本日は、
「”そんなにガツガツ稼がなくていいんです(集客しなくていいんです)”という人にアドバイスをするのが難しい理由」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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”そんなにガツガツ稼がなくていいんです(集客しなくていいんです)”という人にアドバイスをするのが難しい理由
本日のテーマは、
「”そんなにガツガツ稼がなくていいんです(集客しなくていいんです)”という人にアドバイスをするのが難しい理由」
ということについて、お話をしてみたいと思います。
この動画を見ている人の中にも、そんなにガツガツ稼がなくて良いと言いつつ、
コンサルタントにアドバイスを求めている方もいらっしゃるかもしれませんが(苦笑)
まず私の場合、初回面談の時などに、
どれくらい仕事したいのかという目標値をお聞きするようにしています。
なぜなら、その目標値によってアドバイスが変わるからです。
その際、そんなにガツガツ稼がないで良いという方もいらっしゃいますが、
そのガツガツ稼がないで良いというのは、
具体的に10万円なのか、100万円なのかが私には分かりません。
そこは、個人の価値観を聞かせて頂かないと分からない訳です。
そして、この言葉を使う方に限って、とある共通した特徴があるのです。
今回の表題にもありますように、この言葉を使う方にはアドバイスが難しいのですが、
その理由を、今回はお伝えしていきたいと思います。
そんなに甘くありません
そんなにガツガツ稼がなくて良いという人にアドバイスするのが難しい理由は2つです。
まず1つ目は、その人が勘違いしているという点。
2つ目は、自分が矛盾している事に気づいていない点です。
それぞれ、順を追ってお伝えをしていきたいと思います。
まず勘違いという点について、いったい何を勘違いしているのかと言うと、
そんなにガツガツ稼がなくても、ガツガツ集客しなくて良い・・・と言えるほど、
頑張らなくても稼げたり、集客できたりすると思っているのですか?(苦笑)
という点です。
初回面談の際に私が感じることの一つとして、
私にご相談をされているという事は、何かお困りごとがあるから相談されているはずです。
その際に、自分はあまり無理したくない、自分の都合を優先させたい、
あるいはさらりとスマートに上手くいっているように見せたいといった、
自分がどう見られているかを気にする方ほど、こういう言葉をよく使います。
もちろん中には、時間が物理的に難しい方もいらっしゃいます。
その場合、満席にするまで必要な人数を、1席や2席にすれば良いという事にはなりますが、
それでも話は同じなのです。
仮に現状、集客できていないとします。
その現状に対して、ちょっと頑張ったらどうにかなる世の中だと思っているのですか?
ということをお伝えしたいのですね。
現実はそんなに甘くありません。
つまり、現状を把握できていないという事です。
みんなサラリと上手くいく世の中だとしたら、なんで廃業される方がすごく多いのですか、
という事にもなりますね。
教室の廃業率は、7割や8割です。
一生懸命に準備もしないで、ライトに開業する人が増えたコロナ禍を考えると、
さらに多くの教室が廃業しているはずです。
そこに教室があるだけで人が来るという時代も、過去にはあったのですが、
教室がこれだけ増えてしまうと、全く話が変わってきます。
リアルにせよ、オンラインにせよ、教室が増えてくると淘汰される教室も増えるからです。
ましてや、後から参入された方の場合は、もっと苦しくなります。
先に始めた人の方にイニシアチブがあるからですね。
そして今、コロナ禍が終わりつつあって時代がさらに動いています。
具体的に何が起こっているのかというと、
今は家にいる時間が以前よりも少なくなっているのです。
外に出ているということですね。
教室がたくさんできて、比べられて、自分の所に人が来ないという時代の流れがある中で、
対面しかやっていない、自分の都合を優先したい、ガツガツ稼がなくて良いと言えるほど、
世の中は甘くないですし、そういった教室には生徒さんも来ません。
もともと意識が後ろに引いていて、ここまでしかやりませんという人は、
その意識が言葉の端端に出ますので、見抜かれてしまうのです。
これだけ教室が増えている今、ガツガツ稼がなくて良いなどと言える状況ではありません。
そこそこ一生懸命にやっている人が、ようやく、ある程度は上手くいくという時代です。
ガツガツ稼がなくて良いです、という言葉の正しい使い方
本来、ガツガツ稼がなくて良いです、という言葉は、
どんどん人が集まってきて、何もしなくても申し込みが入って、
これ以上はあまりに忙しすぎて、プライベートも全く時間がなく、寝る間もないという、
どうしても受けきれないという状況の方が使う言葉です。
これから教室を始めよういう方が、
そんなにガツガツ稼がなくて良いという言葉を使うのは、
努力をあまりしたくないという意識があったり、
失敗した時の予防線を張っているようにしか見えません。
集客して人が集まらなかった時のために、
私はガツガツ稼がなくて良いからという、
失敗の逃げ道として言っているように聞こえます。
そのように、最初から自分で天井を作ってセーブしている人にアドバイスをするのは、
とても難しいのです。
なぜなら、最初からやる気がないと私も分かるからです(苦笑)
もらったアドバイスを何でもやりますという人の方が、
当然、アドバイスしやすいですし、そういった方は上手くいきます。
ですので、最初からガツガツ稼がなくて良いと言う人は、
ちょっと世の中を甘く見ていませんかと言いたくなりますね。
まず最大限に努力をして、その上で、思った以上に人が来過ぎた時、
「そこまでガツガツ稼がなくて良い」と、セーブするために使うのが、
本来のこの言葉の正しい使い方なのです。
自分の行動が矛盾している事に、お気付きですか?
