こんにちは。
飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。
本日は、
「今のあなたの結果は過去のあなた作っている。欲しい未来を手に入れたければ未来の仕事を今する習慣のススメ」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
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今の自分は、3~4か月前に作られている?
本日のテーマは、
「今のあなたの結果は過去のあなた作っている。欲しい未来を手に入れたければ未来の仕事を今する習慣のススメ」
ということで、お話をしてみたいと思います。
実は昨日、私のコンサル生さんとセッションでお話をしていて、
現状の売上が立たなかったという結果に対して、過去がどういう状況だったのかというのを分析していたのですね。
彼女がなぜ、現状でそうなったのかというのは、ご本人も分析できていたのですが、
私の過去の経験値で言うと、今の自分というのは、3ヶ月~4ヶ月前に、そういう今の状況になる原因を作ってしまっているのですね。
今回の場合は、ご本人がすでに自己分析を先にしてきましたので、そういう事だというのを理解できていて良いのですが、
その結果、今は何の仕事をしなければいけないのかという事と、
安定的な教室経営のためには、どういうお仕事を目指していったら良いのかを、
今回はお伝えしていきたいと思っています。
先を見据えて前倒しで準備しないと、結果を出すのが大変になる
まず、なぜこの話になったのかという、私の経験値もあるのでお話したいと思います。
良く皆さんが勘違いするのが、たとえば今月の売上が足りないとして、その目標が「月商が50万円」だったとします。
そして、今月もうどうやら20万円になりそうだ…という場合に、それをどうにかできるのかという話なのですが、
もし足りないのが5万円くらいであればどうにかできるかと思います。
しかし、当月に数字が半分以上も足りないと気付いて、それを当月中に埋めていくのは、相当に難しいと言えます。
生徒さんも、予定を急に開けられない場合も多いですので、
いくら良い提案ができても、月の中旬に目標に届かない状況を、挽回して回復されるのは難しいのですね。
同じように、当月中に売り上げ目標を考えて、それを当月中に達成するのも、難しいと思います。
たとえば新コースを作って10人、埋めたいとします。
それを当月に発表して、まず2名が埋まって、残りの8名を埋めたいとすると、非常にハードルが高い状況と言えます。
当月に発表して、あと8人というのは、やっぱり難しいのですね。
(※但し、これは一般的な先生のお話で
会員が1000人以上いらっしゃる先生であれば、
急に10名集客したいと思ってもできる可能性があります。)
当月にリリースしたものを、当月に埋めるというのは、割と博打と言うか、
目標が達成するかどうかは、賭けに近くなるのです。
私自身も、よくご相談を受けるのですが、人数を埋めたいという目標を、
月初にご相談をいただいて、月末までに埋めるというのは、
仮に1回は上手く行っても、2回、3回は上手くいかないかと思います。
目標に足りない部分を、残り3週くらいで挽回するのは難しいという事です。
この部分を、まずは理解して欲しいと思います。
上手くいかない人の負のスパイラルは、ずっと、こういった「当月動く」というパターンになっているのですね。
これを、3ヶ月前に発表するなど、
本当に動かしたい月の、2ヶ月~3ヶ月前から集客を始める、といった形ですると、上手くいきやすくなります。
その期間とスパンが長いほど、打つ手のバリエーションも増えるので、結果として埋まりやすくなっていく訳ですね。
ちゃんとできている人のスパイラルは、
グランドオープンがあったら、その2~3ヵ月前に準備と集客をしている、
という法則があるのです。
さらに言うと、それを発表する前の段階で、コンセプトや企画ができていないと、
発表そのものができませんよね。
つまり、さらに前の3~4ヶ月以上前には、事業作りに着手していないとダメということになります。
結果として半年前に動いているイメージです。
こういった、先を見据えた仕事ができているか、できていないかが、
このお話の中に隠されている訳ですよね。
作業が停滞してしまった3~4ヶ月後・・・起こったことは?
