自宅人気教室と人が集まりにくい教室 第一印象の決め手・ポイントとは?

ブランディング

 

こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

自宅人気教室と人が集まりにくい教室 第一印象の決め手・ポイントとは?

ということについて、お話をしていきたいと思います。

 

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インテリアコーディネーターとして見る、人気教室の照明とは?

本日のテーマは、

自宅人気教室と人が集まりにくい教室 第一印象の決め手・ポイントとは?

という事について、お話をさせていただきたいと思います。

 

実は今回、このお話をしようとしたのには、とある背景があります。

 

私は、今現在は経営コンサルタントをメインにお仕事をしていますが、

前職の会社員の経験値の中に、インテリアコーディネーターの資格も取って、

建築のプランニングもしていたキャリアがあります。

 

インテリアコーディネーターの仕事の中には、照明計画も入っています。

新築の図面の中で、どこに照明を設置するかという計画や、

ダウンライトの計画も、そこに含まれます。

 

明るさや雰囲気、光源を調整できるスイッチはどうするのか?などなど、

照明によって部屋の印象は大きく変わるので、それらを提案してきました。

 

そのため、光についてはおそらく普通の方より敏感ですし、

写真も撮りますので、その中で、光や影の位置も考える必要が出てきます。

ですので、「光」というものについて日頃から感覚的にわかっているものがある

ということになります。

 

そういった仕事もしていたこともあり、

教室の内装や印象を見るために、訪問する形での経営のコンサルタントもやっているのですが、

照明の印象というものもいろいろとみてしまうことも多かったのです。

 

また法人で営業をやっていたころ、自分自身もパン教室をたくさん見てきました。

 

そんな、法人営業でパン教室を150教室くらい回ってきた経験の中で感じてきた印象に加え、

コンサルタントとしてクライアントさんの自宅教室にお伺いして、

インテリアコーディネーターとしての目線から感じた印象を合わせた時、

「人気教室には共通点がある」と気付いたのです。

 

照明は、今すぐ変えられる改善点などもありますし、

インテリア・建築の面から、

「第一印象がいいリビング・キッチンにするにはどうすれば良いか?」という点について、

光を中心にしたお話をしていきたいと思います。

※こちらの写真は「WAGAIE」さんのサイトよりお借りしています。

人気教室に共通する、シンプルなポイントはたった1つ

まず、結論からお伝えします。

外から入ってきた第一印象として重要なポイントは、「明るさ」です。

そこにいる人間が明るいという事ではく、その家の光が明るいかどうかですね。(笑)

というのも、人は、明るい所から一段、暗い所に移動すると、

本人の意志とは無関係に、やや気持ちが下がるのです。

 

逆に、暗い所から明るい所に移動すると、

これも、ほぼ無意識の内に気持ちが上がるのですね。

 

たとえば、トンネルはずっと暗い状況が続きます。

そんな、ずっと長く暗い状態が続き、やがて外の光が見えてくると、気持ちが上がりますよね。

人間は、明るさで気分が左右される、という部分があるのです。

これはクライアントさんにも伝えている事なのですが、

人と虫は明るい所が好き(笑)

ということですね。

明るい所はみんなでワイワイしている賑やかな印象があるのです。

 

ですので、私がクライアントさんのお宅を訪問した時には、まず第一印象を大事にしています。

マンションで教室をされている場合は、まず廊下が暗かったりしますね。

 

そこは電気を付けなくてはいけません。

外から入ってくる場合は、どうしても印象として暗くはなってしまうので、

雰囲気はありつつ、明るい照明の方が良いですね。

 

部屋の明るさは、まず窓が決めてしまうので…

実際にリビングに入った後は、明るいかどうかについて、まず窓の大きさが決め手となります。

2面採光だとだいぶ明るくなります。

3面採光になると、確実に明るいですね。(笑)

ただ、夏は暑くなり過ぎるなど、冷暖房の効率が悪いというのがありますが、

あくまで、明るさと印象という面を見ると、その方が明るいという事ですね。

招かれた部屋が明るかったり、景色が見えたりすると、気持ちが晴れるという心理的な効果もあります。

そうすると、これからの学びやレッスンが、楽しく感じられるようになるのですね。

逆に、部屋が暗いと気持ちが沈みます

これは、心理的な操作となるので仕方がないのですが、そういう傾向があるのですね。

 

そのため、まず単純に明るい方が良く、そのためには窓が多い方が良い、というのが一点です。

 