そもそも論になりますが、ガツガツ稼がなくて良いなら、自力でどうにかすれば良いです。
つまり、プロであるコンサルタントのアドバイスは必要ないはずです。
コンサルタントにアドバイスを求める方は、
ある程度の努力や馬力をかけて、行動することを前提にしている方です。
自分のご都合主義で、わがままな状態の人ほど、
ガツガツ稼がなくて良いと言います。
それなら自分で本を読んだりして、自分でマイペースにセーブしてやれば良いはずです。
それなのに何故、コンサルタントにアドバイスを求めるのですか、という事です。
プロにアドバイスを求めながら、ガツガツ稼がなくて良いというのは、
最初からご自身の行動が矛盾しているのです。
そう言われた側のコンサルタントとしても、アドバイスをする気がなくなりますね。
先ほどもお伝えをしました通り、やる気がないのと最初から分かっていますし、
自分はそんなにガツガツ稼がなくてもいいのですが、あともう少し生徒さんが欲しいです、
といったように、中途半端な条件があるからです。
あともう少し生徒さんが欲しいというのは、稼ぎたいという事ですよね。
ならそのまま正直に、稼ぎたいと言えば良いと思います。
そういった中途半端な意識の人は、
自分が満席にしたいから、その自分の欲のために来てね、という空気を身にまとっています。
その空気が、ホームページやSNSからもにじみ出てしまっています。
ガツガツ稼がなくて良いなら、マイペースにやるのが良いと思いますし、
コンサルタントなどプロの知恵を借りる必要はありません。
自分が、自分の安全地帯から出る気がないなら、
コンサルタントにお金を払ってアドバイスを求めなくて良いですよね。
ガツガツ稼がなくて良いというのは、そういう意味です。
私はプロの立場でアドバイスするコンサルタントですので、
そういった事を言われたら、アドバイスをする気がなくなります。
そんなコンサルタントの気持ちも分からないという事は、
生徒さんの気持ちも分かっていないのです。
だから集客できていないという事です。
結果、その人はそのまま衰退していきます。
まずはブレイクスルーして、ガツガツ稼げる状態を作ってから、
自分のペースに落としていけば良いだけの話です。
同じところをグルグル回っている人も、似た状況です
ガツガツ稼がなくて良いという言葉は、
長年教室やっている先生で、特に対面だけでやっていた方が多いですね。
時代の流れから、ジリ貧で生徒数が減っている教室の先生や、
自分の都合を優先した教室運営をされている方も、こういった言葉を使います。
時間的な都合、自分の都合が優先される方は、本当に副業という事になりますので、
ガツガツ稼がなくて良いとは思いますが、
その教室に行く生徒さんにとって、先生の都合は関係がありません。
どんな教室も全て、並列で見て比べています。
その上で、自分に合った教室を探して決めるわけです。
そうすると、
一生懸命に教室をしていて、毎日ほとんど開校している教室と、
週に1、2回しかやっていない教室だと、前者の方が選ばれやすいに決まっています。
都合がつきやすいという面もありますし、にじみ出る空気やエネルギーも違うからです。
これは、コンサルタントとしての立場からのお話をしていますが、
自分の事業としてどうにか状況を良くしたいなら、
自分自身が姿勢を変えない限り、どうにもなりません。
コンサルタントにアドバイスを求めるなら、
それを素直に聞いて実行するつもりで、腹を括って欲しいと思います。
今の時代は、変化が非常に早く、スピードや行動力が求められますので、
独学で本を読みながら進めるというのでは、追い付かないだろうとも感じています。
ですので、自分の中では人の話を聞いている風でも、
同じところをぐるぐる回っている人は、似たような状況になっていると思います。
”そんなにガツガツ稼がなくていいんです(集客しなくていいんです)”という人にアドバイスをするのが難しい理由 まとめ
今回の内容をまとめますと、
「”そんなにガツガツ稼がなくていいんです(集客しなくていいんです)”という人にアドバイスをするのが難しい理由」
というのは、まず勘違いをしているという点と、
矛盾している事に気づいていない、という点の2つになります。
本気で今の自分を変えたいなら、わざわざ自分にブレーキをかけなくて良いと思っています。
ぜひご参考にしてみて頂ければと思います。
今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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