こんにちは。
飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。
本日は、
「起業初心者の女性が一番最初に知ってて欲しい、WEB集客の一番基本的な考え方」
ということについて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
LINE公式アカウント
ご質問もお気軽に 1:1トークで高橋貴子と直接対話
3年、5年…成功まで遠回りしたくない女性起業家へ
さて、本日のテーマは、
「起業初心者の女性が一番最初に知ってて欲しい、WEB集客の一番基本的な考え方」
ということで、お伝えをしていきたいと思います。
まず、私のところに来られる女性クラアントさんの中には、
長年にわたって教室をやってきて、新たに事業をリニューアルをしたいといった方と、
全くのゼロの状況から、これから初めて教室事業を始める方など、
さまざまな方がおられます。
そんな、いろいろな女性クライアントさんを見てきて感じているのは、
今回のブログでお伝えするような、
「起業初心者の方が知っていてほしい基本的なこと」
を知らないと、成功に至るまで、とても遠回りするかもしれない…
という事です。
少し柔らかく表現をしましたが、ホンネで書くと、
「これを知らないと、ほぼ確実に遠回りする」
と感じています。(苦笑)
たとえば、ご自身で自宅教室を始めて、なかなか思うように生徒さんが集まらず、
3年くらいアレコレと自分でやった末に、私の所へ来られるクライアントさんも、いらっしゃいます。
特に、起業して3年、5年が経つのに、集客が上手くいかない、という場合は、
共通した同じ間違いをしていることがほとんどです。
ウェブ集客の基本は、ホームページ
まず、ウェブ集客を中心として事業を組み立てるというのは、
あまりお金がかからないという点や、最初は自分で進めていけるという点からも、
メリットが大きい集客方法だと言えます。
そんなウェブ集客という部分を考えた時、
多くの女性起業家の方は、「インスタグラムが良い」や「ブログが良い」、
あるいは「Facebookが良い」とおっしゃる方も多いです。
その中にYoutubeが入っていないのは、
女性起業家のためのウェブ集客の専門家として、
ちょっとどうなのかと思ってしまう部分もあるのですが…(苦笑)
ある意味残念ですが、逆に今からでも動画を使う人ならチャンスという事でもありますね。
要は、いわゆるSNSと言われる、ソーシャルネットワークサービスを中心に使っている人が多いのです。
インスタグラムやFacebook、ブログが集客と考え、
やみくもに手を出す人が多いのです。
それを使えば、確かに集客はできなくはないのですが、
基本的には、単発的な集客になってしまうのです。
つまり、長期的には疲弊していってしまうという事ですね。
こういったSNSというのは、よく「集客ツール」とよばれるのですが、
ツールと呼ばれるという事は、やはりあくまでツールでしかない、という事です。
どういう事なのかと言うと、
「メインと呼ばれるものを用意して、その上で使うべきモノ」
なのですね。
では、メインと呼ばれるものは何なのかと言うと、
やはり基本は、ホームページです。
ホームページを持っていないと、どうなるの?