教室まで通う距離が遠かったりしても、都会だったとしても、

その部屋の景色が良かったり明るかったりして、癒される感覚になったりすると、

(山あいの緑が多い風景や、海が見える風景など)

その風景が気持ちいという感覚を持ってもらえる可能性が高くなります。

この点については、自分自身が、ほのかに暗くムーディー雰囲気が好きだったとしても、

教室をする場合は、照明の灯数を増やすなど、

明るいくした方が、世間一般には好まれる傾向があります。

 

もちろん、夜までずっとピカピカである必要はありません。

たとえば、天井のシーリングライトの明かりを減光した状態で、

壁に設置するブラケット照明を増やすと、

奥行きが出てムーディーな感じになります。

 

昼と夜の顔を変える、というので、

昼と夜で照明を変えるのも良いと思いますね。

 

それでは具体的に、照明をどうしたらいいか?

窓が少ない場合はどうしたらいいか?についてお答えをしていきたいと思います。

 

照明の種類、どんなのがあるの?

一般的な照明器具は、どう呼ばれていて、どういう効果があるかというと、

まず天井にベタッと付いているのが、シーリングライトです。

主照明として取り付けるもので、ドーンと設置してありますね。

 

実は海外に行くと、こういったシーリングライトの文化があまりありません。

ダウンライドをポコポコポコッと多灯で付けて、スタンドなどで光を演出する場合が多いのです。

それに対して日本の文化は、シーリングライトで一灯ドンを明るさを保持する感じですね。

全体が明るくなるので、主照明としては大事です。

 

次に、シャンデリアですね。

シャンデリアには、吊り下げ型と、天井直付け型があります。

豪華な雰囲気と非日常な感じがするので、吊り下げ型は、吹き抜け空間などに向いています。

ただ、天井が低い所にこれを設置すると、部屋が狭くなってしまうので、あまりオススメできません。

 

ペンダントライトといった照明もありますが、

下にだけ光が落ちるものや、全体がボーっと明るくなるものもあります。

日中、もし暗ければ、テーブルを明るくするといった目的で設置すると良いかもしれませんが、

明るい部屋ならあまり必要はありません。邪魔になってしまう場合もあるからです。

 

こういった、教室に使うと良い照明と、自分の家としての照明は、ちょっと違う場合があるのです。

 

次はフロアスタンドです。

ホテルに行くと、角っこに置いてあったりしますが、

夜にそこだけ付けるとシックな雰囲気になったりりますね。

 

後はテーブルスタンドといった照明もあります。

テーブルに置いて雰囲気を出すスタンドです。

 

それと、最初から設計しないといけない照明として、ダウンライトがあります。

ダウンライトは、家を建てる時に計画を立てないといけない照明です。

天井に穴をあける位置を最初から決めておかないといけないからです。

建築化照明ともいわれています。

ダウンライトには、拡散と狭角のものがあり、それぞれ雰囲気が変わったりするので、奥が深いですね。

 

後は、スポットライトがあります。

これは、最初から何をどう照らしたいのか分かっていないと、使うのが難しい照明となります。

私の場合は、絵を照らすように、ライティングレールというのを設置して、そこにスポットライトを配置しています。

 

実は、絵に優しい光というのがあるのです。

ダイクロハロゲンライトとうのがあって、後ろに熱を逃がすというものなのですが、

これは、絵に優しい照明とされています。

ただ、ちょっと高めですので、切れるとちょっと残念だったりしますが。

 

後は、ブラケットライトですね。

壁にそのまま取り付ける補助的な照明です。

これも最初から計画して、配線しとかないと設置できない照明となります。

ブラケットの厄介なところは、配置やレイアウトを変えると、「そこで良いのか?」

ということになる点です、

 

後は、フットライトですね。

床近辺で足元を照らす照明です。

廊下や階段、寝室の常夜灯として付けるもので、一般的にはあまり馴染みがない照明かなと思います。

 

 

人気教室のための、照明の使い方

自宅教室で主に工夫をするとなると、

シーリングライトやスタンド、ペンダントライトを使うのが良いでしょう。

 

ただ、本人が部屋を暗いと感じるかどうかは、

慣れてしまっているので、分からないことも多いかと思います。

 

私がクライアントさんの教室を訪問する時は、

第一印象で先入観がない状態で、暗い、明るいと判断できますので、

もし暗い場合は、どこに照明を配灯したら良いのか?

角が暗いと全体が暗く感じるので、スタンドライドが置けるか?

