売上が上がらなくて悩んでいる教室の先生に、始めに改革して欲しい5つの行動

マインド

こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

「売上が上がらなくて悩んでいる教室の先生に、始めに改革して欲しい5つの行動」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

 

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売上が上がらなくて悩んでいる教室の先生に、始めに改革して欲しい5つの行動

本日のテーマは、

「売上が上がらなくて悩んでいる教室の先生に、始めに改革して欲しい5つの行動」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

最近、お悩み相談を受けている時に、

もちろんノウハウ的に直した方が良い点が明確な方については、そちらをお伝えするのですが、

モヤモヤしている状態の方も、おられます。

 

たとえば、事業を作っている最中という方や、

教室をやっているけど上手くいかず停滞している、という方ですね。

そういった方が抱えている、共通の問題、あるいは原因は、

だいたいココにあるというのが見えて来ています。

 

そして、

そこを直さないと、たとえ新しい技術を学んだとしても、売り上げが上がっていかないのですね。

 

今回はそういった、根本的な要因を改革することが、

教室を盛り立てていく未来に繋がっていくということをお伝えしたいので

ご自身でチェックをしながら聞いて欲しい、マインドの話となります。

 

改革して欲しい5つの行動を、まずはご紹介

それでは本題へと入っていきたいのですが、

まずは結論からお伝えをしていきたいと思います。

 

共通して陥っている状況を変える5つの行動というのは、

 

1.今までの事を忘れる

2.人と比べ過ぎない

3.自信がないと言わない

4.やってみてから考える

5.全ての現実は自分で決める

 

この5つとなります。

それでは、この5つについて一つずつ解説をしていきたいと思います。

 

1.今までの事を忘れる

前に進んでいくためには、まず現状を把握しないといけません。

現状というのは何かというと、「売上が上がっていない」という状況です。

 

過去にどんなに売上が上がっていたとしても、今、停滞しているとしたら、

それはそれ、これはこれ、と考えなくてはいけないのですね。

まず現実を受け入れないといけません。

 

過去の栄光のすがるタイプの先生は、

「昔はこんな風にできていました」と、昔のことを忘れない方も多いのですが、

過去から現在に至る、その長い変遷を経て今があるというのは、

何かが変わってきているからということなのですね。

 

その結果として、なぜ生徒さんに選ばれないようになってしまったのか?という部分を、

現実を直視するのは辛いのですが、そこを見据えないと、改革できません。

その時に障害になるのが、「過去の栄光の話」という事になります。

 

中には、現実を見ようとしない人もおられるのですが、

それは改革をしずらいポイントになってしまうのですね。

 

逆に、今までが悪すぎたせいで、これからも悪いままだと考えてしまう方もおられますが、

今までが悪すぎたという事は、後は売上が上がる一方だという視点も持てます。

 

ですので、良きにつけ、悪しきにつけ、今までは忘れるという事ですね。

今を正しく把握して、未来に向かって動いていくことが必要になります。

 

2.人と比べ過ぎない

こちらについて、私はこんな指示をクライアントさんに出すことがあります。

 

自分の立ち位置や、どういう人にサービスを提供するのかを研究する、

という「競合他社研究」です。

 

そうすると、女性の場合は特に、感情移入しすぎてしまうのですね。

 

もう少し引いた眼で、競合他社と自分を比べられたらいいのですが、

ライバル調査をすると、相手の良いところばかり見えてしまって、

自分はダメだとなってしまう訳です。

 

確かにお客さんも、その競合他社や他の先生と比べる可能性はあるのですが、

だからといって、そのライバルの教室ばかりが選ばれるとは限りません。

 

自分のお客様にとって、メリットの高いレッスンを提供できるなら、

比べる必要はない領域だってあるのですね。

 

これは少し矛盾に聞こえるかもしれませんが、

ライバルや競合他社と比べる目線については、「凄いな」という目線ではなく、

その教室を選ぶ人はどういう人なんだろう?

自分がこういうレッスンを提供するなら、来てくれる人は誰なんだろう?

