本日は、
「新しいノウハウばかりを追いかけてませんか?成功の鍵は過去の再現性」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
飛常識な教室集客コンサルタント高橋貴子
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新しいノウハウばかりを追いかけてませんか?成功の鍵は過去の再現性
本日のテーマは、
「新しいノウハウばかりを追いかけてませんか?成功の鍵は過去の再現性」
ということについて、お話をしてみたいと思います。
やはり、時代の潮目が変わる時には、
過去の方法が通用しなくなったり、自分が見過ごしていて上手くいかなくなることがあるのですが、
そんな時に、新しいノウハウばかり追いかけていると本質を見失ってしまう事が多いのです。
そこで今回、上手くいかなくなった時にこそ、
基礎に立ち帰り、その上に新しいノウハウを乗せていくのが大切ということで、
実際にクライアントさんとお話をさせていただいた内容を参考に、
お伝えをさせていただければと思います。
成功した時にこそ、データの分析が必要
このお話をしようと思ったきっかけは、
クライアントさんと日々のセッションを行っている中で、
「半年前に、こういう集客の方法を試したら10人が来たけど、直近の1週間は1人しか来なかった」
といったご相談の内容があったからです。
その際に、ご本人の分析について、私が感じた内容とアドバイスをさせていただきました。
今回のクライアントさんに限った話ではなく、
いつも私が思うのは、「過去に上手くいった時のデータを持っていますか?」
ということです。
なぜなら、悪くなった時にこそ、
過去に良かった時に何をしていたかを見たいからです。
そうすると、毎回ちゃんとデータを取っておかないと確認ができない、という事になります。
なので私は、月に1回くらいはデータのバックアップを取っておいて欲しいと思いますし、
特に上手くいった時ほどデータを残しておくことをお伝えしています。
これは女性に多いのですが、
上手くいった時には舞い上がってしまってデータを取っておらず、
上手くいかなくなった時になって分析を始めて、
結果として、価格が高いからだという結論にしてしまう、というケースです。
私がまずそのクライアントさんにお尋ねしたのが、
その集まった10人が、どこからどういう由来で来た人だったかという点です。
たとえば、LINEやSNSなど、発信をして来たのか、あるいは紹介なのか。
なぜそうなったのかという原因を、まず知りたいのです。
その際に分かったのは、
前に上手くいった時は、自分のコミュニティを持っていて集客を仕掛けたのではなく、
知り合いの、興味がありそうな人がいた中で集まった結果だった、ということでした。
今回、集まらなかったのは、そのコミュニティでの露出頻度を控えたことです。
手間がかかるという事で、活動を抑えていた訳ですね。
自分のコミュニティを持って、自力で集客する
こういった上手くいかなくなってきた時には、
新規の見込み客がどれくらい増えているのか、といったデータも見ていく必要があります。
それが増えていないというのは、内容が時代に合っていないのか、
あるいは自分の情報発信が減っているのかという事も考えていくと良いです。
つまり、昔からずっといるけど買わない人ばかりになっている状態だと、
見込み客とは言え、動きが鈍くなっていく傾向があるということになります。
私の基本スタイルは、そういった自力で集める自分のコミュニティを持った上で、
コミュニティや紹介などが増えるように活用するという形です。
そうすると、まず情報発信の頻度を増やしていく必要もあると思いますし、
発信する内容も、改めて精査をしていく必要もあります。
私の場合は、Youtubeの再生数がどうなっているのかも見ながら、
どういう内容が良いのかを考えつつ、お伝えをしています。
こういった、自分が日々行っている活動が減っていれば
当然反応は下がります。
そして、新しい見込み客が入ってきていない状態が続くと、
以前からずっといる人はタイミングが合わなかったり、
膠着状態になってしまうケースもあるのです。
リストはリフレッシュする必要があります
リストはリフレッシュが必要だという側面があるのですが、
たとえば1000人というリストがあった時に、
その当時に必死になって集めたリストを持っている方もいらっしゃると思います。
LINEであれば、そういった必死になって集めたリストに対して、