といった事を提案させていただいています。

光の向きも、上に光が広がるようにすると、天井がふわっと明るくなったりするのですね。

天井が明るいと、部屋が広く感じるのです。

壁紙など色彩計画の時に、天井を明るく見せるのか、暗く見せるのかによって、

部屋の見せ方が変わります。

 

暗いと、引き締まった感じになります。

狭いのですが、落ち着いた感じですね。

逆に解放感を出したい場合は、明るくします。

天井を明るくすると、広がりが出るのですね。

 

窓が少なく照度が低い場合は、天井を明るくすると、明るく広く感じるようになります。

主照明のシーリングライトがドンとあるより、おしゃれな感じに見える、というのもありますね。

 

こういったように、多灯照明という形で、いくつかの照明の組み合わせたり、

スタンドとスタンドを合わせたりすると、おしゃれに見えるようになります。

 

どうしたらおしゃれに見えるかというのは、インテリア雑誌など見て研究するのも良いのですが、

後付けでどうしたら良いかを考えると、照明のソケットにライティングレールを設置してみるのも良いですね。

 

ライティングレールを設置すると、それ専用の照明器具を配灯できるので、

空間をアレンジした状態で使っていくことができるようになります。

ペンダントライトを入れたり、補助照明を入れたりと、部屋全体に奥行きを出すような演出ができるようになるのです。

ただ、灯数が増えるので、値段は上がってしまいますが。

 

ただ、こういった照明は、白熱灯系の照明が多いので

蛍光灯やLEDなどより、寿命が短いというのはありますね。

 

光源の種類と、感じさせる気持ちの関係とは?

 

昔は、蛍光灯と白熱しかありませんでした。

 

蛍光灯は白色しかなく、寿命が長いという感じです。

作業するものがハッキリと見える、というのが直管の白色ですね。

 

白色の蛍光灯というのは、基本的にはキッチンに入っています。

手元がキチンと明るく見えるからですね。

キッチンの上の方と、手元灯は、蛍光灯が入っている場合がほとんどです。

勉強する部屋も、蛍光灯が入っていたりしますね。

 

ただ、見た目としては、寒々しいというのがあります。

私は、白の蛍光灯ではなく、昼光色の蛍光灯を使うようにしています。

透明のイメージの光ですね。

 

白熱灯はオレンジの光です。

温かみがあるので、演出としては良いですね。

ミニクリプトンやダイクロハロゲンなど、温かい感じがするものが多いのですが、

熱くなるのと、寿命が短いという部分があります。

ただ、調光器を付けられるので、光の演出をしやすいというメリットがありますね。

 

白熱灯は、面で光源を取るより、点で光源を取るものというイメージです。

対して蛍光灯は、主照明として拡散するので、影が出にくいというメリットがありますね。

 

第一印象の決め手・ポイントのまとめ

自宅教室と言っても、いろいろな間取りがあります。

たとえば、オープンキッチンで、リビングとキッチンが続いているとなると、

全体的な照明を取りながら、インテリアとしてそこにあると良い照明を組み合わせる、というのもあります。

色んな演出があります。

 

光は、本当に、やり始めるとキリがないくらいあるのですが、

もう一点は、加えてご紹介するとしたら、LEDです。

 

今はいろんな器具がありますが、基本的にLEDは、長寿命だという特徴があります。

ただ、パッと明るくならないのですね。

じんわりと明るくなるので、洗面所につけたりしたことがありますが、「遅いな」という感じでした。(苦笑)

そのため、ずっとつけっぱなしの場所になら良いのですが、すぐパッとつけたい場合は、不向きかもしません。

 

ただ、やっぱり少し高いのですが、長寿命というメリットはあります。

 

 

窓がなかったり、窓が小さく、光が入ってこない自宅教室の場合は、

後から置ける照明で、光の明るさを取っていくことをお考えになると良いでしょう。

印象の問題ですね。

部屋のクロスについては、ご自身のお好みで良いのですが、明るい印象にしたければ、明るい色の方が良いでしょう。

暗めの色もカッコ良いのですが、照度を明るくしないと、入ってきた時に暗い印象を与えてしまいます。

もし教室のブランディングが、「ムーディーに食べよう!」みたいなブランディングをしているなら良いのですが、

暗くなると気分が下がるのが基本ですので、明るくして照度をとって行くのが、基本的な方法となります。

 

第一印象は、明るさで決まる、ということですね。

これは、先生の人間性が明るいという問題ではなく、(笑)部屋の明るさで気分が左右される、ということです。

それによって印象を損しているなと思う教室の先生は、すこし照明計画について、考えてみてはいかがでしょうか。

 

ぜひ、ご参考いただければと思います。

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