本日は、
「人気レッスンをうまく構築できない先生が気づいていないたった一つの根本的な弱点」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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人気レッスンをうまく構築できない先生が気づいていないたった一つの根本的な弱点
本日のテーマは、
「人気レッスンをうまく構築できない先生が気づいていないたった一つの根本的な弱点」
ということについて、お話をしてみたいと思います。
今回は、ちょっとゾゾッとするタイトルかもしれませんが、（苦笑）
すこし、一緒に考えてみてください。
さて、早速ですがご質問です。
人気レッスンというのは、なぜ人気レッスンになっているのだと思いますか？
先生が設定した、来て欲しい生徒さんが、たくさん訪れている状態が、
人気レッスンという事になっていると思うのですが、
一体なぜ人気なのでしょうか？
それは
「来たいなと思っている人たちの気持ちに、ヒットしている講座だから」なのです。
「そんな事は、言われなくても分かっている」と感じるかもしれませんが、
人気レッスンを作りたいと思っている先生は、
色々な事をリサーチしています。
たとえば、近隣教室の価格相場や、レッスン内容など、
その教室のホームページなども見ながら、人気レッスンを作ろうとして、
他の教室をリサーチする訳です。
ですがここに、たった一つの弱点が潜んでいるのです。
そこに気付かないでいると、いつまでも人気レッスンが作れないのですね。
今回は、それを解説してみたいと思います。
たった一つの弱点とは、「人への興味」
なぜ自分は人気レッスンを構築できないのか、と悩んでいる先生には、
たった一つの気付いていないポイントがあるのです。
それは、「お客様の事を知らなさ過ぎ」、という事なのですね。
お客様の事を知らない、というのはどういう事かと言うと、
あまり興味、関心をもっていない、という事です。
では、どこに関心が向いているのかと言うと、
お客様の個性や考えではなく、周りの情報ですね。
他の教室のレッスンはどうなっているのか、といったリサーチはしっかりするのですが、
呼びたい方の思考や思想については、全くリサーチをしていないのです。
人気講座を作るには、呼びたい生徒さんの思考や思想を、よく理解し、吟味して、
喜ぶものをそこに置く、というのが必要なのです。
人気レッスンを作れない先生と面談をすると、
わたしが聞いていて驚くほど、「呼びたい人の思考や思想を分かっていない人が多い」です。
これは結構、大きなポイントになります。
一生モノのスキルといっても良いほどの、重要なポイントではないかなと思います。
買ってくれるだけではなく、お礼まで言われていた営業職時代
わたしは長い間、営業職として仕事をしてきました。
決して自慢という事ではなく、営業成績の良い営業だったのです。
つまり、他の方よりもモノを売ることができて、買ってもらえる確率が高い営業マンだった、
ということです。
では、何故それができていたのかと言うと、さほど難しい事ではなく、
単純に、相手が喜ぶものを目の前に出していたからです。
相手の方が欲しがっているものを目の前に出すから、売れていたのですね。
では、相手が欲しがっているものを、なぜ出せるのかと言うと、
相手に関心を持ってリサーチし、良く調べ、これが喜ばれるのではないかと、
よく吟味してから、相手の前に差し出していたからですね。
ですので、商談などの際に、皆さんよく勘違いするのが、
「凄く販売力が高いセールスマンは、相手を威圧するように、喋り倒しているからではないか」
というイメージです。
売れるセールスマンは、こういった人物なのではないかと勘違いしている方も多いと思うのですが、
真実は逆ですね。
まず相手に喋ってもらわないと、欲しい商品が分かりませんので、質問をするのです。
ですので、質問が上手になりますね。
そして、本当は何を欲しいと思っているか、肝の部分を知りたいので、
本当に単純に、相手に興味を持って質問をするのですね。
これができない先生は、人に興味を持っていない事が多く、
そういった先生は、上手に質問ができません。
上手に質問ができれば、
あとは、何故この人はそれを欲しいと思うのだろう、という部分を探っていき、
欲しいモノを目の前に差し出すだけですので、
