他者のビジネスシステムを自分のビジネスの基幹システムにしてはいけない3つの理由

経営マインド

本日は、

「他者のビジネスシステムを自分のビジネスの基幹システムにしてはいけない3つの理由」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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他者のビジネスシステムを自分のビジネスの基幹システムにしてはいけない3つの理由

本日のテーマは、

「他者のビジネスシステムを自分のビジネスの基幹システムにしてはいけない3つの理由」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

私は、色んな方のビジネス相談に乗るのですが、最近、多いと感じるのが協会ビジネスですね。

 

協会ビジネスには、良い面も悪い面もあると思うのですが、

私自身はやりませんし、個人的にはあまりおススメはしていません。

 

これは、協会ビジネスを全て否定しているのではなく、

合う人と合わない人がいるという事ですね。

 

今回はそういった、

協会ビジネスをご自身のビジネスの基幹システムに取り入れるデメリット、

を中心にお伝えをしていきたいと思います。

 

協会ビジネスを基幹システムにしてはいけない3つの理由

協会ビジネスを使って自分の事業をする際には、

メリットとデメリットがあります。

 

 

たとえば、ゼロベースでビジネスを始めた方にとって、

協会ビジネスには集客できるというメリットもあります。

ですが、私自身はデメリットの方が大きいと感じています。

 

その3つの理由について、

まず一つ目は、主導権が他者にあるという点。

二つ目は、自分の好きなようにルール改変ができない点。

そして三つ目は、止めるときのダメージがある、という点です。

 

この3つについて、お伝えをしていきたいと思います。

 

まず、ビジネスの主導権が他者にあるというのが、一番の問題なのですね。

ツールや知識を使わせてもらってビジネスをするとなると、

主導権は他者にある訳です。

 

私が以前からずっと、みなさんにおススメしてきているのは、

自分の中から発掘して、これを教えられるよねというものを自分で構築し、

それを役立つ人に伝えるという形です。

 

 

これがビジネスの王道だと思っているのですが、

この場合は、主導権は自分にありますね。

 

もし主導権が他者にあるものを利用する際には、

将来的に、自分との関わりにおいて良い関係になる他者なのか、

それとも搾取される他者になるのかを見極めなければいけません。

 

これは、その協会の長の資質や思想にもよるのですが、

他者である協会やグループが、何かルールなどを改変するとなると、

利用している側は、そのルール改変に従わなくてはいけなくなります。

 

ですので、そういった他者のビジネスシステムを基幹システムにしてしまうと、

不利なルールに改変された場合も、従わなくてはいけないですし、

もし協会自体が倒れた時には、共倒れといった事にもなります。

 

 

ですので、基幹システムではなく、あくまでオプションといった形で使うのは良いですが、

自分が主導権を持っている基幹システムがない状態で、

協会ビジネスを基幹システムにするのは、非常に良くないと感じます。

 

極端なたとえ話ではありますが、たとえば利用している協会が、

更新料を来年から10万円にするというケースがあった際、

そのシステムが自分にとって、集客上などで便利で良いもので使うしかないとなると、

高い料金を支払ってでも続けざるを得なくなります。

 

だからと言って、協会から抜けたいとなった時には、

今までの使っていたものを全部返してくださいとなるのが普通ですので、

全部を返さなくてはいけません。

 

その際、もともと自分が持っていた知識と組み合わせてしまっていた場合、

どこで切り分けたら良いのかが分からなくなり、

最初から自分が持っていた知識すらも使えなくなるケースもあるのです。

 

 

これは、会社員とあまり変わらないようなイメージですね。

そこを止めると、ゼロからやり直しになるようなことも有り得るのです。

 

協会ビジネスは、枝葉のシステムとして使うのが良い

初心者がやりがちなのは、

協会の仕組みなどをよく理解しないでビジネスを始めて、

ものすごく流行ってきた時に、料金が高くなったり、縛りがきつくなるケースです。

 

そうなると、止めたいと思っても止められなくなります。

実際に私も、そういったご相談をよくお受けします。

 

