店舗・教室型集客の体験会とコンサルタント・講師のセミナー集客法の違いとその組み立て方

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こんにちは。

飛常識な経営コンサルタント 高橋貴子です。

 

本日は、

店舗・教室型集客の体験会とコンサルタント・講師のセミナー集客法の違いとその組み立て方

ということについて、お話をしていきたいと思います。

 

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自分のビジネスに合わせて、考え方を変えましょう

本日は、「店舗・教室型集客の体験会とコンサルタント・講師のセミナー集客法の違いとその組み立て方」というテーマでお伝えをしていきたいと思います。

 

若干、内容が分かりにくいタイトルかもしれませんが、(苦笑)

これはどういう事なんですか?というと、

まずビジネスは、いきなり「買ってください」「申し込んでください」と言って、「はい、申し込みます」という人は、まずいません。

 

基本的には、体験会とセミナーということで、「まず知ってもらう、会ってもらう

という段階を経て、信頼していただいた後に、本当のサービスがある、

というように、2段階で商品構成を組んでいくのがセオリーです。

 

今回は、そんな、「まず体験会、あるいはセミナー」があって、

その後に、本当に申し込んでほしいサービスがある、という方のための内容になります。

 

基本的に、教室開業というビジネスは、

一つは店舗や教室、

もう一つは、セラピストや講師に分かれます。

つまり、パン教室やネイルサロンのように、目に見えるカタチでのサービスを提供するビジネスと、

講師やセラピストのように、知識や考え方といったサービスを提供するビジネスで、

体験会、セミナーへの集客方法」が、変わってきますよ、

という事ですね。

 

こちらのブログをお読みの方は、レッスンを中心にした教室をされている方が多いと思いますが、

どういう風にセオリーを組み立てると、体験会やセミナーが満席になりやすいか?

というテーマでお話しするのが今回のブログです。

 

いきなり本サービスに申し込ませるようにしていた、パン教室

なぜ私が、今回のようなテーマでお話ができるのかというと、

パン教室をやっていた頃に、体験会をやっていたことが、まず一つ。

その後、電子書籍セミナーの講師をやって、

今は教室開業のコンサルタントとして、

セミナーも行っています。

 

そういった経験の中で、「体験会やセミナーの基本はコレかな」

と、自分で感じた事や学んできた事があるのですね。

 

では、パン教室をやっていたころの体験会は、

どう集客していたか?というと、

イベントレッスンという形にしていました。

季節で行うスペシャルレッスンという位置づけです。

 

ウェブサイトでは、いきなり本サービスに申し込めるように作っていましたので、

本サービスにいきなり入ってくる方については、体験会はなしでOK、という形ですね。

私の開催していたパン教室は、コース制となっていて、

1回のレッスンで1万円くらいの料金設定をしていましたので、

6回コースだと6万円といった金額になります。

 

パン教室を趣味で…と考えると、一般的には5000円や6000円くらいで習いたい、

と思っている方が多いので、高めの料金設定でした。

また、そもそも私は、コースの方にサイトを見たら1発で入ってもらうことを考えていて、

体験会は挟む気がなかったのですね。(苦笑)

 

なぜなら、体験会で時間を使うよりも、その時間をコースレッスンのために使いたい

(時給単価が変わりますので)と思っていたので、そんな導線にしていました。

 

目的に合わせた、ウェブサイト設計をしましょう

ご自身の教室に、「まず体験会で接触してから入ってもらう」という流れにするのと、

「そもそもウェブサイトを読んだら、すぐ本サービスに入ってもらう

という流れにするのとでは、サイトの作り方が全く変わってきます。

 

ウェブサイトの作りは、そういった目的に合わせて、

設計が変わってくるのですね。

「まず体験会へ」という作りと、「いきなり入会」では作りが違う、

という事を、覚えておいていただければと思います。

(※こちらのサイトは、「体験会に入ってもらうために作っていた」サイトです。)

まず、私のパン教室のように、「そのまま入ってもらう」という方向で組み立てるなら、

先生の人間性や、技術など、たくさんの情報、たくさんのページを伝える必要があります。

 

「その先生を信じることができる」となると入ってくるようになるので、

ウェブサイトで公開する情報量は、当然、多くなりますね。

しかし、一度作り込んでしまえば、集客や成約に手がかからなくなりますので、

後々、楽になっていくというメリットがあります。

 

もし、「ウェブで公開する情報量より、もっと接近してもらってからの方が信頼されやすい

という場合には、体験会に来てもらう方向で設計をしていきます。

 

体験会は、いきなりの申し込みよりもハードルが下がります。

そういう意味では通常は有効な手段と言えます。

 

具体的には、ブログやSNSで告知をしていくと良いでしょう。

 

体験会はリアルな場で集まっていただく事になるので、

集客の見せ方としては、そのたびに集めるという、単発型になっていきます。

 

つまり、「募集してますよ」というのを常に謳っていく必要がありますので、

少し手間がかかるというデメリットがあります。

 

 

普段からの情報発信が、カギとなる?

普段、あまり情報発信をしていないのに、いきなり募集をかけても、

当然ですが集まりません。

また、もし上手に集められても、その後は成約していく必要があるので、

集客が上手でも、成約が苦手な先生だと、満席になりませんね。

 

店舗、教室型の体験会というのは、

会って、信じてもらう」という目的があり、

その先には、「本当に来てほしいコースに申し込んでもらう

という目的がある訳ですが、これがビジネスの基本ベースの考え方になります。

 

そのため、普段からの情報発信の頻度は、

上げていく方が良いですね。

 

ただ、私の場合は体験会を挟みたくなかったので、

わざわざ体験会を目立たない場所に設置していました(笑)

 

それでも、どうにか探して体験会に来る方がおられたのです。

 

そうすると、本コースへの申し込みのための体験会わざわざ探して来られていたので、

本コースへの申し込み率は高かったです。

 

体験会を、体験会にしてはいけない!