買ってもらえるだけではなく、値引き交渉もなく、お礼まで言ってもらえる形で、
商談が成立する訳です。
それはひとえに、その人がどういうものを欲しがっているかを、理解しているからです。
これは、営業時代から、パン教室、コンサルタントまで、すべて同じです。
自分がやりたい講座ではなく、欲しいと思われる講座を作る
人気講座が作れない先生は、自分がしたい講座にしてしまうのですね。
「周りの教室はこれくらいの金額が普通なので、そこより少し高くしたい」などなど、
条件や環境はよくリサーチして知っているのですが、
自分目線での提案となってしまっているのです。
わたしがパン教室をしていた際、
お客様に選ばれている講座の前提は、
時間もお金も余裕があって、手ごねは疲れてしまって、
でも形成や、変わったパンを作って、
その作ったパンを、喜んでくれる誰かにプレゼントしたい、
という設定でした。
素敵なパンをプレゼントして、ありがとうと言ってもらえるわたしが嬉しい。
これが、わたしの設定していたペルソナの一番のポイントとなります。
ですので、わたしが教える講座のパンは、
「人にあげると喜ばれるパンにしないといけない」、という事になります。
そうすると、なかなか買えないような酵母を使ってみたり、
普段、手に入らないような材料でやる、というのを伝えていくことになりますね。
あるいは、成形が面白いといった部分もポイントとなります。
そうすることで、誰かにプレゼントした時に、喜ばれる度合いが高くなります
これらを考えた上で、その人たちが喜ぶように作ったのが、
わたしがやっていたパン教室の講座です。
つまり、わたしが作りたいように作った講座ではないのです。
たとえば、そんな方がパン教室にいらっしゃった感想をくださると、
「息子も手を離れて、子ども達は食べてくれないので、
女友達とかにパンを上げると、
パン屋さんのパンより美味しい、すごい、と褒められる。
それが生きがいで嬉しい。」
と言われたりします。
ですので、そういった人たち向けの、
【プレゼントしたくなるお洒落な天然酵母パン】
という事をコンセプトにしていたのです。
まるでサプライズのように、喜ぶポイントをリサーチする
何が喜ばれるのかが分かると、
呼びたい生徒さんにとってドンピシャのレッスンが作れるようになってきます。
もちろん、私もそれにぴったり合う人たちを呼ぶために、
キーワードやブログとか、Youtubeを作っていくといった努力はしていました。
ですが、何に喜びを感じて、その人たちが通ってくれる動機は何なのかをリサーチし、
理想のお客様のことを知っていかないと、そもそも講座の作りようが無いのです。
上手くヒット商品を作れない方は、相手の方の人間像がブレていたり、
理想のお客様の思想や思考、生活パターンを分かっていないからなのですね。
ですので、人に興味を持っていない人は、要注意です。
自分以上に相手に興味を持っていないと、作り込みができないですし、
人は、相手がストーカーなどではない限り、誰かに興味を持ってもらえるというのは、
実は、嬉しいポイントだったりします。
売れるヒット講座を作るというのは、
「あなたが欲しかったのは、これではないですか？」という、サプライズに近いイメージです。
そうすると、探されて満席になるのも流れの延長上、という事になってきますので、
まずは、その人の生活パターンを知るのが先、ということになります。
ご自身がやりたいように講座を作る方は、まずうまくいきません。
ここは、サービス業、教室業の基本となりますので、
ぜひお考えいただければと思います。
人気レッスンをうまく構築できない先生が気づいていないたった一つの根本的な弱点 まとめ
今回の内容をまとめますと、
「人気レッスンをうまく構築できない先生が気づいていないたった一つの根本的な弱点」
というのは、人に興味がないという事です。
人というのは、未来の生徒さんの事ですね。
未来の生徒さんはどんな人物なのか、
というところから講座を作っていかないといけませんので、
自分が呼びたい理想の生徒さんの生活パターンや思考、
喜びポイントがどこにあるのかを、よくリサーチしていかなければいけないのですね。
これは、実際にやってみると分かるのですが、
人に興味を持てていなかった先生は、ここが想像できていない方が多いのですね。
ぜひご参考にしてみてください。
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