教室経営、数字に追われないようにするには、数字を追うこと

経営マインド

本日は、

「教室経営、数字に追われないようにするには、数字を追うこと」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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教室経営、数字に追われないようにするには、数字を追うこと

本日のテーマは、

「教室経営、数字に追われないようにするには、数字を追うこと」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

みなさんは、教室経営をしていく上で、

毎月の目標値を定めていたりする方でしょうか?

 

わたしは、会社員の頃は営業事業部長をやっていたという事もあって、

数字を追いかけるのが当たり前の環境でした。

 

特に、自分自身も数字を追う管理兼営業という立場の、

プライングマネージャーでしたので、

自分の数字も追いかけながら、部下の数字もフォローして、

部署全体の目標を達成していました。

 

ですので、会社員だった頃からずっと、

数字を追いかけるのが当たり前の部署の人間だったという過去があります。

 

そこから独立をして、コンサルタントになった時、

教室の先生といろいろお話をして、

月の目標を立てていない人があまりに多くて衝撃を受けました。(苦笑)

 

先生に数字をお話を聞くと、ぼんやりしている方が多くて

例えば

 

会社員と同じくらい稼げたら良いと思って…

パートと同じくらいあれば…

 

といった雰囲気の方が多く、

「今はどれくらい稼げてます?」とお尋ねすると、

「よく分からないのですがこんな感じ」です

という状態だったのですね。

 

営業部長をしていた私から見ると、

あまりにザルザルな状態になっている思いながら聞いていました。(苦笑)

 

今ではかなり慣れましたし、最近は、数字を意識する先生も増えてきているとも感じます。

起業塾で数字の話も聞くので、数字を追いかける先生も増えてきていると思いますが、

それでも毎月、数字を見ている先生は少ないですね。

 

今日は、その辺りの、数字の管理についてというお話を、

テーマとして取り上げてみたいと思っています。

 

自宅教室を本気でやるなら、数字を追ってください

目標の数字というのは、基本は達成するためにあります。

ですので、今月30万円を売りたいと思ったら、

その達成のための活動を考える必要があります。

 

これを達成できない人は、最後の踏ん張りが効かない状態が、

ズルズルと続いてしまいます。

 

目標というのは、計画的にどう行動するのかも組み込んで、

それに対して活動をする形にしていく必要があるのです。

 

そして、逆説的なのですが、

 

数字を追うという形で経営をしている人は、

数字に追われなくなります。

 

達成しなかった人は、達成しなかった状態が積み重なり、

どんどん数字に追われる状態になってしまうのです。

 

ですので、数字に追われたくないなら、追った方が良いです。

わたしがそう言うと、

「わたしはやりたい事をやってるだけで、経営はしていない。

数字を追うと、心が苦しくなるんです。」

という人もいらっしゃいますが、

それなら、趣味で教室業をしたら良いです。

(=趣味は利益を追求しなくても良い形です)

 

わたしは、普段からよく言っているのですが、

趣味というのは、赤字になっても全く何も問題がありません

 

わたしは趣味でサックスをやっていますので、

余興でライブもしていますが、基本は赤字です。

楽器にも100万円くらいかかったり、メンテナンスにもお金がかかります。

 

メンテナンスについては、1回で1万円や2万円といった金額がかかりますし、

他にも何かとお金が掛かったりします。

 

ですが、ここは趣味の領域なので、赤字でOKという領域なのですね。

それで稼いで黒字化しようとは、全く考えていない訳です。

 

練習についても、川でやる時もありますし、

カラオケで練習する時もあります。

カラオケに行って練習するとなると、車で行きますので、

駐車場代などもかかります。

ですが、趣味でやっているから良いのです。

 

教室業も、そういった趣味の領域に置いているなら、

数字を追う必要はありません。

 

ですが、数字を追うと苦しくなるんです、

といったような事を言う人に限って、

「自立して稼ぎたいし、家計にもお金を入れたいんです」、

と言い出すのですね。(苦笑)

それは趣味ではなくお仕事(経営)ですね。(笑)

ならば数字を追ってください、という事です。

 

行動計画に落とし込み、それをクリアしていく

ある程度、利益を残して前に進んでいくという事でやるなら、

数字を追い、その帳尻を合わせていく必要があります。

 