この「体験会」について、本当にただの体験会にしていると、

本当に体験だけして、帰っていく人ばかりになります。

 

生徒さんが集まらない…と悩んでいる先生の中には、

こういった「本当に体験だけさせて帰す先生」もいるのです。

 

私が「本コースの案内をしないのはナゼですか?」と尋ねると、

売込みと感じられるのがイヤだから」という先生もおられますが、

ちゃんとビジネスとして教室運営をするのであれば、

「いや、体験会で、本当に体験だけさせて帰したら、意味ないですから。」

といった会話になることもあります。(苦笑)

 

 

講師やカウンセラーは、信頼関係がとても重要

講師やカウンセラーなどのセミナー講師と、パン教室やお菓子教室などの違いは、

いきなり情報を発信しても集まらい」という結果が、

より顕著に出る点です。

 

講師やカウンセラーといった、専門知識といったサービスを提供するビジネスでは、

いきなり情報を発信しても、まず人はあつまりません。

なぜなら、そもそもの信頼関係が、より必要になるからです。

 

「この人が言うことなら大丈夫」という信頼構築をしなくてはいけないので、

メルマガで知ってもらうなどの、長期的な対策が必要です。

 

一定期間、情報を知ってもらって、信頼してくれている方がゴロゴロいる状況で、

セミナーを開催しますよ」とすると、集まるようになります。

信頼関係を築いている人がたくさんいないと、集まらないのですね。

 

 

セミナー内容は、ニーズを基本にしていく

信頼してくれている方が増えてくると、

「セミナー、こんなのやって欲しいな」という声が上がってくるようになります。

 

私も、「こんなセミナー、今期はやらないんですか?」という声が来ると、

「やらないんですか?という事は、ニーズがあるんだな」ということで、

そのまま開催する方向で進めるように考えます。

 

そうすると、「私も参加したかった」という人が出てきたりするので、

3~4名でも集まれば、開催するという事で進めてたりもします。

 

私の場合は、ワードプレス講座(8万円前後)といった高額な講座も持っていますが、

ニーズに応えるように考えていると、すぐに人が埋まることもあります。

特に高額講座の場合は、1人でもいれば、開催してしまっても大丈夫ですので、

ニーズを基本にしていく、というのが一つの方法となります。

 

集客力の決め手は「普段からの信頼関係」

セミナー集客は、普段から信頼関係を構築しているかが、とにかく重要です。

 

信頼関係が作れていると、「こういうセミナーをやって欲しい」という情報も上がってきますし、

こういった「先にコミュニティを持っていて、その中で出てくるニーズに対応していく

という形に持っていく方が、楽ですし、手堅いのですね。

 

「じゃ、いつもいつも声を聞かなくちゃいけないの?」と思うかもしれませんが、

自分で考えて「こういうセミナーやろうと思います」というのを、いったん全てアップした状態まで持って行って、

もし最悪、人が集まらなかった場合は、つぶしてしまえば良いです。

 

ただ、集まらないセミナーを大々的に宣伝してしまって、

人が集まらないとなると、「人気がない」というのがバレるので、

毎回、そういう印象になってしまうと、どんどん集客が難しくなっていきます。(苦笑)

 

逆に、いつも埋まってしまう、という様子が分かっていると、

「埋まってしまうから」ということで集まってくるようになります。

自分の場合は、そのようになっていますが、

この状況にしていくことも、一つのポイントになります。

私は年間120回くらいセミナーをやっていたことがありますが、

単純に、月10回のペースになりますので、それを埋めていくのは、

なかなか大変です。(苦笑)

 

それができた理由は、まず「どんなセミナーにニーズがあるのか」を分析しながら、

最悪1人でもいれば開催をしようかという形で進めていたからですね。

 

 

あなたが求められる理由、を知っておこう

多くの先生は、「このセミナーはどいう目的で、どういう人を集めているか?」と尋ねた時、

ハッキリを答えることができません。

 

漠然としていたり、範囲が広かったりするのです。

 

その結果、「それって、今、別に参加しなくてもいいよね」

という状況になったり、

あるいは無意識のうちに、

「参加して得られるメリットより、家でゴロゴロしているメリットの方が大きい」

といった判断をされてしまいます。

 

人は基本的に面倒くさがりで、行動しないものと考えておく方が良いです。(苦笑)

 

もっと、「今すぐに申し込まないと、絶対に損をしてしまう

という緊急性で合ったり、

ものすごく良い世界が手に入る」というギャップを作った形にしないと、

動いてくれないのですね。

 

基本は、ギャップを作ったものを前提にすべきなので、

ニーズのあるセミナーを、

ちゃんとギャップが感じられる形にして、見せていくことが大切です。

(※ギャップのある画像も↑思わず見てしまいますね。なんでこんなところにスーツ?的なw)

ただ、全てのニーズに対してやると、属性がばらけてしまうので、

自分で、「コレはやる、コレはやらない」という基準を決めていました。

 

たとえばパン講座で、食パンのセミナーをやって欲しいというニーズはあったが、

望まれても作らない講座というのがあったのですね。

 

教室開業の方も、言われたからと言って、必ずしもセミナーを立てるとは限りません。

ただ、ニーズがあるのは見えているので、

セミナーではなく、パーティーなどでそれを取り入れるといった、

自分が楽しむ形で取り入れるようにしています。

 

体験会やセミナーは、まずはやった方が良い対策になりますが、

店舗型・教室型と、セミナーやカウンセラー・セラピストでは、

少しやり方が違ってくる、ということになります。

 

ぜひ、ご参考にしてみてください。

 

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