ブロックされないようにする事を第一に考えたりする人もいるでしょう。
ですが私個人の見解で言えば、
1回の投稿で2~3人のブロックは普通だと考えているのです。
ブロックについては、
普段はお役立ち情報を出しているけど、何か告知をするとブロックをする人もいます。
その時、ブロックされてしまって落ち込むのではなく、
この人は、そのレベルでブロックするということですので、
そもそも、あなたのサービスを買いたくない人だったということだと考えるのです。
仮に、1回の投稿で2人、解除されるというデータが出ているとします。
どんな情報であっても、その数字だったとします。
そうすると、私の場合は月に8回は情報を上げていますので、
2×8で16人が減るかもしれない、という前提になりますね。
それなら、16人の新規フォロワーを集めていく事で、マイナスにはならないと計算できます。
そして、毎月16人にブロックされ、16人の新規フォロワーが増えるので、
見た目の数字は一緒だという事にもなります。
ここで注目して欲しいのは、新しい人が入っているという点です。
つまり、見た目は何も変化がないように見えますが、中身は違うという事です。
これは、買う可能性のある人だけが集まっている状態にカスタマイズされている、
という事になるのです。
ですので、イマイチだと感じている人は抜けても普通だと思っていますし、
新たな人を集められるようにすれば、見た目上の数字は変わってなくても、
中身としては良くなっていっているのです。
この「ブロックされるのが怖い」ということで何も動かないままでいると、
リストは古くなってしまって、反応しない人だけがいる状態になります。
一方、LINEに対してメルマガはどうかというと、
タイトルがほぼ全てという部分もありますが、逆にメルマガは、ほとんど解除されません。
このように、それぞれ使うツールによっても特徴があるのですが、
そのクライアントさんに、「LINEは配信していますか?」と聞いた際、
ブロックされるのが怖いから発信していないとの事でした。
基本に立ち返り、そこに新たな方法を乗せていく
上手くいっている時に、上手くいっている要因を分析できていれば良いのですが、
多くの方は、悪くなってきてから始めて分析を始めます。
ですので、コンサルタントを付けている場合は、
上手くっている要因も見てもらっている方が良いと思います。
なぜなら、どんな人でも、どんな事業でも、上手くいかなくなる時が来るからです。
上手くいかなくなってきた時、みなさんがよくやりがちな行動が、
新しい集客方法を学ぶというものです。
ですが、たとえばLINEなどでフォロワーが減った時に、
新しい集客法があるということで学びに行って試しても、上手くいかない事がほとんどです。
その理由は、上手くいった時の要因を分析できていないからです。
ツールが悪いのではなく、上手くいった時の要因が分析できていないのです。
ですので、私がそのクライアントさんにお伝えしたのは、
「コミュニティの中での活動が、以前に上手くいった要因でしたので、
そこから離れたのなら、自力で人を集められる状態を作らなければいけない」
という内容でした。
上手くいかない時は、まず、やり方が違うという現状把握をしましょう。
そして次に、LINEのフォロワーなど、リストのリフレッシュですね。
私は、私の情報が欲しいと思っている人に届けば良いと思っていますので、
情報発信をしたのに、全く誰からもブロックされないというのは、
それはそれで、誰からも反応されていないという事ではないか、とも予想します。
発信の回数も少なく、反応する人も少ない状態では、
リストとして良い状態ではありませんので、
その際には、リニューアル、リフレッシュが課題ではないかという事もお伝えしました。
結論として、今回のクライアントさんの場合は、
「上手くいかなくなったのではなく、そもそも他力だった」ということです。
過去の成功を分析すると、そういう結果が出てきたわけです。
新しいノウハウばかりを追いかけてませんか?成功の鍵は過去の再現性 まとめ
今回の内容をまとめますと、
「新しいノウハウばかりを追いかけてませんか?成功の鍵は過去の再現性」
というのは、まず過去に成功した時のデータを分析して、
今の状態はなるべくしてなったのか、偶然なのかを確認することです。
その上で、良い状態を再現するという順番になります。
ぜひご参考にしてみて頂ければと思います。
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