という立ち位置をハッキリさせるため、という目線で研究をしてみて欲しいのです。

たとえば、わたしは少し異質な転身をしてきた経歴があるのですが、

もともと、パンをこねる機会を開発、販売していたニーダーからの転身ですので、

わたしよりも技術やスキルが多い先生がたくさんいることも、良く知っていました。

 

ですので、そういった先生達にはできなくて、わたしにできる事を探す、

ということになります。

 

そうすると何が見えてくるかというと、

もともとニーダーの開発をするスターティングメンバ―として、

事業を立ち上げてきた経験がありますので

ニーダーの機能や、他社製のニーダーでの仕上がりも実験してきた経験がある訳ですね。

 

それらのデータは、生の血肉になっていることでもありますし、

どこにも書いていない情報でもあります。

 

それぞれのニーダー、機械の不得意や製法を、わたしは全てわかっている状態、

という事です。

 

その上で、機械ごねのパンを教えるとなると、

「他の先生にはできない内容」になってきます。

 

他の先生も、機械の使い方は分かっていてますが、

わたしはさらに、社内の人だけが知っているデータや情報も分かった上で、

パン作りの工程を作っていけるからです。

 

それに加えて、当時はやっていなかった、

酵母を1ヵ所の教室何種類も教える、という内容も入れました。

そうすると、そこだけで得意領域の二重の掛け合わせになりますね。

 

さらに、当時はInstagramはあまり流行っていませんでしたが、

趣味で20年以上、写真をやっていたので、

綺麗なパンの写真を撮り、ヴィジュアル面でも差別化をしてきました。

 

それぞれを3つかけ合わせ、「日本に一つしかないレッスン」というのを作ったのです。

 

何十年とパン一筋でやっている先生には、私はどうやっても追い付かないので、

ニーダーを使う事や、酵母を多く学べるというのが響く人に、来てもらえたらいい、

というスタンスだったのです。

 

他のパン教室の先生にはない、違うスキルを持っていたので、

それを喜んでくれる人に提供するという事です。

 

そうすると、結果としては、生徒さんとして来られる方は、パン教室の先生が多くなり、

同じ7000円のレッスンでも高いと思われず安く見えるといったこともありました。

 

そういった、

 

「お客様にとって、自分の教室がどう見えるのか?」

 

という特徴をを作り込む必要があるのです。

 

3.自信がないと言わない

これも案外、多いのですが、

先生と一緒に、新しい講座を作ろうとすると、

 

当然ですが、先生に取っては、新しい事ですので、

今までにやった事がない領域にチャレンジすることになる訳です。

 

ですので、「自信がない」という言葉が出てくるのは、分からなくもないのですが、

「自信がない」というと、それ以上は進めなくなるのですね。

 

最低でも、「自分は自分を信じる」ということが必要になるのです。

 

わたしは、営業職の時もパン教室も、いつでも上手くいく未来を想定して動いていきます。

それは、もうやるしかないからやっているだけであって、

自信があるとか無いとか、そういう話をしている場合ではないからですね。(笑)

ですが、たとえ全力であたっても、上手くいかない時だってあります。

その時は、「上手くいかない事もある」ということが分かればそれで十分なのです。

また次を考えたら良いだけですから。

 

自信がない人は、行動せずに、ぐるぐると思考が回っていて、

全然、何もやっていない事になってしまいます。

 

自信をもって玉砕しても、そこがダメだと分かれば違う手を考えたらいいだけですし、

上手くいかない手を多く知っていると、自然と、上手くいく道が見えてくる事にもなります。

 

上手くいく道を見つけるまで、ダメな道を知って、潰していけばいい、

という事ですね。

 

ですが、上手くいかない事に傷つく人もおられます。

 

そのことについては、そもそも今までにやったことがない事にチャレンジするのですから、

「上手くいけばラッキー」くらいの考え方で良いのではないでしょうか。

 

上手くいかなければ、次に行けばいい、という事ですね。

 

自分の心を守りたい人は、必要以上に傷つくのを恐れてしまいます。

謙虚に生きている人は、本当にいくらでも人に質問できたり、

トライして玉砕したりを平気でできるので、

やられた事がない方はやってみるのが良いかなと思います。

 

4.やってみてから考える

やってみない事には、何かいいアイデアを思いついても、

良い悪いかが分かりませんね。

 