ですので、協会システムは、

相手に切られても問題ない枝葉のシステムとして、付き合うのが良いかなと思います。

 

最近やはり、資格を出す先生も増えており、

ルールの状態も変わっていくケースが多いのですね。

よくあるケースが、ちょっと変な人が入ってきてしまって、

その変な人に合わせてルールが改変されてしまうケースです。

 

その際に割を食うのは、しっかりとやっている人だったりもします。

 

なので、長の資質と思想をよく見極めることが必要だと思いますし、

そもそも、いつでも切れるような状態にしておくことが重要です。

 

 

最近もそうですし、以前からよく耳にするのが、

後出しじゃんけんのようにルールを改変するケースです。

 

そうなると、協会は力を持っていることもあって、

一方的に受け入れざるを得ず、泣き寝入りになる方も多いです。

 

自分自身で基幹システムをしっかり作っていきましょう

自分の好きなようにルール改変ができない、という部分についても解説をいたします。

 

そもそも自分で開業して、独立自営で進めていくメリットは、

お客様のご要望に合わせてリサイズしたり、プラスアルファできる点なのです。

 

ですので、ルールを改変したくなった時に、

それができないというのは、独立自営のメリットがつぶれてしまっているという事にもなります。

つまり、自由に動けないという事ですね。

 

これは、協会側にもよるのですが、

中には、基礎の部分をお伝えして、それ以上の部分はアレンジして良い、

というところもあります。

 

 

私が資格を取っているも、そういった協会のみです。

それに、私自身がお伝えしているコンサル講座も、

私が縛りが嫌いだという事もあって、

品位を落とさない程度であれば、自由という形にしています。

 

三つ目の、辞める時のダメージが大きいという点も、

実はよくお聞きする相談です。

 

たとえば、最初はアレンジOKだったのに、

それがヤバいと協会側が気付いて、

結果、良心的ではないところは、いきなりルール改変で発令するケースもあるのです。

 

良心的な場合、ルール改変までに3カ月の猶予があるというケースもありますが、

それでもやはり、10年以上ずっとビジネスをしてきて、資格なども発行している場合、

ダメージが非常に大きくなります。

 

仮に、突然のルール改変でアレンジ禁止となって、

アレンジする場合は30%を本部に返してくださいと、などなど言われて、

協会を止めたいとなった場合、今までのモノは全部使えなくなる訳ですね。

 

10年といった長期にわたって、自分の知識も組み合わせて教えていた場合、

その蓄積してきた知識を、どう切り離すのかが難しいケースもあります。

 

結果、今後は競合になるから使っていけない、というお達しが来るケースもあるのです。

 

 

ですので、協会システムについては、よほど慎重に選ばないといけないと感じます。

有難い面もあるのはあるのですが、総じてデメリットが多いというのが、

私自身の考えですね。

 

楽して集客ができるからということで、ゼロベースの方は飛びつく人も多いのですが、

成長してくると、それが逆に足枷になるケースも多いです。

そこを見極めた上で、どうするかを考えた方が良いでしょう。

 

そうしないと、せっかく自分で独立して自由に進んでいきたいのに、

まるで会社員のように、縛りの中で動かなければいけない事になります。

 

ですので、とにかく基幹システムとして組み込まないということを、

今回は強くお伝えをしたいなと思います。

 

 

他者のビジネスシステムを自分のビジネスの基幹システムにしてはいけない3つの理由 まとめ

今回の内容をまとめますと、

「他者のビジネスシステムを自分のビジネスの基幹システムにしてはいけない3つの理由」

というのは、

1.主導権が他者にある

2.自分の好きなようにルール改変ができない

3.止める時のダメージが大きい

 

この3つとなります。

 

私がおススメするのは、やはり自分でしっかりとコンテンツを作って、

時間がかかっても良いから、自分でお客様を集めてビジネスを進めていくというスタイルですね。

 

ぜひご参考にしてみてください。

 

 

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