失敗の確率を減らす「教室起業・開業」の3つ考え方

自宅教室起業・開業

本日は、

「失敗の確率を減らす「教室起業・開業」の3つ考え方」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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失敗の確率を減らす「教室起業・開業」の3つ考え方

本日のテーマは、

「失敗の確率を減らす「教室起業・開業」の3つ考え方」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

まず、最近の傾向で言うと、起業や開業をされたい方が増えている、

という実状があります。

その際に、わたしの方で面談や相談などをお受けする機会もあります。

 

マーケティング調査の意味も含めて、無料相談会などもさせていただくのですが、

その際、自宅教室の開業を、お仕事としてやろうとしているのに、

相談者さんの「その考えでは無謀だ」と感じるケースも多いのです。(苦笑)

 

それを知らずに進めると、本人は上手くいくと考えているのですが、

当然、結果としては上手くいかなくなります。

 

最初から、その道が辛いと分かっていて辛い思いをするのと、

本人は上手くいくと思っていたのに、上手くいかなくて辛くなると、

失望することになってしまいます。

 

ですので、最初からそれが上手くいくのか、いかないのかを知っておく方が良い、

と思い、その指標についてお話をさせて頂くことにいたしました。

 

まずはしっかりと、調査を行うこと

失敗の確率を減らす、起業や開業の考え方というのは、

新しいレッスンを作るなど、何か新しいものを構築する時にも参考になると思います。

 

そのための1つ目のポイントは、調査です。

調査って何したら良いんですか?と、分からない状態というのは、

やっぱりあまり良くない状態ですね。

最低でも市場規模は調べて欲しいと思います。

 

たとえばパン教室についてだったら、

自分の住んでいるエリアに、どれくらいのパン教室があるかどうか、

といった規模ですね。

 

わたしの場合、

パン教室を開業した当時に調べた際には、

大手の教室、協会なども含めて

2万件くらい教室があったのですね。

全てがフル稼働という事ではないかと思いますが、

それでも、自分がやろうとしているのに近い形の教室が、

(似ている形態の教室)

1万件くらいはあるかもという仮説がありました。

 

もう一つは、ホームベーカリーの出荷台数ですね。

当時は第三次パンブームで、年間130万台が出荷されていました。

という事は、何かパンらしきものを作って家で食べている人が、

130万人くらいいるかもしれない、という事になります。

 

そのバランスを考えて、自分がパン教室を開業することを

仮に選んだ場合に、パンを習いに来てくれる人はある程度の人数は

居そうだと判断できます。

自分の教室に、月50人から100人くらいの生徒さんが来てくれれば成立するからです。

 

開業した出だしは、200人くらいの顧客がいたら良いと考えると、

そういった調査したデータを見ることで、いけそうかどうかが少し見えるはずです。

 

さらに、インターネット検索で「天然酵母 パン教室」

というキーワードで、上位50件くらいのパン教室も調べています。

それぞれの教室がどういう特徴を持っていて、どう違うのか

もし自分のやろうとしているパン教室に、強い特徴があるとしたら、

それを全面に押し出していけばよい、という事になりますね。

 

ここで注意してほしいのが、

他と違っているからと言って、みなさんが習いたいかどうかは違う、という点です。

ここは勘違いしない方が良いのですが、

最低50件くらいは、ライバルとなる教室のホームページを見て欲しいと思います。

 

その後、横浜で調べた内容を、東京でも同じように調べてみました。

結果として、関東でも特徴のある教室だと判断できたので、

全国区でも勝負できると考えました。

 

このように、わたしがパン教室を開業した当初も、

下調べはそれなりにしている、という事です。

 

開業しようというのに同業他社を知らない、というのはかなり衝撃的なことですが、

(苦笑)みなさんのお話を伺っていると一度も調べたこともない、

という方もかなり多くて毎度驚いています。

 

調査も何もせず、自分がやりたいからという事で進めたり、

日本の食について貢献をするんだ、といった意気込みだけだと、

大抵の場合は上手くいかなくなります。

 

自分のやりたい事より売れるものを優先する

2つ目は、売れるものを優先する、という事ですね。

 

自分がやりたい事より、売れるものを優先する方が、起業当初は良いですよ、

という事です。

 

自分のやりたい事をやるのも全くOKなのですが、

それが世の中に求められているのかどうかは、先に調べないといけません。

 

特に起業当初は、教室として成り立つことを優先する方がスムーズですので、

わたし自身も、自分がさほど好きという内容ではなくてもそれをやる、

という事はやったことがあります。

 

もちろんそれは、詐欺的に売るのではなく、

世の中が求めていて、自分もそのスキルがあるけど、あまり好きではない、

という領域なら、やってみようかなと判断するという事ですね。

 

そうすると、求められている訳ですので、当然上手くいくのです。

 

わたしの場合で言えば、自宅教室のコンサルタントになりたくてパン教室を始めた、

という経緯があります。

コンサルタントになる際の実績として、自分でパン教室を開業し、

満席のパン教室を作ったということです。

その際には、皆さんが求めてくれるものを調査して進めていきました。

 

では、売れるものは何かというと、それは調査から導き出さないといけません。

それに加えて、トレンドですね。

そこに自分の「好き」が加われば、熱量が加わるので最強ですよね。

 

さらに言えば、新しい講座をやる際には、無料でも良いのでモニターレッスンをやります。

新しい講座を作ろうと思うと、概要と概略について、欲しそうな人に意見を聞いて、

そこで成約したら商品を作る、という順番で進めていました。

 

そうすると、先に欲しい人がいるのが分かった上で作ることになりますので、

残念な気持ちにもならない訳です。

 

チャンスを活かして、時流に乗る

チャンスを生かすことで、売れないモノが売れたりすることがあります。

 

これは「時流に乗る」とも言いますが、この時流をしっかりと掴むためにも、

社会情勢を見ていく方が良いと思います。

それも、直近の流れだけではなく、2~3年スパンでも見ていく方がよいですね。

 

もちろん、コロナ禍のような突然に起こるものは読み切れませんが、

それが起こった後なら、世の中の流れの予想はできますよね。

たとえば、分かりやすかったものの一つが、オンライン化です。

 

オンライン化は、なにも悪い事ばかりではなく、

遠方で会えなかった有名な先生に会えたり、良い面もあります。

それを理解したら、対面で考えていた教室開業だけど、オンラインにしても良いかもしれない、

という選択肢も考えられるようになります。

 

このようなチャンスを活かすだけで、

自分の力だけではなく、追い風が吹いてくれたりします。

 

その際、考え方が違う人は、

逆の方向に行ったり、向かい風が吹いているところに行ったりするのです。

結果、辛い思いをするばかりで、なかなか前に進めず上手くいかなくなります。

ですので、自我にこだわり過ぎると、時代にも乗れなくなり、

売れるものに対するカンも働かなくなる、という事ですね。

 

開業当初は、志や熱い思いを持っているのは良いことですが、

自我が強すぎると、上手くいかないこともあるのです。

冷静に、売れるものを見る方が、失敗確率はかなり低くなりますね。

 

なんなら、お客さんを目の前に連れてきて、話を聞きながら開業する方が良いくらいです。

 

失敗の確率を減らす「教室起業・開業」の3つ考え方 まとめ

今回の内容をまとめますと、

「失敗の確率を減らす「教室起業・開業」の3つ考え方」

というのは、

1.調査をしっかりする

2.売れるものを優先して売っていく

3.時流に乗る、チャンスを活かす

 

これら3つを意識するだけでも、大きく違ってくるのではないかと思いますので、

ぜひご参考にしてみてください。

 

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