり、自分の判断能力ですね。
どこに入って何を学ぶのか、というのを見極める社会的な目や感性も、
今後はより必要になってくるかなと思います。
ただ、いずれにしても、先行投資をそれだけしているというのは、
稼げることを期待しているということなのですね。
そういう人たちが増えているという事は、
何も学んでいないまま教室業をやっている人よりは、
売れ行きが良くなるであろう、という構図はあり得ます。
特に今の時代、初期投資にお金を払えない方で、独学で進めようとするは、
上手くいくまでものすごく時間がかかる傾向があります。
独学で5年やってきて、全く稼げない人と、
100万円で学んで、5年で1000万円を稼げる様になった人と、
どちらが良いですか、という事ですね。
このように、教室業がもう少し、ビジネス的な方に変わっていくだろう、
というのが私の業界予測です。
そうすると、ビジネスとして教室をどう回していくのかという、
経営のスキルも必要になっていくという事になってきますね。
これまでは、経営など全く考えないでやっている方も多く、
集客についても、口コミでどうにかなっていた、
という方もすごく多かったのですが、
今後は、経営も集客も、戦略的にやらないといけない時代になるでしょう。
ウェブ集客など、ビジネス系スキルが必要になっていく
わたしの場合は幸運なことに、ビジネスの世界にずっといたのですね。
会社に勤めていた頃は、営業部長としても働いていました。
ですので、会社が広告費を出してくれていたにしても、
部長職だったこともあり、その予算などなどを把握していたのです。
ですので、個人でもこれくらいの広告費はかかるよね、
という事も分かっていましたし、
そうすると自分がこれくらい稼がないと回らないよね、
という数字も、見ていたので知っていました。
ウェブの展開についても、
そもそも、それをしないと見てすらもらえない、
という事も、最初から知っていました。
つまり、一般的な教室の開業をされる先生とは、
順番が逆だったのです。
今後、先生の方向性としても、
お菓子やお料理などなどを教えるスキルだけではなく、
その他の周辺のスキルも必要になるでしょう。
ウェブ集客などもトレンドになっていくかと思います。
それのスキルを身に付けるかどうかで、
存続していくかどうかが変わってくる、というイメージです。
趣味でやるなら全く大丈夫ですが、稼ぐならそれらのスキルが必要になってくるでしょう。
これからの時代に必要な、教室業の先生のためのスキルとは
これからの時代、教室業を長く続けていきたい方にとって必要な3つのスキルとは、
まず、コミュニケーション力。
そして、ウェブスキル。
最後に、営業力。
この3つです。
まずコミュニケーションスキルですが、
「わたしは教室の先生なので、コミュニケーションスキルはありますよ」
という方もいらっしゃいます。
ですが、上手くいっていない方や、集客ができていない方を見て感じるのが、
コミュニケーション力不足なのですね。
これは何かというと、
コミュニケーションスキルとは、つまり傾聴力なのです。
相手の真意と本意がどこにあるのかを、聞きだす耳ですね。
これがズレてしまうと、商品開発も全てズレますので、
上手くいかなくなります。
相手の真意や本意などが、ちゃんと理解できるようにお話をするスキルが、
コミュニケーション力ということになります。
今後は、このスキルが必要になってくるでしょう。
これができないと、商品開発も失敗してしまいますので、
相手が何を望んでいるかも分かるように話す力が、
とても重要になってきます。
この時、我が強い方は、自分の意見を相手に押し付けがちなので、
上手くいかなくなってしまうのですね。
集客のためのウェブスキルと、成約のための営業力
2つ目は、ウェブのスキルですね。
パソコンというのが死語になりつつありますが、
画像や動画、SNSを扱えるスキルがないと、集客の面で不利になっていきます。
ウェブが扱えるスキル、というのは、
教室業の先生が苦手なのを知っているからこそ言うのですが、
苦手だからむしろ、しっかりと取り組んでみて欲しいと思っています。
そして3点目は、営業力です。
営業力というと、
営業なんてやったことがないので嫌です、という方もおられますが、
これは、成約が取れる交渉力のことです。
体験に来られた方が、喜んで申し込みのハンコを押す、
という組み立てができるかどうかのスキルですね。
それによって、教室の状況が大きく変わってきます。
わたしはむしろ、集客力より成約力の方が大切ではないか、
とすら思っているのですが、それは何故かと言うと、
100人を集めても、成約が0人だったらダメですよね。
100人が集まっても決まらない状況よりか、
3人しか集まらなかったけど、3人全員が決まる、
という方が良いです。
そのスキルを持って、10人を集めて、
10人を決めたら良いですよね。
それに、100人来ないと10人決められない人と、
10人で10人決まる人とでは、集客の大変さも変わってきます。
このエッセンスを知らない教室の先生が多いな、と感じますね。
体験で1人も決まらなかった、
という先生からお話を聞くことも多くありますが、
営業をしていた私からすると、
そこでそう言ったら決まらないよね…と感じることも多いです。
成約力は、それが分かる人に話して、チェックをしてもらい、
フィードバックをもらわないと、成長しません。
ウェブは、集客にある程度は貢献ができます。
ライティングスキルがあれば、そこで成約を取ることも可能ですが、
これは少し難しいスキルとなります。
対面でお話をして成約を取るというのは、
ウェブで集客するスキルとは、別のスキルなのですね。
今後は、そういった営業力というスキルを持っていく必要もあります。
このように、教室業はより高次の段階に入ってきていると感じています。
ただ単に、お料理やお菓子を教えます、
ということでは成り立たなくなっているのですね。
これからの教室業の経営予測と長く教室を続けたいなら身に着けたい3大スキル まとめ
今回の内容をまとめますと、
「これからの教室業の経営予測と長く教室を続けたいなら身に着けたい3大スキル」
というのは、まず1つ目が、コミュニケーション力。
2つ目が、ウェブスキル。
そして3つ目が、営業力です。
この3つになりますので、足りてないと感じる方は、
どこを強化するかの指針にして頂ければと思います。
ぜひご参考にしてみてください。
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飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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