こんにちは。
飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。
本日は、
「業界の既成概念に縛られない 新しい教室のアイデアの作り方」
という内容にて、お話をしていきたいと思います。
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集客が上手くいくかどうかは、生の声を聞けるかどうかにある
本日のテーマは、
「業界の既成概念に縛られない 新しい教室のアイデアの作り方」
ということで、お話をしてみたいと思います。
リビング起業アカデミーという、私が提供する6ヶ月の経営塾があるのですが、
今日は、そのグループセミナーにて、「業界の常識に囚われているか、囚われていないか」という話になりました。
そうすると、「業界の常識に囚われている人が多いな」と感じたのですね。
業界の常識に囚われると、本来のお客様の姿が見えなくなる傾向が強いのです。
リサーチの必要はあるのですが、それをデータ化して、均一化して見ない方が良いということですね。
傾向を見るのは良いのですが、最後はお客様一人ひとりの状態を見て、
その上で「どういったサービスが良いのだろう」という部分を考えていく必要があるということです。
つまり、データとリアルが融合した方が、良いアイデアや企画を作りやすいのですね。
データというのは、過去の経験値やネットなどで調べていけるのですが、
その上で、リアルの声をどれくらい聞けるか?が重要です。
それがないがしろになると、外してしまうのですね。
集客が上手くいかない大きな要因は、コンセプトです。
生の声を聞こうという感覚がないと、そのコンセプト自体がズレてしまう、ということです。
そこで今回は、企画を作る時に、業界の、あるいはネット上で調べた常識だけに囚われない方法を、
今日はお伝えをしてきたいと思います。
大体6割くらいの完成度で、後は「声」を聞きながら修正していく
まずファーストステップなのですが、この言葉をよく使う方は要注意、という言葉があります。
その言葉とは、「普通は」「一般的には」「誰それさんは」という枕詞ですね。
予測値を付けるのは良いのですが、本当の部分は、生身の人間に聞かないと分かりません。
これは、実際にお客様の声を聞きながら、修正をかけていかないといけない部分なのです。
「普通はこう」という思考でスタートすると、それは他の同じようなアイデアや企画の中に、埋もれることになります。
それをマーケティング業界では、レッドオーシャン・ブルーオーシャンというのですが、
業界の常識を踏襲するということは、血で血を洗うレッドオーシャンの中で、もがいて上に上がろうということになります。
ですので、まず業界の常識は常識なのか?というのを疑ってみるのが、大事なのですね。
私は、転職歴が多いので、いろんな業界も知った状態で、
引いた目で見ることができますので、ある思考に違和感を感じるのです。
前提条件をガチガチに作っている状態、
つまり「普通は」といった言葉や、「こういうお客さんはこう」と決めつけた状態だから、
「この料金、この時間、このサービスは買われない」という思考になるのですね。
そういったクライアントさんには、「でもその前提条件は、あなたの頭の中で決めているだけですよね」といった質問を、よく投げかけます。
もしそれが、10人にインタビューして10人がそう答えたら、それは真実です。
でもそうでないなら、あくまでもフラットに、ニュートラルに考えて、本当に支持されるかどうかを見ていきながら、より良い講座に作り上げていくのが、一番おススメです。
私がパン教室をやっていたころ、新しい講座を立ち上げる時は、必ずプレレッスンを行っていました。
先に市場に出して、試してみないと、分からない事の方が多いからです。
お客様の実際の声を聴く、そして改善修正をしてから本講座をリリースしていました。
だから、逆に、失敗する講座が少なかったのですね。
ある程度まで作ったら、もう出してしまって、そこから声を聞きながら修正や調整を行っていたからです。
お客様の声を聞くことで、調整や微調整が、かなり正確に行えるのです。
まずは、こんな感じかな?と当たりを付けて出してみて、そこから声を聞いて、
修正や微調整をかけていく方が、成功までの距離が短くて済みます。
売れてから考えても、まだ間に合うと思いますし、
そもそも、新商品サービスを出そうとしている物に、
お客様が興味を持つかどうかを確認する方が大事なのです。
新しいアイデアや企画で、一番の壁になるのは「自分の固定概念」
何か新しいことを考えていく上で、一番の邪魔になるのは、自分の固定概念だったりするのですね。
たとえば一般的、午後に生徒さんを呼ぶのは難しいのが教室業界の常識ですが、
場合によっては、夕方や夜に来られる場合もあるかもしれません。
基本的に、お客様の属性や傾向は、見ておく必要があります。
しかし、リアルを知るために、お客様の声を聞くことが必要になってきますし、
その際には質問力がカギとなってきます。
「そこを聞き損ねると、企画の作り方が曖昧になる」といった部分や、ピンポイントで刺さる内容にならない、という、重要な部分を質問しなければいけない、ということですね。
たとえば、新しい講座を作ったクライアントさんの内容を見た時、私はよく「それってホント?」と聞くのですが、
それは、個々のお客さんの感情から向き合った時に、それが真実かどうか分からないので、そう聞くのです。
すると、クライアントさんは一瞬、固まるのですね。
「本当も何も、私の頭の中ではこれで決めつけていた」ということだからです。
アイデアを出す、あるいは新しい企画を出す時には、
フラットの素の状態で出すのが、一番良いのです。
これができない人は、レッドオーシャンの中でもがくことになるのですが、
これができる人は、ブルーオーシャンの中で泳げるようになるのですね。
そして、これができるかどうかが、楽に集客できるかどうかのポイントになるのです。
私の時のパン教室で言えば、低糖質のパン教室は、あまり何もしなくても、集客できる状況になっていました。
それは、探されるような内容のブログなどを、何本か書いていたからですね。
そして何より当日はそういうパンの講座が無かった、これが一番の要因でした。
業界の既成概念に縛られない 新しい教室のアイデアの作り方、まとめ
業界の常識というのは、一般から見ると非常識とも言われていたりするのですね。
ですので、まずその業界の常識は常識で、知っておく必要はあるのですが、
個々のお客様の要望を見つけて、加工して講座にするのが、早くて正しい作り方だと感じています。
新しい企画やアイデアを生み出したい時、つい「普通は」「通常は」といった言葉をよく使う方は、要注意です。
その時点で、新しい企画ではなく、ありふれた埋もれてしまう内容になる可能性が高いからですね。
新しいアイデアや企画を考えたいという方は、
ぜひご参考にしてみてください。
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