女性の起業家の方にインタビューをして驚くのは、
たとえば、教室を10年20年とやっていて、未だにホームページを持っていない先生もいることです。
教室を開業して10年以上の先生で、これからどうしようと考えた時、
なぜ、これまでウェブ対策をやってこなかったのかと言うと、
そういった長年続いている先生は、クチコミで集客が回っていたからです。
クチコミで回っている事自体は、とても素晴らしいと思います。
それだけ提供しているサービスの質が良いということなのでしょう。
しかし今は、以前までとは大きく時代が変わってきていて、
長年、教室をやってきた先生であっても、
集客数が減ってきていて、お困りの方も少なくありません。
そんな時、これまでクチコミで回ってきて、何も対策をしてきていない場合、
どうしていいか分からなくなってしまうのですね。
特に、誰もがスマホでネット検索ができるようになってきた昨今、
教室開業から10年以上が経って、苦しくなってきている人も多いです。
開業当初に集まった人は、
転勤など、ライフスタイルも変わってきているでしょうし、
口コミ系で生徒さんが集まっていると、メインとなる一人がやめると、
他のみなさんも一気にやめていく、という事が起こったりします。
口コミ系は、一気に生徒さんが増えもしますが、
一気にやめるという形になる事もあるのですね。
ホームページを軸として、他のツールを使う
自力で集客できるチラカを持つことは、
ホームページを軸にして、他のツールを使う、
という事です。
そして、ホームページの中で、
「この先生がいいよね、ここに習いに行きたいよね」
となってもらう形に持っていく、ということで集客をしていく訳です。
信頼構築のために、メルマガやSNSといったツールを使う方法も、もちろんありますが、
そのためにはまず、ホームグラウンド、自分のベースであるホームページを作ることが必須となります。
ホームページを持っていなかったら、どういう現象が起こるかについては、
先ほども少しご紹介をしましたが、
より具体的に言うと、たとえばブログだと、内容がレッスンの告知ばかりになってしまったりするのですね。
そうすると、まずシンプルに、読み物として面白くなくなっていったり、
見ててもストレスがたまるようなブログになっていってしまいます。
そうすると、誰も見なくなっていきますね。
SNSツールというのは、基本的にはこのように、
「告知ばかりになってしまうと、誰も見に来なくなる」
という流れになっていきます。
安定的に集客したいのであれば、ホームページをキチンと作ることが重要になるのです。
ホームページを作るには、自分を掘り下げる必要がある
ホームページを作るためには、
まず、自分の内面を掘り下げないといけません。
なぜなら、それをウェブ上で表現しないといけないからです。
・・・これがポイントなどですが、お分かりでしょうか?
「ウェブ上で表現しないといけない。」
これは一体、どういう事なのかと言うと、対面しているとき
クライアントさんのお話を聞いていると、多くの方は、ご自身の事業について、
なぜそれをする必要があるのか?どんな想いを持っているのかを、
とても熱く語ってくれます。
それなのに、ホームページにそういう内容が一つも書かれていないのです。
私が、「その熱い思いや、掲げているミッションを、なぜホームページで表現しないのか」と問うと、
私は文章が苦手なので・・・といったことをおっしゃるのですね。
少し厳しい言い方かもしれませんが、
ホームページで表現していないという事は、無いに等しいのです。
私は、自分が持っている想いやミッションについても、動画を撮ってYoutubeにアップしたり、
それを文字に起こしてブログ記事にしたりといった対策をしていますし、
メインとなるホームページでも、しっかりお伝えできるようにと表現しています。
ブログの書き方と会社の報告書は、書き方が違う
女性起業家の方の中には、会社での経験で、
報告書などを書いたことがある人も多いと思います。
会社の報告書の場合、そこには想いを書く必要はありません。
むしろ、「今回の報告について、私の想いはこうで、ああで…」と、長々と書いていると、
上司からは、面倒な報告書だなと思われてしまうでしょう。
このように、会社で書く文章と、
SNSやホームページで、想いを伝える文章の書き方は、
全く違います。
私も、社会人経験22年の中で、多くの文書を書いてきましたが、
ブログを始めた当初、書き方が全く違うということに気が付きました。
そこで、すぐにブログライティングを勉強して、
どう書いたら、感謝されるようになるのか?
共感してもらえるようになるのか?