やらないと、それ以上は進むことができませんし、

どんなにいいアイデアが浮かんで、それを練りに練って外に出しても、

タイミングがずれると上手くいかない、という事もあります。

 

ですので、時流に沿って、たとえ粗削りでも出してしまって、

そこから徐々に変えていく方が、上手くいきやすいのですね。

 

そもそも、これはお客さんに受けないような気がする、という企画だとしたら、

それを早々に潰し、これはいけるよね、という自信作を出して判断すればいいのです。

 

結果として、もし受けなければやり直しすればいい訳ですし、

受ければ改良、ブラッシュアップしていけばいいだけですね。

 

自分の心を守りたい人は、なかなか外に出せません。

でもそれは間違っていて、やってから考えるのが、やっぱり正しいです。

 

なぜなら、答はお客さんしか知らないからです。

 

簡単に言えば、その人たちに受けたらOKなのですね。

想定するターゲットを作る必要はあるのですが、

ポイントは、お客さんが喜ぶかどうかだけです。

中には、「こんなんで喜ばれちゃうんだ」という時もあります。

それはやっぱり、出してみないと分からないのですね。

 

わたしは、世の中にないものも作っていたので、そんな事はしょっちゅうあります。

ビジネスは、やってみないと分からないですよ。

 

5.全ての現実は自分で決める

世の中には、色んな事象が起こります。

 

天変地異や、人間関係からくる残念な事象があったり、

自分がこうしようと思っていたのに、家族の反対があるなどですね。

 

それらの現実の側面をどう見るか、どう打開するかを決めるのは自分自身です。

 

そういう環境だからできませんでした、となるのか?

それとも、次回は頑張ります、となるのか?

 

言い訳をする必要はそもそもありませんし、

そういう環境でもこなす、という覚悟があれば、

出来高も変わってきます。

 

たとえば、辛い状況である程度の状況まで登ってきたとしたら、

その辛い状況がなくなれば、もっと良いところまで登っていける、という事になりますよね?

 

それに、人によって環境も全く違います。

 

自宅教室で言えば、自宅が教室で使えるタイプの人と、

スタジオを借りないといけないタイプの人とがいますね。

 

その際、スタジオしか使えない人が、自宅でできる人を見てうらやましいとなっても、

意味がありません。

 

スタジオでやると決めたら、「駅前で立地が良いから、より多くの人が来るかもしれない。」

といった捉え方をしないと、前に進めないのです。

 

そうすると、賃料が入ってくる分、それを含めた商品構成と、価格設定をしないといけないよね、

などなど、道がいくつも見えてきます。

 

不幸でもなんでもなくて、その分を稼げばいい、という事です。

それに、遠い自宅より、駅近でやった方が良い場合もあります。

 

実際にわたしのクライアントさんで、自宅から駅近のスタジオに移した結果、

そちらのほうが繁盛して、その売上の上がり幅が、

スタジオの賃料を払ってもペイしたという例もあります。

 

現実をどうとらえて、それに対してどう活動していくかを決めることで、

現実の世界が変わるのです。

誰にとってもパーフェクトな環境は、まずありません。

まれに、資金が潤沢で、家もすごく綺麗で、リビングとキッチンも広くて、

家族の理解もあって、赤字でも問題ないという環境の人もいます。

 

ですが、それはその方の環境ですので、

自分がそうじゃない事を嘆いても、現実も未来も変わりません。

 

与えられている現実と立ち位置は、自分がどの側面を捉えるかで変えられるのです。

環境のせいにしない、ということですね。

 

売上が上がらなくて悩んでいる教室の先生に、始めに改革して欲しい5つの行動 まとめ

今回の内容をまとめると、「売上が上がらなくて悩んでいる教室の先生に、始めに改革して欲しい5つの行動」というのは、

 

1.今までの事を忘れる

2.人と比べ過ぎない

3.自信がないと言わない

4.やってみてから考える

5.全ての現実は自分で決める

 

この5つを考えることができるだけでも、ずいぶん、今の現状の改善点が見えるはずです。

 

ですので、現状についてちょっとループにハマっちゃっているな、と感じる方は、

ぜひご参考にしてみてください。

 

今回の記事を、動画でご覧になりたい方はコチラ

 

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