”自分の意思を持たない教室運営はうまく行かない”3つの実例ワード解説

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本日は、

「”自分の意思を持たない教室運営はうまく行かない”3つの実例ワード解説」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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”自分の意思を持たない教室運営はうまく行かない”3つの実例ワード解説

本日のテーマは、

「”自分の意思を持たない教室運営はうまく行かない”3つの実例ワード解説」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

一部の人にとっては、ちょっとドキドキするタイトルかと思うのですが、(苦笑)

ここ数日、数人のクライアントさんとコンサルセッションをしている時に、

たまたま思考の系統が似ている方が続いたことがきっかけで

お話してみようかなと思いました。

 

そして、その思考の傾向がある人は、教室運営があまり上手くいかない場合が多いのです。

では、その方々はどんなワードを言っているのか?

そして、それはどんな事に繋がっていくのか?

こちらについて、解説をしてみたいと思います。

 

教室運営が上手くいかない、3つの実例ワードとは?

それでは早速本題へと入っていきましょう。

まず一つ目の実例あるあるワードは、「他の教室は、どうやっていますか?」という言葉です。

そして二つ目が、「先生は、新しいレッスンをどう思いますか?」

三つ目が、「わたしの教室、これから上手くいくと思いますか?」です。

 

大体この3つが、上手くいかない方に進んでしまう代表的なワードとなります。

すでにこれを聞いた段階で、私、ヤバいと感じる方もおられるかと思いますが、(苦笑)

これから、この3つのワードについて、解説をしていきたいと思います。

 

「他の教室はどうやっていますか?」という質問が引き起こす未来とは?

まず最初は、「他の教室はどうやっていますか?」というワードです。

確かに、私のところにはたくさんの事例が集まっていますので、

汎用化した内容で、

”上手く言っている事例と、上手くいっていない事例”を伝えることは、できます。

 

重要なのは、この発言をする方の心理状況です。

それは大きく2つあります。

一つは、「上手くいっている方法があるなら、それにあやかって楽したい」というケース。

もう一つは、自分が迷路に入ってしまって、どうやって良いのか分からないから、

「多数決的に、多い方をやってみよう」というケースです。

 

確かに、わたしの役割はコンサルタントですので、

その人の性格や性質、欲しい未来に合わせて、

助言として、こういう事例があるよというのを、わたしから伝えることもあります。

 

ですが、いきなり「他の教室はどうしていますか?」と聞いてくる方には、

いつもわたしの方から、お尋ねしている質問があるのです。

 

それは、「あなたは、どうしたいのですか?」という事です。

そうすると、答えられない人が多いのですね。

 

こういう方の傾向は、他の教室をリサーチするので一生懸命で、情報が多くなり、

知識だけ多く、頭だけで考えてしまって、

「わたしって、どうしたいんだったけ?」と、分からなくなってしまうのです。(苦笑)

 

ですので、答えられないケースが多いのですね。

驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、これは割とあるあるです。

 

わたしに質問された方が、わたしってどうしたいんだろう、と考えて、

「わたしはこうしたい」とお答えになったとします。

 

そうすると、それがその方の一つの基準値となります。

 

その、あなたのやりたい事と、

未来の生徒さんのやりたい事が、同じ方向を向いているのであれば、

それで正解なのですね。

 

上手くいっている事例からの判断というのは、

判断の基準の中の小さな一因でしかありません。

 

基本は、あなたが何がしたいのか?

そして、クライアントさんは何がしたいのか?

この2つなのですね。

情報が多くなりすぎて、混乱してしまった方は、よくこういった質問をされます。

 

「先生は、新しいレッスンをどう感じますか?」という質問は、漠然としています

「先生は、新しいレッスンをどう感じますか?」というのも、多い質問です。

 

もちろん、コンサルタントですので、客観的に判断をしていくのですが、

たとえば、「これはさすがに誰も喜ばないよねぇ、、、、」と判断できるものは、

その場でお答えをいたします。

 

ですが、新しいレッスンを構築しているのは、あなた自身です。

 

そうすると、わたしにご質問をされるのなら、こんな質問になるはずなのです。

 

「こんな人のために、こんな講座を作りました。

この人たちの喜びポイントはここになりますので、こういう講座にしました。

懸念点はこの部分なのですが、先生はどう感じますか?」

 

このように聞かれれば、私もしっかりとお答えができますが、

なんの前提条件もなく、ただ漠然と「どう思いますか?」と聞かれても、

多く場合、「それだけでは答えようがない」となってしまうのです。(苦笑)

 

生徒さんの喜びポイントや、こういう人だからこういう内容が良いよね、

といった前提をしっかりと整えた状態で聞かれれば、お答えができますが、

前提も、背景も何もなく、いきなりボンと「どうですか?」と出されても、

漠然としていていますし、お答えをしたとしても、ズレてしまう訳です。

 

 

「いろいろリサーチをして、今回の設定しているお客様は、これくらいの金額だと買うと思います。

ですが、1回の講座は、さらに付加価値を付けて、1000円アップにしているのですが、

高いと感じますか?」

 

といったご質問でしたら、他者と比べても特記事項があれば「安いんじゃないですか?」と答えますし、

 

その方が付けている価格の価値が感じられない場合、

「この金額がここで提示された時、あまり喜びを感じないので、

内容を練り直すか、高いと感じないようにした方がいいですよ」

とお答えができます。

 

ここでは価格の例で伝えていますが、

ただ「どうですか?」だけでは、実際は答えようがないのですね。

 

そのレッスンは、どこを作り込み、誰の喜びポイントのために作ったのか?

