予定が詰まりすぎて収集がつかなくなった人の交通整理のコツ<実例から学ぶ仕事管理術>

時間管理術

本日は、

「予定が詰まりすぎて収集がつかなくなった人の交通整理のコツ<実例から学ぶ仕事管理術>」

という内容にて、お話をしていきたいと思います。

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予定が詰まりすぎて収集がつかなくなった人の交通整理のコツ<実例から学ぶ仕事管理術>

本日のテーマは、

「予定が詰まりすぎて収集がつかなくなった人の交通整理のコツ<実例から学ぶ仕事管理術>」

ということについて、お話をしてみたいと思います。

 

私のクライアントさんには、教室の先生が多いです。

職業柄、ほぼ女性の先生が多いのですね。

 

一般的には女性はマルチタスクが得意だと言われており、

いくつかの作業を同時にすすめることができたりします。

ですが、それが故に、アレコレと新しい事に手を出してしまって、

どうすれば良いのか分からなくなってフリーズする、という方がいらっしゃいます。

 

経験年数が長い先生であっても、自分がやりたい新しい事を始めてしまって、

今までやっていた事とぶつかり、時間が無くなって、ワタワタする、

という状態になってしまったりするのですね。

 

ここ最近、2~3人くらいそういったご相談が続いているので、

そういった場合は、どうやって交通整理するのかという点を、

ご本人の思い入れなどの部分も含めて、お話をしていきたいと思います。

 

年間計画を立てて、それに照らしながら判断する

それでは本題に入りたいと思いますが、

まずどこから手を付けるのかという点について、お伝えします。

お仕事という部分から考えると、やはり重要なのは売り上げではないかと思います。

 

 

そうすると、まずは売上に比重がかかる重たい所を中心に、

大事にしていきたいですね。

 

では、売上がかかる比重が重たい所はどこなのかというと、

私のクライアントさんの場合は、とても分かりやすいのですね。

なぜなら、年間計画を前年の10月には出してもらっているからです。

 

年間計画を、前年10月に出すという事について、少し早いと感じた方は要注意です。

 

たとえば1月に売上を立てたいとするなら、募集は11月や12月になるはずです。

そうすると、募集ページを作って、告知をして、という事を考えると、

10月には計画ができていないといけません。

 

 

この年間計画がありますので、それに沿って行動し、

途中で、下方修正、上方修正など、3ヶ月に一度のスパンで考え、

目標にしたい金額をクリアしていくのです。

 

こういった年間計画があるので、

1年間の中で売上が立つ、最も重要なところが見えるのですね。

ですので、まずはそこに力を入れないといけません。

でないと、年間計画が狂うからです。

 

そこでまずは、年間計画をベースに予定の優先順位を付けていきます。

私の場合はとても明確で分かりやすく、儲かる講座はどこかを見て、

基本は、それ以外を切っていくという形で調整をしていきます。

 

そうすると、先の売上がちゃんと見える状態になりますので、

そこからさらに余裕がある場合に、新しい事をやってもらうことにしています。

 

新しい事にチャレンジする場合は、

最低でも、年間計画の売上の5割以上は確保できる状態でやってもらっていますね。

 

ですので年間計画は、前半に比重を大きくかけるような形にします。

多くの人は、年の後半に比重がかかるのですが、

私は最初の1~2ヶ月で年間の5割を稼ぐくらいで考えています。

 

そうすると、後半に新しい事をやれるからですね。

 

前半に目標を達成すると、新しい事にもチャレンジできる

分かりやすく、年間1000万円の売上を立てたいなら、

私は、1月に800万円、6月までに200万円といった考え方をしています。

(※これは、私自身の感覚なので、前倒しに売り上げが立てられる体質作りができるまでは

難しいと思っていてください。)

 

 

この体質にするまでに、6~7年くらいをかけているのですが、

この年月で、そもそもビジネスを、大きな講座、小さな講座、サブスク、という事で、

分けて組んでいるのですね。

 

