こんにちは。
飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。
本日は、
「教室集客あれこれ手を出す人ほど成果が出にくい、そのワケとは」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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収益が上がっていない事に、ふと気づいた時は…
本日のテーマは、
「教室集客あれこれ手を出す人ほど成果が出にくい、そのワケとは」
ということで、お話をしてみたいと思います。
ご自身の事業について、どのタイミングで成果、収益の数字をチェックするのかは、人それぞれですが、
最低でも、1ヶ月に1回は見ますよね。
それを、さらに3ヶ月や6ヶ月、9ヶ月、1年というところで数字を追いかけるのが良いのですが、
このタームが短い方が、売り上げが足りなかった分を取り返しやすい、ということになりますね。
逆にこの期間が開くと、取戻しは難しくなってくるので、まず現状把握が大切です。
そういった現状の数字を見た時に、「上手くいってない、出来ていないの」というのを、
実感するシーンがありますよね。
ただ教室の先生は、日々、レッスンためのの試作や買い物など、多くの準備があるのも知っています。
私もパン教室をやっていたので、たとえば、発酵から始めるものと、最初から始めるのとで、計算して時間差を作って準備をしたり、
軽量は前日のうちにやっておいたり、朝は7時くらいから動かしたりという事をやっていましたので、
非常に忙しいのはよくわかります。
ですので、集客を追いかけるのでいっぱいになっていて、
のです。
その時の傾向を振り分けて考えると、
上手く数字が出ていない要因の一つとして、
あれこれ手を出す人は、成果が出にくいという傾向があるのがわかりました。
SNSでの集客に、共通しているポイントとは?
まず、私の方で教室集客のベースとして提案させていただいているのは、
まずHPで軸をつくり、そのコンセプトをSNSを中心に集客をする方法です。
まずはそこからスタートということをお伝えするのですが、
その理由は、SNS媒体が無料だからですね。
だいたい教室の先生の場合、ブレイクする前から広告を使う、というのは少ないです。
本当は両方を使っていくのが良いのですが、広告は上手に運用しないと、ザルに水が流れるような感じで、
お金がどんどん流れ出ていってしまいます。
ですので、ある程度まで成果が出てきた後に、加速を付けるのに広告を使う方が良いでしょう。
まずSNSを使った集客には、その都度、流行があります。
特にインスタグラムは、ここ3年くらい言われ始めるようになりました。
そうすると、ブログ集客をやっていた人も、「インスタが良いらしい」ということで、そちらに移行する事もありますよね。
すでに今までやってきた集客方法で成果を出している人が、新たにそちらに行くのは良いのですが、
そもそもまだ、あまり成果が出ていない人が、流行だからということでそちらに行くと、またゼロからやり直し、
という事になるのです。
私もたくさん、集客メディアを持っていますが、そもそも自分の属性に近い人が、どこにいるのかを選んでやっています。
私の場合は、ブログとYoutubeが最も集客の相性が良く、それを見せるためにFacebookなどを使っている形ですね。
インスタグラムはあまり相性が良くないのです。
ですので、世間で流行と言われていても、さほど時間をかけて取り組んでいる訳ではありません。
もしパン教室であれば、インスタグラムは合っていたかなと思いますので、
そうなれば、当時パン教室時代に、もっとしっかり取り組んでいたでしょう。
SNSには、こういった「方向性」もあるのです。
お金を兼ねない集客には、時間をかける必要があります
100%の保証はないのですが、
「この人の場合はこういう形でSNSを使うといけるよね」
という方向性があります。
しかし、それを示したとしても、すぐにパっと成果が出るわけではありません。
SNSは地道なのです。
早くて3ヶ月くらいですが、長ければ1年くらいがかかります。
それに耐えられない人は、短絡的に流行のものに、次から次へと飛びついてしまうのですね。
色々なSNSツールを全て、次々に使いこなせる人は、教室の先生には少ないです。
それは、ビジネスをやったことが無いので、そもそも時間管理がまだうまく回っていない事が多いからです。
そんな状態で、流行のSNSを渡り歩いてしまうと、せっかく今まで積み上げた成果が出ないまま、止めてしまう事になるのですね。
地道にやらないといけないところは、やっぱり、地道にやらないといけないのです。
それに、ライバルが多いと、見つけてもらうのに時間がかかります。
どうしてもそれをやりたいとなると、時間をかけて頑張るしかないのです。
そうすると、量かスピードで勝負しないといけなくなります。
それがYoutubeでもブログでも良いのですが、ある程度の量を
やらずして「ダメだ」と判断するのは、ナンセンスなのですね。
自分がたとえすごく苦労して動画やブログをアップしても、
それ以上のことを普通にやる人がいたら、自分は探してもらえなくなりますよね。
ですので、さらにコツコツやる、ということをやらないと、それまでの時間が無駄になってしまうのです。
結局、今の集客方法で成果が出ていないのに、別のものに行ってしまうと、
またそこでも成果が出ない、となり、
「こんなに一生懸命やっているのに、成果が出ない」となってしますのです。
でもそれは、私が「これだけの量をやってください」と言った量を
自分で勝手に間引いてしまっていたり、
そもそもの量が足りていないのですね。
焦る気持ちは分かるのですが、焦るなら、その分、量をやってほしいと思います。
量をやったのに、さっぱり成果が出ないのであれば、そこで初めて別の手を考える段階に進みます。
それをやらないと、新規事業の場合は特に、方向性があっているのかどうかすら、分からなくなってしまいます。
「この集客方法が合っていそうだ」という目論見が、ちゃんと合っているかどうかを確認するには、
ある程度までの、定量の作業が必要なのですね。
そうしないとデータが取れません。
データが取れないと、成果が出るまでの期間が長引いてしまうので、
ある程度の作業をして、市場の反応を見ながらやっていく必要があるのです。
それが見えてくると、ある程度まで作業を減らしても集客できるようになるのですね。
ですので、そこまでは少し堪えて欲しいなと思います。
つまり、成果が出ていない人は、一つ一つの集客方法を、やり切っていない場合が多いのですね。
集客しやすい形で、コンセプトを組んでいますか?