では、数字を追うというのはどういう事なのかというと、

計画を立てて、計画を達成するというのが基本となります。

 

そうすると、まず年間目標があって、月間目標がありますね。

そこから、週間、日々の目標も決まってきます。

これが物販の場合、

日々かなり細かく数値も組票を追っていたりするのです。

 

ですので、まず大きく年間で数字の目標を見て、

現時点で目標達成に数字が届かないと思ったら、

講座のリニューアルをしたり、新講座を立てたり、上手く組み合わせて、

目標達成のための数字の帳尻を合わせないといけません。

 

こうやって目標を達成していくのが、健全な経営のイメージです。

その際、行動計画の基盤となるのが、データです。

こういう事をすると、

これくらいのお金がかかり、これくらいの売上が立つ、

といったデータですね。

 

この時期までにこれだけの数字を出さなければいけないとなると、

それより前の段階で準備をしておく必要が出てきます。

そうやって逆算して行動計画を進めていくのですね。

 

ですので、目標を達成するためには、時間管理も必須になってきます。

そういう細々したものを調整しながら、

毎月、目標達成できているかを見ながら進めていくのが、

健全な成長の形です。

 

わたしのクライアントさんも、何年かやっていると慣れてきて、

毎月の目標を達成して、数字を追っていくのが当たり前になっています。

 

まず1段目は自分のことですね。最初はそれで手一杯になるのですが、

2段目になると、人を育成したり、役立てる時間を提供できるようにもなってきます。

その領域になっていくと、心も満たされる領域になってきますね。

 

ですので、まずは自分の中での、

やるべき数字をしっかりこなすのが、第一段階だと感じます。

 

そのためには数字は必須です。

 

わたしは、女性コンサルにしては数字やデータを重視するタイプですので、

SNSでの発信や共感も大切ではありますが、そもそものベースになるのは、

数字とデータだという事をお伝えしています。

 

それを可視化しながら進んでいくと、集客量も上がりますね。

データや数字が見れない人は、経営をやる上で致命的だと思います。

戦略と戦術を、分けて考えましょう

数字を追うのは、端的に言うと時間管理も関係しますし、

戦略、戦術の両方がちゃんとできる必要があります。

 

「戦略」は、全体の構想であったり、計画や方針ですね。

「戦術」は、それを実現するためのツールという事になります。

これらを分けて考えることができるようになると、

時間もお金もできて、自分の好きな人と仕事ができる状態になっていくでしょう。

 

わたし自身も、たとえば集客については、

普段からこうやって動画で発信したり、日々の行動について計画を立てています。

その結果、考え方や相性が良いと感じた方から問い合わせがあり、

そこから現状のような形で回る状態になっているのですね。

 

ですので、短期的にSNSで無理に集めたりしないので、

自動集客の状態に近くなっているのです。

「集める集客」でははく「集まる集客」です。

このような、自動集客の状態に持っていこうといったように考えるのが、「戦略」ですね。

 

たまにイベント的に集めたりもしますが、

日々のお客様に関しては、LINEやメルマガを見たというタイミングで来る

という状況です。

 

ですので、最初の頃はしっかりと数字を追いかけていました。

それを積み重ねていくと、後は楽になっていくのです。

 

これが、短期的なSNSでの集客ばかりで、

数字を全く追っていない状態だと、いくらやっても終わりがありません。

どんどん疲弊して、わたしの所にご相談に来られる方もいらっしゃいます。

 

これは、行動の方向性が分かっていないといけないのですね。

 

そういった、行動や活動を修正したり、未来の予測についても、

数字を見ていると分かるようになってきます。

 

そういう意味でも、数字ともっと仲良くなって欲しいと思い、

今回はこのようなお話をさせて頂きました。

 

教室経営、数字に追われないようにするには、数字を追うこと まとめ

今回の内容をまとめますと、

「教室経営、数字に追われないようにするには、数字を追うこと」

というのは、

1.きちんとした目標を立てる

2.その目標に沿って行動目標を作りデータを追う

3.戦略と戦術を分ける

 

戦略というのは、行動の基準や計画で、戦術はそのためのツールですね。

 

この辺りができると、わたしも理想としている自動集客が成り立つようになりますので、

心にも余裕ができますし、色んな願いや目標も達成できるのではないかなと思います。

 

ぜひご参考にしてみてください。

 

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