という事を考えながら、1年くらい続けていたのです。
ブログ上で有益な情報を必要な知識として伝えるためには、専門書を5~6冊くらい並べて、
そこから得た知識を、自分の言葉で表現して書いたり、
質問されたことをブログで書いたりもしていました。当初は4時間とか5時間かかって書くときもありました。
それで、だんだんと読者数が増えてきて、
信頼を作っていくことができるようになったのですね。
そういったブログ読者の方に、ホームページをお知らせして、
「こういう教室をやっています」と告知をしていました。
先ほど、「集客のベースとしてホームページを持っていないと、
ブログは告知ばかりになる」とお伝えしましたが、
私の場合は、集客のベースとしてホームページを持っていましたので、
ブログは、「役に立つ情報を発信するツール」として、使えていたのです。
その結果、ブログ読者が集まり、信頼をしていただいて、
教室に来ていただくという成約に至るルートが作れていたのですね。
成約はホームページ、集客はブログ
このように、私がパン教室をやっていたころは、
成約はホームページ、集客はブログ、
という形でやっていました。
※私のパン教室アトリエリブラのホームページ(今は教室を稼働させていません)
ウェブを軸にした集客活動をすることを考えた時、
このように、まずはホームページが必要という事ですね。
ただ、ホームページ作りは、自分を掘り下げて表現しないといけないので、
大変だし、面倒な作業でもあります。
未だにホームページを持っていない先生もいらっしゃいますが、
その状態のままだと、集客が自動化できないので、
だんだんと苦しくなっていくでしょう。
また、SNSといった無料のツールは、
そのSNSを運営している会社が無くなれば、使えなくなってしまいます。
あるいは、一時期のアメーバブログのように、
「ビジネス使用は禁止」となったりして、
いきなり使えなくなったり、消されたりする可能性もあります。
つまり、自分でコントロールできないリスクがある、
という事です。
私の場合は、まずメインのホームページで7割近くを集客していて、
あとは、動画、ブログ、SNSといった部分で集客をしています。
それ以外では、出版している本からの集客や、セミナーに来ていただき、
信頼関係を作った上で、集客につなげています。
何度も繰り返しますが、
ホームページは絶対に必要である、ということを
これから起業する人、または初期の人には特にお伝えしたいことですね。
ホームページが必須な理由 まとめ
今回の内容をまとめると、まず一番最初に作って欲しいのが、ホームページです。
そして、ホームページの中で発信する情報と、SNSで発信する情報は、
一貫性を持たせないといけません。
たとえば、女性の年配者向けのウェブサイトを作っているのに、
30代や40代の女性が反応する記事ばかり書いていたら、
自分の定めたターゲット層は反応しなくなってしまいます。
自分の定めたターゲットの役に立つ情報を、発信しないといけない、
という事ですね。
私は複数事業を動かしていて、それぞれターゲット層も違うので、
その事業に応じた、個別のブログとHPを持っていました。
いちばん同時並行で運営していたとき12個のサイトを運営していましたよ。
言葉使いも変えたりしていたのですが、とても大変でしたね(苦笑)
少なくとも1つ、自分が来てほしいお客さんのターゲット層についてバシッと決めた方が、
それ以外のSNS運営も楽になっていくので、良いでしょう。
逆に一番、集客がキツくなるのは、「ターゲット層がボンヤリしている人」です。
ターゲット層はこれぐらい明確に決めて欲しいですね。↑
たとえば、
「家庭でパンを作りたいと思っている初心者の人に来てほしい。」
というレベルの漠然とした定めかたになると、
「では、その人が、他の教室ではなく、あなたの教室に行かなくちゃいけない理由って何ですか?」
とお聞きすると、そもそもご本人が答えられないケースも多いのです。
だから、どうしても行かなくはいけない理由がボヤけるので、結局は選ばれないことになるのです。
このような漠然とターゲットを考えていると、集客はとても大変になります。
集客は、人数が多いから楽なのではなく、ある程度属性を絞った方が、楽になっていきます。
まず起業初心者が一番最初に取り組んでほしいのは、ホームページを作る事。
これを軸にして、どういった人を集めればいいのかなどを考えていくと、
スムーズに成功していくのではないでしょうか。
ぜひ、ご参考にしてみていただければと思います。
今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
LINE公式アカウント
ご質問もお気軽に 1:1トークで高橋貴子と直接対話
コメント