その上で年間計画を立てていると、

どこを切って、どこを死守すれば良いのかもわかります。

売上の比重が大きい所は、絶対に守ってもらう必要がありますので、

いったんはお金で優先順位を決めてもらいます。

 

その次に、お金ではなく、自分がやってみたい事をやってもらうという順番ですね。

本人がやりたい事というのは、大抵は時間もかかって儲からない事だったりしますので、

まずは売り上げから考えていくのが良いです。

 

 

ですが、本当にいろんなものを入れ過ぎてしまって時間が取れなくなり、

屋台骨である大事な講座にも時間が使えないという場合には、

大鉈をふることになります、

今年は新しくやりたいことは諦めてください、ということですね。

 

ですので、大概は捨てる羽目になります。

感情的な部分で、やりたい事も残したりもしますが、

屋台骨の大事なものですら売上が上がらなくなるようなものについては、

ご本人の意思は優先するのですが、撤退についてもお話することもあります。

 

選択しないという選択をする

最も良い方法は、そもそもキャパシティーオーバーになりそうな時は、

「選択しないという選択をする」のが、最も重要です。

これは難しいのですが、私のようなタイプは、

一期一会だと感じたら、興味のある講座に申し込んでしまったりもします。(苦笑)

だから自戒を込めてお伝えしているのです。

 

 

たとえば、

今期の前半、自分の目の前に習いたい良い講座がどんどん目の前に出てきて、

5つくらいの講座に同時に申し込んでしまったのですね。

 

私は一応、「感情時間術」という本を書いている

時間管理の専門家でもあるのですが、それでも、

これだけの数の講座を受けると、こぼれてしまう部分が出てきます。

 

どんなに感情を上手に使っても、物理的なキャパシティというのがあるという事です。

時間管理の専門家である私でも、溢れてしまうのですから、

そうではない教室の先生は、もっと溢れてしまうでしょう。

 

なので、ハッキリと申し上げると、

選択しないという選択をするのが、最も良いです。

難しいですが、これが最良です。

 

 

次に、選択したものを捨てるという勇気です。

これは、お金の面でも損をする可能性があります。

 

確かに一期一会というのがあるのですが、

詰め過ぎると、どれも自分の身にならない場合もあります。

 

結果、ムリをして体力も落ちて、風邪をひいてしまったりもするかもしれません。

私も体調を崩し、やりたい事が出来ないという事で、

サックスの練習もできなかったりもしました。

ある限界値を超えると、良いことがないのですね。

 

なので、本来はやらない意思が必要です。

ですので、選ばないという選択をするのが、そもそも論で最も大切。

次に大切なのが、お金から決めて、外せないものを押さえた上で、

新しい事をやるのかどうかを考えた方が良いです。

 

 

その際には、捨てるという選択も必要になります。

なので、私は分かりやすく、お金を判断基準にして整理をしています。

基本は、単価が高くで重要な仕事を優先していくという事ですね。

 

それと同時に、詰まり過ぎている予定の中で、

自分じゃないとできない仕事以外は、他の人に振っていくことも大切です。

 

指示をするのは大変な面もありますが、私が他の仕事をやっている間に、

記事が増えたり、動画編集が進んだりと、粛々と同時並行で進んでいきます。

 

ですので、まずは自分が稼ぎ、稼いだら人に仕事をお願いして振っていくと、

より時間ができていくことに繋がりますね。

 

 

今回のこのお話を聞いて、少し整理してみたいという方は、

どの講座が重要なのかを、まずは考えていくと良いでしょう。

 

 

予定が詰まりすぎて収集がつかなくなった人の交通整理のコツ<実例から学ぶ仕事管理術> まとめ

今回の内容をまとめますと、

「予定が詰まりすぎて収集がつかなくなった人の交通整理のコツ<実例から学ぶ仕事管理術>」

というのは、

 

1.売上高が高く重要なモノから選んで、残った時間でどこまで割り振りできるか考え、場合によっては 捨てる

2.そもそも選択しないという選択をする、という事を常日頃から考える

このように考えて頂くのが良いかなと思いますので、

ぜひご参考にしてみてください。

 

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