私はもともと、割と計画的にすべての事を実行するタイプでした。
数字を管理する部長でもあったので、場合によっては1年くらいかけて、前倒しで進める感覚があるタイプだったのですね。
その感覚をパン教室に入れていたので、基本、すべての行動は前倒しでやっていました。
ただ1回、起業3年目の夏に、計画通りにいかなかったのですね。
1ヶ月に1度もコースの予約が入らないというのがあって、驚いた経験がありました。
それが起こったのは7月だったのですが、なぜそういう状況になったのかというと、
決して、7月に集客を頑張らなかったからではありません。
そのさらに数か月前である、2月や3月に、頑張れなかった時期があったからです。
実家の方などで色々解決すべきことがあって、心が持っていかれてしまい、作業ができなかったのですね。
当時の私は、ブログやFacebookなどで集客をしていたのですが、
後進を1日も欠かさずやっていました。
それが、滞ってしまったということは、未来のどこかに集客ができていない時期が出てくるのです。
つまり、それが夏に出てきたという訳です。
集客ができなくなってしまった月というのは、3ヶ月、4か月前の自分の活動が、単に出ているだけなのですね。
そのお話をクライアントさんとしていたのですが、
まさに彼女のそれぐらいの時期に活動ができてませんでした。
結果が出ない時は、たいていの場合、その3~4か月前に原因があるのです。
そういう状態になっているのを自覚していることができていれば、
違う手を打つこともできていたのですが、
過去のツケが未来に来るのは、予測して動けない事が多いです。
今月、頑張っているのに上手くいかないのは、
たいてい、3~4か月前にやってない、いう事です。
過去の幻影、残像が残っているのですね。
今の仕事は、未来の仕事をやっていることになるので、
このサイクルを上手に作っていく事ができている人は、リカバリーもしやすくなっていきます。
どこかで負荷を抱え、サイクルを変える必要があります
今月、上手くいっていない人は、まず3~4ヶ月前に原因がないかを、考えてみて欲しいのですね。
そして今、もし停滞していると、その結果は、3~4ヶ月後に出てきます。
今は未来の仕事をしていて、今の仕事は過去の自分が作ったので、
過去に作った今の仕事は、消化試合としてやる必要があります。
その上で、未来の仕事も作っていかなくてはいけません。
つまり、サイクルを変えるには2倍の負荷がかかる、ということです。
「先の仕事など考えられない」という風に行動している人は、いつまで経っても集客を追われるようになるので、
その時間軸のスパイラルを、どこかで変えないといけないのです。
時間管理の鉄則ですが、会社ではこの第3領域に時間を取られている人も多いといいます。
これを女性の先生の場合は自宅での仕事の置き換えてみてください。
そして、時間軸の負のスパイラルからの脱出は、どこかでサイクルを変えることを1回やらないと、
その先が無いということになります。
厳しい部分はあるのですが、少し時間軸をずらした仕事をすることと、
今は、過去の結果がただ出ているだけ、という事を考えてみていただければと思います。
こういった未来の仕事というのは、
気持ちの浮き沈みがないほうが、上手くいきます。
それを、私自身は起業3年目で感じました。
メンタルのブレがないようにした方がいい、という点が1つ目のポイントです。
未来の出来高が読める形で、仕事を作っていく
2点目は、未来の仕事を、数字が読めない状態で続けるのは、しんどい部分もありますので、
未来の形が見えるような形で仕事をする方がよい、ということですね。
そういう仕事の組み方が良いと思ったので、私の場合は月額課金のモデルを作っていきました。
教室の先生の場合、たとえば動画コンテンツなど、別建ての収入を作ることも考えられます。
3000円の月額で提供できるコンテンツを作ると、100人で30万円が見えるので、
そうすることで、楽になっていくという事ですね。
その100人が、いきなり翌月に0になる可能性は低いですので、
仮に2割が抜けたとしても、8割は数字が読めるという事になります。
徐々にでもいいので、こういった固定収入が得られるような別の柱が作れると、
毎月、頑張らなくちゃいけないといスパイラルからは、抜け出せて行けるようになってきます。
私の場合も、月額課金のモデルで、目標数値の8割の収入が見えているので、
そうすると、新規事業への投資と言われる部分のチャレンジができたり、
集客を毎月、激しくやらないでも良いということになっていくのです。
もちろん、月額会員さんのためのコンテンツは作っていかなくてはいけませんが、
集客とコンテンツを作るのでは、労力が全く違います。
全く見も知らない人のために作るコンテンツと、
すでにいるお客様のためのコンテンツでは、
作るのに必要な労力や時間が、全く違うのですね。
体感で、10倍は違うでしょうか。
つまり、時間も作りやすくなるということです。
会員の皆さんや、そのコンテンツを必要とする人のために時間を使えるので、
それはつまり、安定的な固定収入が得られるようなモデルを作っていくことに繋がります。
未来の仕事を今する習慣のススメ、まとめ
今、頑張るから、今の集客がどうにかなるのではなく、
今の自分は過去の自分が作っている、という事を、まずは考えてみていただければと思います。
その上で、時間軸をズラす必要があります。
それと、翌月の出来高が見えるだけのビジネスモデルを作る事です。
あくせく頑張る必要がなくなってきます。
今回のお話には、過去と現在と未来が入ってくるので、
少しマインド寄りのような、不思議な話に聞こえるかもしれませんが、
理解できる人には、ストンと理解できると思います。
上手くいかなかった人が、3ヵ月前に何をしていたのかを振り返ると、理解しやすくなるかと思いますので、
ぜひご参考にしてみてください。
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