そもそも論として、何を優先するのかという判断がありますが、
たとえば成果を「短期間に、お金として入ってくること」として、それを最優先するのであれば、
自分がやりたいことがあったとしても、自分のスキルが他の方面で役に立つことがあれば、
それをやった方がいいのです。
つまり、市場に求められることを優先したほうが良い、ということですね。
そうすると集客も楽ですし、収益が上がるのも早い場合が多いです。
ですので、最優先事項がそれであれば、やりたいことを一旦、置いておいて、
そちらをマネタイズ、お金化する方が早かったりもします。
だけれども、自分がやりたい事をやりたくて、しかも市場が飽和状態の場合、
少しコンセプトをズラしたり、市場を絞るなど、本来はやらないといけないのですが、
それをやらないで、いろいろな集客法に手を出してしまうと、
ますます集客できなくなるので、どんどん「できないスパイラル」に入ってしまうのです。
集客するのであれば、「一番、集客しやすいのは何なのか」ということを考えた方が早いです。
これは、経験値が長い先生の方が有利ではあるのですが、
経験値が短い先生でも、逆に「経験値が短いこと」を活かした戦略も作れます。
そういった戦略を一緒に作っているはずなのに、ご自身の判断で戦術を変えてしまったり、
自分が嫌か嫌じゃないかで、定量の作業を変えてしまったりすると、上手くいかなくなってしまうのですね。
収益のために割り切らない、ということであれば、教室を趣味化するというのはもちろん良いのですが、
最悪の場合、収益はゼロベースで続くという事も、あり得ます。
自宅教室といっても、ビジネスの一環であるので、「好きだから」というだけでは、出来ない部分もあるのです。
それが突き抜けてしまえばいいのですが、
「これもやらないといけない」「コレコレこうだからできない」などなど、
言い訳がたくさん出てしまうなら、「好きな気持ち」は弱いですよね。
もし、皆さんから必要とされている、お客様の困りごとを解決できるような教室があったとして、
それを心底、好きでやっている先生と、そうではない先生であれば、お客様は前者を選ぶことになりますよね。
教室集客あれこれ手を出す人ほど成果が出にくい、そのワケとは、まとめ
集客はまず、コンセプトありきなのですが、
戦術と呼ばれる集客方法の部分も、一つの成果が出るまでやり続けるということを、ぜひやってみていただきたいと思います。
自分が思っているより、ずっと量をやらないと成果が出ないというのが、通常のSNSの使い方です。
中には、「ライバルが完全に不在で、しかもニーズが圧倒的にあって、ちょっとやっただけでバーンと成果が出る」
というケースもありますが、これは非常に稀ですし、
しかも上手くいくのは最初だけです。
なぜなら、そんなラッキーな市場には、すぐライバルが気付いて入って来るからです。
結局、地道にコツコツと進めていくのがポイントとなるのですね。
それを急ぎでやりたい場合は、広告ということになります。
教室集客であれこれ手を出す人が成果を出せない理由をまとめると、
まず、「ある程度、一定量の作業を継続ができていない」というものがあるのですね。
流行の集客方法に、次から次へと移っていく人は、
コツコツとした積み上げができないので、成果が出ないのです。
もし今、成果が出なかったとしても、根競べのような感じで、
ある程度の量と質を早めながらやっていくことで、成果を出していくことができると思います。
ぜひご参考にしてみてください。
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