 

新しいレッスンを作る時は、このように、対象となる人の喜びポイントはどこなのかをリサーチします。

それをやらずに、「他の教室がこうだから、こうしてみよう」というノリだと、

「どう思いますか?」という質問になってしまうのです。

 

これも、自分の意志を持っていない教室の先生が良く仰るNGワードです。

 

「わたしの教室って、これから上手くいくと思いますか?」という質問へのご回答

「わたしの教室って、これから上手くいくと思いますか?」という質問も、

割と多いのですが、これはご本人に自信がないから出てくる質問です。

 

たとえば開業初期のタイミングや、リニューアルした教室でやっていこうという時に、

これから上手くいくと思いますか?という漠然とした質問をされることがあるのですね。

 

この時、わたしがいつもお答えしている、とある決まった回答があるのですが、

それは、「わたしが上手くいかないと言ったら、教室をあきらめますか?」

という内容です。(笑)

 

ちょっとイジワルな質問でしょうか?(笑)

 

これは、そういう答が返ってくるかもしれない質問をしていること自体に気付いて欲しいので、

少し辛口のお返事をしているのです。

 

わたしがちゃんとその方の事業内容を理解して、上手くいくというお墨付きがあれば喜ぶのであれば、

それはそれで悪くないのですが、それ以前として、

この質問をされる方は、第一の関門を突破していないのです。

 

それは何かというと、「事業を上手くいかせたい」という意志を持っていないことです。

これは、致命的だと思います。

誰かが良いと言ってくれたら自信が持てる、という自信のなさの裏返しなのですね。

 

教室業は、サービス業です。

サービス業という事は、来てくれるお客様は、あなたを信じて、時間とお金を払っている訳です。

そんな自分が主体的に運営しているはずの教室について、

「上手くいくと思いますか?」といった、まるで他人事のような質問をしているのですね。

 

自分で教室運営をしていくのですが、

なにがあっても頑張るという意志をもって頑張っていただく事が必要になります。

そこに、わたしが上手くいくと答えるかどうかは、関係がないのです。

 

上手くいかないと感じていて、その要因が自分で分からないのなら、

「これこれこういう風に考えていて、上手くいくと思っているのですが、

先生から見て、懸念点や、改善点があれば教えてください。」

という質問をされる方が良いですね。

 

つまり、成功する前提で前に進んでいるけれど、第三者的に聞きたい。

その際、その意見やアドバイスを、自分の意志で、修正点を入れるかどうかを決める、

という考え方です。

自分の意志がない先生は、辛い時に動きが止まってしまう

さきゆく未来は、上手くいくという前提で考えるのが基本なのですね。

その上で、そのために足りないものは何かを探す、という意志が必要なのです。

 

その際、「上手くいくと思いますか?」といった他力本願の状態の人は、

意志を持っている人と比べて、行動が全く変わってくるのですね。

 

この3つの言葉に共通しているのは、

自分で教室を運営していくんだという、意志を持つことができているか、できていないかです。

ここが最大のポイントですね。

 

上手くいく人というのは、それが上手くいく前提で動きます。

わたしも基本は、上手くいく前提で動きます。

そこにもし、何かしら上手くいかないような要素があるなら、

冷静に引いた目で、計画に修正をかけていきます。

 

ですが、自分の意志は常に、

最上級の一番良いところに置いている訳です。

 

ですので、

「そもそもどうなるか分からないけど、先生が上手くいくと言ってくれたら頑張れる」

といったような、自分の中に芯がない状態だと、

何かつらいことがあった時に、動きが止まってしまうのですね。

 

ですが、自分の意志を持っている方は、辛いことがあっても止まりません。

障害を取り除いて、また進んでいくだけです。

 

この部分が、お話を聞いていて、道が分かれるポイントだと感じましたので、

ご参考に聞いてもらえたら良いなと思い、お伝えをしてみました。

 

”自分の意思を持たない教室運営はうまく行かない”3つの実例ワード解説 まとめ

今回の内容をまとめますと、

「”自分の意思を持たない教室運営はうまく行かない”3つの実例ワード解説」

というのは、

 

1.他の教室はどうやってますか?

2.先生は、新しいレッスンどう思いますか?

3.わたしの教室、これから上手くいくと思いますか?

 

これらは、結構なNGワードですね。

この質問を、わたし以外にもしてしまう人は、気を付けて頂ければと思いますので、

ぜひご参考にしてみてください。

 

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